秘密~箱庭で濡れる~改訂版

焔 はる

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八章

夜の蝶は秘密を抱いて苗床となる⑨~side by 晃介~

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「あぁ・・・あぁぁぁ・・・ぅぅ・・・」


ぬちゅ・・・

にちゅ・・・


「小さなお尻の穴が広がって、プラグを引けば粘膜を引き連れてきて・・・とてもキモチよさそうだね・・・」


「ア、ン・・・あ、ァん・・・ふ、ぅ・・・ぅ・・・ァ・・・きもち、ぃ・・・の・・・き、もち、ィッ・・・こぅす、けさ、・・・」



ステージ上のベッドに四つん這いで拘束された美比呂・・・。


大勢の他人の目に晒されてこんなにも濡らして堕ちるのは想定外だったが、俺の楽しみが増えたと言っても過言ではない。


マダム特製の催淫ローションは粘膜から吸収されれば身体中のどこに触れても淫らな反応を示し、効果が切れるまでの時間はずっとイキっぱなしになる。


使うのは俺と美比呂、2人きりの時のつもりだったが、他の客たちのいやらしい視線に晒され、その脳内では淫らに犯されているのだろう美比呂に実際に触れて身体を弄り、啼かすコトが出来るのは俺だけだと知らしめたくなってしまった。


プラグを飲み込んだアナルはヒクついて腰を揺らし、雌穴からはローションではないトロトロの粘液がライトに照らされながら滴り落ちている。



「あぁ・・・綺麗ね・・・美比呂さんのLove juice・・・」


うっとりとしたマダムの感嘆の声に、仮面の男が声をかけた。


耳打ちをされたマダムが頷き、ステージに近づいてきて俺に声をかけた。


「伊坂様、もしよろしければ、美比呂様のLove juiceを頂けないか、と御所望の方がいらっしゃいます。」


「・・・というと?」


「ご自分の愛猫が飲みたがっている、と・・・」



マダムに交渉を依頼した仮面の男と視線が交わり、男は俺に向かって片手をあげた。



「方法は?」


「・・・この小瓶に、もしくは・・・直接・・・と。」


「・・・・・・ふ~ん・・・・・・」


・・・・・・男が、というのでなければ愉しそうではある。


「・・・OKマダム。直接触れる事、雌猫に限り許可する。」


「ありがとうございます。」


マダムが男の元へ戻り俺の返事を伝えると、2人は立ち上がり、黄色のチョーカーを着けた雌猫が嬉しそうに先を歩んできた。


その後ろを歩んで来るのは、ステージ上からでも高身長だとわかるスラっとした体形にスーツを着こなし、目元を覆う仮面を着けて黒髪を後ろに撫でつけた恐らく30代から40代くらいの男。



「お許し頂き感謝致します。私の飼い猫がどうしてもそちらの可愛らしい猫さんの愛液を飲みたがってしまって・・・」


仮面の下から見上げるのは、色気を含む三白眼・・・

口元に指先を触れて愉快そうに笑い、男の視線は美比呂の秘部に注がれている。


「それにしても・・・近くで見ると本当に美しいヴァギナとアナル・・・それに・・・調教のし甲斐がありそうな小さなクリトリスじゃないか・・・」


「はぁ・・・あぁ・・・ねぇ・・・私もう舐めたいわ・・・」


自分の連れの男が美比呂の秘部をマジマジと見つめている事に嫉妬するよりも、自らが早く美比呂に触れたくて仕方ないと、黄色のチョーカーの猫が男の腕に触れた。


「お前は・・・女性に対しての方が抑えが利かないな・・・しょうがない奴だ。すまない、そちらの可愛らしい猫さんに触れさせて頂いてもいいいだろうか。」


「・・・あぁ、構わない。どうぞ・・・」


俺の了承を得て階段を上がり、「はぁはぁ」と息を漏らしながら真っ赤なネイルを施した指先で雌猫は恐る恐る美比呂の白くて丸い尻に触れた。


「ッはぁんッ・・・!あぁぅッ・・・」


「あぁ・・・すごい・・・これだけで感じちゃうのね・・・可愛いわ・・・ッ・・・」


「ぁ、・・・ぁ・・・だ、れ・・・?やぁ・・・ッ」


俺ではない気配、肌の触れ方に美比呂が背後を振り返り、逃げられない身体を揺らした。


白いファーの装飾があしらわれた手枷に捕らわれた美比呂が手をぎゅっと握り、俺はそれに手を重ねて髪を撫でる。


「大丈夫だよ、美比呂・・・」


「ん・・・ん・・・晃介、さん・・・こうす、けさ・・・ん」


尻の丸みをゆっ・・・っくりと円を描くように撫でて、尾てい骨からこれまたゆっくりと下りていく雌猫の指先に美比呂は切ない喘ぎを漏らしていた。


「んんッ・・・プラグを咥えてアナルが拡がってる・・・ッあん・・・たまらないわ・・・」


「あぅ・・・ッ・・・や、アァッ・・・なめ、ちゃ、やぁッ・・・」


「ふふ・・・んふふ・・・はぁぁ・・・あぁ・・・こんなに拡げられて・・・可哀相なのに可愛らしいアナル・・・ッおぃしぃ・・・美味しいわ・・・ッ」


観客にも見えるように雌猫は横から美比呂のアナルをペロペロと舐め、催淫ローションと共に美比呂の味を堪能している。


「あぁ・・・垂れてる・・・おまんこから流れ落ちてもったいない・・・私・・・これが飲みたかったの・・・」


新たにベッドに垂れて蜜溜まりを作った愛液を指で掬い、クンクンと鼻先を近づけて匂いを嗅ぐと、嬉しそうに舌を出してその上にポタリ・・・と落とした。


「・・・・・・ッ!あ、ん・・・ッ・・・はぁ・・・あぁ・・・ッ」


「・・・イッたのか。人様の愛猫の蜜を舐めて了解も得ずにイクなんて・・・俺の躾が足りていなかったな・・・」


「あぅ・・・うぁ・・・はあっ・・・なんて・・・甘いの・・・っ・・・これが、お腹に子を宿した雌猫のLove juice・・・?たまらないわ・・・っ」


美比呂のヴァギナから流れる、愛液と精液、それに催淫ローションが混ざり合った体液に雌猫は瞳をギラギラとさせてバイブが嵌められたヴァギナの周囲をジュルジュルと舐め啜った。


「ひぃんっ・・・っあ、ぁっ、やぁっ・・・やだぁッ・・・舐めない、でぇっ・・・っ」


「頂戴っ・・・私にあなたのLove juice・・・!全部飲ませて・・・!んんッん、ぶ・・・っ・・・ふ、ァ・・・っ・・・ん、んぅっ・・・」


ジュルッ・・・

じゅるッ・・・

じゅぱっ・・・


箍が外れたように美比呂のまんこにむしゃぶりついて、尻を鷲掴みにし、飢えた雌猫は美比呂のナカから溢れるモノを体内に取り込み続ける。


「うぅ・・・やぁ・・・あぁ・・・こう、すけ、さん・・・こうすけ、さぁん・・・っなく、なっちゃ・・・なくなっちゃ、ぅよぉ・・・っ」


「ん・・・?なくなっちゃう・・・?」


俺の手を握って雌猫に舐められている美比呂の瞳からぽろっ・・っと涙が零れ、「なくなっちゃう」と呟いた。


「う、ぁ・・・こぅ、す、けさんの・・・っ・・・せぃ、えき・・・っ・・・他のひとに、っ・・・舐められ、たくな・・・っ・・・ぃ・・・」


「っ・・・美比呂・・・」


「や、だぁ・・・っ・・・やだ、よぉ・・・ッみひ、ろの、だもんッ・・・晃介さん、の・・・ッ・・・せいえ、きッ・・・みひろ、の・・・ッ・・・」


「おやおや・・・なんて可愛らしいんだろうね・・・それに比べてうちのは・・・はぁ・・・」


泣き出してしまった美比呂に、それまでの妖しく舐めるように見つめていた瞳が、慈しむような愛しいものを見る瞳に変わった。


それでも尚、美比呂の秘部に顔を埋めて、バイブの隙間から零れる愛液を顔を汚して啜る自分の雌猫を蔑む瞳が射抜いて、冷めた溜息を吐いた。


「あ”ぁ”・・・おぃひぃッ・・・おまんこ・・・ッ・・・孕み雌猫のッ・・・おまんこッ・・・はぁぁぁッ・・・」


「すまない・・・下品な雌で。おい、終わりだ。離れろ。」


「あぁぁッまだッ・・・まだほしぃッ・・・」


「・・・・・・おい、俺の言葉が理解できないのか?」


更に低い冷酷な声が雌猫に向けられた。


ハッ・・・と自分を取り戻した彼女は恐る恐る美比呂の秘部から愛液でベチャベチャになった顔をあげて、自分の主人を見下ろした。


「・・・お前にはガッカリだ。人様の猫を味わわせて頂いたというのに我を忘れて貪りつき、悲しい思いまでさせるなんて・・・」


「!もうしわけありませんッ・・・あのッ・・・」


「・・・・・・もういい、来い。仕置きだ。」


「ッ・・・あぁ・・・ッ」


「・・・悦ぶな。さっさと下りろ。」


「はいっ・・・」


「・・・美比呂さん、と仰いましたね、大変申し訳なかった・・・ご主人も。」



男の冷酷な瞳と声に身体を震わせる雌猫は、俺と美比呂に「愛されていらっしゃる飼い猫様は大変美味でございました・・・ごちそうさまです。」と頭を下げてステージを下り、仮面の男に首から繋がれた革製のリードを引かれて席へ戻った。



「あぁ・・・あ・・・なくな・・・っちゃぅ・・・こぅすけ、さんの・・・精液・・・っ・・・美比呂のナカから・・・なくなっちゃ・・・っ」


「美比呂・・・大丈夫だよ・・・」


「やぁッ・・・んっ・・・ぁ、ァ・・・なん、で・・・っ?」


あの雌猫に舐め回されたアナルもヴァギナも、唾液と愛液、ローションに精液・・・それ以上ないのではないかという程淫らに穢され、小刻みにヒクヒク蠢いている。



「ぁ、ァ・・・あぁ・・・っ」



ソコから俺はバイブを引き抜いた。



塞いでいた栓がなくなりパックリと開いた子を宿す雌穴は、眩しいライトに照らされ、白濁に染まったLove juiceをタラ~・・・っと胎内から垂れ流していった。









夜の蝶は秘密を抱いて苗床となる⑨~side by 晃介~END
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