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フローリア 2−1

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フローリアは疲れていた。
あまりに呼び出しが頻繁で、「このままではまともに寮生活が送れなくなります、減らしてください」と訴えたところ「では放課後だけにしてやる」と朝と昼休みに呼ばれない代わり、放課後たっぷり色々な場所で攻められることになった。

エディアルはあらゆる場所で行為をしたがり、その度にフローリアの学園で好きな場所はなくなって行った。
図書館も、生徒のいなくなった教室も、非常階段でまでエディアルとの行為は及び、今では学園のどの場所も「陵辱された忌々しい場所」に変わってしまった。

そもそもエディアルのような屈強な体格ならともかく、屋外や倉庫など固い建造物や物しかない場所で無理な体勢を強いられれば華奢なフローリアの体は最後まで耐えきれず気を失ってしまうことが多くなってきた。
それに気がついたエディアルが「これは困るな、せっかくいい具合に育ったのに__場所を変えるか」と珍しく呼び出したのは大きなベッドのある部屋だった。
いつもは制服を着たままされることが多いが、今日は場所が場所だからか、裸で四つん這いにされて後ろから激しく突かれた。
一度、二度と続けて放っても抽送が遅くなることなく突かれ続けた。
この男は底なしらしく、五回で終わることさえ稀で、今日は一体何回出されれば終わるのだろうと眩暈を覚えたところで目の前の扉が開き、入ってきた人と目が合った。

「王太子、殿下……?」
犯されている最中だというのに純粋に驚いたが、目の前の人は全く驚かなかった。
「今日は俺がひと晩中使わせていただく予定のはずですよ?殿下」
背後から突いている男は動きを緩めることなく言い、
「わかっている。今日は私の世話係が体調を崩してしまってな、オカズにお前らの音でも聴かせてもらおうかと思ったんだが」
そう笑う顔には邪気がなく、王太子もこの騎士と同じなのだと気付いたフローリアはショックを受けた。
「隣は殿下の執務室ですから構いませんが、入ってくるのはルール違反では?」
「わかっているよ、手は出さない。見ているだけなら良いだろう?」
「邪魔しないでくださいよ?」
「わかっている」
とベッドサイドの椅子に腰かけた王太子は前を寛げ、自身を取り出し、その手で握り込んだ。
中にあるエディアルのものが一層固くなったのがわかると同時に、さらに激しく抜き差しが始まり、
「あっ……!」
体が後ろに持ってかれそうなのを必死に突っ張って耐えるのをあざ笑うかの様に、腰を鷲掴みにしたエディアルの動きは強く速くなっていき、
「く、あぁ……っ!」
と膣内で盛大に弾けた。
中で噴水のように吹き出す熱い液はなかなか止まらず、漸く射精が終わった時には下腹部がたぽんと音を立てた。
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