徒然なる恋の話

焔 はる

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三夜【淡き水光】

3-28

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・・・イカせてやりたいけど、きっと椎娜は意識を飛ばす。

椎娜がイキそうなのを感じるけど、俺はグズグズに蕩けたナカから指を引き抜き、「やだ・・・なんで?」と顔を歪ませる椎娜に見せつけるように、視線を合わせたまま、濡れた指に舌を這わせた。



・・・ほら・・・

・・・・・・指なんかじゃなく、俺をもっと欲しがって・・・・・・



・・・もっと求めて・・・



「・・・しぃな・・・指じゃなくて、俺のでイッて・・・」



ベルトを外し、ジッパーを下ろして、いきり勃ったソレに手早くゴムを着け、椎娜を抱き上げ、左右に開いた両足の間、蕩けた泉に熱を打ち込んだ。

「ゃぁァっァアッー・・・!!!」

躊躇せず、再奥までひと息で穿うがつ。

自分の拍動ではなく、突き入れ再奥を押し上げるとドクドクと脈打つ熱さと、キュウキュウとウネる椎娜のナカ。

「っ・・・は・・・し、ぃな・・・ナカ気持ちよすぎ・・・」

危うくイキそうになり、なんとか堪えた。

「ぁ・・・ァ・・・ン・・・は、ぁ・・・」

身体を小刻みに震わせ、それ以上の刺激を受けないように椎娜は呼吸すら小さくする。

「・・・椎娜・・・イッたよね・・・?まだ入れただけだよ」
 
首に腕を回してしがみつき、快感の波をやり過ごそうとするのを、

「やッぁ・・・ッや、だ、ぁ・・・っも、い、ま、や、ァっ・・・」

ゆるゆると腰を揺らす。

ちゅっと音を立て、髪に口付けて、1番深い場所に触れ、激しく抽挿するのではなく、押し当てて揺らした。

「ん・・・ン・・・ぁ・・・アッ・・・」

ドロドロに蕩けた椎娜のナカが、寸分の隙間もなく、俺のカタチを包み込んで飲み込んでいく。


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