徒然なる恋の話

焔 はる

文字の大きさ
上 下
42 / 617
二.五夜 【想いはカタチを変えて】

2.5-9

しおりを挟む
「おぅ、たっ・・・」

名を呼ぶ甘い声。

俺は椎娜のナカに入れる指を2本から3本に増やし、イイトコロを押し潰して、押し上げて、擦り、高みへと引き上げる。

そして・・・。

「やっ・・・!あぁっっ・・・!」

一際甘く、俺の耳を侵す声と共に、蜜が溢れていたそこからは、腕や胸にかかかるほど透明な体液が飛び散った。

椎娜は全身で呼吸をしながら、ビクビクと体を震わせる。

「・・・しーちゃん・・・」

力が抜け、ぐったりした椎娜を抱き起こし、
胡座をかいた格好になった俺に跨るように座らせ、そっと抱きしめた。

「・・・こんなに細いのに・・・こんなに小さいのに・・・ずっと俺は守ってやりたかったのに・・・」

見守ることで幼馴染みという居場所を維持しようとした、1番バカなのは俺だ・・・。

けど・・・

「なんで・・・なんでそんな・・・椎娜のこと、本当に愛してない男とばっかり付き合ってたんだよ・・・。」

なんで気づかなかった・・・

なんで・・・そんな男に体も心も預けたんだよ・・・

俺なら嫌だって言うほど愛してやるのに。

抱きしめる腕に力を込めた。

「しーちゃんが可愛くて、俺、大好きなんだよ・・・。しーちゃんが幸せなら、他の男とでも幸せなら、幼馴染みのままでよかった。それが変わらないものなら・・・。でも、そうじゃないなら、幼馴染みなんていらない・・・」


椎娜の後頭部を支え、唇を重ねた。


椎娜しいなは俺がもらう」


ビショビショに濡れたショートパンツと下着、邪魔なキャミソールも脱がせて、一糸まとわぬ姿の椎娜を組み敷き、首、肩、胸、腹、ヘソ、下腹・・・と口付け、脚を抱えるように持ち上げて開かせる。


「やっ・・・!ま、やだっ、やめ、てっ」


何をされるか察した椎娜がなんとか抵抗を試みる。

脚を閉じようともがき、体を捩り、起こそうともがくが、逃がすわけない。

開いた脚の間で左右の太腿の内側に口付けて小さな痛みとともに、紅い花を散らす。


そして。


ちゅぷ・・・


「んんっー!」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

隣の人妻としているいけないこと

ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。 そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。 しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。 彼女の夫がしかけたものと思われ…

これ以上ヤったら●っちゃう!

ヘロディア
恋愛
彼氏が変態である主人公。 いつも自分の部屋に呼んで戯れていたが、とうとう彼の部屋に呼ばれてしまい…

ミックスド★バス~家のお風呂なら誰にも迷惑をかけずにイチャイチャ?~

taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。 お互いの部屋のお風呂で、人目も気にせず……♥ えっちめシーンの話には♥マークを付けています。 ミックスド★バスの第5弾です。

サディストの飼主さんに飼われてるマゾの日記。

恋愛
サディストの飼主さんに飼われてるマゾヒストのペット日記。 飼主さんが大好きです。 グロ表現、 性的表現もあります。 行為は「鬼畜系」なので苦手な人は見ないでください。 基本的に苦痛系のみですが 飼主さんとペットの関係は甘々です。 マゾ目線Only。 フィクションです。 ※ノンフィクションの方にアップしてたけど、混乱させそうなので別にしました。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました

ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら…… という、とんでもないお話を書きました。 ぜひ読んでください。

処理中です...