徒然なる恋の話

焔 はる

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一夜【 淡き光 】

1-18

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桜太の動きに合わせ前後に腰を揺らすと、湿った皮膚と皮膚がぶつかり、ぱちゅ、ぱちゅ、と音が響く。

「し、ぃな、ちょ、待ってっ・・・えろすぎっ・・・なに、そのかわい、ぃの・・・っ」

「やぁっ・・・も、っと・・・奥にほし、ぃよ・・・」

「っく、もうっ・・・!」

桜太は両手で私の腰を掴み、ゆっくり引き抜き、動きを止めた。

え・・・?

「おぅた・・・?」

私が振り返った瞬間。

ずぶっっっ・・・!!

「んやぁぁぁ・・・!」

タメが出来ていた、気が緩んだ一瞬。

最奥へと突き立てられた雄のソレ。

「は、ぁ・・・くぅ、んぅ・・・」

激しい圧迫感は1度目とは全く違い、最初から快感を与えてくれる。

「ほら、椎梛、全部入ったよ、椎梛のナカ。俺でいっぱい。椎娜の好きに動いていいよ。」

・・・何も考えられない。

わかるのは、私の1番深いトコロを満たしてくれているのは桜太だということ。

「んっ・・・んっ・・・あっんッ、おぅ、た、っ・・・お、ぅた、ぁ・・・」

私は桜太の声に導かれるように腰を揺らす。

私が膝を着いていても、体格差のせいで、貫かれたまま少し腰が持ち上がってしまう。

そのせいで、奥に押し当てずとも、私のナカを桜太に強く擦られる。

「あぅ・・・んんっ、きも、ち、ぃぃよぅ・・・」

ひと晩で、こんなにも淫らな自分を知った。

桜太が与えてくれる快感を貪り、熱をもっと欲しいと強請る。

そんな私を、桜太は・・・

「っ、椎梛・・・」

ずちゅっ!

「あぁっ」

両腕を掴んで背後に回し、桜太は箍が外れたように、私の1番深い場所を犯す。

「あっアッあっンッく、ぅ、ん・・・やっ、はぁ、だ、めぇ、こわ、れちゃっ、んゃぁッ・・・き、もちいっ・・・ッン・・・ひっあぅっ・・・もっと、し、てっ・・・おく、ほし・・・っ」

「くっ・・・ふふ、椎梛、飛んじゃった?可愛い・・・奥に欲しいの?」

私の最奥に張りつめたソレを叩きつける。

ぐっと怒張が増して、その瞬間がもうすぐ訪れるのだな、とぼんやりとした頭で思った。

「お、ぅた、ぁっ、んっい、く、イっちゃっ、あっ、アッ・・・やぁッ・・・!んんっっ・・・」

「っぅっ・・・」

解き放たれる一瞬、硬さを増したソレで激しく私を貫く。
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