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本編
20話『嬉し恥ずかし』☆彡
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どこから取り出したのか、どう見ても一人で持ち運びが出来ないソファーベッドが置いてあり、そこに康煕は千隼を横たえた。
いつもと違う彼の雰囲気にドキドキと痛いほど心臓が早鐘のように打ち、どう反応していいのか分からない。
「康煕・・・」
「大丈夫、少しずつ慣らしていくだけだ」
そうは言っても、ソファーベッドの周囲は隠れるものが何もない。
今以上に康煕を近くに感じていたいと思う反面、いろいろと不安なのだ。
何が不安か・・・。恋愛初心者の超がつくほどのお子様なのだ。
康煕がパチンと指を鳴らすと、どういう仕組みなのか寝ている場所の周辺を囲いが一瞬で現れ、空からの覗き防止に屋根まで付いている。
「これで、心配ないだろう?」
千隼を怯えさせないよう注意を払って覆い被さり、口付けをし、全身を撫でられ千隼が喘ぐと康煕は目を細め艶やかな笑みを浮かべた。
「ん・・・・・・っ・・・・・・」
「酷いことはしない、体の力を抜け」
あらわになった肌にキスを繰り返した。
男性にしては色白なほうで、ちょっと吸いあげただけで牡丹のように赤く痕がついた。
そういったことに無縁だっただけに、康煕がつけた痕以外はない。
千隼が身に着けていた服をすべて取り去り、淡い光に照らし出された肢体は、とても綺麗だ。
康煕は胸の小さな粒を口に含み音を立てて吸い、つんと尖らせてから、じっくりと味わうように舐めてやる。
「や・・・・・・っん・・・・・・」
千隼は感じやすく細い体が、びくんと小さく跳ね上がる。
その小さな実をざらりと舌で舐め上げ、先を押しつぶすようにして刺激すると、千隼は息を乱してあまい声を放った。もう片方を指先で弄りながら、康煕は軽く歯を当てた。
いつもと違う彼の雰囲気にドキドキと痛いほど心臓が早鐘のように打ち、どう反応していいのか分からない。
「康煕・・・」
「大丈夫、少しずつ慣らしていくだけだ」
そうは言っても、ソファーベッドの周囲は隠れるものが何もない。
今以上に康煕を近くに感じていたいと思う反面、いろいろと不安なのだ。
何が不安か・・・。恋愛初心者の超がつくほどのお子様なのだ。
康煕がパチンと指を鳴らすと、どういう仕組みなのか寝ている場所の周辺を囲いが一瞬で現れ、空からの覗き防止に屋根まで付いている。
「これで、心配ないだろう?」
千隼を怯えさせないよう注意を払って覆い被さり、口付けをし、全身を撫でられ千隼が喘ぐと康煕は目を細め艶やかな笑みを浮かべた。
「ん・・・・・・っ・・・・・・」
「酷いことはしない、体の力を抜け」
あらわになった肌にキスを繰り返した。
男性にしては色白なほうで、ちょっと吸いあげただけで牡丹のように赤く痕がついた。
そういったことに無縁だっただけに、康煕がつけた痕以外はない。
千隼が身に着けていた服をすべて取り去り、淡い光に照らし出された肢体は、とても綺麗だ。
康煕は胸の小さな粒を口に含み音を立てて吸い、つんと尖らせてから、じっくりと味わうように舐めてやる。
「や・・・・・・っん・・・・・・」
千隼は感じやすく細い体が、びくんと小さく跳ね上がる。
その小さな実をざらりと舌で舐め上げ、先を押しつぶすようにして刺激すると、千隼は息を乱してあまい声を放った。もう片方を指先で弄りながら、康煕は軽く歯を当てた。
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