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1章
10話
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「えっと、ここはダンジョン内だよな?」
俺は困惑しながらユキに聞く。
〔はい、ダンジョン内です。
ここはダンジョン内の森ゾーンのようですね。
他にも、草原、砂漠、マグマ、氷河、山などがありますね。〕
ユキが爽やかに答えてくる。
「えっ、俺の予想だと、ここには全部ある気が…」
エレンのことだから絶対ある気がする。
〔あると思いますね。〕
うん、ここの攻略やめたいな…
ユキの言葉で俺は真剣に考える。
〔ですが将来仲間を強くするのならばうってつけの場所ですね。〕
ん? ユキさん今なんと? 仲間?
仲間か…
(やっぱり仲間はいた方がいいよな。)
仲間かどんなのがいいだろうか。
ハーレムも捨てがたいが子供の方が成長が良さそうだから子供を育てていくのもいいかもな。
それにやっぱり男の友情も捨てがたい…
〔オススメはしますけど…
マスターってロリk「違うぞ!!!」〕
俺はすかさず否定する。
俺は断じて幼女趣味はない!
だからといって男の子も違うぞ!!!
俺はロリでもショタでもない!
〔マスター。そんなに否定すると嘘っぽいです。〕
グサッとユキの言葉が胸に刺さり俺のHPを奪っていく。
〔はぁ、マスター。HPは1ミリも減っていませんので先に進みましょう。〕
ユキが冷たい…
(おう…)
俺は森の中を突き進みだした。
「はぁ…」
碧は歩いても歩いても終わる気配のない森にうんざりしていた。
しかも出てくるモンスターは今のところ虫系ばかり。
そしてその中でもムカデやイモムシといった碧の苦手な分類のものばかりだった。
「もうやだ…気持ち悪い…」
俺は目の前の幼虫のようなモンスターを斬りながら呟く。
うえっ、また緑色の液体…
ほんとに勘弁してくれよ…
〔マスター頑張ってください。もうすぐでこの階層を抜けることが出来ますから。〕
ここでユキからの朗報きました!
〔もう少し進んだ先の右側の木の幹に階段があります。〕
よし!
これはダッシュするしかないでしょ!
俺は敵などは無視することにしすると決め
「おぉ~!!」と声を出しながら走る。
〔マスター! 速すぎです!
あっ、すぎてしまいました!〕
ユキが慌てて声を出す。
俺はユキが慌てて声を出すのを聞き体を止める。
〔マスター。後ろを見てください。〕
「ん?…えっ?」
俺が見たのは森林災害を受けたかのように木々が倒れており魔物が倒された後だった。
俺何かした?
もしかして俺の後を大きい魔物が追いかけていたのか?
そうだよな!
〔違います、マスター、現実を見てください。
マスターがダッシュしたせいです。〕
グワッ!!
俺の心にクリティカルヒットだぜユキ。
〔……〕
(すまん。もうしないから怒るなよユキ。な?)
俺は慌ててユキに謝った。
〔なら、早く戻ってください。〕
(あ、あぁ。わかった。)
そして俺は急いで走ってきた道を戻った
俺は困惑しながらユキに聞く。
〔はい、ダンジョン内です。
ここはダンジョン内の森ゾーンのようですね。
他にも、草原、砂漠、マグマ、氷河、山などがありますね。〕
ユキが爽やかに答えてくる。
「えっ、俺の予想だと、ここには全部ある気が…」
エレンのことだから絶対ある気がする。
〔あると思いますね。〕
うん、ここの攻略やめたいな…
ユキの言葉で俺は真剣に考える。
〔ですが将来仲間を強くするのならばうってつけの場所ですね。〕
ん? ユキさん今なんと? 仲間?
仲間か…
(やっぱり仲間はいた方がいいよな。)
仲間かどんなのがいいだろうか。
ハーレムも捨てがたいが子供の方が成長が良さそうだから子供を育てていくのもいいかもな。
それにやっぱり男の友情も捨てがたい…
〔オススメはしますけど…
マスターってロリk「違うぞ!!!」〕
俺はすかさず否定する。
俺は断じて幼女趣味はない!
だからといって男の子も違うぞ!!!
俺はロリでもショタでもない!
〔マスター。そんなに否定すると嘘っぽいです。〕
グサッとユキの言葉が胸に刺さり俺のHPを奪っていく。
〔はぁ、マスター。HPは1ミリも減っていませんので先に進みましょう。〕
ユキが冷たい…
(おう…)
俺は森の中を突き進みだした。
「はぁ…」
碧は歩いても歩いても終わる気配のない森にうんざりしていた。
しかも出てくるモンスターは今のところ虫系ばかり。
そしてその中でもムカデやイモムシといった碧の苦手な分類のものばかりだった。
「もうやだ…気持ち悪い…」
俺は目の前の幼虫のようなモンスターを斬りながら呟く。
うえっ、また緑色の液体…
ほんとに勘弁してくれよ…
〔マスター頑張ってください。もうすぐでこの階層を抜けることが出来ますから。〕
ここでユキからの朗報きました!
〔もう少し進んだ先の右側の木の幹に階段があります。〕
よし!
これはダッシュするしかないでしょ!
俺は敵などは無視することにしすると決め
「おぉ~!!」と声を出しながら走る。
〔マスター! 速すぎです!
あっ、すぎてしまいました!〕
ユキが慌てて声を出す。
俺はユキが慌てて声を出すのを聞き体を止める。
〔マスター。後ろを見てください。〕
「ん?…えっ?」
俺が見たのは森林災害を受けたかのように木々が倒れており魔物が倒された後だった。
俺何かした?
もしかして俺の後を大きい魔物が追いかけていたのか?
そうだよな!
〔違います、マスター、現実を見てください。
マスターがダッシュしたせいです。〕
グワッ!!
俺の心にクリティカルヒットだぜユキ。
〔……〕
(すまん。もうしないから怒るなよユキ。な?)
俺は慌ててユキに謝った。
〔なら、早く戻ってください。〕
(あ、あぁ。わかった。)
そして俺は急いで走ってきた道を戻った
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