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六章
狂い咲き四つ巴の雌雄~side by 智樹としのぶ③~
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「熱くないか?」
「うん、大丈夫」
話す前にシャワーを浴びたいと言うしのぶの洗い髪を乾かしてやりながら、俺の部屋着では襟元が大きく開いてしまい、いくつも姿を現した忌々しい痕跡を無意識に目で追っては唇を噛んだ。
抑える怒りをしのぶに気づかれないように、いつも通りを装って髪に指を通し、ブラシで梳かしてサラサラとした感触に心地よさを覚える。
しのぶがここにいて・・・
ここにいて・・・
触れられる距離にしのぶがいて・・・
それだけで安心してしまいそうになるが、まだ何も解決していないと思考を切り替えて、ドライヤーのスイッチを切った。
「できた。」
「ありがとー。わぉ、サラッサラ~。」
「前に来た時しのぶが置いてったヘアオイル、いい匂いだよな。俺これ好き。」
以前しのぶが来た時に置いて行った、ヘアオイルは、強すぎず甘すぎない香りがしのぶのイメージそのままで、タオルドライした髪に付けて梳かして乾かしての一連の流れを俺は自分からしてやるようになった。
指先からすり抜けるように流れる髪をひと房掬い、顔を近づけて匂いを吸い込むと、ポカンとした顔で俺を見るしのぶの瞳と視線がぶつかった。
「?え、どうした?」
その目があまりに不思議そうで、掴んだ髪を鼻の下に当てて「ひげ」とかふざけてもしのぶは目を丸くしている。
「・・・ねぇ、なんで?智樹こないだから本当にどうしたの・・・?なんか・・・無駄に甘いの、なんか変だよ?」
「・・・そうか?自分じゃわかんねぇんだけど・・・したいようにしてるだけだし。」
摘まんだままの毛先を鼻の下でゆらゆらと揺らす俺を間近で見るしのぶは、珍しい物を見るような『信じられない』という顔をしている。
だがそんなことを言われても、特に意識しているわけでもなければ、何か行動を意図的に変えたわけでもないのだから『なんか変』と言われても何が変なことなのかさっぱりわからない。
「それより、ほら。」
ヘッドボードに枕を当てて背中を預け、投げ出した足の間にしのぶを招いて両手を広げた。
「し~の、おいで。」
「・・・・・・ねぇ、やっぱり変だよ、今までそんなことやらなかったじゃん。」
「?そうだっけ?」
「そうだよ・・・」
「・・・わかんねぇけど、しのぶにはそうしたいと思ったからしてる。」
「ちょっ、とも、きっ・・・」
距離を測る野良猫みたいに少し警戒しているしのぶの手を引いて、何度も重ねた肌の温もりと、心地よい甘い香りのする小さな身体を抱き留めて、髪にキスをした。
向き合っていると話しにくいと言っていたから俺の背中に寄りかからせて膝にクッションを預け、両手を包んでしのぶがどうするのか言葉を待つ。
「・・・しのぶ・・・」
名前を口にして俺の胸の辺りにある頭に頬を寄せると、緊張からかいつもよりも体温が高い気がする身体の強張りが伝わり、やはり言いたくないのか、言葉を探しているのか、繋いだ手が俺の手をぎゅっと握った。
「・・・あの、ね・・・」
「うん・・・」
「・・・・・・・・・あの・・・・・・」
言葉を探しながら、それでも言葉が見つからずに引き攣ったように息を漏らした喉が小さく鳴った。
「・・・ぁ・・・の・・・」
「・・・・・・しのぶ」
「っ・・・ごめん、待って、ちゃんと言うから」
「違う、・・・もういい、いいから。」
「・・・ッ・・・」
「無理に言わせようとしてごめん、イヤな事を思い出させようとしてごめんな」
しのぶの腹の前で繋いだ手ぽたっと落ちた雫。
それは次から次へととめどなく頬を伝って手を濡らしていく。
堪え切れない涙は次から次へと溢れ、それはどんな言葉よりもしのぶの身に起きた事を物語っていた。
「っ・・・う、うぇ、っく・・・ふ、ぅ・・・ッげほ、げほ・・・ッ」
時折咳き込みながら泣いて、それからやっと落ち着いてきたしのぶは、
「・・・智樹・・・」
「・・・ん?」
涙でぐしゃぐしゃになった顔で振り向いて俺に跨ると首に腕を回して口付けた。
「・・・・・・智樹にぐちゃぐちゃにされたい・・・」
「・・・え・・・」
「あの人に触られた私にはもう触りたくない?」
「いや、そうじゃなくて・・・」
「・・・あの人の跡、智樹が消してよ・・・」
・・・・・・そんな・・・そんな風に笑うなよ・・・・・・
「んっ・・・ぁ・・・んぅ・・・」
部屋着を全て剥ぎ取り、唇を重ねたまま押し倒し、優しくしてやりたいのにあの男への怒りと、自分に触りたくない?なんて馬鹿な事を言うしのぶに理解させるように荒く両胸を揉みしだく。
「・・・お前に触りたくないなんてあるわけないだろ・・・」
「ァッ・・・ン・・・っ・・・」
「・・・あいつの跡、全部俺が上書きしてやるよ・・・」
「んンッ・・・」
キュッと摘まんだ乳首を捏ねくり回して引っ張り、刺激を与えて敏感になってから舐め上げてキリッと噛むと、声を漏らしながらしのぶは俺の足に自らの足を絡めてもっと先を求める。
「言えよ・・・あいつ、どこさわった?ここもか・・・?」
「は、ァ・・・あァッ」
数えると怒りが増してしまうから数える事はせずに、身体中に残るあいつの痕跡全てに、俺は赤い痕を上書きしていく。
嫌な記憶も、恐怖も全部俺で上書きして消してやる。
「・・・しのぶ、もう濡れてる・・・」
「・・・ん、ンンッ・・・も、っと・・・もっと、シて・・・」
「・・・だめ。教えろよ、あいつにさわられた感触なんて消してやるからどこをどうされたか、言って、しのぶ。」
「・・・・・・ナカに、挿れられる以外、全部・・・」
・・・よかった・・・本当に最悪な事は避けられていた。
それでも、自分の意思に反して触れられ、痕跡を残されて傷つけられた事に変わりはない。
首筋から胸元、両胸にみぞおち、お腹、下腹部、痕跡を消しながら新たな俺の痕も残して、薄い茂みに割りこませた指にヌルつく蜜を溢れさせるソコに指を挿しいれた。
「ぁ、あっ・・・と、も・・・き・・・っ」
「・・・指は?」
「・・・・・・」
「わかった・・・」
割り開いた中心に身体を移動させてナカを確かめるように指を抜き差ししながら、ヒクヒクと震え色づき始める赤い実に舌を這わせてねっとりと舐め上げ、じゅるッと啜る。
「んンッ・・・あ、ぁッ・・・そこ、や、ぁッ」
「だめ。ココもあいつがさわったんなら、消毒して上書きする。」
「ッひ、ぁッ・・・んやッぅ・・・ッ」
皮を剥いて顔を覗かせるように前歯でカリッと噛むと逃げようとする腰を抱いて、甘噛みを繰り返すと、悲鳴のような甘い声を漏らしてしのぶはそでだけで軽くイッてしまう。
「は、ァ・・・はぁ・・・あ、ぁ・・・ぅ・・・」
「ナカでイケてないから物足りないだろ」
ぐじゅ・・・
「!あ、やッ・・・まッ・・・いまッ」
ぬかるんで外までヌルヌルと潤滑液にまみれるソコに2本に増やした指を差し入れてザラつく腹側を撫でるように押し込んで最奥に触れてやれば、身体を震わせるしのぶは透明な体液をぷしゃっと漏らした。
「は・・・すっかり癖になってんな。ナカ触ってやったらすぐ潮吹いてやんの。可愛いねぇしのちゃん・・・」
「あ、ぁッ・・・や、ァ・・・ッ」
「あいつに触られても潮吹いた?イカせられた?」
じゅぶッ・・・
ぐじゅッ・・・
指を出し入れする度にぴしゃッ、ぷしゃッと吹くソレに、俺らがしのぶをこうしたのに、それをどこの誰だかも知らない男に汚されるなんて冗談じゃないと怒りが再燃しながら、俺になら触れられたいと望むしのぶが俺しか考えられないようにしてやりたくて更に追い込む。
「ふ、ぅん・・・ぁ、あッ・・・」
「しのぶが好きなとこ、俺らが一番知ってんだよ。ココとかな。」
「!ッ・・・ま、っ・・・ッーーッ!」
「ほら、またイッた。そんなに締めてたらちん〇イレた時どうなっちまうんだろうなしのぶ・・・?」
「ッ・・・ぁ、ァ・・・は、ァ・・・ぁ・・・」
「それで?あいつにはイカされたのか?」
「・・・ッ・・・」
「ふぅん・・・?まぁ、そっか。こんだけ感じやすい身体に仕上がってんだから、クソみてぇなテクでもイカされるかもしんねぇな。」
「ごめ、ん・・・ごめん・・・」
両手で顔を覆って再び泣きはじめるしのぶに身体を滑らせて口付け、舌を捻じ込ませて謝罪なんて飲み干してやる。
「しのぶ、舌出して・・・」
言われるがまま突き出された舌を絡め取り、舌の裏も側面も、上顎もざらっと舐めて舌を伝わせ流し込んだ唾液を飲み込むしのぶの喉がコクリと鳴った。
小さな手を俺の腕に添え、言われるがまま舌を突き出して夢中になるしのぶの涙が眦を伝う。
「は、ァ・・・ぁ、ふ・・・」
舌先だけを触れ合わせて、伝い続ける唾液を受け入れるしのぶは大人しく俺を受け入れ、ナカにイレた指をゆーくりと出し入れすると焦れったいのか自ら腰を揺らしている。
このままイレちまえば、ただ気持ちよくはなるだろうが、それじゃあな・・・
「・・・しのぶ」
触れていた舌を放し、糸を引いた唾液がプツリと切れると、ぽっかりと口を開けて舌を突き出したままぼんやりと俺を見つめるしのぶが可愛くて思わず笑みが漏れ頬撫でて俺はしのぶを抱き上げ、仰向けになった俺のを跨がせた。
「うん、大丈夫」
話す前にシャワーを浴びたいと言うしのぶの洗い髪を乾かしてやりながら、俺の部屋着では襟元が大きく開いてしまい、いくつも姿を現した忌々しい痕跡を無意識に目で追っては唇を噛んだ。
抑える怒りをしのぶに気づかれないように、いつも通りを装って髪に指を通し、ブラシで梳かしてサラサラとした感触に心地よさを覚える。
しのぶがここにいて・・・
ここにいて・・・
触れられる距離にしのぶがいて・・・
それだけで安心してしまいそうになるが、まだ何も解決していないと思考を切り替えて、ドライヤーのスイッチを切った。
「できた。」
「ありがとー。わぉ、サラッサラ~。」
「前に来た時しのぶが置いてったヘアオイル、いい匂いだよな。俺これ好き。」
以前しのぶが来た時に置いて行った、ヘアオイルは、強すぎず甘すぎない香りがしのぶのイメージそのままで、タオルドライした髪に付けて梳かして乾かしての一連の流れを俺は自分からしてやるようになった。
指先からすり抜けるように流れる髪をひと房掬い、顔を近づけて匂いを吸い込むと、ポカンとした顔で俺を見るしのぶの瞳と視線がぶつかった。
「?え、どうした?」
その目があまりに不思議そうで、掴んだ髪を鼻の下に当てて「ひげ」とかふざけてもしのぶは目を丸くしている。
「・・・ねぇ、なんで?智樹こないだから本当にどうしたの・・・?なんか・・・無駄に甘いの、なんか変だよ?」
「・・・そうか?自分じゃわかんねぇんだけど・・・したいようにしてるだけだし。」
摘まんだままの毛先を鼻の下でゆらゆらと揺らす俺を間近で見るしのぶは、珍しい物を見るような『信じられない』という顔をしている。
だがそんなことを言われても、特に意識しているわけでもなければ、何か行動を意図的に変えたわけでもないのだから『なんか変』と言われても何が変なことなのかさっぱりわからない。
「それより、ほら。」
ヘッドボードに枕を当てて背中を預け、投げ出した足の間にしのぶを招いて両手を広げた。
「し~の、おいで。」
「・・・・・・ねぇ、やっぱり変だよ、今までそんなことやらなかったじゃん。」
「?そうだっけ?」
「そうだよ・・・」
「・・・わかんねぇけど、しのぶにはそうしたいと思ったからしてる。」
「ちょっ、とも、きっ・・・」
距離を測る野良猫みたいに少し警戒しているしのぶの手を引いて、何度も重ねた肌の温もりと、心地よい甘い香りのする小さな身体を抱き留めて、髪にキスをした。
向き合っていると話しにくいと言っていたから俺の背中に寄りかからせて膝にクッションを預け、両手を包んでしのぶがどうするのか言葉を待つ。
「・・・しのぶ・・・」
名前を口にして俺の胸の辺りにある頭に頬を寄せると、緊張からかいつもよりも体温が高い気がする身体の強張りが伝わり、やはり言いたくないのか、言葉を探しているのか、繋いだ手が俺の手をぎゅっと握った。
「・・・あの、ね・・・」
「うん・・・」
「・・・・・・・・・あの・・・・・・」
言葉を探しながら、それでも言葉が見つからずに引き攣ったように息を漏らした喉が小さく鳴った。
「・・・ぁ・・・の・・・」
「・・・・・・しのぶ」
「っ・・・ごめん、待って、ちゃんと言うから」
「違う、・・・もういい、いいから。」
「・・・ッ・・・」
「無理に言わせようとしてごめん、イヤな事を思い出させようとしてごめんな」
しのぶの腹の前で繋いだ手ぽたっと落ちた雫。
それは次から次へととめどなく頬を伝って手を濡らしていく。
堪え切れない涙は次から次へと溢れ、それはどんな言葉よりもしのぶの身に起きた事を物語っていた。
「っ・・・う、うぇ、っく・・・ふ、ぅ・・・ッげほ、げほ・・・ッ」
時折咳き込みながら泣いて、それからやっと落ち着いてきたしのぶは、
「・・・智樹・・・」
「・・・ん?」
涙でぐしゃぐしゃになった顔で振り向いて俺に跨ると首に腕を回して口付けた。
「・・・・・・智樹にぐちゃぐちゃにされたい・・・」
「・・・え・・・」
「あの人に触られた私にはもう触りたくない?」
「いや、そうじゃなくて・・・」
「・・・あの人の跡、智樹が消してよ・・・」
・・・・・・そんな・・・そんな風に笑うなよ・・・・・・
「んっ・・・ぁ・・・んぅ・・・」
部屋着を全て剥ぎ取り、唇を重ねたまま押し倒し、優しくしてやりたいのにあの男への怒りと、自分に触りたくない?なんて馬鹿な事を言うしのぶに理解させるように荒く両胸を揉みしだく。
「・・・お前に触りたくないなんてあるわけないだろ・・・」
「ァッ・・・ン・・・っ・・・」
「・・・あいつの跡、全部俺が上書きしてやるよ・・・」
「んンッ・・・」
キュッと摘まんだ乳首を捏ねくり回して引っ張り、刺激を与えて敏感になってから舐め上げてキリッと噛むと、声を漏らしながらしのぶは俺の足に自らの足を絡めてもっと先を求める。
「言えよ・・・あいつ、どこさわった?ここもか・・・?」
「は、ァ・・・あァッ」
数えると怒りが増してしまうから数える事はせずに、身体中に残るあいつの痕跡全てに、俺は赤い痕を上書きしていく。
嫌な記憶も、恐怖も全部俺で上書きして消してやる。
「・・・しのぶ、もう濡れてる・・・」
「・・・ん、ンンッ・・・も、っと・・・もっと、シて・・・」
「・・・だめ。教えろよ、あいつにさわられた感触なんて消してやるからどこをどうされたか、言って、しのぶ。」
「・・・・・・ナカに、挿れられる以外、全部・・・」
・・・よかった・・・本当に最悪な事は避けられていた。
それでも、自分の意思に反して触れられ、痕跡を残されて傷つけられた事に変わりはない。
首筋から胸元、両胸にみぞおち、お腹、下腹部、痕跡を消しながら新たな俺の痕も残して、薄い茂みに割りこませた指にヌルつく蜜を溢れさせるソコに指を挿しいれた。
「ぁ、あっ・・・と、も・・・き・・・っ」
「・・・指は?」
「・・・・・・」
「わかった・・・」
割り開いた中心に身体を移動させてナカを確かめるように指を抜き差ししながら、ヒクヒクと震え色づき始める赤い実に舌を這わせてねっとりと舐め上げ、じゅるッと啜る。
「んンッ・・・あ、ぁッ・・・そこ、や、ぁッ」
「だめ。ココもあいつがさわったんなら、消毒して上書きする。」
「ッひ、ぁッ・・・んやッぅ・・・ッ」
皮を剥いて顔を覗かせるように前歯でカリッと噛むと逃げようとする腰を抱いて、甘噛みを繰り返すと、悲鳴のような甘い声を漏らしてしのぶはそでだけで軽くイッてしまう。
「は、ァ・・・はぁ・・・あ、ぁ・・・ぅ・・・」
「ナカでイケてないから物足りないだろ」
ぐじゅ・・・
「!あ、やッ・・・まッ・・・いまッ」
ぬかるんで外までヌルヌルと潤滑液にまみれるソコに2本に増やした指を差し入れてザラつく腹側を撫でるように押し込んで最奥に触れてやれば、身体を震わせるしのぶは透明な体液をぷしゃっと漏らした。
「は・・・すっかり癖になってんな。ナカ触ってやったらすぐ潮吹いてやんの。可愛いねぇしのちゃん・・・」
「あ、ぁッ・・・や、ァ・・・ッ」
「あいつに触られても潮吹いた?イカせられた?」
じゅぶッ・・・
ぐじゅッ・・・
指を出し入れする度にぴしゃッ、ぷしゃッと吹くソレに、俺らがしのぶをこうしたのに、それをどこの誰だかも知らない男に汚されるなんて冗談じゃないと怒りが再燃しながら、俺になら触れられたいと望むしのぶが俺しか考えられないようにしてやりたくて更に追い込む。
「ふ、ぅん・・・ぁ、あッ・・・」
「しのぶが好きなとこ、俺らが一番知ってんだよ。ココとかな。」
「!ッ・・・ま、っ・・・ッーーッ!」
「ほら、またイッた。そんなに締めてたらちん〇イレた時どうなっちまうんだろうなしのぶ・・・?」
「ッ・・・ぁ、ァ・・・は、ァ・・・ぁ・・・」
「それで?あいつにはイカされたのか?」
「・・・ッ・・・」
「ふぅん・・・?まぁ、そっか。こんだけ感じやすい身体に仕上がってんだから、クソみてぇなテクでもイカされるかもしんねぇな。」
「ごめ、ん・・・ごめん・・・」
両手で顔を覆って再び泣きはじめるしのぶに身体を滑らせて口付け、舌を捻じ込ませて謝罪なんて飲み干してやる。
「しのぶ、舌出して・・・」
言われるがまま突き出された舌を絡め取り、舌の裏も側面も、上顎もざらっと舐めて舌を伝わせ流し込んだ唾液を飲み込むしのぶの喉がコクリと鳴った。
小さな手を俺の腕に添え、言われるがまま舌を突き出して夢中になるしのぶの涙が眦を伝う。
「は、ァ・・・ぁ、ふ・・・」
舌先だけを触れ合わせて、伝い続ける唾液を受け入れるしのぶは大人しく俺を受け入れ、ナカにイレた指をゆーくりと出し入れすると焦れったいのか自ら腰を揺らしている。
このままイレちまえば、ただ気持ちよくはなるだろうが、それじゃあな・・・
「・・・しのぶ」
触れていた舌を放し、糸を引いた唾液がプツリと切れると、ぽっかりと口を開けて舌を突き出したままぼんやりと俺を見つめるしのぶが可愛くて思わず笑みが漏れ頬撫でて俺はしのぶを抱き上げ、仰向けになった俺のを跨がせた。
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