秘密~箱庭で濡れる~改訂版

焔 はる

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八章

夜の蝶は秘密を抱いて苗床となる②⓪

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「・・・ぁ、ん・・・」



若いオスのノラはピチャピチャと音を立てて美比呂のソコを舐め、啜り上げた。



「・・・どうだ、女の蜜と雄の精の混ざり合った体液の味は。」



熱をはらんだ咲藤の声は興奮の色を隠せてはいない。



ゆっくりと立ち位置を変え、ソコがハッキリと見える場所に移動しながらも視線は釘付けで、組んだ腕を掴む指先に力が入っているのがわかる。



「・・・は、ァ・・・おい、ひぃ、です・・・」



ぴちゃ・・・


くちゅ・・・



「ん、ぅ・・・ぁ、ァ・・・こう、す、け、さん・・・」



足を開かせている俺の手に触れ、美比呂が俺の胸にすり寄って、俺ではない男にソコを舐められながら、艶めかしい声をあげる。



「・・・どうした、美比呂。俺ではない男の舌にも感じているのか?」



「ん、ん・・・ごめ、な、さ・・・ぃ・・・わた、し・・・こ、ぅ・・・すけさ、んじゃ、ないひ、と・・・なの、に・・・」



「いいよ、美比呂・・・お前の身体は俺がじっくりと時間をかけて躾けてきた、一等に淫らな身体なのだから・・・」



・・・けれど、あとでお仕置きだ。



低く唸るように美比呂の耳に吹き込んでやれば、何を想像したのか美比呂は身体を震わせ、嬉しそうに俺に身体を預け、ソコをヒクつかせたのか、



こぽ・・・っ



「ぁ・・・また溢れて・・・」



胎内からはさらに白濁が溢れ、ノラはむしゃぶりつくように美比呂のまんこに顔を埋めた。



「僕が全て・・・綺麗にして差し上げます・・・」



「っん、くぅ・・・ん、は、ァ・・・ぁ、ん・・・」



「どうした、美比呂。俺の位置からじゃ見えないから、お前のまんこをどうされているのか俺に教えてくれないか。」



「や、ァンッ・・・」



ワンピースの下で揺れる豊かな胸を揉みしだき、乳首を捻って摘まみ上げると、ノラをの顔を太腿で挟み込むように足を閉じようとする美比呂に、



「美比呂、足を閉じないでどうされているのか俺に教えてくれないか?俺の美比呂が他の男にまんこを舐められ、いやらしくキモチよさそうに喘いでいるのに、俺からは見えないのだから」



「ァ、ァ・・・こぅ、す、けさ、ん・・・みひろ、の・・・ッ・・・くり、トリス・・・ッ・・・舐め、られ、てッ・・・」



「うん・・・」



「あぁッ・・・ナ、カ、に・・・ッ・・・ある、こ、ぅすけ、さん・・・んのッ・・・指、と舌、で・・・ッぐちゃ、ぐちゃ、って・・・掻き、ださ、れちゃ、ッ・・・って、る、の・・・ッ」



「そっか、よくわかったよ美比呂・・・それでお前はそんなに感じてるわけだね・・・本当に淫乱な女だ。」



ギリッ・・ッ



「!!ッァ、っくぅ、ンッ・・・や、ぅ・・・ッ・・・ち、くびッ・・・つよ、くしちゃ・・・ッ・・・あか、ちゃ、んッ・・・」



「・・・あぁ、すまない・・・ごめんよ、美比呂・・・そうだね、乳首はあまり刺激してはいけないんだったね」



「あ、ぁ・・・」



「美比呂が他の男に触れられて感じるなんて、こんなに嫉妬すると思わなかったよ」



強くシてしまった乳首を優しく優しく撫でながら、美比呂のソコにむしゃぶりついてナカに指を入れて掻き出しては舐め、飲み干していくノラに1つ指示を与える。



「君。名前は?」



「ぁ・・・ユウキ、と申します」



「そうか、ユウキ、君にされるのを美比呂は気に入ったようだ。このコはとても淫らでね・・・それだけでは足りないようなんだ・・・」



「・・・え・・・・・・こ、ぅ・・・すけ、さん・・・?」



不安そうに響く美比呂の声を聴き流し、黒髪にまだあどけない少年のような顔つきのユウキに、



「・・・美比呂をイカせてやってくれないか?」



俺は微笑みかけた。



美比呂に他の男が触れたらと思うと独占欲から気が狂いそうなほどだったのに、こうして美比呂よりも若いであろう男がソコを舐めているということに、俺は昂りを覚え、俺以外の男に貫かれたら美比呂がどうなるのか、俺はどう感じるのか、好奇心に激しく興奮していた。



「・・・でも・・・」



体液にまみれ、濡れて汚れた口元を指で拭いながら、ユウキはチラっと美比呂を仰ぎ見て反応を伺っている。



「なぁ、美比呂・・・俺はこれまで君に他の男が触れたらと思うと気が触れてしまうのではないかと思っていたんだ。俺が育てたこんな極上の身体を他の男が貫き、快感を得てナカに吐き出すのか、とね・・・だが同時に、せっかくココに来たのだから、いつもは出来ない経験を経た君がどんな風に美しく咲いていくのかも見てみたいんだよ」
 



だからほら、美比呂・・・




「俺のお願い、聞いてくれるね・・・?」




綺麗な首筋を隠す髪をよけて白く細いうなじをさらし、唇を押し当てて赤い痕を残す。




「ぁ・・・で、も・・・」



「・・・大丈夫、ノラたちは客を快楽に導く術を心得ている。それに、俺以外の男は晃臣しか知らないだろう?ただ腰を振るだけのセックスしかしないあいつよりきっと、ユウキは美比呂に快楽を与えてくれるはずさ。」



「・・・美比呂様・・・」



見上げるユウキは優しく美比呂に問う。



「・・・っ・・・」



・・・美比呂・・・君は俺の願いに逆らえない、そして、身体が欲する未知の世界を知る好奇心にも・・・



だって、そうなるようにココに連れてきたのだから。



美しい美比呂がもっと美しく、もっと淫らに淫蕩な雌として俺を求め、快楽に従順になるように、ココへ連れて来たのだから。
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