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口付けてくださるのだと理解した私は、とても恥ずかしくなり目を瞑りました。
そしてすぐに柔らかい感触が私の唇に触れましたわ。
触れるだけの啄む様なキスを何度も繰り返した後、私の耳元で囁くように
「少し口を開けてごらん」
と言われましたので、私は疑問に思いながらもそっと口を開きました。
フリード様はその隙間から舌を差し入れられ、私の歯列をなぞるように動かれました。
初めての感覚に驚き、思わずビクッとしてしまって、閉じていた目を見開いてしまいました。
フリード様のエメラルドグリーンの瞳と目が合います。
その瞳には更に熱が籠っているようで、歳下であるとは思えないほどの大人の色気のようなものを醸し出されておりました。
フリード様の舌先が私の舌へと触れ絡め取られてしまいます。
「んっ……ふぁ……」
フリード様の舌は私の舌を吸い上げたり、擦り合わせたりと動き回りました。
初めての感覚に翻弄され、私は上手く呼吸することができません。
それを察してか、フリード様は一度唇を離すと、申し訳なさそうにおっしゃいます。
「リア、すまない。苦しい思いさせてしまったね。息は止めずに、鼻で呼吸して良いからね」
「はっ……はい……」
私は言われた通りに必死に鼻から空気を取り入れようと試みました。
初めてのことだとはいえ、息をするのを忘れていただなんてと少し恥ずかしくなりましたけれど。
だいぶ落ち着いてきました。
「うん。良い子だね。リア。もう一度口付けても良いかい?」
フリード様の色気のある微笑みに、私はドキドキしながらコクリと小さく首を縦に振りました。
そしてすぐに柔らかい感触が私の唇に触れましたわ。
触れるだけの啄む様なキスを何度も繰り返した後、私の耳元で囁くように
「少し口を開けてごらん」
と言われましたので、私は疑問に思いながらもそっと口を開きました。
フリード様はその隙間から舌を差し入れられ、私の歯列をなぞるように動かれました。
初めての感覚に驚き、思わずビクッとしてしまって、閉じていた目を見開いてしまいました。
フリード様のエメラルドグリーンの瞳と目が合います。
その瞳には更に熱が籠っているようで、歳下であるとは思えないほどの大人の色気のようなものを醸し出されておりました。
フリード様の舌先が私の舌へと触れ絡め取られてしまいます。
「んっ……ふぁ……」
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「リア、すまない。苦しい思いさせてしまったね。息は止めずに、鼻で呼吸して良いからね」
「はっ……はい……」
私は言われた通りに必死に鼻から空気を取り入れようと試みました。
初めてのことだとはいえ、息をするのを忘れていただなんてと少し恥ずかしくなりましたけれど。
だいぶ落ち着いてきました。
「うん。良い子だね。リア。もう一度口付けても良いかい?」
フリード様の色気のある微笑みに、私はドキドキしながらコクリと小さく首を縦に振りました。
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