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閑話

【休憩話】四者面談・・・②

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『下界で人気のドッキリを天界でやった結果・・・』




鴻上・悠麼「ドッキリ大成功!! 」

千隼・康煕「ええええ!! (・・・・・・)」

鴻上「あれ?康煕、反応薄いねぇ」

康煕「充分、驚いてますよ・・・」

悠麼「もう少し溜めてから登場した方が良かったかな?」

千隼「おじさん!僕達、十分ビックリしてるからね!! 」

鴻上「千隼と康煕の焦りと不安が入り混じった雰囲気は観察していて楽しかったなぁ♪」

康煕「紫苑さん、悪趣味ですね」

悠麼「機嫌を損ねてしまったかな?」

康煕「損ねてはいませんが、底意地の悪さを垣間見えた気がしただけです・・・」

鴻上「そこまで底意地わるくないぞ」

悠麼「康煕は、まだまだ子供だな。鴻上さんが、何故 私に声を掛けたのか考えたのかい?」

千隼「え?面白いとかそういう意味じゃないの・・・?」

康煕「俺も千隼の意見に同意なんですが違うんですか?」

悠麼「鴻上さんは、二人に悪いと思って私に声を掛けて下さったんだよ」

康煕・千隼「「悪い?」」

悠麼「そうだ。お前たちを小説の世界へ誘ってしまったことで家族と離れ離れになってしまったことを悔いているんだ」

康煕「後悔するくらいなら、最初から書かなければよかったのでは?」

鴻上「天界の一部破壊してもいいなら書かないけど(笑)」

悠麼「康煕。お前や千隼君には両親が揃っているが、鴻上さんは心の支えとなっていた人を亡くし、その責任を親族共々責められ頼れる相手がいない中過ごしてこられたんだ。お前たちも想像してみるといい。心の支えにしていた者がこの世を去った時の失望と絶望を」

千隼「・・・僕、この世界に一人来たときに、康煕が居なくて寂しかったし悲しかった・・・不安で、怖かった・・・」

鴻上「・・・(壊れっぱなしのまま正常を保つって辛いんだよねぇ)」

康煕「・・・俺も、千隼が消息を絶った後 目の前が真っ暗になりましたね・・・」

悠麼「人間には、表の顔と裏の顔がある。鴻上さんが裏の顔を表に出して過ごしてしまうと、お前たちが生まれることもなかったということを覚えておくといい」












・・・作者の裏の顔とは一体・・・
てか、私に裏の顔とか無いからねΣ(゚д゚lll)ガーン

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