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三夜【淡き水光】
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桜太が戻ってくるまでに掃除機をかけ終わり、シーツもベランダに干してしまいたい。
新しいシーツを敷いて、別に・・・昨夜・・・え、・・・えっちをしたからって、なんてことないと、意識なんてしていないところを見せなければ・・・。
うんうん、よし、それでいこう。
脳内の自分と相談をして、作戦を決めたのに、洗面所の鏡に映った私には行為の明らかな痕跡があり「ぎゃっ」っとなった。
赤い痕に結びついて、首元に唇で触れながら桜太が「椎娜」と何度も呼ぶ声まで思い出してしまって、今まで「しーちゃん」としか呼んだことなかったのに・・・「椎娜」っていう言葉がえろい言葉みたいに思えてきた。
なんなの、自分の名前をえろく感じるって・・・
・・・・・・桜太のくせに・・・!桜太のくせに・・・!
・・・っちょっと、か、カッコいいとか、思っちゃったじゃない・・・!!
名前呼ばれるの好きだな、とか・・・
抱き合うのって、肌が触れ合うのって気持ちいいんだなぁとか・・・
あぁぁぁっ・・・ばか・・・!
考えなくても考えてしまうの恥ずかしい・・・!!!!
きっと、桜太なんて余裕に決まってる・・・。
シャワーを浴びたら、割とあっさり、「じゃあ着替えたりして、1時間くらいで戻ってくるから」と帰って行った。
・・・え・・・
なんか・・・あっさりしてる・・・
少し拍子抜けした。
・・・私は、ふわふわしたこの気持ち、どうしたらいいの・・・
あれ・・・?
でも・・・
桜太は、【幼馴染み】じゃなくていいって言ったけど・・・・・・
・・・・・・どういうこと・・・・・・????
新しいシーツを敷いて、別に・・・昨夜・・・え、・・・えっちをしたからって、なんてことないと、意識なんてしていないところを見せなければ・・・。
うんうん、よし、それでいこう。
脳内の自分と相談をして、作戦を決めたのに、洗面所の鏡に映った私には行為の明らかな痕跡があり「ぎゃっ」っとなった。
赤い痕に結びついて、首元に唇で触れながら桜太が「椎娜」と何度も呼ぶ声まで思い出してしまって、今まで「しーちゃん」としか呼んだことなかったのに・・・「椎娜」っていう言葉がえろい言葉みたいに思えてきた。
なんなの、自分の名前をえろく感じるって・・・
・・・・・・桜太のくせに・・・!桜太のくせに・・・!
・・・っちょっと、か、カッコいいとか、思っちゃったじゃない・・・!!
名前呼ばれるの好きだな、とか・・・
抱き合うのって、肌が触れ合うのって気持ちいいんだなぁとか・・・
あぁぁぁっ・・・ばか・・・!
考えなくても考えてしまうの恥ずかしい・・・!!!!
きっと、桜太なんて余裕に決まってる・・・。
シャワーを浴びたら、割とあっさり、「じゃあ着替えたりして、1時間くらいで戻ってくるから」と帰って行った。
・・・え・・・
なんか・・・あっさりしてる・・・
少し拍子抜けした。
・・・私は、ふわふわしたこの気持ち、どうしたらいいの・・・
あれ・・・?
でも・・・
桜太は、【幼馴染み】じゃなくていいって言ったけど・・・・・・
・・・・・・どういうこと・・・・・・????
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