52 / 70
八章
夜の蝶は秘密を抱いて苗床となる③⑤
しおりを挟む「あら美比呂様・・・掻き出しても掻き出してもナカからこんなに溢れてきて・・・これは・・・ふふ、晃介様のモノか、ユウキのか・・・どちらのでしょうね」
「あッ、ぁ、んぅ・・・」
ヒナさんの指が私のナカを深く掻き混ぜる度に、ジュク、ぐちゅ、と粘つく音が生まれ、ヒナさんによって乱される私を行為を終えた晃介さんとユウキくんが下ろしていた。
「可愛らしい声を上げていらっしゃるのに物足りなさそうにモジモジして・・・」
「!んっ、ぁッ、あッぅ・・・!」
「こら、ヒナ」
「・・・申し訳ありません、悔しくてつい・・・」
苦笑いをする晃介さんに窘められたヒナさんは、指を4本に増やして私のナカに突っ込み、クリトリスにギリッと噛みついたのだ。
「何もお前が美比呂を犯したいというのなら、あるだろう?お前にも・・・」
え・・・?
「・・・晃介様・・・それは・・・」
「いいじゃないか、美比呂はヒナのことも気に入っているようだ。お前もそうなんだろう?」
「・・・でも・・・」
2人の会話の意図が読めず、膣壁をざり、ざりとゆっくり擦る指を感じながら私はぼんやりと晃介さんを見上げ、視線を交えた晃介さんの手に支えられながら起き上がると、
「え・・・?あ、え、え・・・???」
晃介さんの手が添えられ導かれた私の手が辿り着いたのは、黒いストッキングの足を這い上がった先の、
「・・・・・・え??あ、え、え???な、ん・・・え??」
「ふふふ、驚くのも無理はない。ヒナはね・・・特別なんだよ。」
混乱した頭は理解できない。
だって・・・なんで・・・??
美しいヒナさんの身体の中心・・・スカートを押し上げるソレは・・・
「え・・・??ひ、な、さん・・・」
「・・・怖いですか・・・?美比呂様・・・」
ヒナさんのスカートを捲り上げるように内から押し上げているのは、紛れもない・・・男性器だった。
「・・・・・・聞いた事はあるだろう?ヒナは女性としての身体に、男性器を持つ両性具有の身体なんだよ。」
勃起して立ち上がるのは、何度も目にした男性のソレ・・・
怖いですか?と私に問うヒナさんは、先ほどまでの自信に満ちたノラの姿ではなく、怯えを宿した瞳で私を見つめていた。
「・・・出来損ないなんです、女性としての機能も、男性としての機能も、どちらも完璧に有していて、妊娠する事も、孕ませることもできるなんて・・・研究対象としての価値しかないんです(笑)」
可笑しそうに、自嘲して笑うヒナさんの肩に晃介さんが触れた。
「・・・そうじゃない、それはギフトだよ、ヒナ。」
晃介さんがユウキくんに目配せをしてヒナさんを抱き上げてベッドに運び、ユウキくんが私を抱き上げてベッドへ運んでヒナさんの前に私を降ろした。
「ヒナさん・・・」
「・・・美比呂様・・・」
指を絡めて握り合い、どちらともなく唇を重ねた。
ちゅく・・・
ちゅく・・・
甘い唾液が混ざり合い、舌先を触れ合わせて撫で合うように擦っているうちに私の中心は心地よさに痺れ始める。
「ん、ふ・・・ぅ・・・は、ァ・・・ひ、なさ、ん・・・」
私の髪に指を撫でたヒナさんが、ゆっくり私を押し倒してベッドに沈めた。
そのまま両手の指を絡めてベッドに縫い付けるように押し付け、身体を割り込ませた私の中心に滾るソレを押し当てて擦り、にっちゅ、ヌッチュと水音は増し、苦し気に私を見下ろす美しいヒナさんしか私は見えなくなっていった。
「ぁ、あッ・・・ん、ぁ・・・」
「美比呂、様・・・すごい、こんなに濡れて・・・」
「だって・・・ヒナさんの・・・ッ・・・おちん、ちんッ・・・ソコばっか、り・・・ッ」
クリトリスを潰しながらコリコリと擦り、気まぐれに蜜壺に捻じ込ませようとクプクプと入り口に食い込ませるから、期待させながら、勿体つけながら与えてもらえなくて私は切ないソコをヒナさんのおちんちんを求めて、みっともないくらいに愛液を溢れさせてしまう。
「嬉しい・・・美比呂様、ヒナのペニスが欲しくてそんなにおまんこを擦りつけて下さるのですね・・・」
「ッあンッ・・・ん、ぁ、ぅ・・・ッ」
グブッ、と深く沈んでもそれはきっと先っぽだけで、すぐに引き抜かれてしまって私の一番深い場所は欲しくて欲しくてさらに涙を流す。
「あら・・・またそんなに蜜を零して・・・」
チュク
ちゅく
くちゅ・・・
「ふ、ぅ、ん・・・ね、ぇ・・・ヒナ、さん・・・おねが、い・・・」
「・・・・・・美比呂様・・・欲しいですか?ヒナの・・・ちん〇・・・」
「ぁ、ァ・・・あん・・・ほし、ぃ・・・」
ほら、ほら・・・と、ヒナさんは私に言わせようと、おちんちんの先っぽを少し捻じ込んでは引き抜き、食い込ませては腰を引いて私の言葉を促した。
「・・・美比呂様・・・ヒナ、まだ女性に出したことはないんです・・・だから、このまま美比呂様のおまんこに挿れたら、美比呂様のナカをヒナの精液でいっぱいにするまで抜きませんよ?それでも欲しいですか?」
「ッ・・・」
「・・・ふふ、心配する必要はなかったようですね」
妖艶な笑みを浮かべて私に口づけるヒナさんの口から吐き出された卑猥な言葉の数々に、ブーゲンビリアで淫らな行為の次々を経験した私の身体は誤魔化しようのないくらい切なく疼いて、子を宿しても尚、雄を求める淫猥な身体は甘い痛みすら伴って悦びの蜜を零していた。
0
お気に入りに追加
166
あなたにおすすめの小説
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。


どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる