イレギュラー思考は透空(そら)の味 ♧自分を知ったその後は・・・・・♧

じゅラン 椿

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♧No.021♧ ボーリングに誘われる 前書き編集

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5月のゴールデンウィークも終わり、入部確定生徒から、部活動もはじまり新鮮な高校生活、記憶が途切れている自分を忘れさせてくれるくらいの日常を送っていた、そんなある日。

なぎさちゃんからボーリングに誘われる。

なぎさ「ねね、次の土曜日ボーリング行かない?」
ゲン「わぁー、ボーリングなんて、久しぶり、うん、いいよ嬉しい」
部活では、一緒に、将棋の駒の動かし方や、囲碁の歴史などを楽しみながら、自然に学ぶことが出来ていた二人。

ウキウキして帰宅した頃,吹田君からのメールの返事が届く。
メールには、"体調を崩していて、連絡できずにいて、ごめんやっと、返事が出来た、ありがとう"

ゲン"大丈夫、心配・・・落ち着いたら会いたい、連絡待ってる、こっちからも連絡するから 体大事にしてね"送信した。

ボーリング当日
近くの公園で待ち合わせした。というのは、ボーリングを、経営しているのは、なぎさの親戚だから、今回は、そこで、プレイポーリングすることになったのだ。

なぎさ「こっち、こっち すぐ近くだから 雨降らなくてよかったね」
ゲン「うん、あれ、すごい、プロみたいな、鞄だね、もしかして・・・・靴とボール持ってるの・・・・・すごーーーい」
なぎさ「そう、小学校の時にね、実は、作ったのよ、ボールは、指のサイズ合うかな・・・あんま、変わってないはずだけどね・・・・私も、久しぶりなの 」
会話が弾み、ボーリング場到着。

なぎさ「申込してくるね その間に、靴、ボール準備してきてね」
ゲン「うん、了解 楽しみーーー」

さて、ゲーム開始
なぎさ「ほんと久しぶりーーー、わぁーーー斜めになっちゃった・・・・」
1プレイ・・・9
ゲン「わぁーーー失敗・・・・、アァァァァーーーガターだ」
1プレイ・・・3
と、ゲームが進みなぎさは、途中ストライク、スペアを連続し、1ゲームは、195点、一方ゲンは、ガターが多く、88点。

すっごい楽しい時間が二人の仲を、深まめていく。
2ゲーム目開始
なぎさ「わあ、スペア・・・びっくりーーー」
ゲン「ずごいーーー、なんか、上手だね 違う一面がある素敵 私はどーかなぁーーーーガターにならないように
あっ・・・1、7で、8点からスタート 結構体力使うよね ふぅぅぅぅっ」
なぎさ「そうそう、運動運動、有酸素運動になるのかしら?」

会話が弾み、2ゲーム目も、あっという間におわった。
2ゲーム目 なぎさ 177 ゲン 91
いつものカフェで、軽食して、それぞれ帰宅した。

二人のボーリングのプレイの様子を、観察していた人物がいた。ボーリング育成会理事長だった。
もちろん、そんな、観察されているなんて、知る余地もない二人だ。





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