秘密~箱庭で濡れる~改訂版

焔 はる

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八章

夜の蝶は秘密を抱いて苗床となる③③

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「ほんっっっとうに申し訳ありません!!」



苦笑する私と晃介さんの足元で床に頭を擦りつけるように土下座をするのは、少し前に目を覚ましたユウキくん。



「お、お客様の膝枕で眠りこけたあげく、起こされるまで爆睡するなんて僕は・・・っ僕はどんな罰でもお受け致します・・・!!!」



「ユウキくん(笑)私も晃介さんも怒ってないから顔を上げて(笑)」



ユウキくんは顔面蒼白で切腹でもなんでも致します、とんでもない粗相をやらかしてしまったとかれこれ10分程こんな状態だ。



「いえ・・・っそれでは僕のノラとしての、まだ見習いですがノラとしての矜持に反します!あぁぁ・・・僕はなんてことを・・・」



私と晃介さんは顔を見合わせ、どうしよう、困ったねとユウキくんが納得して罰とやらを諦めてくれる方法はないか思考を巡らせた。



「そうだな・・・罰なんて与えるつもりはないんだが・・・それではユウキが納得しないだろうから、何か、俺たちを愉しませてくれないか?」



「はい!仰ることならなんでも致します!!」



パッと嬉しそうに顔を上げたユウキくんだが、彼もまた今晩、初体験となる辱めを受けることになるのをまだ知らないのだった。





ーーーーーーーーーーーーーーー




「ぁ・・・あの・・・これ、は・・・」



「わぁぁぁっ可愛い、すごく可愛い、それに男の子なのに元が整ってるから物凄く美人!!」



私たちの部屋に持ち込まれた衣装やメイク道具、黒髪のウィッグの数々を身に着ける人物に合わせてセットしたヒナさんの手により完成した美少女・・・いや『男の娘』はユウキくん。



「ほぉ・・・これは面白いな。」



晃介さんも面白そうにユウキくんを見つめる。



メイド衣装をベースにミニスカートから伸びるスラっとした足には黒のガーターベルトに黒のニーハイ、そしてピンヒール、腰まである艶のある黒髪ウィッグにメイクは元の質感を生かしたナチュラルメイクに赤いルージュが官能的で、恥ずかしがってスカートの裾を抑えるユウキくんがとても可愛らしく出来上がった。



「ヒナさんっとても素敵です!」



「勿体ないお言葉です。」



ニッコリ微笑みヒナさんは、



「!ちょッヒナさんっ」



「中はこのように・・・」



裾を抑えるユウキくんの手を払いのけ、スカートをめくったヒナさんが『こちらをご覧あれ』と披露したのは、両サイドが蝶結びになっている黒い女性用Tバッグを身に着けたユウキくんの大事な場所。



「ひゃぁ・・・すごい・・・とても・・・えっちよ、ユウキくん・・・」



「素材がいいので私も少々張り切らせて頂きました。」



左胸に手を当てて頭を下げるヒナさんも楽しそうだ。



「ヒナ、やはりお前はいい仕事をするな。」



両手で顔を覆うユウキくんが羞恥心から真っ赤になり、完全に私たちの玩具として晒しものになっている。



「すごいな・・・どう見ても女の子にしか見えないな。」



立ち上がった晃介さんが関心しながらユウキくんの周囲をゆっくりと周回している。



「・・・それなのにココには・・・」



「ぁっ・・・」



「くく・・・なんだ、そんな反応をしたらある・・のがわかってしまうな。」



スカートを捲られて丸見えのソコは、レースをあしらった透け感のある布地を盛り上げてしっかりと男の子の証を主張してしまっている。



「ァ、ァっ・・・」



晃介さんが男の子に触れるのを見るのは初めてで、布越しにソコを撫でられてユウキくんは甘い声を上げ、



「裾をしっかり持って立ちなさいユウキ。」



「は、い・・・ごめ、んなさ、い・・・ぅ、ぁァッ」



クチュ


ニチュ・・・



「スケベな身体だな、そんな格好をして、触れる前からちん〇を勃起させて・・・撫でているだけなのに感じているのか。」



「ん、ンン・・・」



晃介さんの言いつけを守り、自分の手で裾を捲ってくっきり浮き出る前の膨らみは、ゆっくり撫でられる度にビクビクと反応して布にはやらしいシミが広がっていく。



「そうだ、ユウキ。俺が出ている間、美比呂にどんな風に可愛がられたのか俺に教えてくれないか?」



「ふ、ゥ・・・え・・・?」



「きっと美比呂のことだ。気に入ったお前をそれはそれは可愛がったのだろう?俺にそれを教えてくれよ。」



興味半分、嫉妬半分の晃介さんの言葉に、ユウキくんは戸惑いの色を浮かべた瞳で私に救いを求めるが、私はにっこり笑って頷いた。



「ッ・・・わかり、ました・・・」



晃介さんをベッドへ座らせ、スラックスの前を寛げたユウキくんが足の間にしゃがみ、下着の中から取り出した晃介さんのペニスに手を添えた。



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