徒然なる恋の話

焔 はる

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三夜【淡き水光】

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「ねぇ・・・我慢、しなくていいから・・・シて・・・?」

煽ってる自覚もなければ、俺の中にあるきったねぇ感情も知らずに、椎娜はただただ純粋に、俺を受けいれてくれようとする。


・・・大切にしたいのも本当なのに、ゴムが取れようが、椎娜が泣こうが、本当はめちゃくちゃにして、俺から受ける快楽だけ感じさせてやりたいっていう感情もあって・・・


けれど、そんな汚い感情を、椎娜の言葉に甘えてぶつけられるわけないし・・・



・・・ただ、愛したいだけなんだよ・・・


ずっと、椎娜を感じていたいだけなんだけどな・・・



「椎娜・・・」


俺は椎娜の背に手を入れ抱き寄せて、


「え・・・?や、っ・・・やだ・・・っ」


「ふっ・・・いい眺め・・・」


「あん・・・ッ・・・」


肩から滑り落ちた、乱れたワンピース。

裾はめくれて、俺のを飲み込んでるのが丸見え・・・。


体勢を逆転して、仰向けに寝転がった俺の腰に上に椎娜を跨らせた。


「・・・椎娜、騎乗位は・・・?」


俺の脇腹に着く椎娜の両膝を撫でて、胎内の1番奥を突き上げるソレをグッ・・・とさらに沈めれば、椎娜は刺激に身体を小さく震えさせた。

今まで、俺が問いかけた中で椎娜は、少しの沈黙の後、初めて、首を縦に振り、「・・・ある」と頷いた。


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