月が導く異世界道中extra

あずみ 圭

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extra12 その頃亜空②

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 我らがこの素晴らしき地に住まい、早一年が過ぎようとしている。何度かこの現状を夢かと疑う気持ちも湧いたが、どうやら現実で間違い無いようだ。

 これまでに会った事を一度まとめておくべきと思い立つも、一度思い返しておかなければそれも出来そうに無い。とにかく初めての事ばかりなのだから。

 それは本当に突然だった。いつも通りの日常を繰り返す中、荒れ果てた野にあった我らの村にあの方がおいでになった。

 蜃様。霧を操り水と風の属性を併せ持つ上位の竜のお一方。気まぐれな方ながら我らにとって大恩ある旧き竜である。その恩に報いるために遠い昔に先祖が頼み込み、眷属として仕える事を許されたと聞いている。以来我らの鱗は蒼鱗となり、リザードの一種族でありながら竜に近い能力も幾つか獲得した。厳しい環境が支配する荒野にあっても十分に生活を続けることも出来ていた。

 眠りに入られて既にどれだけの時間が過ぎたのか。私の父も、祖父も蜃様にお目にかかること無く生涯を終えたから長い時間であることは間違いない。その御体の特徴を詳細に聞いていた私でも、はじめ空に浮くあの方を蜃様だと思わずに敵かと思ってしまった。

「久しいな、我が眷属よ。済まぬが引越しをするでな。付いて参れ」

 端的な言葉。だが眷属としての本能なのだろうか。お声を聞いただけで、その主が蜃様であり私の仕えるべき方なのだと理解できた。初対面なのに、だ。一見無茶な事を言われているようにも聞こえる言葉だったが私に迷いは無かった。

「わかりました。準備を致します」

 そう、答えていた。あの方に届くのかもわからないのに。すると空にいた蜃様の姿は薄れ消えた。お姿が消えた事に私は大いに慌てた。各所でも声が聞こえたから、あれが私の見た白昼夢で無い事は明らかであろう。

「即断とは助かる。お前が今の長か?」

「!?」

 後方から掛けられた突然の声に私は動揺も隠さずに振り向いた。

 そこに居たのは蒼い髪の、ヒューマンの女に見えた。不敵に笑っている。だが私も同じ愚を二度犯しはしない。声で彼女が誰か察する事が出来たからだ。

「蜃様、でございますか」

「そうだ。私は蜃、お前らの主人にあたる。事情があって人の子と契約を結んでな、旅に出る事にした。この姿ではわかってもらえぬかと思って以前の姿を空に映したんだが、どうやらその必要も無かったかもしれぬな。有難い忠義、感謝しよう」

「過分なお言葉、ありがとうございます。付いて行くのは我ら一同構いませんが、百人ほどの規模になりますので移動の為の準備をさせていただきたいのですが」

「その必要は無い。明日の今頃に全員を家から出しておいてくれれば良い。事情は後ほど話してやろう。皆にもそう伝えておけ。では、明日また来る」

「は、わかりました。あの、今日はこちらにお泊りでは?」

「帰るさ。ふふ、お前らは本当に運がよい世代よな。私でさえ心躍るこの旅に同行できるのだから」

 蜃様と私の初めての会話は大体このような感じだった。短く、用件だけの会話。だが、最後の言葉は今でも私の中で響いている。

 その後、蜃様に言われるまま我らはこの地に移った。ほんの一瞬だ。周囲の全てが深い霧に包まれたかと思えば次の瞬間には草の生い茂る緑の平原にいた。家も以前の配置のまま、我らと共に移動していた。一瞬何が起こったのか、長としてはあってはならない事だが思考そのものが停止してしまっていた事を覚えている。失態を忘れては成長も無い。だが、思い出すたび情けない事だと嘆息せずにはいられない。

 見慣れたひび割れた大地ではない、緑豊かな大地。容易く遠方までを見渡せた不毛の地ではない、四方の全てに森があり視界を遮る豊かな地。ここに住んで良いと蜃様は仰った。何と言う恵みか。

 既に先住の民がいるらしい。眷族ではないが蜃様を信奉していたというハイランドオーク。聞いた事があった。我らよりも魔法寄りの万能な戦士を輩出する種族。彼らも蜃様に命じられてここに来たのだろうか、と思ったが彼らは蜃様が契約を交わした人の子の関係でここに住む事になったらしかった。

 それにエルダードワーフ。優れた武具を作成する職人で、我らの中でも優れた能力を持つ戦士には彼らの手によると伝えられている希少な武具を与えている。半ば憧れすら抱く種族だ。近くに住む事になるとは何と言う幸運だろう。

 蜃様が望まぬ契約に縛られているのなら我らは例え無駄に終わろうと最後の一兵までその人の子に抗っただろう。その覚悟は密かにしていた。ただ蜃様にその様子は見られなかったから可能性は低いとも考えていた。

 だが、彼は、真様は違った。

 あれが人の子、とは蜃様、いや巴様もお人が悪い。

 彼はかつて見た事が無い強大な魔力を全身から垂れ流して涼しい顔をしている。初見で、既に抗う気持ちの大半が消し飛んだ。巴様が強制などまるで感じさせぬ様子で膝を突き頭を下げ、敬語で接している事も大きかった。

 ヒューマン、と言う枠から真様を除外したのはこの時だと思う。巴様から感じる強大な竜の力、それに負けぬ強さで黒髪の女性からも何かを感じる。どちらも人の姿をした何かだ。そのお二方を自然と傅かせるなど、ヒューマンの所業ではないのだから。

 それに彼は我らはもちろん、全ての種族と造作もなく話して見せた。とんでもない存在なのは間違いない。ちなみに若様とお呼びするように徹夜の会議にて決まる。

 後に巴様から若様は人間なのだと教えられた。だが、人間と言う存在を私は知らない。初めから説明されれば私は人間は皆畏怖すべき種族だと感じただろうが、後から聞いた為か、人間だからではなく若様だからそう感じるのだと上手く説明できないが思った。

 この亜空の地で我らはハイランドオークやエルダードワーフ、そしてアルケーの皆と協力しながら都市を作ったり開拓を行ったり狩猟を行ったりした。

 我らの日常である戦闘訓練は、要望を出した所呆気ない程容易く承認され、人数をやりくりしながら続ける事が出来た。

 当初、豊か過ぎる環境で訓練の質が低下するかと思われたが、その心配は無かった。望めば荒野に訓練に出る事も許されたし、何より巴様や澪様も訓練に参加して下さったりもする。多様な戦い方を試す事もでき、狩猟においても、将来考えられるかもしれない団体での戦闘においてもその実力は上がっていると断言できる。ちなみに若様が参加すると訓練は強力な火砲への対処に変わる。あの方の一撃は異常な精度と放たれる魔力の割に大きい威力が脅威になる。巴様が言うには運用魔力には問題があるから触媒無しなら密集防御していれば死なないだろうとの事。あれで巴様並の運用魔力や強力な触媒を得たら確かに兵器そのもの。いずれは手段を講じて全力を受け止めてみたくもあるが、現在に至るまでその対策は取れていない。大体苦労して接近してもまともに攻撃は通らない上に、真様の攻撃は素手ですら高威力。目下戦術の模索中である。

 訓練を積み、力仕事を中心に作業分担してもらう日々。それなりに慣れが出た頃だろうか。

 亜空にて、初めての死者が出た。それも、戦闘による死者だ。戦死など日常的だった我らだが、この恵まれた環境での仲間の死は大きな衝撃を受けた。ヒューマンの冒険者の暴走による、オークの戦士の死亡。

 この亜空にヒューマンがいるのは若様と巴様の発案によってだった。巴様の分体も消失し、ご本人も負傷された模様。若様は原因は自分にあるのだと塞ぎ込んでおられた。化物のようなお力を持つのに、若様は幼い子供のような強すぎる感受性をお持ちの様に感じる。無邪気、純真とはまた少し違うが立場に相応しくない優しさを捨てられずにいるのかもしれないとも思った。最低限、などと評価するような事を言える立場にもないのだが、生き延びたヒューマンをご自身の手で始末されたようだから王であるというご自覚はある、もしくは生まれつつあると感じた。

 だがこの件で一番に反省せねばならないのは我らミスティオリザードだろう。戦闘だけに限らず荒事には一番に対処しなければならなかった。なのに、見事に油断し慣れに任せるままに痛ましい事件を発生させてしまった。私を含めて慢心は否めない全員を集めて叱咤する。

 亜空に住まう種族の代表を集めた場で若様が私に都市の警備を命じられた。完全な軍属の立場で厳しく警備するのではなく、見回りを主とした警邏で他の種族とも連携しながら事件を未然に防いでくれるのが理想との事。長はもちろん若様だが、事実上の上司としては間に巴様を加えると説明された。我らの出自を考えて下さったのだろうか。だが巴様に直接お仕えできるのは素直に嬉しい。ありがたい事だ。急ぎ皆を集め新たな仕事について説明を行う。今回の経緯を皆知っているからか、神妙な表情で話は進んだ。

 この頃から巴様がお持ちの刀と言う特殊な剣を使ってみたいと申し出る若者が出てくるようになった。あれは美しく、切れ味も相当なものだが、独特の使い勝手から修練にも時間を要する。許可すべきか迷う。だが個人的な感情のみで言えば、巴様からお見せ頂いたジダイゲキなる映像は心躍る。私も刀を持ちたいと思うし、申し出る者の気持ちはわかるのだ。ただそれを部隊単位で運用するとなると……。

 エルダードワーフの長老殿から折り入って話があると伝言を受ける。今やミスティオリザードの戦士は全員が彼らによる武具を手にしている。感謝してもし足りない。しかも武具の手入れについても携行できる道具を用いた効率的な手段を講習してくれている。戦士、工兵としての能力もさることながらこうした知識を惜しげもなく共有して下さる事に頭が下がる。当然、すぐに参じる。最近、巴様の影響か使う言葉が少し変化しているようにも思う。大した問題にはなっていないから気にするほどでもないが。

 長老曰く、刀の運用についてだった。当然後できつく仕置きをしたが、我らの種族の若者が数人エルダードワーフの工房を訪ねた上で刀をねだったのが始まりだ。嘆かわしい。本当に情けない。

 なんでも日本刀と呼ばれる、サムライの持つ本物の刀は今の技術では再現しかねるとのこと。だが巴様が強く望まれる上、若様からも助言を与えられ、何とかエルダードワーフの作る刀は形になってきているらしい。流石は一流の職人達だ。巴様が満面の笑顔で刀を愛でておられるのは、それだけの逸品が出来ているのであろう。

 ただ、刀は技を持って初めてその威力を十全に発揮する武器とのこと。本来はどの武器もそうなのだが、より極端にその傾向、性質を持つらしい。だから数人を選抜した上で試用してみてくれないかと頼まれる。手入れその他量産できる武器としての様々な課題を見つけて行きたいとの事。確かに、一品物ならコストも製作期間もある程度考えないで手入れも連絡を密にした上で職人で行えば良いかもしれないが、量産する一般の兵士向けの武器としても使うなら違った問題も出てくる。だが、それはつまりうちの馬鹿どもがねだった結果で余計な仕事をさせてしまっているのではないかと懸念し、平謝りする。
 寛容にも長老はお許し下さったが、私はどうも部下に甘く接しすぎているらしい。若様の性分が知らず知らず影響しているのだろうか。とりあえず、ねだった馬鹿は全員……。
 だが刀には私も興味がある。折角先方から提案して下さっているのだから引き受ける事にした。剣を主に扱う者から刀を望む希望者を募り、かつ実力を吟味して選抜する。

 森鬼との模擬戦を行う。何でも彼らも巴様と新たな分体であるコモエ様、それに澪様に訓練を受けているご同輩らしい。扱う武器や装備、それに筋肉から察すると斥候だと思われた。
 正直な所、さほど強くは無かった。亜空に来てからの我らの基準が色々狂っている可能性はあるが。素早く動き回る俊敏さは確かに見事だったが、基本的な腕力や技量は我らが上。魔法の腕は五分五分。攻撃なら彼ら、防御なら我らだろう。ただブレスと言う攻撃法がある以上それはあまり問題にならない。ましてや模擬戦は部隊戦闘。ほぼ完勝だった。ただ恐らくリーダーのモンド。彼は何かを隠していた。予め禁止されていた様子だったから危険な力か。一応覚えておく事にする。
 後に彼らの戦闘訓練を私と数名で体験する機会があった。あれは、駄目だ。とにかく必死続きの一日だった。あれで今日はお客人がいたから甘めだったな、などと言い放つ森鬼が信じられない。それ程までの訓練で彼らは何を矯正され、何を鍛えられているのだろうか。我らもうかうかしてはいられない。自発的な修練が不足と判断されれば巴様はにこやかに我らもTMブートキャンプに参加させる事だろう。三倍の訓練を心がけるべし。

 若様から不思議な提案をされる。鍛えたいから訓練の為に戦士の手を借りたいと仰る。もちろん構わない。全員でお手伝いしますとお答えするも、一人だけで良いと苦笑されてしまった。それならばと最高の戦士を紹介した。だが出来れば最近伸び悩んでいるような不調な戦士が良いと仰る。
 何でもヒューマンの未熟な生徒を少しずつ鍛える為に能力を限定した状態で戦わせたいらしい。なるほど、それなら不調な者でも良いと若様はお考えなのだろう。ふむ、しかしそれでは……。
 曲がりなりにも修練の相手にするのであれば、どの程度の付き合いになるのかはわからないが優れた人材を派遣するのが最も高い効果を生むだろう。若様がどこまでお考えなのか。一番の戦士は紹介してしまったから不調の戦士と偽って二番目に優秀な戦士を紹介しておいた。教えを乞う者が如何に未熟であろうと、相手をする者が心に迷いを抱いていればお互いの為になるまい。それでもご命令と異なる推挙をした事に後ろめたさを覚える。

 亜空に新たな移住者が来る事が決まったようだ。これはつい最近の事だ。飛行能力を持つ翼人と言う種族と強力な石化能力を持つゴルゴンと言う種族らしい。どちらも相当数がいるようだが、こちらでの生活などについてはある程度の説明をされていて受け入れている模様。これまでに飛行能力を持つ相手との訓練は無かったから期待する。ゴルゴンの石化能力はどうやら我らにも脅威になるようで、ドワーフの職人と少し前に若様の従者となられた識様が工房に篭っている。こちらも中々楽しみだ。
 
 翼人の長と補佐だと名乗る方が我が家に挨拶に見えた。物腰は柔らかいが堂々としており、種族を束ねる者の威厳を感じた。武技、戦闘訓練にも明るく共同での訓練の提案など有意義な時間を過ごす。ここでの生活など質問も受けたが私の回答が幾つか彼らにとって意外だったのか何度か驚かれた。彼らは我らミスティオリザードと違って知的な方面でも活躍できそうに思える。切磋琢磨を約束したものの、もしエマ殿をはじめとしてオークの方が苦戦している事務方面での仕事や農耕、人手不足で取り掛かれずにいる牧畜などに経験があるのならそちらに重きを置いて欲しいとも思った。
 まだ彼らはここでの不思議の本丸となる、若様と巴様以下従者の皆様の力に触れていない様子だった。あの洗礼は実に強烈。出来れば観戦者として同席したい。

 昨日はゴルゴンの代表の方がお二人、挨拶に見えた。識様がご一緒だった。眼鏡を外した状態での抵抗が出来るかどうか検証したいとの事だ。種族の中では私が一番状態異常への抵抗力が高い。完全武装で外に出た私の対面にいた眼鏡を身に着けたゴルゴンの女性が識様に何事か確認をとる。用意が出来た事を告げ、能力を解放してもらった。身体全体を全方位から押されるような不思議な感覚を覚える。一時的に体内に溜めた魔力を瞬間解放する。状態異常への抵抗では一般的な方法だ。圧が消える、がすぐにまた纏わり付くような先の感覚が蘇る。なるほど、常に抵抗が必要か。石化に至らぬまでもこれは厄介。
 次に装備を幾つか解除して同様の検証を行った。意識が無くなった。目が覚めたら識様の姿。それに眼鏡を装着し直して申し訳なさそうな顔をしたゴルゴンの方。石化してしまったのか。凄まじい威力だ。訓練時には部隊単位で魔法防御を常に全力で行わなければ勝負にもならないだろう。
 謝罪を受け、挨拶がてら翼人と話したような内容の世間話など楽しむ。若様はあの石化能力を難なく防御したらしい。それどころか石化した物を直して再度石化しないようにもしたとか。若様に状態異常などは効かないだろうが、学園に行かれるようになってから細かな事が出来るようになられているようだ。この頃も魔力を噴出しながら何事か修練に励まれている模様。支配者、王としての振る舞いは未だ意識しておられないようだが、弓の修練と言い、あの方はひたむきだ。そこは実に素晴らしい事だと思う。力に傲慢に溺れるよりは、ずっと。ただあの方がそうなった時、誰も止められないのではという懸念もあるのだが。

 そういえばゴルゴン殿達は何やら我らミスティオリザードの生態にも興味がお有りなのか男女の営みについてもそれとなく聞かれた。営みも何も我らは卵生だ。交尾こそあるがヒューマンと同様に胎生であるゴルゴン殿に参考になるものなのだろうか。身体の大きさや丈夫さも彼女達と我らでは相当に違う。最後に自分達に欲情するかと聞かれたが、世辞にも限界がある。美しい花や景色を見るのと同じ感覚で貴女方を美しいと感じますが、性欲の対象にはなりませんと率直にお答えした。何か事情があるように見えたが流石に力になれそうにない問題のようだ。

 亜空に来て、まだ一年だと言うのに実に多くの事が変わった。荒野で日々を必死に生き抜くだけの単調な生活とはまるで違う。
 さて、次は思い出した事を書き留めて、手記にまとめていかねばな。後になればなるほど、書ききれなくなってしまいそうだ。ドワーフの若い職人がつけていた日記を参考に、私もこれまでの記録をつけようと思ったのだが随分と大変な作業になりそうだな。
 だが忘れるには惜しい記憶。いずれ子供に聞かせてやれるのを楽しみにして続けていくとしよう。
 
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