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《はじめに》
Dom/Subユニバース 世界観設定
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このお話はDom/Subユニバースがベースになっていますが、独自解釈やオリジナル設定も含まれます。
特殊な用語が多いですので、全く知らない方はこちらをご一読いただければ幸いです。
★すでにご存知の方は読み飛ばしていただいて結構です。
【簡単な説明】
Dom……支配する側(S)
Sub……支配される側(M)
Glare……Domが使う威圧
Command……従うと気持ちよくなれる命令
これがわかっていれば、当作品は大体いけます。詳細説明は下↓↓↓
●世界観
全ての人間は、男女の性別の他に、第二の性を持っています。
これは生来決まっているものであり、思春期頃に行う一斉検査によって明らかになります。
第二の性は「Dom」「Sub」「Switch」「Normal」の4種が確認されています。
◇Dom
パートナーを庇護下に置き、支配したいという欲求が強い性。
サディスティックな嗜好を持つ。
社会的にはリーダーシップがあり、優秀な人物となる場合が多い。
Glareと呼ばれる特有の威圧感を発することができる。
◇Sub
パートナーに支配、管理されたいという欲求が強い性。
マゾヒスティックな嗜好を持つ。
一般的には一途につくすことに喜びを覚えるような人物であることが多い。
Domによる支配を長く受けていないと不安症状を覚えることがある(そのための薬もあるが長期服用は不可)
◇Switch
思春期以降に、DomかSubのいずれかに分化する要素を持つ性。
それが安定することなく、本人の意思次第で自由に変化させることができるものもいる。
また、他者の第二の性をコントロールできるSwitchも確認されており、その性質はいまだ未知の部分がある。
◇Normal
DomでもSubでもSwitchでもない性別。全体の7割ほどを占める。
●ランク
DomとSubにはそれぞれランクが生じる。
これは、個々人の潜在性質の強弱を記号化したものであり、検査によって測定することが可能。一斉検査の際にも測定され、個人情報として記録・管理される。
しかし、この潜在性質は環境などによっても増減していくことが知られており、長らく再検査を行わないことで、公式の記録との差異が生じている例も少なくない。
ランクは上からS、A、B、C、Dの5段階で測定。
ランクが高いほど、DomあるいはSubとしての資質が強いとされる。
Domはランクを意識することが多く、自分に釣り合ったSubを求める傾向がある。
また、高ランクのSubが自身よりランクの低いDomのGlare(威圧)を抵抗、拒絶できることも確認されており、まだまだ謎の多い要素といえる。
●関連用語
◇Glare
Domが意識して放つ威圧感。眼力・オーラのようなもの。
これを受けたSubは心身をDomに支配されやすい状態になる。
信頼する相手からのGlareはSubにとってご褒美にもなり、それだけでとろりと思考を蕩かせた状態になることもある。
だが、信頼できる相手であっても不機嫌な状態で放たれたGlareの場合や、無理やり従わせるようなGlareの場合、Subは恐怖に飲まれ、身体が震えたり動けなくなると言った状況に陥ることになる。
GlareはSub相手だけでなくDom同士の争いのときにも放たれ、これによって決着をつける。
◇Command
DomがSubに対して行う「命令」。
Subが命令を受け入れ、これを遂行することでDom/Sub双方の欲求が満たされる。
信頼関係によって成り立つことが重要であり、Domは「命令」を実行できたSubを十分に褒める必要がある。
実行できなかった場合、お仕置きなどを行う。
※Commandの種類については後述。
◇Care
Subをたくさん褒めて、全肯定する行動のこと。
Subが不安定なときにこれを怠ると、後述するSub dropに陥りやすい。
お仕置きの後にも行うことが必須であり、これはAfter careと称される。
◇Safe word
Domの行為が行き過ぎてしまわないように、パートナーであるDomとSubの間で予め決めてある言葉。SubがSafe wordを発した場合、Domはそれ以上の行為をしてはいけない。
◇Sub space・Space
DomによるCareやAfter careの最中に、Subの意識が完全にDomにコントロールされてしまうこと。
頭がお花畑状態になったり、ふわふわした感覚に包まれたりする。
多くの場合は多幸感を伴う。
Subの体質や経験、なによりDomとの信頼関係がないと、この状態に入ることはできない。
◇Sub drop・Drop
Sub spaceの対となる言葉。
DomとSubで信頼関係が築けていなかったり、Domがお仕置きの後にSubをそのまま放置した場合などに起こる現象。
幸福感よりも緊張や不安が高まってしまい、Subが疲労感、虚無感を覚えてしまう。酷い場合は周りの声が届かず、閉じこもったように心を病んでしまう場合もある。
◇Collar
DomとSubがパートナー関係を成立した際、その証としてDomがSubに送る首輪。
●Command一覧(一部抜粋)
Kneel……おすわり、跪け(Subの基本姿勢とされます)
Come……おいで
Stay……待て
Stop……やめて、もういい
Stand-up……立って
Shush……静かに
Say……話せ
Look……こちらを見ろ
Take……取ってこい
Present……晒せ(場所はDomが指示)
Strip……脱げ
Crawl……四つん這いになれ
Lick……舐めろ
Kiss……キスしろ
Down……伏せ
Good boy……褒めるときCommand。主にCareの時に使われる。
作中ではこんなイメージで使っています。
(Commandが増えるときはこちらに追加します)
基本的にCommandにはルビを振ってますので、英語が苦手な方もご安心ください。
つらつらと書きましたが、ゆるっと雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。
特殊な用語が多いですので、全く知らない方はこちらをご一読いただければ幸いです。
★すでにご存知の方は読み飛ばしていただいて結構です。
【簡単な説明】
Dom……支配する側(S)
Sub……支配される側(M)
Glare……Domが使う威圧
Command……従うと気持ちよくなれる命令
これがわかっていれば、当作品は大体いけます。詳細説明は下↓↓↓
●世界観
全ての人間は、男女の性別の他に、第二の性を持っています。
これは生来決まっているものであり、思春期頃に行う一斉検査によって明らかになります。
第二の性は「Dom」「Sub」「Switch」「Normal」の4種が確認されています。
◇Dom
パートナーを庇護下に置き、支配したいという欲求が強い性。
サディスティックな嗜好を持つ。
社会的にはリーダーシップがあり、優秀な人物となる場合が多い。
Glareと呼ばれる特有の威圧感を発することができる。
◇Sub
パートナーに支配、管理されたいという欲求が強い性。
マゾヒスティックな嗜好を持つ。
一般的には一途につくすことに喜びを覚えるような人物であることが多い。
Domによる支配を長く受けていないと不安症状を覚えることがある(そのための薬もあるが長期服用は不可)
◇Switch
思春期以降に、DomかSubのいずれかに分化する要素を持つ性。
それが安定することなく、本人の意思次第で自由に変化させることができるものもいる。
また、他者の第二の性をコントロールできるSwitchも確認されており、その性質はいまだ未知の部分がある。
◇Normal
DomでもSubでもSwitchでもない性別。全体の7割ほどを占める。
●ランク
DomとSubにはそれぞれランクが生じる。
これは、個々人の潜在性質の強弱を記号化したものであり、検査によって測定することが可能。一斉検査の際にも測定され、個人情報として記録・管理される。
しかし、この潜在性質は環境などによっても増減していくことが知られており、長らく再検査を行わないことで、公式の記録との差異が生じている例も少なくない。
ランクは上からS、A、B、C、Dの5段階で測定。
ランクが高いほど、DomあるいはSubとしての資質が強いとされる。
Domはランクを意識することが多く、自分に釣り合ったSubを求める傾向がある。
また、高ランクのSubが自身よりランクの低いDomのGlare(威圧)を抵抗、拒絶できることも確認されており、まだまだ謎の多い要素といえる。
●関連用語
◇Glare
Domが意識して放つ威圧感。眼力・オーラのようなもの。
これを受けたSubは心身をDomに支配されやすい状態になる。
信頼する相手からのGlareはSubにとってご褒美にもなり、それだけでとろりと思考を蕩かせた状態になることもある。
だが、信頼できる相手であっても不機嫌な状態で放たれたGlareの場合や、無理やり従わせるようなGlareの場合、Subは恐怖に飲まれ、身体が震えたり動けなくなると言った状況に陥ることになる。
GlareはSub相手だけでなくDom同士の争いのときにも放たれ、これによって決着をつける。
◇Command
DomがSubに対して行う「命令」。
Subが命令を受け入れ、これを遂行することでDom/Sub双方の欲求が満たされる。
信頼関係によって成り立つことが重要であり、Domは「命令」を実行できたSubを十分に褒める必要がある。
実行できなかった場合、お仕置きなどを行う。
※Commandの種類については後述。
◇Care
Subをたくさん褒めて、全肯定する行動のこと。
Subが不安定なときにこれを怠ると、後述するSub dropに陥りやすい。
お仕置きの後にも行うことが必須であり、これはAfter careと称される。
◇Safe word
Domの行為が行き過ぎてしまわないように、パートナーであるDomとSubの間で予め決めてある言葉。SubがSafe wordを発した場合、Domはそれ以上の行為をしてはいけない。
◇Sub space・Space
DomによるCareやAfter careの最中に、Subの意識が完全にDomにコントロールされてしまうこと。
頭がお花畑状態になったり、ふわふわした感覚に包まれたりする。
多くの場合は多幸感を伴う。
Subの体質や経験、なによりDomとの信頼関係がないと、この状態に入ることはできない。
◇Sub drop・Drop
Sub spaceの対となる言葉。
DomとSubで信頼関係が築けていなかったり、Domがお仕置きの後にSubをそのまま放置した場合などに起こる現象。
幸福感よりも緊張や不安が高まってしまい、Subが疲労感、虚無感を覚えてしまう。酷い場合は周りの声が届かず、閉じこもったように心を病んでしまう場合もある。
◇Collar
DomとSubがパートナー関係を成立した際、その証としてDomがSubに送る首輪。
●Command一覧(一部抜粋)
Kneel……おすわり、跪け(Subの基本姿勢とされます)
Come……おいで
Stay……待て
Stop……やめて、もういい
Stand-up……立って
Shush……静かに
Say……話せ
Look……こちらを見ろ
Take……取ってこい
Present……晒せ(場所はDomが指示)
Strip……脱げ
Crawl……四つん這いになれ
Lick……舐めろ
Kiss……キスしろ
Down……伏せ
Good boy……褒めるときCommand。主にCareの時に使われる。
作中ではこんなイメージで使っています。
(Commandが増えるときはこちらに追加します)
基本的にCommandにはルビを振ってますので、英語が苦手な方もご安心ください。
つらつらと書きましたが、ゆるっと雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。
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