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「やだやだやだ、ほんとむり、も、歩けなく、なる、やだっ」
「大丈夫大丈夫」
「だいじょぶじゃなっ……うあ!」
やだやだ、本当にそこもうやだ。
汚しちゃう、汚いから、ほんと、そういうの、そういう上級者向けの早いから。早いもなにも絶対したくないから!
「出していいよ」
「ちがうからっ、そっちじゃな、トイレ、トイレ行かせてっ」
「そっちじゃないから」
「どっちっ……う、や、ッあ!」
手のひらでぐるぐるぐりぐりされて、ちょっと前に達したばかりだし、そんな一番敏感なとこをそこだけ直接、じっくり責められて、躰の力が抜けてるのか籠ってるのかわからなかった。
お願い、お願いだから止めて、手を止めて、と言っても上手く言葉にならなくて、途切れ途切れになってしまう。
本気で止めてはいるんだけど、皇輝の手を止められる程の力が出ない。添えてるだけになってしまい、違う、本当に止めたい、止めたいのに、ただされるがままになってしまう。
「やだあっ、や、やってば……うぅ、んっやだ、でる、ほんとにっ、いや、こおき、やだ、やっ、やだ、ゆるしてっ」
「そんなやだやだ言われたら悪いことしてるみたいじゃん」
いや、みたいじゃなくてしてます。そう言いながらも皇輝は手を止めない。
じわっと涙が溢れるのがわかる。
もうだめだ、我慢出来ない。無理、無理、むり。
「…………ッう、ん!」
「お」
……出てしまった。出してしまった。皇輝の手を汚してしまった。
「手……手ェ、洗っ……」
「大丈夫」
「だいじょぶじゃないよぉ」
泣きそう、いや泣いてる。
無理矢理とはいえ、こんな、いい歳して。
「ほら見て」
「やだ……」
「ほら、違うって、これ潮だよ」
「……しお」
「男でもここ触り続けてたら出るんだって、力が抜けるかなって」
「……?」
言ってる意味がわからない。
知らない単語なのか、頭が回ってないのか。腰がだるい。
「え、もしかして知らない?」
「そんなことより、手……」
「あんまりこういうの碧と話したことなかったけど……この歳だし、自分で調べたりしてるのかと思った」
「ちょ……ちょっとはしたけど」
何言ってんだ僕。
ほら皇輝がにやっとした。墓穴掘るのが上手い。
「でもいい感じに力抜けたかな」
「ふあっ」
「そのままぐったりしてて」
確かに今力は抜けてるけど。動けないけど。
皇輝の笑顔がこわい。格好良いけどこわい。
「まっ、え、まって、はやいっ、今!いままたイったばっかっ……んう!」
「こっちは自分でしたりしなかったんだ?またキツくなってる」
「ひてなっ……してないっ」
ぬるついた指が中に挿入ってくる。
痛くはない、けど、また圧迫感がすごい。
「じぶ、っんあ、自分でした方がいい……?」
キツいと言われると不安になってしまう。
先週慣らした意味がなくなってしまった?
あの感覚が、自分であの敏感なところに触れるのがこわくて自分で触ることが出来なかった。
「いや別に。慣らすのは俺がやりたいし」
「ッは、ん、んう、こっ、こわく、てっ……」
「指入れるのが?」
「んっ、ん、それもっ……だけど、っふ……あ」
「気持ちいいとこ自分で触るのこわい?」
「んん、ん、そ、おっ、びりびり、するからっ……」
「びりびりするんだ?今は?」
「ま、まだあっ……」
「じゃあこないだのとこ触っていい?」
「ひあっ……!」
耳元で囁かれて、ぞくりとした。その瞬間、皇輝の指が動かされて、躰が跳ねる。
あ、あ、そこ、こないだのとこ。
勝手に躰がびくびくする。ぞくぞくして、何にも考えられなくなりそうな。
「んッ、んん、ンう……!」
「碧、唇噛まないで、血ィ出てる」
「ん、あっ、ちがう、ちが……そこ、そこがまん、できなっ、から!ん、う」
唇をなぞられて、舐められる。
血、出てるって自分で言ったのに。そんなとこ、舐めちゃうんだ、だめなのに、汚いのに。
……皇輝は舐められちゃうんだ。
「はぅ、う、あ、ちゅう……」
「したいの?でも噛んじゃうだろ?」
「がんば、る、からっ」
「……頑張るんだ?」
くく、と笑って、じゃあ頑張って、とキスをしてくれた。
上の方からも下の方からもくちゅくちゅと水音がして、どっちがどっちの音なのか分からない。
どっちも気持ちよくて、頭の中がふわふわする。
噛まないように、皇輝に痛い思いをさせないように、口の中に気をやりたいのに、どうしたって皇輝の指が気になる。
気持ちいい、こわい、なんでそこそんなに気持ちいいの、もうイきたくないのに、気持ちいい。
「ふあ、ん、ぅ……」
「足閉じないで」
「んうう、むり、むりい……」
「だから足閉じたら慣らしにくい、何で無理?」
「やぁ、きもちぃ……」
「気持ちいいと足閉じちゃう?」
「んっ、ん、きもちい、はっ……ぁう、こわいぃ」
「気持ちいいのにこわいの?」
「また……っ、イっちゃう、だめ、でちゃうよお」
「イってもいいけど。イきすぎると碧が辛いよ」
「んうう……!」
そんなことを言いながら指を増やされる。
わかってる。皇輝のはおれのと比べたら大きかった。あれを挿入る為には、しっかり慣らさないといけないってこと。
わかってるけど、でも、指だってきつくて、気持ちいい。
「大丈夫大丈夫」
「だいじょぶじゃなっ……うあ!」
やだやだ、本当にそこもうやだ。
汚しちゃう、汚いから、ほんと、そういうの、そういう上級者向けの早いから。早いもなにも絶対したくないから!
「出していいよ」
「ちがうからっ、そっちじゃな、トイレ、トイレ行かせてっ」
「そっちじゃないから」
「どっちっ……う、や、ッあ!」
手のひらでぐるぐるぐりぐりされて、ちょっと前に達したばかりだし、そんな一番敏感なとこをそこだけ直接、じっくり責められて、躰の力が抜けてるのか籠ってるのかわからなかった。
お願い、お願いだから止めて、手を止めて、と言っても上手く言葉にならなくて、途切れ途切れになってしまう。
本気で止めてはいるんだけど、皇輝の手を止められる程の力が出ない。添えてるだけになってしまい、違う、本当に止めたい、止めたいのに、ただされるがままになってしまう。
「やだあっ、や、やってば……うぅ、んっやだ、でる、ほんとにっ、いや、こおき、やだ、やっ、やだ、ゆるしてっ」
「そんなやだやだ言われたら悪いことしてるみたいじゃん」
いや、みたいじゃなくてしてます。そう言いながらも皇輝は手を止めない。
じわっと涙が溢れるのがわかる。
もうだめだ、我慢出来ない。無理、無理、むり。
「…………ッう、ん!」
「お」
……出てしまった。出してしまった。皇輝の手を汚してしまった。
「手……手ェ、洗っ……」
「大丈夫」
「だいじょぶじゃないよぉ」
泣きそう、いや泣いてる。
無理矢理とはいえ、こんな、いい歳して。
「ほら見て」
「やだ……」
「ほら、違うって、これ潮だよ」
「……しお」
「男でもここ触り続けてたら出るんだって、力が抜けるかなって」
「……?」
言ってる意味がわからない。
知らない単語なのか、頭が回ってないのか。腰がだるい。
「え、もしかして知らない?」
「そんなことより、手……」
「あんまりこういうの碧と話したことなかったけど……この歳だし、自分で調べたりしてるのかと思った」
「ちょ……ちょっとはしたけど」
何言ってんだ僕。
ほら皇輝がにやっとした。墓穴掘るのが上手い。
「でもいい感じに力抜けたかな」
「ふあっ」
「そのままぐったりしてて」
確かに今力は抜けてるけど。動けないけど。
皇輝の笑顔がこわい。格好良いけどこわい。
「まっ、え、まって、はやいっ、今!いままたイったばっかっ……んう!」
「こっちは自分でしたりしなかったんだ?またキツくなってる」
「ひてなっ……してないっ」
ぬるついた指が中に挿入ってくる。
痛くはない、けど、また圧迫感がすごい。
「じぶ、っんあ、自分でした方がいい……?」
キツいと言われると不安になってしまう。
先週慣らした意味がなくなってしまった?
あの感覚が、自分であの敏感なところに触れるのがこわくて自分で触ることが出来なかった。
「いや別に。慣らすのは俺がやりたいし」
「ッは、ん、んう、こっ、こわく、てっ……」
「指入れるのが?」
「んっ、ん、それもっ……だけど、っふ……あ」
「気持ちいいとこ自分で触るのこわい?」
「んん、ん、そ、おっ、びりびり、するからっ……」
「びりびりするんだ?今は?」
「ま、まだあっ……」
「じゃあこないだのとこ触っていい?」
「ひあっ……!」
耳元で囁かれて、ぞくりとした。その瞬間、皇輝の指が動かされて、躰が跳ねる。
あ、あ、そこ、こないだのとこ。
勝手に躰がびくびくする。ぞくぞくして、何にも考えられなくなりそうな。
「んッ、んん、ンう……!」
「碧、唇噛まないで、血ィ出てる」
「ん、あっ、ちがう、ちが……そこ、そこがまん、できなっ、から!ん、う」
唇をなぞられて、舐められる。
血、出てるって自分で言ったのに。そんなとこ、舐めちゃうんだ、だめなのに、汚いのに。
……皇輝は舐められちゃうんだ。
「はぅ、う、あ、ちゅう……」
「したいの?でも噛んじゃうだろ?」
「がんば、る、からっ」
「……頑張るんだ?」
くく、と笑って、じゃあ頑張って、とキスをしてくれた。
上の方からも下の方からもくちゅくちゅと水音がして、どっちがどっちの音なのか分からない。
どっちも気持ちよくて、頭の中がふわふわする。
噛まないように、皇輝に痛い思いをさせないように、口の中に気をやりたいのに、どうしたって皇輝の指が気になる。
気持ちいい、こわい、なんでそこそんなに気持ちいいの、もうイきたくないのに、気持ちいい。
「ふあ、ん、ぅ……」
「足閉じないで」
「んうう、むり、むりい……」
「だから足閉じたら慣らしにくい、何で無理?」
「やぁ、きもちぃ……」
「気持ちいいと足閉じちゃう?」
「んっ、ん、きもちい、はっ……ぁう、こわいぃ」
「気持ちいいのにこわいの?」
「また……っ、イっちゃう、だめ、でちゃうよお」
「イってもいいけど。イきすぎると碧が辛いよ」
「んうう……!」
そんなことを言いながら指を増やされる。
わかってる。皇輝のはおれのと比べたら大きかった。あれを挿入る為には、しっかり慣らさないといけないってこと。
わかってるけど、でも、指だってきつくて、気持ちいい。
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