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第11章 勇者とオーク編
第113話 演説×熱狂=◯◯完了!
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「聞け! 豚ども! お前達は一人残らず全滅しろ!」
「…………」
「ヒロのバカー!」
いい雰囲気にまとまっていた広場の空気が、一気に凍りつく!
リーシアは忘れていた……やらかす男、ヒロのやり過ぎ具合を!
「な、なんだとー!」
「貴様!」
「ええ? そこでその言葉はないわ!」
いい雰囲気から、いきなり険悪な雰囲気に逆戻りする広場に、ヒロの声が駆け巡る。
「だがそれは偽りの死だ! そうオークの名は死に、君たちはポーク族として、新たなる道を歩むのだ!」
「ポーク?」
「ポークッて、呼び名を変えるって事か?」
「そうだ! 古き名を捨てさり、ポーク族として生まれ変わるのだ!」
いきなりの種族名変更に戸惑うオーク達……リーシアはアワアワしていた。
「新天地と言っても、どこに行くのだ?」
「ここより西に、人族が手出しができない獣人族の国がある。ここでオークではない、新たなる亜人ポークとして暮らしてもらう! 」
集まったオーク達が騒ぎ始める……生きるため、この地を捨て新天地に向かう話までは良かったが、まさかオークの名を捨てるとは思っておらず、皆が困惑していた。
「正直に言おう。人族はオーク族を恐れている。なぜか? それはオークが心を持たない魔物の一種だと思われているからだ!」
「私たちは魔物ではないわ!」
「そうだ! 魔物と一緒にするな!」
「俺たちは、理性のない獣じゃないぞ!」
オーク達は声を揃えて魔物である事を否定する。
「そうだ! 君たちは魔物ではない。心を持った命ある者だ。だが人族はそうは見ていない。君たちが理性なき獣として、数を増やす事を良しとしない」
「お前達だって、子を生んで種族の数を増やしているだろうが! なぜ我らはいけない⁈」
「それは君たちがオークだからだ。人はオークが増えるのを嫌う。かつてオークの数が爆発的に増えた時、人族のみならず、この大地に住む民全てに危機を招いたからだ!」
「我々は違う。一家庭に子供は一人の掟に従っている。爆発的に増えたりはしない」
一部のオークが自分たちは違うと、声を大にして否定する。
「僕は知っています。心を持ったアナタ達が魔物ではない事を! 話し合えば分かり合える隣人であると! でも、大半の人族はその事実を知りません。人族にとってオークとは人を襲う魔物であり、その巣が近くにあれば、家族に被害が及ぶ前に全力で叩きに来ます」
「オレ達だって家族はいる」
「そうです。皆さんにも家族はいます。では、どうしますか? 戦いますか? 人族の数は膨大です。質で勝っても、数の暴力の前に、いつか負けるでしょう」
「戦っても負けるなら本望だ!」
若い童貞オーク達が再び騒ぎ出す。
「黙れ童貞豚ども! 全員が死んだら本当に負けなんですよ!」
「な、なに⁈」
「エクソダス計画は君たちに勝利をもたらさない。それは負ける事が前提の作戦だからです」
「負ける事が前提だと?」
「そうです! 全員で逃げた所で、人族はオークを全滅させるまで追って来きます。だからこそオークの村人が全員死んだと思わせて、騙す必要があります」
「そのための我らか?」
古参オークが、ヒロの計画に耳を傾ける。
「全員で逃げても意味がありません。この地に留まり、人族にオークは滅んだと思わせる……犠牲と戦利品が必要なんです」
一瞬の躊躇……ヒロが間を開けて答えると、古参のオーク達は悟った。
「戦利品か……良かろう。せいぜいこの体に高い価値がつくよう、戦って死んでやるわ」
「クックックッ、お前の贅肉じゃ、価値はなさそうだがな」
「なんだと? お前のは脂身ばかりだろうが」
互いに出っ張った腹を罵り合うオーク達を見て、周りのオークが笑い出す。
「この地に残る者に明日はありません……ですがその命は明日につながります。生き残る者がいれば、負けではないのです」
ヒロの言葉が真っすぐに、古参オーク達の心に突き刺さる。
「ワシら老兵は、戦士ヒロの配下となろう。存分にこの命、使うが良い!」
「今から腕がなるわ。どう派手に死んでやろうかの」
「一番槍はワシがもらうぞ」
「一番死のまちがいじゃろ」
「がはっはっはっはっ!」
古参オーク達がエクソダス計画の参加に同意する。
「私たちは生きてやるわ。命をつなぐためにね」
「ああ、そうさ。私ら雌は、生きて生きて生き抜いてみせるさ」
「私ら雌は死ぬ気で逃げるよ! 童貞坊や達の面倒もみてやるからね。しっかり私たち雌の後について来な」
雌のオーク達は、死行く者達に生き抜く事を約束する。ついでに童貞戦士どもの面倒も……雌オーク達も皆エクソダス計画に賛同する。
「童貞のまま死んでたまるか! 西の地でパコパコして脱童貞戦士になってやる。なあ、みんな!」
「……」
「え? みんな……どうしたんだ? さあ、一緒に脱童貞を!」
「いや……それは……」
勢いに乗り、若手オーク戦士が童貞宣言からの同意を求めたが、だれも勢いに乗って来ない……目を逸らし無視を決め込む若手オーク戦士達……一人公開処刑される哀れな若手オーク。
沈黙の若手オーク達は、無言の同意でエクソダス計画に参加が決まった。
広場に集まるオーク達がヒロの計画に賛同する。いつの間にか広場には村人達が集まり、おびただしい人数のオーク達がヒロの言葉に耳を傾けていた。
「ここより西でポーク族として生きるために必要なことは、できる限りお教えします。楽な道ではありません。困難を極める道になるでしょう。ですがみなさんは成し遂げなければなりません。命をつなぐために……さあ、ともに行きましょう。新たなる未来へ!」
「うおおお! 未来のために!」
「命をつなぐために!」
「チキショウ! 脱童貞のために!」
その言葉にオーク達が声を上げて賛同する。熱狂が波及し、口々に皆が声を上げて未来を夢見た。
「さあ、オーク族よ! 勇気を持って立ち上がれ! 今こそ、あなた達はポーク族として生まれ変わり、新たなる時代を作るのだ。ジークポーク!」
「ジークポーク?」
「ジークとは、僕の世界で勝利と言う意味を表します。新たなる種族の勝利! ジークポーク!」
「ジークポーク!」
オークヒーローが声を上げて叫ぶと、妻アリアと息子シーザーもそれに続く。
「ジークポーク!」「ジークポーク!」
やがてその掛け声は周りに波及し、皆が口にして声を上げ始めた。
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
皆が、ジークポークの言葉を合唱し、心が一つになってゆく。
「さあ! ポーク族よ! 人族に見せてやろう! 我らの力を! 絆を! 死を超えた明日につながる命の煌めきを! ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポークの言葉の元に! 集えポーク族よ! ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジーク童貞!」 「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
もはやコントロール不可能の熱狂の中で、一人アワアワしまくるリーシア……。
「ヒ、ヒロ……え、演技ですよね? なんか、もう人族を滅ぼす感じですよコレ! み、みんなの目が怖いです! アリアさんとシーザー君までジークポークッて叫びまくってますよ⁈ これってまさか……せ、洗脳? 洗脳してみんなを誘導していませんか? 本当にあなたは勇者ですか?……真っ黒です! もう真っ黒過ぎてダークヒロになってますよ! やり過ぎです! ヒロのバカ!」
リーシアの叫びが熱狂に埋もれ、ジークポークの声だけが、高らかに広場に響くのだった。
〈希望の演説がオーク達を洗脳した時、明日へとつながる道が開いた!〉
「…………」
「ヒロのバカー!」
いい雰囲気にまとまっていた広場の空気が、一気に凍りつく!
リーシアは忘れていた……やらかす男、ヒロのやり過ぎ具合を!
「な、なんだとー!」
「貴様!」
「ええ? そこでその言葉はないわ!」
いい雰囲気から、いきなり険悪な雰囲気に逆戻りする広場に、ヒロの声が駆け巡る。
「だがそれは偽りの死だ! そうオークの名は死に、君たちはポーク族として、新たなる道を歩むのだ!」
「ポーク?」
「ポークッて、呼び名を変えるって事か?」
「そうだ! 古き名を捨てさり、ポーク族として生まれ変わるのだ!」
いきなりの種族名変更に戸惑うオーク達……リーシアはアワアワしていた。
「新天地と言っても、どこに行くのだ?」
「ここより西に、人族が手出しができない獣人族の国がある。ここでオークではない、新たなる亜人ポークとして暮らしてもらう! 」
集まったオーク達が騒ぎ始める……生きるため、この地を捨て新天地に向かう話までは良かったが、まさかオークの名を捨てるとは思っておらず、皆が困惑していた。
「正直に言おう。人族はオーク族を恐れている。なぜか? それはオークが心を持たない魔物の一種だと思われているからだ!」
「私たちは魔物ではないわ!」
「そうだ! 魔物と一緒にするな!」
「俺たちは、理性のない獣じゃないぞ!」
オーク達は声を揃えて魔物である事を否定する。
「そうだ! 君たちは魔物ではない。心を持った命ある者だ。だが人族はそうは見ていない。君たちが理性なき獣として、数を増やす事を良しとしない」
「お前達だって、子を生んで種族の数を増やしているだろうが! なぜ我らはいけない⁈」
「それは君たちがオークだからだ。人はオークが増えるのを嫌う。かつてオークの数が爆発的に増えた時、人族のみならず、この大地に住む民全てに危機を招いたからだ!」
「我々は違う。一家庭に子供は一人の掟に従っている。爆発的に増えたりはしない」
一部のオークが自分たちは違うと、声を大にして否定する。
「僕は知っています。心を持ったアナタ達が魔物ではない事を! 話し合えば分かり合える隣人であると! でも、大半の人族はその事実を知りません。人族にとってオークとは人を襲う魔物であり、その巣が近くにあれば、家族に被害が及ぶ前に全力で叩きに来ます」
「オレ達だって家族はいる」
「そうです。皆さんにも家族はいます。では、どうしますか? 戦いますか? 人族の数は膨大です。質で勝っても、数の暴力の前に、いつか負けるでしょう」
「戦っても負けるなら本望だ!」
若い童貞オーク達が再び騒ぎ出す。
「黙れ童貞豚ども! 全員が死んだら本当に負けなんですよ!」
「な、なに⁈」
「エクソダス計画は君たちに勝利をもたらさない。それは負ける事が前提の作戦だからです」
「負ける事が前提だと?」
「そうです! 全員で逃げた所で、人族はオークを全滅させるまで追って来きます。だからこそオークの村人が全員死んだと思わせて、騙す必要があります」
「そのための我らか?」
古参オークが、ヒロの計画に耳を傾ける。
「全員で逃げても意味がありません。この地に留まり、人族にオークは滅んだと思わせる……犠牲と戦利品が必要なんです」
一瞬の躊躇……ヒロが間を開けて答えると、古参のオーク達は悟った。
「戦利品か……良かろう。せいぜいこの体に高い価値がつくよう、戦って死んでやるわ」
「クックックッ、お前の贅肉じゃ、価値はなさそうだがな」
「なんだと? お前のは脂身ばかりだろうが」
互いに出っ張った腹を罵り合うオーク達を見て、周りのオークが笑い出す。
「この地に残る者に明日はありません……ですがその命は明日につながります。生き残る者がいれば、負けではないのです」
ヒロの言葉が真っすぐに、古参オーク達の心に突き刺さる。
「ワシら老兵は、戦士ヒロの配下となろう。存分にこの命、使うが良い!」
「今から腕がなるわ。どう派手に死んでやろうかの」
「一番槍はワシがもらうぞ」
「一番死のまちがいじゃろ」
「がはっはっはっはっ!」
古参オーク達がエクソダス計画の参加に同意する。
「私たちは生きてやるわ。命をつなぐためにね」
「ああ、そうさ。私ら雌は、生きて生きて生き抜いてみせるさ」
「私ら雌は死ぬ気で逃げるよ! 童貞坊や達の面倒もみてやるからね。しっかり私たち雌の後について来な」
雌のオーク達は、死行く者達に生き抜く事を約束する。ついでに童貞戦士どもの面倒も……雌オーク達も皆エクソダス計画に賛同する。
「童貞のまま死んでたまるか! 西の地でパコパコして脱童貞戦士になってやる。なあ、みんな!」
「……」
「え? みんな……どうしたんだ? さあ、一緒に脱童貞を!」
「いや……それは……」
勢いに乗り、若手オーク戦士が童貞宣言からの同意を求めたが、だれも勢いに乗って来ない……目を逸らし無視を決め込む若手オーク戦士達……一人公開処刑される哀れな若手オーク。
沈黙の若手オーク達は、無言の同意でエクソダス計画に参加が決まった。
広場に集まるオーク達がヒロの計画に賛同する。いつの間にか広場には村人達が集まり、おびただしい人数のオーク達がヒロの言葉に耳を傾けていた。
「ここより西でポーク族として生きるために必要なことは、できる限りお教えします。楽な道ではありません。困難を極める道になるでしょう。ですがみなさんは成し遂げなければなりません。命をつなぐために……さあ、ともに行きましょう。新たなる未来へ!」
「うおおお! 未来のために!」
「命をつなぐために!」
「チキショウ! 脱童貞のために!」
その言葉にオーク達が声を上げて賛同する。熱狂が波及し、口々に皆が声を上げて未来を夢見た。
「さあ、オーク族よ! 勇気を持って立ち上がれ! 今こそ、あなた達はポーク族として生まれ変わり、新たなる時代を作るのだ。ジークポーク!」
「ジークポーク?」
「ジークとは、僕の世界で勝利と言う意味を表します。新たなる種族の勝利! ジークポーク!」
「ジークポーク!」
オークヒーローが声を上げて叫ぶと、妻アリアと息子シーザーもそれに続く。
「ジークポーク!」「ジークポーク!」
やがてその掛け声は周りに波及し、皆が口にして声を上げ始めた。
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
皆が、ジークポークの言葉を合唱し、心が一つになってゆく。
「さあ! ポーク族よ! 人族に見せてやろう! 我らの力を! 絆を! 死を超えた明日につながる命の煌めきを! ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポークの言葉の元に! 集えポーク族よ! ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジーク童貞!」 「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
「ジークポーク!」「ジークポーク!」「ジークポーク!」
もはやコントロール不可能の熱狂の中で、一人アワアワしまくるリーシア……。
「ヒ、ヒロ……え、演技ですよね? なんか、もう人族を滅ぼす感じですよコレ! み、みんなの目が怖いです! アリアさんとシーザー君までジークポークッて叫びまくってますよ⁈ これってまさか……せ、洗脳? 洗脳してみんなを誘導していませんか? 本当にあなたは勇者ですか?……真っ黒です! もう真っ黒過ぎてダークヒロになってますよ! やり過ぎです! ヒロのバカ!」
リーシアの叫びが熱狂に埋もれ、ジークポークの声だけが、高らかに広場に響くのだった。
〈希望の演説がオーク達を洗脳した時、明日へとつながる道が開いた!〉
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