秘密~箱庭で濡れる~改訂版

焔 はる

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八章

夜の蝶は秘密を抱いて苗床となる②③~side by 咲藤~

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どうして、どうしてあいつが許されたのだ。


晃介様の目の前で美比呂との交合を許されたのは、俺ではなくユウキだった。


ユウキの何が晃介様の興味を引いたのかわからない、今までどんな男が美比呂に興味を持とうが、ブーゲンビリアという非日常の場所であっても複数プレイに及んだり、他の男が美比呂に触れる事を許すなんてことは晃介様の中にはなかったはずだ。


・・・


・・・・・・なのに・・・・・・


・・・・・・・・・それなのに・・・・・・!!!!


俺がいることを知っていて尚、晃介様はユウキを選び、ユウキが美比呂を抱くことを自ら望み、許した・・・。


俺には、自分が美比呂をいたぶり、みっともないほどに喘いで啼く美比呂をただコテージの外から『見ていろ』という指示しか与えなかったにも関わらず、ユウキには自分と同じように抱くことを許した・・・



美比呂を散々抱き潰し、晃介様の精にまみれた胎内を貫くことをユウキに許した・・・



・・・・・・それが俺には屈辱や嫉妬すら通り越して怒りとなり、晃介様の部屋付きのノラとして宛がわれることとなったユウキへと向くコトになる。








「ッ・・・!ぅ、ぁぅッ・・・は、ァ、ッ・・・さ、き・・・ッ・・・と、さ、・・・まッ・・・」



「・・・黙れ。ちゃんとケツを上げていろ。」



「ぐ・・・ぅ・・・ぁ、ハ、ッ・・・ァ、あァッ・・・ッ」



晃介様が美比呂を連れて食堂へ向かってすぐ、ソファーや廊下の行為後の片づけをするユウキを俺は拉致るようにして部屋へと連れ帰り、ベッドに押し倒して準備もなくユウキを犯した。



ベッドに四つん這いにさせたユウキの両手を背中で纏めて縛り、尻だけを上げさせて硬くなった肉棒を捻じ込んでナカを掻き混ぜ、「痛い」と呻くユウキに泣くことは許さず、雑に扱い、ユウキを使って独りよがりの自慰をするように立て続けに2回熱を吐き出した。



「ァ・・・あ・・・ぅ・・・ふ、ぅ・・・ぅ・・・ッぐ、ァ・・・、あ”、あ”ァッ」



「・・・乱暴にされてそんなに勃起させて、男に犯されるのがそんなに好きか、ユウキ」



ノラは逆らえない。



現にユウキは、俺に犯されながら達し、休む間もなく突かれているうちにまたソコを膨らませ、ボタボタと射精をする。



「ん、ぁ、ぅ・・・は、っ、ぁ、ァ、ッ・・・」



ユウキの髪を掴み、上体を起き上がらせて繋がったソコを揺さぶり、速度を速めてピストンをすれば、女のようにしなやかで細いユウキの身体は艶めかしく胸を反らせて小さく勃ち上がった乳首を主張した。



「・・・ッく、あッ、やァッ・・・!ち、くび・・・ッ、やァッ・・・!」



「は・・・女みたいに喘ぐな。男に犯されてケツでイケるくせに、なぜ美比呂に反応したんだ?ケツに出されて射精して、乳首を捻られて・・・なんだ、これでイッたのか、ほんと・・・お前の身体はメスじゃないか」



バジュッ


グボッ


グブッ


ブジュッ



吐き出した白濁にまみれた肉棒は、ユウキのアナルを出し入れする度に汚い音を立てて赤い粘膜を連れてくる。



乳首を摘まんで捻り上げ、俺のよりは小さいが晃介様が言っていたようにまぁ、立派と言えなくもないソレを握って扱いてやれば、立て続けに襲う快楽に耐えかねたユウキは逃げようと身体を捻り、けれど両手を縛られて逃げることも許されず、俺の胸に背中を預けて、女のように泣きながら、可愛らしい顔で俺に懇願した。




「・・・ッ・・・っ・・・ね、が・・・ぃ、しま、す・・・っ・・・っ・・・」



背中を摺り寄せて震える身体で肌を合わせて自ら腰を揺らし、俺に握られたモノを俺の手が扱くのに合わせて腰を振り、



「・・・お前は晃介様が犯した美比呂を介して晃介様と繋がった・・・それだけで罪深い・・・」



「っッひ、ぐッ・・・あ”ぅ、ッ・・・う、あァァッーーッ」



根元まで埋め込み、2つの袋ごと握り込んで、ユウキが放った精を塗りたくった手で竿をグジュグジュと上下に扱き、手のひらで亀頭を捏ね繰り回しているうちに、ユウキは俺の手の中で硬さを増していく。



「や、だッ、やだやだっ、も、ヤ、だァッ、ァッあッ、あ、あっ・・・っあっ」



「(笑)乳首もちん〇も、ケツでも感じられて本当に淫乱なメスの身体だよ、お前の身体は。」



「っ、ぅぐ、っ・・・ん、ン、あっ、あァっ、も、い、き、たっ・・・ぃ・・・イキ、たい、っ・・・で、す・・・っ」



「・・・そうか、イキたいか・・・なら、強請れ、俺に泣いて強請れ。そして、詫びろ。俺が満足したら・・・イカせてやる」



「ッ・・・ァ、ァ・・・ごめ、なさ・・・ッ・・・みひ、ろさま、とつながって・・・ッ・・・こう、すけ、様が抱いた、ッ・・・あぅッ・・・み、ひ、っ・・・ろ、さま、と・・・ッ・・・ぅ、うァッ・・・」



グジュ

グブッ

ぶちゅっ

グチュッ



ユウキの頬を涙が滑るのを鏡越しに眺めながら、噛みしめた唇から僅かに血が滲み、絞り出す声音に俺は更に昂っていく。



「ほら、喘いでないで続けろ。晃介様が抱いた美比呂と、なんだ」



バチュッ



「ァッ・・・!ぁ、ァ・・・ッ・・・ッ、は、・・・こ、ぅ、すけ・・・ッ・・・さ、ま、が・・・ッ・・・だい、た・・・ッ・・・み、ひろさま・・・と・・・せ、っくす、して・・・ご、め、っ・・・な、さ・・・ッ」



「あぁ・・・それと?」



「・・・?そ、れ・・・と・・・?」



「・・・・・・わからないか?」



グブッ



「ッぅ、ぐッ・・・」



「お前は、晃介様が注いだ美比呂のまんこを舐めた。精を舐め、飲み込み、ナマで突っ込んで交わった・・・この俺が叶わないことをお前は・・・なぜお前なんだ・・・!!」



自由にならない身体をガクガクと揺らし、傀儡のように俺の好きなように蹂躙されてユウキは泣きながら「許して、赦してください」と涙と唾液、体液にまみれて、



「も、やだッ・・・も、ぁぁッ・・・ッ!?な、んッ・・・なん、でッ・・・?!離してッ・・・はなしてよぉッ!!」



「だめだ。それじゃあ仕置きにならないじゃないか。イキたいのにイケないのは辛いだろう・・・?だがお前はこれ以上の苦しみを俺に与えた。それを思い知るがいい」



嫌でも笑いを抑えきれない。



イキたいとゴネるユウキのちん〇の先端をジュブジュブと扱いて張り詰めた瞬間・・・



・・・・・・解放してやらずに根本握って力をこめ、ソレを封じた。



「ッあ”、ぁ、あ”ぅ・・・ゥふ、ぅ、う、ぁ・・・ん、ん”、ぅ、ぐ・・・は、・・・なん、で・・・」



溺れたように口をパクパクさせ、ユウキは目を見開いたまま意識を手離し、ベッドに身体を沈めた。



まだ勢いを保ったままユウキのナカから抜けたソレを扱き、意識のないユウキの身体を染めるように射精し、好き勝手に、身勝手にユウキを扱ったことでようやく満足した俺はその横に身体を投げ出して煙草に火を点けた。





・・・晃介様は手に入らない・・・



・・・・・・・・・最初は可愛らしく気に入っていたユウキも、結局は晃介様に気に入られ、晃介様が愛する美比呂も気に入って、俺では手に入らない関係になった・・・・・・




・・・どうして俺ではない・・・







・・・・・・こんなに・・・・・・こんなに・・・・・・・・・






・・・・・・愛しているのに・・・・・・
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