上 下
1 / 4

Episode1

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

コトバアソビ

ジュネーブ
現代文学
そうただの… コトバアソビ

祭り心情

三文士
現代文学
地元の祭りを運営する若者、和也。町会長より運営する青年団の頭領をやれと指名されるが辞退を申し出る。代わりに兄貴分である礼次郎を推薦するのだが却下されてしまう。それでも和也が礼次郎を推すには複雑な理由があった。 夏祭りの町中で交差する、切ない人間の心情。

反射鏡

司悠
現代文学
短編集 デジャブとジャメブの狭間に凪いでいくトンボたち、君たちもミトコンドリア・イブからの遺伝子の旅さなかだ。 (石英、長石、黒雲母より) 「シー」シーちゃんが唇のまえ、指一本立てた。 そして、「内緒だよ」と言った。 (シーちゃんより) フランは炎を見ながら先祖から受け継いだ記憶をたぐっているのかな?  (ドンドンより) 「別れたら承知せぇへんぞ」と、炎を見つめながら真っすぐに言った。 その時、ぼぼぼっーと火が燃え上がったような気がする。その言葉は吉川の精一杯のプライドの炎だったのかもしれない。「ドンドンパンパン、ドンパンパン」吉川はまた歌い始めた。 (ドンドンパンパンより) あぁ、それなのに、それなのに、今は家が建つ。様変わり、家が建つ。空が高く、ちっちゃい頃の宇宙につながっていくよ。もっともっと前、前世みたいな、その頃の話だ。 (ロシアンルーレットより) 朝、雪を見る。目覚めの雪は光に映え、静かに輝いている。眩しい、眩しいのだ。その光彩は、なにものをも甦らせ、なにものにも生を能える。 (あっ、おばば、おばば……より) 色っぽい、色っぽいーー 今夜のタマちゃん、凜とした色気。 癒しの音色、凜、凜、凜と鳴った。 ボクは月に向かって歩きたいような気分に、、、 (タマちゃんより)

冷たい桜

七三 一二十
現代文学
春の夜、桜舞う公園を彷徨う兄妹。彼らが求めるものは…? ※本作には近親相姦要素が含まれます。苦手な方はご注意ください。 ※本作は小説家になろう様にも掲載しております。

虎藤虎太郎

八尾倖生
現代文学
 ある日、虎藤虎太郎という名の男が、朝にアパートの部屋を出たきり戻ってこなくなり、そのまま行方不明となった──。  その話をアパートの大家から聞かされた二人の男は、縁もゆかりもない虎藤虎太郎を捜し出すために日常を捧げた。一人の男はひたすらに虎藤虎太郎の足跡を追い、もう一人の男は、名前以外、顔も人柄も知らない虎藤虎太郎の頭の中を理解しようとした。アパートの部屋が隣同士だった二人は、次第に接触する機会が増え、次第にお互いを虎藤虎太郎に関連する「何か」だと思い込むようになった。  それでも虎藤虎太郎の存在を知る人間は、二人以外、世界のどこにもいなかった。  二人が探している虎藤虎太郎とは、追い求めている虎藤虎太郎とは、一体誰なのだろうか?

名前のないその感情に愛を込めて

にわ冬莉
現代文学
幼い頃の記憶。 古びた鳥居と、小さな男の子。 その山で出会ったヒトは、ヒトならざる者だった。

君だとわかってたんだ

十条沙良
現代文学
アイドルデビューを目指す少年達の物語

アイムネコ

沼津平成
現代文学
ねこ

処理中です...