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本編
32話『レベルアップ』
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夢から覚めた千隼は、朦朧とする頭で身体を起こした。
すると、目の前でポンッという音とともに現れたのは、もふもふ球体だった。
《にゃっにゃにゃ~ん(レベルアップしたにゃー)》
はい?レベルアップだって・・・?
恐る恐る千隼は、自分のステータスを確認してみた。
『名前:結城千隼(腐女神に悪戯に招待された理不尽者。召喚主にして、谷仲康煕に守護され愛されし者。)
レベル:5
HP:?
MP:?
攻撃:?
防御:?
命中:?
回避:?
スキル:?
ユニークスキル:【夢精】(睡眠時にエロい夢を見て、邪魔されず吐精するとレベルが上がり、また起きている時に、夢の再現をすると大幅にスキルが上昇します)』
「何これ、・・・何これ、・・・何これぇえええ!!!?」
正直レベルがどうのという以前に、千隼のステータスが表示されたことに驚いている。
何せ、クソ女神に言われた当初はスキルしか閲覧できなかったのだから・・・
そして、そんな千隼のレベルが上がったということは彼も上がったということだ。
外に出ていた康煕は、どういう反応を示すのか。
※室内で驚き固まっていた千隼、その頃の康煕は・・・
【ピューイ♪おめでとうございます。貴方のレベルが上がりましたので、ステータス確認をお願いします♪】
は・・・?
困惑気味に康煕は、己のステータスを確認してみる。
『名前:谷仲康煕(神にも匹敵する総ての力を操ることができる者。千隼の召喚者(獣))
レベル:5
HP:1800
MP:2000
攻撃:1950
防御:5000
命中:3890
回避:3990
強靭:4470
貫通:1430
運 :?
忍耐:?
スキル:庇護・擁護(千隼専用)
※無慈悲なおもてなし(千隼に害意を向けてきた相手を徹底的に貶める)
ユニークスキル:誘惑(全ての生き物に作用し、近しい者には媚薬効果を発揮する。また、誘惑の度合いは調整可能)
※隠れスキル:分析・解析。治癒。七大精霊王の加護。エロ魔人の加護。透視(New) 隠蔽(New) 鑑定(New) 精霊に愛されし者(New) 威圧(New)
異次元バッグ(容量・重量∞):名前の通り現世と異界を繋ぎ、必要な物は思い浮かべるだけで手に入れられる』
「隠れスキルが増え、ステータスも見れるようになったのはいいが・・・この数値ぶっ壊れてないか・・・?」
ステータスボードを見て、康煕は初めて頭を抱えるのだった・・・
※いつもご愛読ありがとうございます。
大晦日から正月にかけて何かと忙しく、またストックが少なくなってきました。
物語を書き溜めますので、次回に備え更新は一月六日になります。
皆様、良いお年をお過ごし下さい。
すると、目の前でポンッという音とともに現れたのは、もふもふ球体だった。
《にゃっにゃにゃ~ん(レベルアップしたにゃー)》
はい?レベルアップだって・・・?
恐る恐る千隼は、自分のステータスを確認してみた。
『名前:結城千隼(腐女神に悪戯に招待された理不尽者。召喚主にして、谷仲康煕に守護され愛されし者。)
レベル:5
HP:?
MP:?
攻撃:?
防御:?
命中:?
回避:?
スキル:?
ユニークスキル:【夢精】(睡眠時にエロい夢を見て、邪魔されず吐精するとレベルが上がり、また起きている時に、夢の再現をすると大幅にスキルが上昇します)』
「何これ、・・・何これ、・・・何これぇえええ!!!?」
正直レベルがどうのという以前に、千隼のステータスが表示されたことに驚いている。
何せ、クソ女神に言われた当初はスキルしか閲覧できなかったのだから・・・
そして、そんな千隼のレベルが上がったということは彼も上がったということだ。
外に出ていた康煕は、どういう反応を示すのか。
※室内で驚き固まっていた千隼、その頃の康煕は・・・
【ピューイ♪おめでとうございます。貴方のレベルが上がりましたので、ステータス確認をお願いします♪】
は・・・?
困惑気味に康煕は、己のステータスを確認してみる。
『名前:谷仲康煕(神にも匹敵する総ての力を操ることができる者。千隼の召喚者(獣))
レベル:5
HP:1800
MP:2000
攻撃:1950
防御:5000
命中:3890
回避:3990
強靭:4470
貫通:1430
運 :?
忍耐:?
スキル:庇護・擁護(千隼専用)
※無慈悲なおもてなし(千隼に害意を向けてきた相手を徹底的に貶める)
ユニークスキル:誘惑(全ての生き物に作用し、近しい者には媚薬効果を発揮する。また、誘惑の度合いは調整可能)
※隠れスキル:分析・解析。治癒。七大精霊王の加護。エロ魔人の加護。透視(New) 隠蔽(New) 鑑定(New) 精霊に愛されし者(New) 威圧(New)
異次元バッグ(容量・重量∞):名前の通り現世と異界を繋ぎ、必要な物は思い浮かべるだけで手に入れられる』
「隠れスキルが増え、ステータスも見れるようになったのはいいが・・・この数値ぶっ壊れてないか・・・?」
ステータスボードを見て、康煕は初めて頭を抱えるのだった・・・
※いつもご愛読ありがとうございます。
大晦日から正月にかけて何かと忙しく、またストックが少なくなってきました。
物語を書き溜めますので、次回に備え更新は一月六日になります。
皆様、良いお年をお過ごし下さい。
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エブリスタにも同じ作品を投稿しています。内容は同じなので読み返しの必要はありません。今後とも、のんびり執筆して投稿していくので応援よろしくお願いします。
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