秘密~箱庭で濡れる~改訂版

焔 はる

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八章

夜の蝶は秘密を抱いて苗床となる④

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「今回用意してくれた美比呂のセンス物凄くいいよ!これでモチベーション上がってイギリスに行ける!」


「そう、よかったわ、晃臣さん気を付けて行ってきてね。」


「あぁ、君とお腹の子もどうか気を付けて。後の事は親父に任せてあるから、美比呂も温泉でゆっくりしてくるといい。」


「ありがとう、晃臣さん」


晃臣さんは私を抱き締めて頬にキスをし、「じゃあ親父、任せたよ」とイギリスに旅立って行った。





「・・・お義父様のセンス物凄く褒めてましたね、晃臣さん」


「くくく・・・美比呂(笑)」


「もぉ~~~っ笑わないで下さいっ」


晃介さんが用意した私服や靴、小物などを意気揚々とご機嫌で携え、自宅を後にした晃臣さんに、私は些か複雑な思いで手を振り、扉が閉まった瞬間、晃臣さんに見えないように私の腰を抱いていた晃介さんは堪えていた笑いを噴出させた。


「あいつ・・・ばっかだなぁ・・・(笑)素直なところは可愛いんだが・・・(笑)」


「・・・・・・用意したのは晃介さんですし、お腹の子は晃介さんの子ですし・・・もう・・・あの人・・・全然疑わないんですもの・・・」


「まぁ、いいじゃないか。おかげで俺たちは堂々とデートが出来るんだから。」


「あ、ん・・・晃介さん・・・」


「美比呂、こっちにお尻を向けて。」


「はい・・・」


壁に手を着いて突き出したお尻を、ワンピースの上から撫でる晃介さんの手が裾を捲り、


「・・・こんなにいやらしい下着を着けているなんて知らずにあいつは・・・」


「んんっ・・・ぁ、ぅ・・・」


「前も後ろも丸見えのTバックで、しかもこんなに割れ目が見えていたら下着の意味もないのにね・・・それに」


「ひ、ぃっ・・・ん、ゃぅ・・・」


「美比呂、お前の主人は誰だ?」


「あ、ん・・・晃介さん、・・・・」


「ふふ・・・そうだね・・・」



カチャン・・・



響いた金属音に、少し増した重み・・・



「あ、ぁ・・・あぁ・・・」


「じゃあ美比呂・・・ハネムーンに出かけようか。」



晃介さんの所有の証のアナルプラグに細いチェーンが付けられ、その先は晃介さんがペット用リードの様に握っている。



「美比呂があいつの嫁になってから今日まで一緒に旅行にも行けなかったからね・・・今日が、俺と美比呂が生涯を共にするという約束のハネムーンだよ。」


「あぁ・・・嬉しぃ・・・嬉しいです、晃介さん・・・」



愛しい人と過ごす、生涯を共にできる約束のハネムーン・・・


触れられてもいないヴァギナはそれだけで淫らにぬかるみ、真ん中が割れている下着は大事なトコロを隠そうともせずに丸見えで、トロリと蜜を零した。


「美比呂・・・君が嬉しがっているのはココを見ればすぐにわかるね、こんなにヒクつかせて愛液でトロトロじゃないか・・・」


「っいやん・・・っ・・・あ、ぁっ・・・」


「躾がなっていない雌にはお仕置きが必要だね・・・美比呂・・・」


「ん、っ・・・あ、あっ・・・ごめ、んな、さ・・・っんんんッーーッ」


その目的の為に作られたような、黒のレースで彩られた両サイドがリボンのTバック・・・大切な場所を守る為の布は左右に口を開いて雄を待ちわび、裂け目に滾る雄の欲を突き立てた晃介さんは、背後から私の腰を掴んで子宮口までズップリと貫き、それだけで嬉し涙を流す私の顎に背後から手を添えた。


「・・・美比呂・・・自分で動きたいか、俺にこのまま突き上げられたいか言いなさい。」


「ん、ぅ・・・は、ァ・・・ハ・・・ぅ・・・さ、れ、た、ぃ・・・で、す・・・ッ」


「なにを?」


言いなさい、とクッと顎を掴む指に力を入れる。


「ふ、・・・ぅ・・・ぁ・・・晃介さ・・・、ん・・・の・・・ペニス・・・で、美比呂の、おまん、こ・・・ッ・・・ズブズブッ・・・て・・・突き上げて・・・ッ・・・ほし、ぃ・・・っ」


「・・・・・・それで?」


「ぁ、んっ・・・」


ズクッ・・・っと子宮口を抉り、ココだろ?と私におねだりを促して、ブラを外したワンピースの肩ひもをずらしてぶるん・・・と零れた乳房を手のひらで包み、ゆっさゆっさと揺らして弄んでいる。



「そ、れ、で・・・っ・・・し、きゅ・・・ぅ、に・・・っ・・・みひ、ろの・・・子宮に、こうす、けっ・・・さん、のっ・・・あ、あぁッ・・・」


「美比呂、最後まで言いなさい。」


「ん、んっ・・・は、ぅ・・・か、け、てぇっ・・・みひろ、の子宮ッ・・・晃介さんのッ・・・精子っ・・・いっぱいっ・・・」


「いいよ・・・よく言えたね・・・」


「ん・・・ん・・・ぁ・・・」


髪をよけた晃介さんの唇が背中に触れて、甘やかな痛みを残す。



・・・・・・晃介さんのシルシ・・・嬉しい・・・



いつもは絶対残さない晃介さんの口付けの赤いシルシ・・・



晃臣さんがつけたものを見て嫉妬心を剥き出しにすることはあっても、自分がつけたものを見られたら大問題だからと、つけ返せない晃介さんは、晃臣さんでは届かない1番深い場所に何度も何度もナカに精を残して、私に自分が誰の為の雌なのかを繰り返し教え込む。


だからきっと、今回こうして私に痕を残せるのが晃介さんも嬉しいのだと思う。



「晃っ・・・す、け、さ・・・ん・・・」


「なんだい?」


「・・・もっと、・・・つけて・・・」


「・・・・・・もう・・・美比呂・・・・・・」


「・・・晃介さんのってシルシ・・・いっぱいつけて・・・」


「・・・いいのかい?」


「はい・・・私は、晃介さんの、ですから・・・」


私は左手で右首から髪を持って来て前に流し、首筋やうなじを明け渡すように解放して見せた。




・・・私は、あなたのものですから・・・どうされても、いいんです、晃介さん・・・




「・・・シて・・・晃介さん・・・」


「あぁ・・・美比呂・・・美比呂・・・!」


「っは、ァっ・・・んっ・・・!晃介さぁんッ・・・!!あ、ァッッ・・・は、ァッぅッ・・・」


うなじにガップリと噛みつき、肩や背中にも甘噛みをして、今まで抑えこんでいた欲をぶつけるように所有欲を刻んでいく晃介さん・・・。


ズップッ
グプッ
バチュッ
バチュッ
グボッ


「はぁッ・・・あぁッ・・・ふ、ぅ・・・んッ・・・あぁッ・・・キモチ、ィッ・・・あぁーーッ・・・ダメッ、だ、めぇッ・・・ッ」


「イケ・・・ッ・・・美比呂・・・イケ・・・ッ!」


「ひ、ぐッ・・・ぅ、ッんんぐッ・・・ふ、ァ、ッ・・・あぁッ!」


「ッ・・・みひ、ろ・・・ッ!」


「ぁ、ァ・・・あぁ・・・こ、ぅ、す、け・・・、さ、ん・・・ッ・・・」


「・・・美比呂、お前のナカを俺の精液でいっぱいにしてやろうな・・・」


「あ、ん・・・は、い・・・嬉しぃ・・・」


ビュクッ・・・


ビリュッ・・・


ビュルッ・・・


ゆうべ私が意識を手離したあと、朝起き抜けに2回晃介さんは私のナカに精を放ったのに、どれだけしても枯れない精は本当に底なしで、今も吹きつける精の奔流は私の子宮に浴びせかけられている。


「・・・・・・はぁ・・・美比呂・・・愛しているよ・・・・・・」


「ん・・・・・・私も愛してます晃介さん・・・・・・」


自分が残した痕に愛しそうに口付けて、晃介さんは種付けを終えた馬のように、私の雌の部分から愛液と精にまみれたペニスを引きぬいた。


ゴポッ・・・


ぱた・・・ッ・・・パタぱた・・・


「あぁ・・・なんて淫らで美しいヴァギナだ・・・俺の精液を受け入れて、子を孕んでいるというのにどこまでも貪欲に雄を欲しがる・・・美しいよ・・・美比呂・・・」


「や、だ・・・ぁ・・・そんなに見ないで・・・」


「こら、いやらしく腰を振るんじゃない・・・」


ぺちっとおしりを弾かれ、


「・・・これを入れておいてあげよう。」


「っえ・・・あ、あっ・・・や、ンッ・・・」


「・・・・・・ふ・・・可愛いよ・・・美比呂・・・」


「あ、ぁ、ァ・・・や、ん・・・」


晃介さんの精液を孕む胎内に、ヌプッと挿入されたオーダーメイドのバイブ・・・。


私のナカの形状を調べ、イイトコロにフィットし、抜けにくく、挿入しながら外出をしても歩く時の違和感も少なく、座った時にナカが痛くなるコトも少ない優れものの世界で1つの私のカラダ専用の玩具・・・。


これによって、出入り口を塞がれた晃介さんの精液は私の膣内に留まり、雄の精を受け入れた雌として常に意識させられる事になる。


「じゃあそろそろ、行こうか・・・」


「は、い・・・」






私と晃介さんのハネムーン・・・そこで私は、想像もしていない淫らな体験をいくつもする事になる。







夜の蝶は秘密を抱いて苗床となる。④END
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