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五夜【甘い戯れと赦し】
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「桜太・・・」
「・・・ん?」
「・・・好き」
「・・・ふ・・・大好き」
この甘すぎる、胃もたれするような時間がクセになりつつあるのは確かで、それが幸せと思うのは贅沢かな・・・
<好き>を言葉にするのはくすぐったくて、むず痒くて、発狂しそうなほどだけど、1度口にしてしまえば、何度でも言いたくて、嬉しそうに微笑う桜太を見たくて、欲張りになる。
「・・・おぅちゃん」
「なんですか、しぃちゃん」
「おなか、空きませんか」
「・・・お出かけして、モーニングにしますか。ちょっと遅いけど。」
「異論ありません」
「あはは、では、準備して出かけましょうか。」
むずむずして、背中の毛が逆立ちそうな幸せに、悔しくて桜太に抱きついて、
「好き」
「ふふ、わかったよ」
「・・・好き」
「もぉ~、わかったよ、しぃちゃん。俺は大好き。」
・・・甘い・・・。
何度も私は桜太を好きになる。
「・・・ん?」
「・・・好き」
「・・・ふ・・・大好き」
この甘すぎる、胃もたれするような時間がクセになりつつあるのは確かで、それが幸せと思うのは贅沢かな・・・
<好き>を言葉にするのはくすぐったくて、むず痒くて、発狂しそうなほどだけど、1度口にしてしまえば、何度でも言いたくて、嬉しそうに微笑う桜太を見たくて、欲張りになる。
「・・・おぅちゃん」
「なんですか、しぃちゃん」
「おなか、空きませんか」
「・・・お出かけして、モーニングにしますか。ちょっと遅いけど。」
「異論ありません」
「あはは、では、準備して出かけましょうか。」
むずむずして、背中の毛が逆立ちそうな幸せに、悔しくて桜太に抱きついて、
「好き」
「ふふ、わかったよ」
「・・・好き」
「もぉ~、わかったよ、しぃちゃん。俺は大好き。」
・・・甘い・・・。
何度も私は桜太を好きになる。
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