イレギュラー思考は透空(そら)の味 ♧自分を知ったその後は・・・・・♧

じゅラン 椿

文字の大きさ
上 下
27 / 31

♧No.027♧  地区大会出場

しおりを挟む
数日間の練習を経て、地区大会を迎える。

緊張が心を支配している。

そして、いよいよ、ゲンの出番、時計の秒針が大きく響く・・・

午前の結果は・・・

残念、敗退する。

ゲン「県大会は、無理だったけど、いい経験になった、」

なぎさ「うん、そーだよね、一緒に出場できたことが、凄いことかもって思えてきたぁ、そうそう、夏休みの課題どこまで進んだ???」

ゲン「半分くらいかな、今度一緒に課題、済ませよう、図書館集合ね、今週金曜くらいどうかな」

なぎさ「うん、何も予定ないはずだよ」

ゲン「じゃ、金曜、図書館でね」

駅の自転車置き場で、別れる。



そして、金曜日。



ゲン「数学答え合わせしよ、あと、英語分からないところ教えてぇー」

なぎさ「うん、数学の課題は③の問題だけ、分からなくてさー、」

ゲン「私は⑤が、分からんかったわ、お互いに、全問解けるね、」

なぎさ「英語どこー」

ゲン「練習問題a~e全然理解できんわ」

なぎさ「これ、in,on,too,that,beのどれかが入ると思うよ、間違いだったらごめん」

ゲン「そんな、とりあえず、解答したいからさ、ありがとう」

そんな会話をしながら、二人は課題を終えた。



そして、夏休みも終わりに近づいていた。

数日後



学校が始まった。

課題提出・進路アンケートが行われた。

現代文・数学・英語で、80点合格の条件で課題テストが行われた。

数日後、答案用紙が返却される。

ゲンは、英語は、ぎりぎり80点、現代文95、数学100の結果だ。

一方なぎさは、英語100、現代文90、数学85で、二人とも合格だ。



なぎさ「ゲンー、どうだった課題テスト」

ゲン「うん、大丈夫、合格、なぎさは?」

なぎさ「合格、今月末には前期期末テストあるね」

ゲン「そーだね、テストあるけど、その後の行事の学園祭の噂聞いたけど・・・なぎさは、知ってる???」



なぎさ「なになに・・・???」

ゲン「真実かどうかが、分からんかんのやけど、あいまいやけどさぁー」

なぎさ「うんうん、いいよ、いいよ、知りたい」

授業始まりのチャイムが鳴る。

ゲン「授業はじまっちゃうから、また、部活の時にはなそーー」

なぎさ「オッケー」

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

道徳学院開校 ◆自由の中のルール◆

じゅラン 椿
現代文学
寺毛 亘は小3の時の担任の大杉先生に心を惹かれ 教員を目指す。4,5年生で挫折を目の前にするのだが、大杉先生に手紙を送り その返事を「ゆめへの栄養補給」として、支えにした。 中学も勉強に、部活に懸命になり、志望高校合格。高校時代に ルールやマナー秩序、規則、尊敬、敬い、感謝について 個人的に 問題を少しずつ感じていく。 各学校 専門学校、大学は、"小さな社会であり団体生活において学ぶ場"と位置付けている考えの持ち主。 大学受験では浪人を経て大学生となる。そして・・・・・

妹とゆるゆる二人で同棲生活しています 〜解け落ちた氷のその行方〜

若椿 柳阿(わかつばき りゅうあ)
現代文学
「さて、ここで解け落ちた氷の話をしよう。氷から解け落ちた雫の話をしようじゃないか」 解け落ちた氷は、社会からあぶれ外れてしまう姿によく似ている。もともと同一の存在であったはずなのに、一度解けてしまえばつららのように垂れさがっている氷にはなることはできない。 「解け落ちた氷」と言える彼らは、何かを探し求めながら高校生活を謳歌する。吃音症を患った女の子、どこか雰囲気が異なってしまった幼馴染、そして密かに禁忌の愛を紡ぐ主人公とその妹。 そんな人たちとの関わりの中で、主人公が「本当」を探していくお話です。 ※この物語は近親愛を題材にした恋愛・現代ドラマの作品です。 5月からしばらく毎日4話以上の更新が入ります。よろしくお願いします。 関連作品:『彩る季節を選べたら』:https://www.alphapolis.co.jp/novel/114384109/903870270 「解け落ちた氷のその行方」の別世界線のお話。完結済み。見ておくと、よりこの作品を楽しめるかもしれません。

アルバートの屈辱

プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。 『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。

処理中です...