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本編
65話『精根吸い尽くしの刑・・・①』☆彡
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16歳の康煕の首に唇を寄せ何度も何度も啄み、小さく赤い斑点を残し舌で舐めた。
シャツのボタンを一つずつ、殊更ゆっくり外して脱がしていく。
ベルトに手を掛けたところで彼の手が強引に引き剥がし拒絶を示してきた。
「・・・・・・」
「どうしたの?僕にこの世のものとは思えない快楽を与えてくれるのでしょう?」
「快楽に、悦楽に浸るのを嫌がっていたのに何故・・・」
「受け入れたから」
「何を受け入れたというんだ」
「君の想い、心を。そして、欲望を」
彼の耳元に唇を近づけ囁いたのは『僕を淫らに、君のコレで快楽地獄に浸らせて・・・』と。
その直後、康煕の目に熱を持ち始めたのが分かった。
「後悔しても遅いからな」
「ふふふ。後悔なんてしないよ。僕が僕の意思で望んでるんだから」
噛み付くようなキスをされながらも応えようと口を開き舌を差し出す。
じゅる、ぴちゃ、くちゅっと激しさを増すように互いの蜜を交換し飲みこむも飲み干せない雫が口の端を伝い下へと垂れ流れていく。
「ん、ふっ、んぁ、あああっ!」
くちづけだけではない快楽が口腔から甘い痺れが鼻から抜けていく。
「やっと効いてきたか」
「あっ、あっ」
「ダブルで塗り込んでおいたが、心が伴わなければ効果は薄いのか」
舌を指で挟まれるだけでも下肢がズクンと熱を持ち快感が沸き上がるのに、悪戯に手で指で裸体を撫で繰り回され、そこかしこから甘い電流が走り抜ける。
立っていることが困難になるほど脚に力が入らない。
「生まれたての小鹿のようだな」
「うぅ・・・んぅ・・・」
「さっきまでの威勢はどこにいったんだ?」
面白いものでも見つけたかのように彼は僕を見つめる。
その瞳の奥には、もう仄暗い翳りはなかった。
「こ、コレ、ちょう・・・だい・・・」
立っていられず膝立ちになり、彼の一物に手を這わせジッパーを口に挟みゆっくり下ろしていく。
敏感になり過ぎている躰で積極的に求めるも上手くできず、彼を潤んだ瞳で上目遣いに見てしまう。
その瞬間、康煕のモノは脈を打った。
〔覚醒しても知識薄の千隼がやることだから大目に見てあげてねw〕
シャツのボタンを一つずつ、殊更ゆっくり外して脱がしていく。
ベルトに手を掛けたところで彼の手が強引に引き剥がし拒絶を示してきた。
「・・・・・・」
「どうしたの?僕にこの世のものとは思えない快楽を与えてくれるのでしょう?」
「快楽に、悦楽に浸るのを嫌がっていたのに何故・・・」
「受け入れたから」
「何を受け入れたというんだ」
「君の想い、心を。そして、欲望を」
彼の耳元に唇を近づけ囁いたのは『僕を淫らに、君のコレで快楽地獄に浸らせて・・・』と。
その直後、康煕の目に熱を持ち始めたのが分かった。
「後悔しても遅いからな」
「ふふふ。後悔なんてしないよ。僕が僕の意思で望んでるんだから」
噛み付くようなキスをされながらも応えようと口を開き舌を差し出す。
じゅる、ぴちゃ、くちゅっと激しさを増すように互いの蜜を交換し飲みこむも飲み干せない雫が口の端を伝い下へと垂れ流れていく。
「ん、ふっ、んぁ、あああっ!」
くちづけだけではない快楽が口腔から甘い痺れが鼻から抜けていく。
「やっと効いてきたか」
「あっ、あっ」
「ダブルで塗り込んでおいたが、心が伴わなければ効果は薄いのか」
舌を指で挟まれるだけでも下肢がズクンと熱を持ち快感が沸き上がるのに、悪戯に手で指で裸体を撫で繰り回され、そこかしこから甘い電流が走り抜ける。
立っていることが困難になるほど脚に力が入らない。
「生まれたての小鹿のようだな」
「うぅ・・・んぅ・・・」
「さっきまでの威勢はどこにいったんだ?」
面白いものでも見つけたかのように彼は僕を見つめる。
その瞳の奥には、もう仄暗い翳りはなかった。
「こ、コレ、ちょう・・・だい・・・」
立っていられず膝立ちになり、彼の一物に手を這わせジッパーを口に挟みゆっくり下ろしていく。
敏感になり過ぎている躰で積極的に求めるも上手くできず、彼を潤んだ瞳で上目遣いに見てしまう。
その瞬間、康煕のモノは脈を打った。
〔覚醒しても知識薄の千隼がやることだから大目に見てあげてねw〕
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エブリスタにも同じ作品を投稿しています。内容は同じなので読み返しの必要はありません。今後とも、のんびり執筆して投稿していくので応援よろしくお願いします。
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