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六章
狂い咲き四つ巴の雌雄~side by 智樹としのぶ④~
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会ってセックスの流れになればバレてしまうから会えない、それは私のメンタルにとても負担でストレスで、断る理由にも限界があり、私は智樹、久希、ミナミからの連絡を片っ端から無視していた。
心苦しくないわけがない。
会いたくないわけがない。
こんなことをして、一方的に関係を断つようなことをして嫌われてしまうかもしれない、けれど、バレて軽蔑されたり3人と一緒にいられなくなる方が嫌だと悩んでいる間に時間だけが過ぎてしまった。
私が3人と会えなくするためにあの人は私の身体に痕を残す。
嫌だと言っても、泣いて頼んでも弱みを握られた私はそれ以上あの人に逆らえずに言いなりになるしかなかった。
「時乃さん、〇〇のラブホに行った?」
たまたま会社を出る時間が重なり、駅までの道のりを歩きながらさも普通の世間話をするように告げるあの人は歪んだ口元、ニヤつく笑みで私に問うた。
「え・・・い、ってないです、けど・・・」
血が逆流するように心臓がうるさく鳴り、呼吸が苦しい、目の前がチカチカするように眩暈がする、首筋も、背中も脇の下にも汗がじんわり浮いて、言葉がブレないように、表情に出ないように私は平静を装う為、笑みを作った。
「そう?だってこれ・・・」
手元で操作したスマホの画面を私に向け、
「時乃さんでしょ?」
それは、私を含む4人がラブホに入る時を撮った写真だった。
こんなの・・・なんて言えば・・・
画面を見つめたまま喉は引き攣り、唇が震えて言葉が出て来ない。
だって、こんなのなんて言えばいいの・・・?
「以外だなぁ~、健全で清楚なイメージの時乃さんがまさか・・・複数、4P好きだとはねぇ・・・」
ニヤニヤするその人は可笑しそうに、愉快そうに弾んだ声で私に言葉を降らし、私の肩に回された手に力が込められて耳元に息がかかる。
「時乃さんにさぁ、一緒に来てほしいとこがあるんだよね」
・・・・・・逃げ、られない・・・・・・
ポケットの中でスマホを握り締めた私のてからスマホを取り上げ、電源を落とすと、
「さ、行こっか。スマホは帰りに返してあげるよ。」
私のスマホを自分の鞄に放り込み、これまでいい先輩で教育係だった葛城さんは、私を抱えるようにタクシーに乗せ、自宅へと連れて行った。
ーーーーーーーーーー
「そんなに緊張しないでよ、はい、喉乾いてるでしょ?」
「・・・・・・結構です。」
「そう?別に変な薬なんて入ってないよ。」
私に差し出したコップの水を飲み干して、ソファーにスーツの上着を放った葛城さんが、リビングの入り口に立ち尽くす私の頬に触れて髪を耳に掛けた。
「・・・くす、怯えた顔も可愛いね。その顔がいやらしく変わるのが愉しみだな・・・」
「あ、の・・・っ・・・消して、ください・・・ッ」
「・・・どうして?ずっと君と遊んでみたかったのに。」
・・・狂ってる・・・
本気で『どうして?』と首を傾げるこの人は、私を脅してここに連れてきた罪悪感を1mmも感じていない。
「・・・じゃあ、行こうか」
握り締めたバッグを奪われ、上着のボタンを外されて放られたそれはソファーに乱雑に引っかけられた葛城さんの上着に重なった。
ブラウスの上から背中に触れる葛城さんの手が腰に回り、開かれた扉の先にはベッド・・・
・・・いやだ・・・やだ・・・ッ
「あぁ・・・泣かないでよ・・・」
涙を拭う指は、仕事を教えてもらう時に何度も近くでマウスの操作を見てきた指・・・
こんな風になることなんて想像したこともなかった・・・
それなのに・・・
「いつも3人なの?複数じゃないと満足できないのかな・・・でも、俺は君をキモチよくしたいんだ・・・」
口から紡がれる優しさには思いやりは欠片もなく、私を弄ぶ悦びが隠しきれずに感じる狂気・・・
「・・・あぁ・・・可愛い・・・」
最後の抵抗で葛城さんを押しのけようとした私は、体格差のある葛城さんに敵うはずもなく、突き放そうとして跳ね返されてベッドに沈んだ。
乱れたスカートの裾から葛城さんの手が滑り込み、大きく開かされたソコをギラついた瞳が凝視する。
「ねぇ、そんなスケベな下着で会社に来てたの?」
ベージュのストッキングの下には、下着の線が出ないようにといつもTバッグを履いていて、葛城さんはそれを目に留め、指先でツー・・・となぞった。
「こんな、下着もストッキングも食い込みそうなのを履いて、もしかして仕事中も1人で感じてたの?」
「違います・・・ッ」
手を振り払おうと伸ばした両手は彼の片手に捕まれて、ネクタイで1つに纏められ、なんのため?と疑問を抱いていたベッドのヘッドボードのフックに括られてしまう。
「邪魔する子にはまた教育しなきゃな。俺は時乃さんの教育係だからさ。」
そう言ってにっこり笑いながら、動けない私を見下ろして愉快そうに唇を舐めた。
足先を掴み、足首、ふくらはぎ、太腿・・・とゆっくり撫でながら上がってくる手・・・
「おっと・・・こら、あんまり反抗ばかりしてると、悪い足も縛るよ。」
振り払う為に蹴りを放った足は簡単に捕らえられて、強く足首を掴まれ一瞬痛みが走る。
愉しそうな瞳に仄暗い怒りのようなものを感じ、私は恐怖に身を硬くして諦めと共に身体の力を抜くしかなかった。
「そうそう、イイコだね・・・聞き分けのいい子は好きだよ・・・」
左右に割り開いたソコに再び指を這わせて、ストキングの縫い目ごとグリグリと押し込む指先が、一番敏感なソコに刺激を与えてビクっと身体は反応する。
それを面白そうに眺めながら、ブラウスのボタンを外し、露わにした上半身を舐めるような視線が這う。
「あぁ・・・ふふふ・・・これは写真の時に付けられたの?」
胸元やお腹には、4人でシた時と、その後智樹とシた時に付けられたキスマークがいくつも散っていた。
憎々し気にそれらに触れ、強い力がブラをずり上げて両胸が晒されてしまった。
「・・・驚いたな・・・可愛いのに乳首にこんなの付けられて・・・」
「いッ・・・た・・・」
「あぁ、ごめんね、つい強く掴んじゃった(笑)引っ張ったらどうなの?」
ギュッと胸を鷲掴まれ、ピアスが付いている左の乳首を強く引っ張られ、右の乳首を噛まれ、思わず声を漏らすと、パッと離れた手が今度は優しく乳首を擦り、円を描くように胸の丸みを撫でる。
・・・怖い・・・この人が何を考えているのかわからない・・・
犯すならさっさと犯せばいいのに、反応を見て弄び、私の身体に残る智樹たちの痕跡を見ては怒りを表して私にぶつける・・・
怖い・・・こわいよ・・・
「ごめんね・・・痛かった?遊んでるわりに小さい乳首は可愛いね・・・それなのにピアスなんて開けてめちゃくちゃエロい。こっちも・・・見せてもらおうかな」
「ッ・・・!や、だ・・・やだッ・・・!!」
「・・・・・・ねぇ、さっき言ったよね?悪い足は縛るって。」
「!・・・」
「ふふ、そうそう、イイコにしてたら怒らないからね」
・・・ビリッ・・・ビリッ・・・
力を込めて裂かれていくストッキングの中心・・・
自らが解放したソコを見つめて喉を鳴らす葛城さんが、細い筋をなぞるように指先をソコに這わせていく。
「・・・は・・・はは・・・たまらないな・・・閉じようともしないでストッキングを破られて、Tバッグの股を晒して・・・なんだよ・・・こんなにメスの匂いをさせやがって・・・」
ニュブッ・・・
「ッ・・・ひ・・・ッ」
「あぁ・・・熱いな・・・」
グチュ・・・ぬちゃ・・・
「ゃ、・・・ぁ・・・や、だ・・・ッ・・・」
「やだと言いながらなんで濡らしてるんだ?狭いのに簡単に指を2本咥え込んでる」
「ぁッ・・・や、だ・・・!やめッ・・・ッ」
「・・・クリトリスも小さくて可愛らしいのにぷっくり膨らんで、どれだけ可愛がられて躾られてきたのか・・・妬けてくるよ・・・」
ギッ・・・
「ッーーーッ!!あ”、ぁッぅ・・・ッ・・・い、たッ・・・ぃぃ・・・ッ」
ソコに顔を近づけて匂いを嗅ぎ、Tバッグをズラしてじっくり眺めていた葛城さんが、クリトリスを覆うように唇を押し当てた後、ちゅぅ・・・っと吸い付き、敏感なソレを前歯でギリッと噛みしめた。
ジリジリと力を込め、私の反応を愉しんでいる・・・
強く噛んで力をふっ・・・と抜き、ペロっと舐めてからまた噛みしめる。
何度もソレを繰り返し、敏感な突起はさらに刺激に敏感になり、舐められただけで身体は震えてしまう。
「ぅ・・・ぁ・・・ァ・・・」
「ほら・・・痛みだけじゃなくて快感になってきただろう?可愛いクリトリスも調教してあげようね・・・」
「ッ、アッ・・・あッ・・・あぁッ・・・」
チュ・・・パ・・・チュ・・・ちゅ・・・
ギリッ・・・ギリッ・・・
「んぐッ・・・ひ、ぅ、ぁッ・・・あ”、ん”、ぅッ・・・」
「いい声で啼くじゃないか・・・もっと聴かせて、君の啼き声・・・」
ジュブッ・・・
グチュッ・・・
くちゅ、チュプッ・・・
ギッ・・・ギリッ・・・ギリッ・・・
イヤなのに、イヤなのに・・・
弱いトコロを執拗に攻め立てられ、指先は子宮口を嬲って智樹と久希に開発されてきた快感に弱い私の身体は、望まない相手にも関わらず行為自体に飲み込まれていく。
「いいんだよ、ほら、君のココは痛みすらキモチイイことだと知ったんだ。そろそろイキたいだろう・・・?」
ちゅぅ・・・ちゅぷ・・・ギリッ・・・ギッ・・・ガリッ・・・
「ーーッ・・・!ぁッ・・・あッ・・・や、ァッ・・・ッ」
「・・・すごいな・・・潮も噴けるのか・・・ほんと・・・こんな淫乱な身体だったとはね・・・あいつらじゃないのにイケるんじゃないか。」
「ぁ・・・ぁ・・・ァ・・・ッ・・・」
ポルチオを撫でられ、指先を押し付けながら揺すられたままクリトリスを噛まれ、一瞬頭の中が白くなった私は強すぎる刺激に逆らえず、イかされた・・・。
・・・・・・ごめ、ん・・・みんな・・・智樹・・・・・・ごめん・・・
「なんで泣くの?気持ちよくなれたんだから泣く必要ないだろう、君は素晴らしい玩具だよ・・・」
・・・おも、ちゃ・・・・・・
あぁ・・・この人にとっては、弱みを握った私を玩具にして弄ぶこの行為は遊びなんだ・・・
チュ・・・
「やっ・・・付けないで・・・ッ」
「・・・ふふ、付けないでって・・・もうそんなに身体中にセックスの痕跡残してるのに、俺がいくつ付けたところで変わらないだろう?それに・・・」
「んんぅッ」
「つけないで、って・・・こっちにナマで咥え込みたいってことかな?」
「ち、がッ・・・や、だッ・・・やぁッ」
両太ももの付け根に吸い付き、いくつも痕を残していた葛城さんが、ナカを掻き混ぜる指で子宮口をコリコリと撫で、引き抜いてGスポットを押し上げた。
「きっとココでもイケるんだろうね。もう1回イクところを見せてくれたら今日は解放してあげてもいいよ?」
ぐっぶ・・・ぬっぷ・・・ぬちゃ、ヌチュ・・・
「ふ、ぅンッ・・・あ、ぁッ・・・ん、あッ・・・は、ァ・・・」
「ほら、身体の力抜いて・・・そう、ナカを擦って君を気持ちよくできるのは彼らだけじゃないんだ。俺が君の知らない快楽を教えてあげるよ・・・」
グッ、グッ・・・グッ・・・
押し上げられる度にお腹の奥は熱くなり、知っている感覚の前触れだとわかるけれど、言いなりになりたくない抵抗と、彼の言葉を鵜呑みにするのなら、これで終れば帰れるという淡い期待に思考と感情、身体の感覚がバラバラになっていく。
「ぁッ、あっ・・・や、ッ・・・で、ちゃっ・・・」
「うん、いいよ、もう一度噴けるんだね・・・我慢しないで出してごらん」
にっちゅ、ぐちゅっ
グブッ、ぬぷ・・・
ぴしゃっぷしゃ・・・ッ
「ぁ、あっ・・・っッ」
腰が砕けて弾けるように飛び散ったそれは、葛城さんを激しく汚し、けれどうっとりとした表情で私の痴態を眺める葛城さんの恍惚の表情に私は気付いてはいなかった。
「・・・最高だよ・・・あぁ・・・おいしい・・・ん・・・」
「!ャだっ・・・舐めちゃッ・・・」
愛液と潮にビショビショに濡れたソコを声を漏らして舐め啜り、溜まりかねて葛城さんは柔らかな恥丘から大陰唇までをパックリと食んで、クリトリスと前歯でカリカリとなぞって、ナカに舌を捻じ込み、ジュルジュルと啜りはじめる。
「ッ・・・も、やだ・・・やだ・・・やだぁッ・・・」
「・・・はぁ・・・やだやだって、潮も噴いて、クリトリスを腫らしてイカされたのに説得力ないな。それに、今は潮吹いただけでイッてないでしょ・・・?残念だけどまだ帰れないからね。」
・・・こういうのを絶望というんだろうな・・・
私の股の中心から顔を上げ、汚れた口元を手の甲で拭って不敵な笑みを浮かべる葛城さんが、この出来事を機に退社後に私を連れ帰ったり、時には会社の資料室や倉庫、みんなが帰ったオフィスでことに及ぶようになるまでそう時間はかからなかった。
心苦しくないわけがない。
会いたくないわけがない。
こんなことをして、一方的に関係を断つようなことをして嫌われてしまうかもしれない、けれど、バレて軽蔑されたり3人と一緒にいられなくなる方が嫌だと悩んでいる間に時間だけが過ぎてしまった。
私が3人と会えなくするためにあの人は私の身体に痕を残す。
嫌だと言っても、泣いて頼んでも弱みを握られた私はそれ以上あの人に逆らえずに言いなりになるしかなかった。
「時乃さん、〇〇のラブホに行った?」
たまたま会社を出る時間が重なり、駅までの道のりを歩きながらさも普通の世間話をするように告げるあの人は歪んだ口元、ニヤつく笑みで私に問うた。
「え・・・い、ってないです、けど・・・」
血が逆流するように心臓がうるさく鳴り、呼吸が苦しい、目の前がチカチカするように眩暈がする、首筋も、背中も脇の下にも汗がじんわり浮いて、言葉がブレないように、表情に出ないように私は平静を装う為、笑みを作った。
「そう?だってこれ・・・」
手元で操作したスマホの画面を私に向け、
「時乃さんでしょ?」
それは、私を含む4人がラブホに入る時を撮った写真だった。
こんなの・・・なんて言えば・・・
画面を見つめたまま喉は引き攣り、唇が震えて言葉が出て来ない。
だって、こんなのなんて言えばいいの・・・?
「以外だなぁ~、健全で清楚なイメージの時乃さんがまさか・・・複数、4P好きだとはねぇ・・・」
ニヤニヤするその人は可笑しそうに、愉快そうに弾んだ声で私に言葉を降らし、私の肩に回された手に力が込められて耳元に息がかかる。
「時乃さんにさぁ、一緒に来てほしいとこがあるんだよね」
・・・・・・逃げ、られない・・・・・・
ポケットの中でスマホを握り締めた私のてからスマホを取り上げ、電源を落とすと、
「さ、行こっか。スマホは帰りに返してあげるよ。」
私のスマホを自分の鞄に放り込み、これまでいい先輩で教育係だった葛城さんは、私を抱えるようにタクシーに乗せ、自宅へと連れて行った。
ーーーーーーーーーー
「そんなに緊張しないでよ、はい、喉乾いてるでしょ?」
「・・・・・・結構です。」
「そう?別に変な薬なんて入ってないよ。」
私に差し出したコップの水を飲み干して、ソファーにスーツの上着を放った葛城さんが、リビングの入り口に立ち尽くす私の頬に触れて髪を耳に掛けた。
「・・・くす、怯えた顔も可愛いね。その顔がいやらしく変わるのが愉しみだな・・・」
「あ、の・・・っ・・・消して、ください・・・ッ」
「・・・どうして?ずっと君と遊んでみたかったのに。」
・・・狂ってる・・・
本気で『どうして?』と首を傾げるこの人は、私を脅してここに連れてきた罪悪感を1mmも感じていない。
「・・・じゃあ、行こうか」
握り締めたバッグを奪われ、上着のボタンを外されて放られたそれはソファーに乱雑に引っかけられた葛城さんの上着に重なった。
ブラウスの上から背中に触れる葛城さんの手が腰に回り、開かれた扉の先にはベッド・・・
・・・いやだ・・・やだ・・・ッ
「あぁ・・・泣かないでよ・・・」
涙を拭う指は、仕事を教えてもらう時に何度も近くでマウスの操作を見てきた指・・・
こんな風になることなんて想像したこともなかった・・・
それなのに・・・
「いつも3人なの?複数じゃないと満足できないのかな・・・でも、俺は君をキモチよくしたいんだ・・・」
口から紡がれる優しさには思いやりは欠片もなく、私を弄ぶ悦びが隠しきれずに感じる狂気・・・
「・・・あぁ・・・可愛い・・・」
最後の抵抗で葛城さんを押しのけようとした私は、体格差のある葛城さんに敵うはずもなく、突き放そうとして跳ね返されてベッドに沈んだ。
乱れたスカートの裾から葛城さんの手が滑り込み、大きく開かされたソコをギラついた瞳が凝視する。
「ねぇ、そんなスケベな下着で会社に来てたの?」
ベージュのストッキングの下には、下着の線が出ないようにといつもTバッグを履いていて、葛城さんはそれを目に留め、指先でツー・・・となぞった。
「こんな、下着もストッキングも食い込みそうなのを履いて、もしかして仕事中も1人で感じてたの?」
「違います・・・ッ」
手を振り払おうと伸ばした両手は彼の片手に捕まれて、ネクタイで1つに纏められ、なんのため?と疑問を抱いていたベッドのヘッドボードのフックに括られてしまう。
「邪魔する子にはまた教育しなきゃな。俺は時乃さんの教育係だからさ。」
そう言ってにっこり笑いながら、動けない私を見下ろして愉快そうに唇を舐めた。
足先を掴み、足首、ふくらはぎ、太腿・・・とゆっくり撫でながら上がってくる手・・・
「おっと・・・こら、あんまり反抗ばかりしてると、悪い足も縛るよ。」
振り払う為に蹴りを放った足は簡単に捕らえられて、強く足首を掴まれ一瞬痛みが走る。
愉しそうな瞳に仄暗い怒りのようなものを感じ、私は恐怖に身を硬くして諦めと共に身体の力を抜くしかなかった。
「そうそう、イイコだね・・・聞き分けのいい子は好きだよ・・・」
左右に割り開いたソコに再び指を這わせて、ストキングの縫い目ごとグリグリと押し込む指先が、一番敏感なソコに刺激を与えてビクっと身体は反応する。
それを面白そうに眺めながら、ブラウスのボタンを外し、露わにした上半身を舐めるような視線が這う。
「あぁ・・・ふふふ・・・これは写真の時に付けられたの?」
胸元やお腹には、4人でシた時と、その後智樹とシた時に付けられたキスマークがいくつも散っていた。
憎々し気にそれらに触れ、強い力がブラをずり上げて両胸が晒されてしまった。
「・・・驚いたな・・・可愛いのに乳首にこんなの付けられて・・・」
「いッ・・・た・・・」
「あぁ、ごめんね、つい強く掴んじゃった(笑)引っ張ったらどうなの?」
ギュッと胸を鷲掴まれ、ピアスが付いている左の乳首を強く引っ張られ、右の乳首を噛まれ、思わず声を漏らすと、パッと離れた手が今度は優しく乳首を擦り、円を描くように胸の丸みを撫でる。
・・・怖い・・・この人が何を考えているのかわからない・・・
犯すならさっさと犯せばいいのに、反応を見て弄び、私の身体に残る智樹たちの痕跡を見ては怒りを表して私にぶつける・・・
怖い・・・こわいよ・・・
「ごめんね・・・痛かった?遊んでるわりに小さい乳首は可愛いね・・・それなのにピアスなんて開けてめちゃくちゃエロい。こっちも・・・見せてもらおうかな」
「ッ・・・!や、だ・・・やだッ・・・!!」
「・・・・・・ねぇ、さっき言ったよね?悪い足は縛るって。」
「!・・・」
「ふふ、そうそう、イイコにしてたら怒らないからね」
・・・ビリッ・・・ビリッ・・・
力を込めて裂かれていくストッキングの中心・・・
自らが解放したソコを見つめて喉を鳴らす葛城さんが、細い筋をなぞるように指先をソコに這わせていく。
「・・・は・・・はは・・・たまらないな・・・閉じようともしないでストッキングを破られて、Tバッグの股を晒して・・・なんだよ・・・こんなにメスの匂いをさせやがって・・・」
ニュブッ・・・
「ッ・・・ひ・・・ッ」
「あぁ・・・熱いな・・・」
グチュ・・・ぬちゃ・・・
「ゃ、・・・ぁ・・・や、だ・・・ッ・・・」
「やだと言いながらなんで濡らしてるんだ?狭いのに簡単に指を2本咥え込んでる」
「ぁッ・・・や、だ・・・!やめッ・・・ッ」
「・・・クリトリスも小さくて可愛らしいのにぷっくり膨らんで、どれだけ可愛がられて躾られてきたのか・・・妬けてくるよ・・・」
ギッ・・・
「ッーーーッ!!あ”、ぁッぅ・・・ッ・・・い、たッ・・・ぃぃ・・・ッ」
ソコに顔を近づけて匂いを嗅ぎ、Tバッグをズラしてじっくり眺めていた葛城さんが、クリトリスを覆うように唇を押し当てた後、ちゅぅ・・・っと吸い付き、敏感なソレを前歯でギリッと噛みしめた。
ジリジリと力を込め、私の反応を愉しんでいる・・・
強く噛んで力をふっ・・・と抜き、ペロっと舐めてからまた噛みしめる。
何度もソレを繰り返し、敏感な突起はさらに刺激に敏感になり、舐められただけで身体は震えてしまう。
「ぅ・・・ぁ・・・ァ・・・」
「ほら・・・痛みだけじゃなくて快感になってきただろう?可愛いクリトリスも調教してあげようね・・・」
「ッ、アッ・・・あッ・・・あぁッ・・・」
チュ・・・パ・・・チュ・・・ちゅ・・・
ギリッ・・・ギリッ・・・
「んぐッ・・・ひ、ぅ、ぁッ・・・あ”、ん”、ぅッ・・・」
「いい声で啼くじゃないか・・・もっと聴かせて、君の啼き声・・・」
ジュブッ・・・
グチュッ・・・
くちゅ、チュプッ・・・
ギッ・・・ギリッ・・・ギリッ・・・
イヤなのに、イヤなのに・・・
弱いトコロを執拗に攻め立てられ、指先は子宮口を嬲って智樹と久希に開発されてきた快感に弱い私の身体は、望まない相手にも関わらず行為自体に飲み込まれていく。
「いいんだよ、ほら、君のココは痛みすらキモチイイことだと知ったんだ。そろそろイキたいだろう・・・?」
ちゅぅ・・・ちゅぷ・・・ギリッ・・・ギッ・・・ガリッ・・・
「ーーッ・・・!ぁッ・・・あッ・・・や、ァッ・・・ッ」
「・・・すごいな・・・潮も噴けるのか・・・ほんと・・・こんな淫乱な身体だったとはね・・・あいつらじゃないのにイケるんじゃないか。」
「ぁ・・・ぁ・・・ァ・・・ッ・・・」
ポルチオを撫でられ、指先を押し付けながら揺すられたままクリトリスを噛まれ、一瞬頭の中が白くなった私は強すぎる刺激に逆らえず、イかされた・・・。
・・・・・・ごめ、ん・・・みんな・・・智樹・・・・・・ごめん・・・
「なんで泣くの?気持ちよくなれたんだから泣く必要ないだろう、君は素晴らしい玩具だよ・・・」
・・・おも、ちゃ・・・・・・
あぁ・・・この人にとっては、弱みを握った私を玩具にして弄ぶこの行為は遊びなんだ・・・
チュ・・・
「やっ・・・付けないで・・・ッ」
「・・・ふふ、付けないでって・・・もうそんなに身体中にセックスの痕跡残してるのに、俺がいくつ付けたところで変わらないだろう?それに・・・」
「んんぅッ」
「つけないで、って・・・こっちにナマで咥え込みたいってことかな?」
「ち、がッ・・・や、だッ・・・やぁッ」
両太ももの付け根に吸い付き、いくつも痕を残していた葛城さんが、ナカを掻き混ぜる指で子宮口をコリコリと撫で、引き抜いてGスポットを押し上げた。
「きっとココでもイケるんだろうね。もう1回イクところを見せてくれたら今日は解放してあげてもいいよ?」
ぐっぶ・・・ぬっぷ・・・ぬちゃ、ヌチュ・・・
「ふ、ぅンッ・・・あ、ぁッ・・・ん、あッ・・・は、ァ・・・」
「ほら、身体の力抜いて・・・そう、ナカを擦って君を気持ちよくできるのは彼らだけじゃないんだ。俺が君の知らない快楽を教えてあげるよ・・・」
グッ、グッ・・・グッ・・・
押し上げられる度にお腹の奥は熱くなり、知っている感覚の前触れだとわかるけれど、言いなりになりたくない抵抗と、彼の言葉を鵜呑みにするのなら、これで終れば帰れるという淡い期待に思考と感情、身体の感覚がバラバラになっていく。
「ぁッ、あっ・・・や、ッ・・・で、ちゃっ・・・」
「うん、いいよ、もう一度噴けるんだね・・・我慢しないで出してごらん」
にっちゅ、ぐちゅっ
グブッ、ぬぷ・・・
ぴしゃっぷしゃ・・・ッ
「ぁ、あっ・・・っッ」
腰が砕けて弾けるように飛び散ったそれは、葛城さんを激しく汚し、けれどうっとりとした表情で私の痴態を眺める葛城さんの恍惚の表情に私は気付いてはいなかった。
「・・・最高だよ・・・あぁ・・・おいしい・・・ん・・・」
「!ャだっ・・・舐めちゃッ・・・」
愛液と潮にビショビショに濡れたソコを声を漏らして舐め啜り、溜まりかねて葛城さんは柔らかな恥丘から大陰唇までをパックリと食んで、クリトリスと前歯でカリカリとなぞって、ナカに舌を捻じ込み、ジュルジュルと啜りはじめる。
「ッ・・・も、やだ・・・やだ・・・やだぁッ・・・」
「・・・はぁ・・・やだやだって、潮も噴いて、クリトリスを腫らしてイカされたのに説得力ないな。それに、今は潮吹いただけでイッてないでしょ・・・?残念だけどまだ帰れないからね。」
・・・こういうのを絶望というんだろうな・・・
私の股の中心から顔を上げ、汚れた口元を手の甲で拭って不敵な笑みを浮かべる葛城さんが、この出来事を機に退社後に私を連れ帰ったり、時には会社の資料室や倉庫、みんなが帰ったオフィスでことに及ぶようになるまでそう時間はかからなかった。
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