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三十四・石鹸・馬車魔改造
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奴隷達と仲間達と別れた
俺とシバはまず馬車と
それを引く馬を買い、
馬車と馬をルキスの家に
送るよう指示してから
森に入って椿の種と
木々を拾う。
シバに作ってもらった闇の空間内で
拾った木々を加速魔法で灰にし、
大地魔法で作った万力もどきと
その下に密封出来るようにした
石の器を置き万力で椿の種をつぶして
椿の油を石の器に貯める。
木々の灰を生活魔法で作った水で溶かし
落ち着いてからその上澄みと
椿油を混ぜてよくかき混ぜてから
石の器で密封する、
これで上手くいけば石鹸もどきになる。
ルキスの家に戻って
届いていた馬車を
大地魔法で作り変えた金属で
魔改造する、
ギアやサスペンションを組み込み
かなり重くなってしまったが
俺が乗る限り
重力操作が出来るので
問題は無い。
馬車の魔改造を終えた俺達は
歓迎パーティーが始まるまで
奴隷達のための畑の作業を手伝った。
畑に麦の種を植え終えた頃
村人三人が俺達を呼びに来て
歓迎パーティーが始まった。
豪華では無いが
生まれ育った村での食事をしながら
魔王との戦いを嘘を混ぜて話す。
興味を持つのは男達と子供が多いが
結婚していない妙齢の女性も
ほぼ全員俺の話を聞いており
ルキスの方を見れば
集まっているのは、多くの男や
老人達から祈られ
対応に困っている。
アミールはリックやミウ、
新しく奴隷にした者達と
なにやら話し合っており
エルザは数人の男性から
求婚され、その全てを断っていた。
ふと、シバの方を見れば
がっつりとホーンラットの骨付焼き肉を
無言で食べている。
後で聞いたが
シバには食事は必要ないが
食べられない訳では無く、
ちゃんと味の好みも有るそうだ。
村人達が解散し始め
歓迎パーティーが終わりを告げる。
今日掃除をした家々に
奴隷達を送る前に明日も来ると
告げ、魔改造した馬車に
パーティーメンバー全員で乗りこみ
夜の道を走る。
全員で生活魔法のライトを使用し
夜道を昼間の倍ほどのスピードで
街に向かうと
途中でコブリンが立ちはだかったが
走る馬車に追い付けず
飛び付こうとしたコブリンも
空振りに終わった。
シトリーの街に到着し
シバの入門手続きをしてから
アンドレ男爵の館に入り
男爵にシバが俺達のパーティーに
なることを説明して
部屋を用意してもらおうとするが
『妾は主と
一緒の部屋でかまわぬ』
そう、言って譲らず
仕方がないので
『そうしてくれ』と
俺が言うが
今度はルキス、アミール、エルザが
揃って
『私達も一緒に寝るので
広めの部屋を』と
アンドレ男爵に頼み
結局パーティーメンバー全員で
一部屋に寝る事になった。
俺とシバはまず馬車と
それを引く馬を買い、
馬車と馬をルキスの家に
送るよう指示してから
森に入って椿の種と
木々を拾う。
シバに作ってもらった闇の空間内で
拾った木々を加速魔法で灰にし、
大地魔法で作った万力もどきと
その下に密封出来るようにした
石の器を置き万力で椿の種をつぶして
椿の油を石の器に貯める。
木々の灰を生活魔法で作った水で溶かし
落ち着いてからその上澄みと
椿油を混ぜてよくかき混ぜてから
石の器で密封する、
これで上手くいけば石鹸もどきになる。
ルキスの家に戻って
届いていた馬車を
大地魔法で作り変えた金属で
魔改造する、
ギアやサスペンションを組み込み
かなり重くなってしまったが
俺が乗る限り
重力操作が出来るので
問題は無い。
馬車の魔改造を終えた俺達は
歓迎パーティーが始まるまで
奴隷達のための畑の作業を手伝った。
畑に麦の種を植え終えた頃
村人三人が俺達を呼びに来て
歓迎パーティーが始まった。
豪華では無いが
生まれ育った村での食事をしながら
魔王との戦いを嘘を混ぜて話す。
興味を持つのは男達と子供が多いが
結婚していない妙齢の女性も
ほぼ全員俺の話を聞いており
ルキスの方を見れば
集まっているのは、多くの男や
老人達から祈られ
対応に困っている。
アミールはリックやミウ、
新しく奴隷にした者達と
なにやら話し合っており
エルザは数人の男性から
求婚され、その全てを断っていた。
ふと、シバの方を見れば
がっつりとホーンラットの骨付焼き肉を
無言で食べている。
後で聞いたが
シバには食事は必要ないが
食べられない訳では無く、
ちゃんと味の好みも有るそうだ。
村人達が解散し始め
歓迎パーティーが終わりを告げる。
今日掃除をした家々に
奴隷達を送る前に明日も来ると
告げ、魔改造した馬車に
パーティーメンバー全員で乗りこみ
夜の道を走る。
全員で生活魔法のライトを使用し
夜道を昼間の倍ほどのスピードで
街に向かうと
途中でコブリンが立ちはだかったが
走る馬車に追い付けず
飛び付こうとしたコブリンも
空振りに終わった。
シトリーの街に到着し
シバの入門手続きをしてから
アンドレ男爵の館に入り
男爵にシバが俺達のパーティーに
なることを説明して
部屋を用意してもらおうとするが
『妾は主と
一緒の部屋でかまわぬ』
そう、言って譲らず
仕方がないので
『そうしてくれ』と
俺が言うが
今度はルキス、アミール、エルザが
揃って
『私達も一緒に寝るので
広めの部屋を』と
アンドレ男爵に頼み
結局パーティーメンバー全員で
一部屋に寝る事になった。
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