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展開早くない?って思うけど、でもこないだ既に触られてるし、昨日キスはしたし。
意外と段階踏んでる、順番はおかしいけど。
……いやそうでもないか。
「こわい?」
「……こわくないっ」
「じゃあ良かった」
「んっ」
今度こそ、あの頭がぼーっとなるキスだった。
皇輝の舌が熱い。ぬるぬる動いて、口の中がいっぱいで、苦しいのに、気持ちいい。
「んう、ぅ、んン……は、ぅ」
右手で頭を撫でられて、左手で耳を弄られる。
首から上を丸ごと愛してもらってるみたい。
強い刺激ではないのに、頭がふわふわして、気持ちいい、気持ちいいとしか思えなくなってしまう。
これすき、ずっとしてたい、ずっとずっとキスしてたい。苦しいけど、ずっと。
「やだ、まだ、もっと……」
「碧キスすきだよなあ」
「うん、すき、すきだからあ……もっと、いっぱいして」
「急に素直になるんだから」
多分凄く恥ずかしいことしてるし、言ってるんだと思う。
でもそんなのどうでもいいくらい、もっと気持ちよくして、って、そんな欲ばっかり湧いてくる。
離れてる時間がもったいない。
「碧、舌出して」
「そんなのより、早く」
「ん、だから舌出して」
「ほう?……っン!」
びっくりした。
どういうことだろうと思ったら舌を吸われた。びりびりする。
だけどこっちも頭がぼおっとなってしまう。
あーもうやだやだやだ、気持ちいい、すき、すき。
「っう、ん、ふあ、はっ……ァ、んん」
「脱がしてくぞ」
「ん、んん、も、おわり?」
「終わりじゃないから。まだやるから」
「うん……や、あ、待って、全部はやだ」
「汚れるし」
「やだ、あ、明るいし、やだ」
「暗くしてるけど……てかまだ恥ずかしがる意識はあるんだ、キスだけでとろっとろなってるかと思ったんだけど」
「んっ」
ズボンも下着も剥がされて、ベッドの下に投げられた。
空気に晒された下半身がひんやりする。恥ずかしくて裾を引っ張ると、その手をどかされた。
皇輝の大きな手が僕の腹を撫でる。薄いな、と漏らした声が聞こえた。
「ほんとはこっちも触りたいんだけど。……でもここが敏感になったら困るからなあ」
「……?」
「ていうか年中水着とかどこにも痕もつけられないじゃん」
「こうき……」
言ってる意味がわからない、と呟くと、ぎゅっと胸を摘まれてしまった。
「いッ……」
「ここ、弄り過ぎたらやばいよなって話。おっきくなったり、勃ちやすくなったら困るでしょって」
「っあ、だめ、だめっ」
「俺のだって言いたいけど、そんな訳にもいかないからなあ……プールだめって言っても碧は言うこと聞かないし」
「やだ、手、離しっ……いたいっ」
「痛い?」
「んっ、ん!」
頷くと、ぺらっとシャツを捲られてしまった。
全部脱がなくていいんじゃなかったの、あ、いいとは言ってなかった、とひとりであわあわしてると、ぬるりとした感触と熱い息を感じる。
「えっ、え、なんっ、えっ、舐めっ……え、や、だめって、ねえ、や、そこやだっ」
女子じゃないのに、そんな、胸を舐められるなんて思いもしなかった。
さっき摘まれたのも、びっくりしただけで本当に痛かった訳ではない。だから舐められたって、治ったりなんか……
「まあ初めてだとこんなもんか」
「……?」
「はー……ほんと、碧が普段露出しなければここだけでイけるくらい開発したかったんだけど」
「ゆ、ゆってる意味、わかんな……」
「いいよ、わからんくて」
こっち触るし、と皇輝が手を伸ばしたのは無防備な下半身だった。
内腿に触れられて、びく、と躰が跳ねる。
さっきよりずっと、心臓がどっどっと早くなるのがわかった。
耳元で、勃ってるじゃん、と言われて顔が熱くなる。
当たり前じゃん、こんなの、そうなるに決まってるじゃん、僕が特別変態とかそんなんじゃなくて……こうなるに決まってるじゃん。ならない方がおかしいじゃん。
「み、みみ」
「耳?」
「みみんとこ、で、あんま……えっちなこと、言わないでっ……」
「何で?気持ちよさそうなのに?」
「せ、せなか、せなかっ、ぞわぞわ、するう……」
「あー、気持ちいってことね」
これ気持ちいいってことなのかな?わかんない、わかんないけど、だいすきな皇輝の声が、耳元で変なことを言うと、変な気分になってしまう。
想像して、躰がおかしくなってしまう。
こんなのおかしくないのかな、気持ち悪くないかな、引かれないかな。
普通がわからなくて、皇輝に教えてもらうことしか出来ないのに。
「取り敢えず一回イっとく?」
「ぅあッ……ん、あ、やっ……」
「いいよ、いつでもイって」
「やだ、ッまっ、手、はやっ、ゆ、ゆっくりしてっ」
自分でするより、この間触られた時より、手の動きが早い。気のせいだろうか。急き立てられているかのよう。
「手ェいや?口のがいい?」
「くっ……!?や、ゃ、だ……て、てがいい、手でいいっ」
情報が多い。口?口でするって?えっちな漫画とか動画とかで見たやつ?
そりゃ存在することくらい知ってる。でも自分がされるかもなんて考えたことなかった。
「いやいや言われるとやりたくなってくるな」
「やだやだやだ、だめ、やったらだめ、っきら、ぃになるっ」
「それは困るなあ、今度にしよ」
「今度もだめっ」
今度?今度もあるの?そうか、付き合ってればあるのか。
あれ、ちゃんと付き合ってるんだっけ?そんな話、したっけ?
意外と段階踏んでる、順番はおかしいけど。
……いやそうでもないか。
「こわい?」
「……こわくないっ」
「じゃあ良かった」
「んっ」
今度こそ、あの頭がぼーっとなるキスだった。
皇輝の舌が熱い。ぬるぬる動いて、口の中がいっぱいで、苦しいのに、気持ちいい。
「んう、ぅ、んン……は、ぅ」
右手で頭を撫でられて、左手で耳を弄られる。
首から上を丸ごと愛してもらってるみたい。
強い刺激ではないのに、頭がふわふわして、気持ちいい、気持ちいいとしか思えなくなってしまう。
これすき、ずっとしてたい、ずっとずっとキスしてたい。苦しいけど、ずっと。
「やだ、まだ、もっと……」
「碧キスすきだよなあ」
「うん、すき、すきだからあ……もっと、いっぱいして」
「急に素直になるんだから」
多分凄く恥ずかしいことしてるし、言ってるんだと思う。
でもそんなのどうでもいいくらい、もっと気持ちよくして、って、そんな欲ばっかり湧いてくる。
離れてる時間がもったいない。
「碧、舌出して」
「そんなのより、早く」
「ん、だから舌出して」
「ほう?……っン!」
びっくりした。
どういうことだろうと思ったら舌を吸われた。びりびりする。
だけどこっちも頭がぼおっとなってしまう。
あーもうやだやだやだ、気持ちいい、すき、すき。
「っう、ん、ふあ、はっ……ァ、んん」
「脱がしてくぞ」
「ん、んん、も、おわり?」
「終わりじゃないから。まだやるから」
「うん……や、あ、待って、全部はやだ」
「汚れるし」
「やだ、あ、明るいし、やだ」
「暗くしてるけど……てかまだ恥ずかしがる意識はあるんだ、キスだけでとろっとろなってるかと思ったんだけど」
「んっ」
ズボンも下着も剥がされて、ベッドの下に投げられた。
空気に晒された下半身がひんやりする。恥ずかしくて裾を引っ張ると、その手をどかされた。
皇輝の大きな手が僕の腹を撫でる。薄いな、と漏らした声が聞こえた。
「ほんとはこっちも触りたいんだけど。……でもここが敏感になったら困るからなあ」
「……?」
「ていうか年中水着とかどこにも痕もつけられないじゃん」
「こうき……」
言ってる意味がわからない、と呟くと、ぎゅっと胸を摘まれてしまった。
「いッ……」
「ここ、弄り過ぎたらやばいよなって話。おっきくなったり、勃ちやすくなったら困るでしょって」
「っあ、だめ、だめっ」
「俺のだって言いたいけど、そんな訳にもいかないからなあ……プールだめって言っても碧は言うこと聞かないし」
「やだ、手、離しっ……いたいっ」
「痛い?」
「んっ、ん!」
頷くと、ぺらっとシャツを捲られてしまった。
全部脱がなくていいんじゃなかったの、あ、いいとは言ってなかった、とひとりであわあわしてると、ぬるりとした感触と熱い息を感じる。
「えっ、え、なんっ、えっ、舐めっ……え、や、だめって、ねえ、や、そこやだっ」
女子じゃないのに、そんな、胸を舐められるなんて思いもしなかった。
さっき摘まれたのも、びっくりしただけで本当に痛かった訳ではない。だから舐められたって、治ったりなんか……
「まあ初めてだとこんなもんか」
「……?」
「はー……ほんと、碧が普段露出しなければここだけでイけるくらい開発したかったんだけど」
「ゆ、ゆってる意味、わかんな……」
「いいよ、わからんくて」
こっち触るし、と皇輝が手を伸ばしたのは無防備な下半身だった。
内腿に触れられて、びく、と躰が跳ねる。
さっきよりずっと、心臓がどっどっと早くなるのがわかった。
耳元で、勃ってるじゃん、と言われて顔が熱くなる。
当たり前じゃん、こんなの、そうなるに決まってるじゃん、僕が特別変態とかそんなんじゃなくて……こうなるに決まってるじゃん。ならない方がおかしいじゃん。
「み、みみ」
「耳?」
「みみんとこ、で、あんま……えっちなこと、言わないでっ……」
「何で?気持ちよさそうなのに?」
「せ、せなか、せなかっ、ぞわぞわ、するう……」
「あー、気持ちいってことね」
これ気持ちいいってことなのかな?わかんない、わかんないけど、だいすきな皇輝の声が、耳元で変なことを言うと、変な気分になってしまう。
想像して、躰がおかしくなってしまう。
こんなのおかしくないのかな、気持ち悪くないかな、引かれないかな。
普通がわからなくて、皇輝に教えてもらうことしか出来ないのに。
「取り敢えず一回イっとく?」
「ぅあッ……ん、あ、やっ……」
「いいよ、いつでもイって」
「やだ、ッまっ、手、はやっ、ゆ、ゆっくりしてっ」
自分でするより、この間触られた時より、手の動きが早い。気のせいだろうか。急き立てられているかのよう。
「手ェいや?口のがいい?」
「くっ……!?や、ゃ、だ……て、てがいい、手でいいっ」
情報が多い。口?口でするって?えっちな漫画とか動画とかで見たやつ?
そりゃ存在することくらい知ってる。でも自分がされるかもなんて考えたことなかった。
「いやいや言われるとやりたくなってくるな」
「やだやだやだ、だめ、やったらだめ、っきら、ぃになるっ」
「それは困るなあ、今度にしよ」
「今度もだめっ」
今度?今度もあるの?そうか、付き合ってればあるのか。
あれ、ちゃんと付き合ってるんだっけ?そんな話、したっけ?
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