徒然なる恋の話

焔 はる

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一夜【 淡き光 】

1-13

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「うぅ・・・おなか、くる、しぃ・・・ナカ、おぅたでいっぱい・・・」

「っ・・・!もぅ・・・そういうこと、この状況で言うとか、わかってないでしょ・・・!」

「きゃぅ・・・!」

桜太は、少し引き抜き、腰を沈める。

それだけで破壊力は凄まじかった。

体が2つに引き裂かれるような重量感に、私の胎内から何かが引きずり出され、掻き出されるような快感が襲う。

「やっ、あっ・・・だ、め、それ、やだぁ・・・」

「なんで?もう椎梛のナカ、俺のに馴染んできてるよ。ほら」

ずちゅ・・・

抜けちゃう、イヤ・・・行かないで・・・

浅ましくも、そう思ってしまった時には。

じゅぶっ・・・

再び深く貫かれる。

「あぁァッ・・・!」

「ね・・・?椎梛のナカ、締めつけてくるもん・・・っ・・・よすぎて俺がもたない」

「・・・っ・・・おぅた・・・」

「ん・・・?」

桜太の名を呼びながら、無意識に、腰を揺らしていた。

「ちょっ・・・椎梛っ?」

「おぅ、たぁ・・・もっと、して・・・」

ほしい・・・。

この美しい獣が。

与えてくれる温もりが、広がる熱が。

もっと、深く繋がれたら・・・。

「っ!もぅ・・・知らないからな・・・!」

桜太は、深く繋がったままのそこに、更にぐっと突き入れる。

「んんんっ・・・!!はぁ・・・うぁぁ・・・っ」

そのまま腰を揺らし、最奥をノックをするようにトントンっと一定のリズムで私の一番深い場所に刺激を与える。

「あっあッあッ・・・、お、ぅたぁ、そ、れっッ・・・そこ、ンゃッ、ぁっ・・・き、もち、ぃっ・・・んっ、ぅん、ッ」

「ふふ、ね。ん・・・俺も、しぃな、のナカ気持ちぃ・・・っ」

でも、もっと深く入りたいな・・・。

桜太はそう言うと、入り口付近まで引き抜き、ぐちゅっと音を立てて腰を打ちつけた。

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