月が導く異世界道中

あずみ 圭

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18巻

18-2

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「早いな。つい先ほど連絡をつけようと人をったばかりだというのに」

 僕に掛けられた第一声はそれだった。
 声のぬしはレンブラントさんだ。
 今は間違いなく殺人的な忙しさだと思うけど、何故か顔の色艶いろつやは日を追うごとに良くなっているように見える。
 ――あまり忙しいと昔を思い出す。若返るな。
 ふと、いつだったか彼が言っていた言葉を思い出す。
 あれ、冗談じゃなくて本気だったんだろうか。

「ちょうどギルドに顔を出したところでした。特に大きな戦況の変化はないようですけど……何か急ぎの御用があるとか」
「そうなのだ。まず先日コランから同盟、というよりも庇護を求める書状を受け取った。この件でライドウ殿の意見を聞いておきたい」
「私の意見、ですか?」

 コラン。ツィーゲからすると、お隣さんの港町だ。
 僕もこの間聞いたばかりで、まだ大した情報は持ってない。
 レンブラントさんはうなずく仕草を挟んで話を続ける。

「これまでの街のように、我々と今後も付き合いを継続する、というものではないゆえ、我々の間でもどう対応すべきか意見が分かれていてね」

 あ……そうか。
 庇護を求めるって事は、単に貴方の味方につきますよ、という話じゃない。守ってくれって事だ。つまりコランはツィーゲに、下に入れてくれって願い出ている事になる。
 となると、承諾すれば、ツィーゲはコランに文句を言うやからや手を出してくる輩も相手にしなくちゃいけない。
 ああ、これは難しいよな。
 急げば一日、普通に移動しても二日三日程度の距離とはいえ……別の街だ。
 負担は相当増える。

「確かに、今コランも抱えるとなると、隙ができます。皆さんの意見が分かれるのは当然かと」
「うむ。まさに賛否両論が現状だ。中にはこの街を内から崩すための一手じゃないかと疑う者もいる始末。かといって、あまり長考して時をいたずらに消費するのは自明の悪手あくしゅ。どうしたものかとね」
「ああ。それでコランにツィーゲから使節を出すのですね。真意を見極めるために」

 割と急に決まったコランへの使節団の派遣。ウチからは巴が行ってくれる事になっている。

「そうだ。コランは隣町で、しかも港町でもある。既に敵に回っていたらこれは喉元のどもとに迫ろうとする刃だ。油断はできん」

 つまりレンブラントさんは何よりもまず、コランがこちらに奸計かんけいめぐらせている可能性を危険視しているのか。
 庇護下に加えるかどうかは、その次の検討案件だと。
 なるほどなあ。
 でも、正直あの街がツィーゲに牙を向けるとは僕には思えない。クズノハ商会との関係も良好だ。
 今でこそかなり繁栄して近隣一の港町になっているコランだけど、つい最近までは近くの他の港町と同じ程度の小さな街だった。まさに漁村というのがぴったりはまる場所だ。
 しかし、澪があの街を訪れ、少しして、元リッチの従者――しきやエルドワことエルダードワーフを連れてうみさちを獲りだしてから、様子が変化しはじめた。
 うちの商会は今に至るまで、あそこで結構な量の買い付けをしているし、造船について何人か実地で修業していたりもする。
 そんな面々からの報告でも、他の国の影なんてないし、それどころかツィーゲ並みの自治をおこなってもいたはず。
 今後とも付き合いを、じゃなくて庇護下に入りたいというのは、確かに気になるところだけど、かなり好意的だし、ツィーゲをめるような真似まねはしないんじゃないだろうか。
 ……いや、それは違うか。
 それでも確証が欲しいから、レンブラントさんは人を出そうとしているわけで。何か引っ掛かっているにしろ、慎重しんちょうになっているにしろ、僕のように安易に信じる方がまずいんだろう。
 コランの現状はレンブラントさん以下、ここにいる人達ならご存知のはずだしな。
 僕は頭の中でまとめた考えを口にする。

「まだ独立を勝ち得たわけじゃありませんから、僕も慎重にいくのが正解だと思います。コランはこちらに表面上は極めて好意的です。疑念が晴れたなら、独立が確実になり次第庇護下に加えるのでしたら、問題ないでしょうし」

 一応、向こうに好意的な様子がある事を伝えておこう。
 あの辺りの海は、セルゲイさんをはじめ、亜空の住人になった海王シーロード族のみんなも良く出かけているようだしね。僕には海の良し悪しは分からないけど、彼らに言わせると、コラン沖はちょっとした避暑地のような良い場所なんだそうだ。

「……ほう、コランが好意的。貴方はそう見ていますか。そういえばクズノハ商会はあそこで常時海産物の買い付けをしているんでしたね」

 別の商会――確か宝石や鉱石の売買で力を持っている商会の代表が、会話に入ってきた。
 五十代くらいの男性で、小柄こがらだけど身なりはしっかりしている。
 遠目には穏やかな雰囲気を醸し出しているが、射貫いぬくような細くてするどい目が怖い。
 三代目という話だけど、滅茶苦茶めちゃくちゃやり手だったはず。
 巴から前情報をもらって初めて会った時、そのまんまな雰囲気の人でびびったのを覚えている。
 確か名前は、シラーさん。

「え、ええ。今回の使節の中に、ウチからも従業員を一人同行させます」
「確か、巴殿でしたね」
「はい」
「クズノハ商会の皆さんは、コランと特に問題なく商談をまとめている実績がありますから、疑念を晴らす成果についても……期待しています」

 ん、つまりシラーさんは庇護下に入れる方に賛成なのか?
 そうだよな。反対なら、警戒しておけ、話はなしだ、でおしまいだ。

「シラー殿はコランを庇護下に加える事に賛成なのですか?」

 一応確認しておく。

「ええ。あの街で時折がる『水晶珊瑚すいしょうさんご』は、水属性への強力な耐性を持つ防具の作製には欠かせません。以前、先代が乱暴に振る舞ってしまった事がありまして、私どもはコランに出入り禁止の有様ありさまなのですよ」

 少しばかり乱暴に。絶対少しじゃないな、街に商会ごと出入り禁止なんて、何やったんだろう。

「食うにも困っていた漁民から珊瑚を買い取ってあげただけなのですが、どうも誤解があったようで、ははは。……そこで、この機会に関係をやり直したいと考えておりましてね」

 相場の一割とか一分とかで買い叩いたんだろうな、きっと。
 確かに、今回の街と街の話に貢献こうけんすれば、関係を築き直す良い切っ掛けになるのは間違いない。
 それにしても、水晶珊瑚か。
 ウチは食材ばっかりで、海で取れるその手の素材はまるでノータッチだったな。

「そう、でしたか。私も独立さえ目処めどがつけば、コランとは仲良くできると考えています。私達の商会が両方の街の共栄に尽くしていけると良いですね」
「……。っ、ええ。その通りです。先代のしでかした事とはいえ、私どもも過去の行いを猛省もうせいしておりますから。では、コランの方々によろしくお伝えください」

 僕の言葉に一瞬ぽかんとした表情を見せたシラーさんは、その後すぐに笑みを浮かべると、同意の言葉を述べた。そして一礼してから、地図の広げられた円卓に戻っていく。
 そこで、再びレンブラントさんが声をかけてきた。

「いいかな、ライドウ殿」
「はい」
「ライドウ殿はコランの裏切りはないと考えている?」
「確証などは何もありませんが、その、印象では。ただ、独立が宙に浮いたままの現状でコランまで抱え込むのは危ないという事は私でも分かりますので、レンブラントさんの慎重論ももっともかと」
「そう、か。私はね、どうにも二つほど引っ掛かるのだ。まず、何故今なのか。ツィーゲほどではないにせよ、大きく発展しようとしているコランが、このタイミングで、わざわざ危ない橋と分かりながらツィーゲに庇護など求めてきたか。そこがね」
「……」

 そこは僕も気にかかる。
 普通に今後ともよろしく。独立できてもできなくても、上手に変わらぬお付き合いをさせてもらいますよ――と、自分達に安全な密約を申し入れてくればいい。
 ツィーゲもそれで満足なんだから。
 コランだって、他の街同様、面倒に巻き込まれず、角も立たない。

「そしてもう一点。こう言ってはなんだが、今回の一件でコランはツィーゲにかかる火の粉が飛び火して、それなりの被害が出ると私は考えていた」
「え?」

 それは初耳だ。

「あそこを落とせばツィーゲへの橋頭堡きょうとうほになるからね。だが、あの街には未だなんの被害もない。彼らは自衛のための戦力も満足に持っていないはずなのにだ。ツィーゲに対して過剰なまでにびる態度、被害をこうむっていない現状。疑うなと言う方が難しい」
「は、はい」
「だがライドウ殿には何か違うモノが見えているようだ。使節団の帰りを待ち、その報告次第では私も考えを改める。過ぎた疑念を持ち続けては道を誤る。困った事に、今の私がそれをすれば街が滅ぶ。確かに、ここ最近のコランとの関係はそれなりに良好だ。庇護下に入れるという選択肢はコランが本当にそう考えての提案だというなら、十分考慮こうりょあたいする魅力的なものでもある」

 僕が見ている(と思われている)何かを見抜こうとしてか、レンブラントさんの目がさっきのシラーさんばりに鋭くなる。
 やめてー。そういうのはロッツガルドの商人ギルドのザラ代表だけで十分ですって。
 ロッツガルドでのトラウマがよみがえる。

「ま、まあその。本当に根拠なんかないんですけどね。ほら、どうせコランもツィーゲも荒野との境界になっている山脈を背にしているようなものじゃないですか。だから、似た者同士なのかなって」
「む、確かに大雑把おおざっぱに言ってしまえばそうだね。南北にややずれているくらいで、どちらもアイオンの西の端。海に面しているか、荒野に続いているかの違いはあるが」
「だったら、いっそまとめて一つの街みたいになっちゃえば、荒野も海も良いとこ取りで、ばっちりだったりとか」
「……ひとつの、街? ツィーゲとコランをかね? ……っ!!」

 何か気になったのか、レンブラントさんの眉がピクリと動く。

「ツィーゲは土地がなくて困っているわけだし、どうせ国に喧嘩売けんかうっているし、いずれは黄金街道からコランまで外壁を延ばしちゃえば、人口だって今の何倍も許容できて……って、そんな事したらロッツガルドよりでかくなりかねませんね。無茶か……」

 あっちは学園都市とその周辺都市をまとめて学園都市群ととらえれば相当広い所だけど、一つの街だけではそこまで広くない。もしツィーゲとコランが街として一つになったら、都市群と比較してもこちらの方が巨大になる。
 世界一の巨大都市というかんむりも手に入る……というか、僕は一体何を言ってるんだろうね。
 馬鹿ばかみたいな事を。
 ここは現代日本とは全く違う。そこまで大きな街なんて、なあ。
 言ってるうちに自分で恥ずかしくなって、思わず途中から早口になってしまった。

「コランまで……一つに? いや、だがそんな事は……。あの問題さえ片付けば……しかし、まさか……壁と、道。そんな、可能なのか? 絵図に組み入れるとすれば……完成……これは……!」
「レ、レンブラントさん? すみません、ちょっと用事を思い出しまして……」
「……いや、私の方は最初からおまけだ。悪いがライドウ殿、二つ隣の別室に行ってくれ。もう少しばかり、時間を割いてほしい」
「え、でも」

 心ここにあらずのレンブラントさんが僕を呼び止めた。
 妙な事言っちゃって、穴があったら入りたいくらいなのに!

「そこに彩律殿が来られている。ツィーゲの〝盾〟の件で、お話があるそうでな。是非ライドウ殿に、との事だった。すまないが、頼む」

 顔を寄せてぼそりと、レンブラントさんがその名を口にした。
 ツィーゲ独立に関して裏で動く、ローレル連邦の中宮の名を。
 これが本命の用事ですか。
 恥ずかしいからって逃げるわけにもいかないな。
 冒険者、トアさんが不安に感じていた事案でもある。
 それに、一応レンブラントさんの前からは逃げられるし。

「っ、分かりました。では、私はこれで」
「うむ。手間をかけてすまない。……一日で端から端まで歩けぬような、街。ロッツガルド学園都市群などよりもずっと巨大で、区画整理もやりたい放題? 荒野に面した現状のまま、広大な土地ばかりか海まで手にできる……? これは、リスクを承知で火中に手を入れる時……か? この勝負を制すればこの街は間違いなく……!」

 まだ何か呟いているレンブラントさんを置いて、僕は彩律さんが待っているという部屋に足早に向かった。


 ◇◆◇◆◇


「ピクニックローズガーデン?」

 僕を待っていたローレルのお偉いさん、彩律さんの口から出てきたのは、なんとも楽しげな雰囲気の名前だった。
 そしてあまりにも〝似つかわしくない〟名前だと思って、ついオウム返しに口にしてしまった。

「はい。まさしく手練てだれの者達です。ただ、我々としてはとても困った事に、彼らはローレルにいながらも特定の国に所属しない旨をうたった勢力なのです」

 彩律さんは僕の入室を快く迎えると、向かいの席に僕を導き、早速その名を口にした。
 高い能力を備える、それも守備にけた傭兵団ようへいだんの一つらしい。
 かといって、戦争には積極的に参加していないという。
 なんだそれ。名前といい態度といい、胡散臭うさんくささしかないような連中に思えるけど?
 大体傭兵団が、戦争しないでまともにかせげるんだろうか。
 どうも、ちぐはぐな印象だ。

「それが、今のツィーゲに味方してくれると?」
「可能性はある、と考えています」

 彩律さんは確実ではありませんが、と残念そうに首を横に振った。

「レンブラントさんを通して、是非僕にとのお話でしたが……それはどうして?」

 今のところ、この件に僕が関係するような理由があまり見当たらない。
 大体、その傭兵団はローレルに拠点を置いているわけで、土地勘がない僕よりも、むしろ彩律さんの方が手を出しやすい条件だろう。

「彼らは『賢人けんじん』を先祖に持つ、ローレル連邦でも少し特殊な立ち位置にいる組織でして」
「賢人……」

 ローレルの人が言う賢人とは、異世界人の事らしい。
 ローレル連邦は昔からこの世界にまぎれ込んだ(と言っていいのかは分からないけど)異世界人を丁重に国に迎え入れてきた。そしてそれは国の文化にも影響を与え、国民にとっても賢人というのは特別な存在になっているのだとか。
 賢人は、広い意味では僕と同じ世界出身の人なんだろうけど、調べてみればみるほどに、その人種は日本人、違ったとしてもアジア系の特徴を多く備えていた。
 ローレルに根付く特異な文化その他を考えてみても、日本人でほぼ決まりだろうと僕は思っている。

「彩律様、以前にも申し上げましたが、僕は――」
「賢人様ではない、でしたね。はい、納得しておりますとも。ただ、ライドウ様は私から見ても賢人様と間違えてしまうほどにその特徴を備えていらっしゃいます。件の傭兵団にしましても、その先祖に賢人をかかげるだけありまして、賢人信仰が強い傾向があり、ライドウ様がおもむけば、きっと良い話ができるのではと、この彩律、確信しているんですよ」


「それで、僕ですか。しかも今?」
「はい」

 にこやかに即答する彩律さん。
 アイオンの革命は一応小康しょうこう状態じょうたいだし、コランについても僕が知る限り大きな問題はない。
 そして今、ツィーゲは守りの兵力を欲している。
 学園に講義に行くような小さな用事なら迷うまでもないけど、ローレルまで行って傭兵団と交渉して、彼らをここに連れてくるとなると、これは大仕事だ。でも……確かに動くなら今、か?
 向こうに到着してからは、きりもんを介してツィーゲと即座に行き来できるとしても、やっぱり数日間は留まる事になるよな。
 善意のかたまりのような笑顔で提案をしてきた彩律さんは、僕から視線を外さない。
 裏に何かがうごめいていそうな、苦手な顔だ。
 ロッツガルド音学園祭の頃から、彼女には国に来いってロックオンされてきた気がしている僕としては……正直、すごく面倒臭そうな予感がしている。
 それさえ払拭ふっしょくできれば、確かにローレルに行く価値はあるとも思える。

「あの、彩律様。僕としてもその傭兵団の方々と交渉するのは有意義だと考えます。ただ、今のツィーゲの状況を考えますと、あまり長い間留守にするわけにもいきませんし、お国の方に長期滞在も難しいかと思いますので……」
「もちろん、堅苦しい行事などは考えておりません。現在、巫女みこであるチヤ様は我が国にられませんし、代わりを務められる立場の者も選出されておりません。とても心苦しい事ですが、おもてなしの用意も十分できず、訪問の目的も目的ですので、今回はお忍びでおいでいただければとお願いするつもりでおりました。その代わりと言ってはなんですが、クズノハ商会の方々が行動されるにあたっては最大限の便宜べんぎをはかる用意ができております」

 リミア王国とかであったような堅苦しいイベントは勘弁と、遠回しに伝えようと思っていたら、向こうからうれしい提案があった。
 ……ふむ。それならさっさと行って、さっさと帰ってこられる、かな。
 実はローレルには多少興味もある。
 傭兵団との交渉だけなら、多分数日で済む。
 こっちの情報はリアルタイムで入ってくるし、いざとなればすぐに戻れる。
 国との妙な絡みを気にしなくていいなら、彼女の提案はアリだ。
 うん。

「……お忍びで構わないと?」
「はい。明日には手形をご用意できます。それを見せれば、およそどこでも通れるようにしておきますよ、ライドウ様。各地を治める者達にも過度な歓待はつつしむよう、きつく申しつけておきます。もちろん、ライドウ様が興味を持たれた場所や人には、可能な限り接触できるようにも」
「あ、いやそこまでしていただかなくても……」

 あんまり特権を与えられるのも悪目立ちしそうだ。他国を自由に歩けるってだけで既に結構な待遇だしな。

「いいえ。未だローレルも私も、ライドウ様にはそれらしい恩返しができていませんし」
「え?」

 恩返しとな。

「チヤ様も、私も。結果的に何度か命を救われているような……そんな気がしていますから」
「はは、は」

 勇者一行という意味ではまあ、助けているかもしれない。
 あの巫女様にはあまり好かれていないような気もするけど、そこは黙っておくのが吉だろう。馬鹿正直にそれを伝えても、互いにデメリットしかない。
 彩律さんにとって、巫女様はかなり大きな存在のようだし。


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