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少年期
第14話 契約
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スピガたちが北の果ての屋敷に戻って来た時、一人留守番していたユイナが灰色の屋敷から飛び出してきた。
彼女は目を負傷し、腹部も刺されている意識のないシュウを見てひどく狼狽えすぐに寝室まで運ぶようスピガに頼み込んだ。
ふともう一人、意識を失っている見知らぬ女の子の事についてスピガに尋ねた。
「記憶を奪ってまでも、シュウが敗北を肝に銘ずるため、傍に置きたいんだってさ」
スピガはシュウを抱きかかえながら溜息まじりに答えた。
「記憶を奪ってまで……。兄様が決めたことなら仕方ないわね。何て名なの?」
「たしか、ジェシーアンとかいう名だったような」
「ふーん、……そうなのね」
シュウが人に執着するのをユイナは初めて見た。
父や母が相次いで亡くなり、ミカエラの屋敷に引き取られてからというもの、カルオロンの貴族たちはたびたび娘を連れて彼女の屋敷を訪ねてきた。
理由は明白で、皇帝の嫡子であるシュウとのつながりを深めたいだけだ。
シュウは指輪さえ手に入れば、皇帝の座が約束されているため、貴族たちは皆必死である。
着飾った子女たちは、彼の前で跪いて挨拶する。
しかしユイナは誰がどれだけ努力しても、彼が全く興味を示さない事を知っていた。
切れ長な目は一切、彼女たちを見てもいない。
五年前、スピガの屋敷に逃れてからは、もうそうしたことをする必要はなくなったが、シュウは不幸な生い立ちからか、人に心を開こうとしなかった。
そんなシュウが傍に置きたいと連れてきた女の子。
単に哀れだと思ったのか、それとも個人的興味なのか。
スピガはシュウを運び終えると、次はジェシーアンを長椅子の上に寝かせた。
その女の子は長い黒髪を頭の上で一つに束ね、紺色の上下の着物姿で、とりたてて美人じゃないが、背が高く肉付きのいい体つきをしていた。
シュウが目を覚ました時うるさいからとスピガは、肋骨が折れているというジェシーアンに治療を施した。
呼吸に異常は見られないから、数週間もすれば完治するらしい。
それからしばらくして彼女は目を覚ました。
目を覚ました瞬間、目の前に座っているユイナを見つめ続け、そして次にここはどこなのかと確認するように不安げに辺りを見渡す。
記憶を奪ったとスピガが言っていたことを思い出し、ユイナは彼女に名前を教えた。
「あなたはジェシーアンという名前らしいわ。私の名はユイナよ。シュウの妹なの」
「シュウ……?」
ユイナは水色のガウンペチコートの上に、水色の上質なガウンを纏い、ピンクと水色が混ざったような織物でできたエプロンを身につけている。
シルクのフィシューを胸のあたりで結び、流れるような金髪に、切れ長な目と品のある綺麗な顔をしていた。
そして足元を見ると、ピンクのシルク地でできた上質な靴を履いている。
ジェシーアンは、妙にそのピンクの靴が気になった。
なぜか頭の片隅にその靴が朧げに浮かんでくるのだ。
彼女が目を覚ましたので、ユイナとスピガはシュウの寝室へと向かう。ジェシーアンは折れている骨に負担がかからないよう、慎重に起き上がり、そんな二人の後をつけた。
スピガは寝ているシュウの脇腹の治療から開始する。
急所は外れており、命に係わることはないというスピガの言葉に、ユイナはほっと胸を撫で下ろした。
「誰がやったの?」
「あの子娘らしい」
寝室の入口で様子を窺っているジェシーアンの方に目を向けながら、スピガが言った。
「そうは見えないけど……」
「シュウの話では、えらく強いらしい」
狙いはそこにあるのかとも思い、ユイナは入口にいるジェシーアンの事を興味深そうに見つめていた。
次にスピガはシュウの目を診た。そして明らかに厳しい顔つきになり、目はもう駄目なのだと首を横に振る。
「何よ、それ。もう一生見えないってこと?」
「そういう事だな」
「兄様は皇帝になるのにそんなの駄目よ!! 指輪は手に入ったのでしょう? なんでこんな大事な時に。目は誰にやられてしまったの?」
いつの間にか、背の高いスピガに向かってユイナは激しく問い詰めている。
「さあ? 小娘じゃないようだ」
ミカエラの裏切り、そしてアイリックの陰謀。
城から逃れる馬車の中、北すももで飢えを凌ぎ、二人で凍てつく雪の中を彷徨い歩いた。
そんな屈辱の日々を思い出し、ユイナはあの見知らぬ男に足を触れられた時のように深く絶望した。
皇帝の遺児である、自分たちを陥れた大人たちに復讐するには、どうしてもシュウが皇帝になることが必要だ。
ユイナは寝ているシュウの顔をじっと見つめ続ける。
合わせ鏡のようなこの兄に光を掴ませるためには、反対に自分は影になるしかない。
それなら方法はたった一つ。彼が目を覚ませば絶対に反対されるに決まっている。
しかし眠っている今ならば……。
「スピガ。兄様の目と私の目を今すぐ入れ替えなさい!」
スピガはにやにや笑いながら、
「見返りは? 思えば君たち兄妹を、五年前に助けてからうまいもの食べさせて、値が張るものを着せて、今回もシュウを助けた。しかし君たちからは、まだ何も返してもらっていない。まさか無償で君の申し出を受けると思うか? どうなんだ、ユイナ?」と冷たく言い放った。
いつも見返りを期待している、この男の要求はユイナにとって想定内のことであった。
損得勘定だけで動き、自分が得になること以外には興味がない吝嗇な男だ。
「ええそうでしょうね。…………見返りは私よ。はじめて会った時から欲しがっていたじゃない」
「へえあの時、意識があったんだ。それってどう意味かわかって言っているのか? 永遠に俺のものになるという契約を締結することだぞ」
スピガの灰色の目は、まるで獲物を狙っているかのようにユイナに向けられる。
彼の曇った目を見ていると、本当にこれから一生、この目に支配されることになるのかと、恐怖心からユイナの足は震えだした。
「やめなよ、そんなのおかしいよ! それにその人普通じゃない!!」
「うるさい小娘だな。部外者は黙れ!」
スピガは睨みつけて、部屋の入り口から叫ぶジェシーアンに怒鳴った。
「そうよ、わかっている。普通じゃないことくらい。でも兄様をカルオロンの皇帝にするためならどんなことだって受け入れるわ。私はもう大人のお人形じゃないもの」
ユイナは悲壮な決意をしてスピガの顔を見た。
「後戻りはできないよ。この契約はどちらかが死ねば相手も死ぬ。それまで有効だ」
「もちろんよ。それにしても最後に見るのが、あなたのその青白い顔なんてつくづく私はついていない……」
ユイナはスピガの前で足を綺麗にそろえ跪いて腰を下ろす。
彼が手をかざすと、薄茶色の目をしていた彼女の目はシュウの目と入れ替えられ、赤くぼんやりと光り出した。
そして彼女は入れ替えられた目で、もう何も見ることが出来なくなった。
「契約書は入れ替えたその目だ。今は子どもだから見逃してやるが、年ごろになったあかつきには契約を守って貰うからな。そうしたら死ぬまで一緒だ」
スピガはついに念願叶ったような顔をし、高笑いをあげながらそう言った。
「ジェシーアン、この契約のことは兄様に絶対に内緒よ。頭のいいあなたのことだもの、話したらどうなるかわかるわよね」
ユイナは真っ赤な目をして彼女に鋭い眼差しを向ける。
ジェシーアンはあまりの恐ろしい光景に、部屋の入口で腰を抜かして震えていた。
あの綺麗な顔の裏には、彼女にしかわからない深い心の闇を抱いていた。
たとえ理由が何であれ、彼女の間違った決断はあまりにも浅はかな考えである。
ここから逃げ出したくて、助けて欲しいと願っても、記憶を失いどうしてよいのかわからず、ただ恐れ慄いていた。
誰かの名前を必死に呼び続けるが、名前が浮かんでこない。
とても大切な人だったことは覚えているが、顔も思い出せず、それがとても辛くて哀しく、ただ座りながら声を押し殺して泣いていた。
彼女は目を負傷し、腹部も刺されている意識のないシュウを見てひどく狼狽えすぐに寝室まで運ぶようスピガに頼み込んだ。
ふともう一人、意識を失っている見知らぬ女の子の事についてスピガに尋ねた。
「記憶を奪ってまでも、シュウが敗北を肝に銘ずるため、傍に置きたいんだってさ」
スピガはシュウを抱きかかえながら溜息まじりに答えた。
「記憶を奪ってまで……。兄様が決めたことなら仕方ないわね。何て名なの?」
「たしか、ジェシーアンとかいう名だったような」
「ふーん、……そうなのね」
シュウが人に執着するのをユイナは初めて見た。
父や母が相次いで亡くなり、ミカエラの屋敷に引き取られてからというもの、カルオロンの貴族たちはたびたび娘を連れて彼女の屋敷を訪ねてきた。
理由は明白で、皇帝の嫡子であるシュウとのつながりを深めたいだけだ。
シュウは指輪さえ手に入れば、皇帝の座が約束されているため、貴族たちは皆必死である。
着飾った子女たちは、彼の前で跪いて挨拶する。
しかしユイナは誰がどれだけ努力しても、彼が全く興味を示さない事を知っていた。
切れ長な目は一切、彼女たちを見てもいない。
五年前、スピガの屋敷に逃れてからは、もうそうしたことをする必要はなくなったが、シュウは不幸な生い立ちからか、人に心を開こうとしなかった。
そんなシュウが傍に置きたいと連れてきた女の子。
単に哀れだと思ったのか、それとも個人的興味なのか。
スピガはシュウを運び終えると、次はジェシーアンを長椅子の上に寝かせた。
その女の子は長い黒髪を頭の上で一つに束ね、紺色の上下の着物姿で、とりたてて美人じゃないが、背が高く肉付きのいい体つきをしていた。
シュウが目を覚ました時うるさいからとスピガは、肋骨が折れているというジェシーアンに治療を施した。
呼吸に異常は見られないから、数週間もすれば完治するらしい。
それからしばらくして彼女は目を覚ました。
目を覚ました瞬間、目の前に座っているユイナを見つめ続け、そして次にここはどこなのかと確認するように不安げに辺りを見渡す。
記憶を奪ったとスピガが言っていたことを思い出し、ユイナは彼女に名前を教えた。
「あなたはジェシーアンという名前らしいわ。私の名はユイナよ。シュウの妹なの」
「シュウ……?」
ユイナは水色のガウンペチコートの上に、水色の上質なガウンを纏い、ピンクと水色が混ざったような織物でできたエプロンを身につけている。
シルクのフィシューを胸のあたりで結び、流れるような金髪に、切れ長な目と品のある綺麗な顔をしていた。
そして足元を見ると、ピンクのシルク地でできた上質な靴を履いている。
ジェシーアンは、妙にそのピンクの靴が気になった。
なぜか頭の片隅にその靴が朧げに浮かんでくるのだ。
彼女が目を覚ましたので、ユイナとスピガはシュウの寝室へと向かう。ジェシーアンは折れている骨に負担がかからないよう、慎重に起き上がり、そんな二人の後をつけた。
スピガは寝ているシュウの脇腹の治療から開始する。
急所は外れており、命に係わることはないというスピガの言葉に、ユイナはほっと胸を撫で下ろした。
「誰がやったの?」
「あの子娘らしい」
寝室の入口で様子を窺っているジェシーアンの方に目を向けながら、スピガが言った。
「そうは見えないけど……」
「シュウの話では、えらく強いらしい」
狙いはそこにあるのかとも思い、ユイナは入口にいるジェシーアンの事を興味深そうに見つめていた。
次にスピガはシュウの目を診た。そして明らかに厳しい顔つきになり、目はもう駄目なのだと首を横に振る。
「何よ、それ。もう一生見えないってこと?」
「そういう事だな」
「兄様は皇帝になるのにそんなの駄目よ!! 指輪は手に入ったのでしょう? なんでこんな大事な時に。目は誰にやられてしまったの?」
いつの間にか、背の高いスピガに向かってユイナは激しく問い詰めている。
「さあ? 小娘じゃないようだ」
ミカエラの裏切り、そしてアイリックの陰謀。
城から逃れる馬車の中、北すももで飢えを凌ぎ、二人で凍てつく雪の中を彷徨い歩いた。
そんな屈辱の日々を思い出し、ユイナはあの見知らぬ男に足を触れられた時のように深く絶望した。
皇帝の遺児である、自分たちを陥れた大人たちに復讐するには、どうしてもシュウが皇帝になることが必要だ。
ユイナは寝ているシュウの顔をじっと見つめ続ける。
合わせ鏡のようなこの兄に光を掴ませるためには、反対に自分は影になるしかない。
それなら方法はたった一つ。彼が目を覚ませば絶対に反対されるに決まっている。
しかし眠っている今ならば……。
「スピガ。兄様の目と私の目を今すぐ入れ替えなさい!」
スピガはにやにや笑いながら、
「見返りは? 思えば君たち兄妹を、五年前に助けてからうまいもの食べさせて、値が張るものを着せて、今回もシュウを助けた。しかし君たちからは、まだ何も返してもらっていない。まさか無償で君の申し出を受けると思うか? どうなんだ、ユイナ?」と冷たく言い放った。
いつも見返りを期待している、この男の要求はユイナにとって想定内のことであった。
損得勘定だけで動き、自分が得になること以外には興味がない吝嗇な男だ。
「ええそうでしょうね。…………見返りは私よ。はじめて会った時から欲しがっていたじゃない」
「へえあの時、意識があったんだ。それってどう意味かわかって言っているのか? 永遠に俺のものになるという契約を締結することだぞ」
スピガの灰色の目は、まるで獲物を狙っているかのようにユイナに向けられる。
彼の曇った目を見ていると、本当にこれから一生、この目に支配されることになるのかと、恐怖心からユイナの足は震えだした。
「やめなよ、そんなのおかしいよ! それにその人普通じゃない!!」
「うるさい小娘だな。部外者は黙れ!」
スピガは睨みつけて、部屋の入り口から叫ぶジェシーアンに怒鳴った。
「そうよ、わかっている。普通じゃないことくらい。でも兄様をカルオロンの皇帝にするためならどんなことだって受け入れるわ。私はもう大人のお人形じゃないもの」
ユイナは悲壮な決意をしてスピガの顔を見た。
「後戻りはできないよ。この契約はどちらかが死ねば相手も死ぬ。それまで有効だ」
「もちろんよ。それにしても最後に見るのが、あなたのその青白い顔なんてつくづく私はついていない……」
ユイナはスピガの前で足を綺麗にそろえ跪いて腰を下ろす。
彼が手をかざすと、薄茶色の目をしていた彼女の目はシュウの目と入れ替えられ、赤くぼんやりと光り出した。
そして彼女は入れ替えられた目で、もう何も見ることが出来なくなった。
「契約書は入れ替えたその目だ。今は子どもだから見逃してやるが、年ごろになったあかつきには契約を守って貰うからな。そうしたら死ぬまで一緒だ」
スピガはついに念願叶ったような顔をし、高笑いをあげながらそう言った。
「ジェシーアン、この契約のことは兄様に絶対に内緒よ。頭のいいあなたのことだもの、話したらどうなるかわかるわよね」
ユイナは真っ赤な目をして彼女に鋭い眼差しを向ける。
ジェシーアンはあまりの恐ろしい光景に、部屋の入口で腰を抜かして震えていた。
あの綺麗な顔の裏には、彼女にしかわからない深い心の闇を抱いていた。
たとえ理由が何であれ、彼女の間違った決断はあまりにも浅はかな考えである。
ここから逃げ出したくて、助けて欲しいと願っても、記憶を失いどうしてよいのかわからず、ただ恐れ慄いていた。
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