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第7章 新たな進化
81話 帝都に到着
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その頃、冒険者ギルド帝国本部や魔人国本部やドワーフ国の本部では、総本部から連絡がきて騒然となっていた。
そして、帝国本部では速達便で送られた内容で会議が開かれていた。
「どういう事だ?」
「総本部の社長や役員が、僻地に左遷されて各地の本部のギルドマスターが役員に抜擢されるとは?」
「ギルドマスター、総本部の役員に抜擢おめでとうございます!手紙によると、王都から迎えがくるみたいですが、いつ迎えにくると書いてあったのですか?」
「それがよくわからんのだ」
「よくわからないとは?」
「王国の王都まで、普通どのくらい馬車でかかるかわかるか?」
「まぁ、早くても5ヵ月はかかるかと」
「そうだ!なのに、迎えは明日となっている」
「「「「「そんな馬鹿な!」」」」」
ヒロトシは、時空魔法でこの時すでに帝都の目と鼻の先まで来ていた。
「しかもだ。当分の間、私は帝都での勤務となっていて何が何やらさっぱり見当がつかんのだ」
「いたずらなんですか?」
「いや、総本部がそんな手紙を送る意味がわからんし、手紙にはギルドの封蝋がされている」
「では確かなことで?」
「ああ・・・・・・しかもだ。確かに、総本部の社長と役員は左遷されて、ギルドで公式発表されていて、社長や役員はもう表舞台には出てこれないだろうな」
「しかし、あれほど権勢を誇ったブラッド政権が驚きです」
「ああ、私もだ。しかも、今までと違って社長のお気に入りの人間だけが、回りを固めるのじゃなく、各地の本部マスターが集められるのが好感が持てるな」
「確かにそれはそうですね。私達もそれは驚きました」
帝国本部では、会議を開いても対応策があるわけでもなく、ヒロトシの到着を待つしかなかった。
ヒロトシは、国境の門を出発して人がいなくなったところでトラックのインベントリに収納した。
「ご主人様、帝国領まですぐでしたね」
「おいおい・・・・・・ミランダ、これは主君だからだぞ。本当ならここまでくるのに何ヵ月もかかるんだぞ」
「ミルデンス、そんなことわかっているよ。ご主人様は万能なんだから」
「ミルデンス、ミランダそんな事で喧嘩するんじゃない」
「申し訳ありません」
「ごめんなさい」
「じゃ、帝都の近くに扉を開くからな。みんな入るんだ。ゲートトラベル」
ヒロトシは、帝都の近くの森にゲートを開いた。全員が一瞬で帝都について、ミルデンス達は目を見開き驚いた。
「「「「「凄おおおおい!」」」」」
「何度入っても驚きですね」
「みんなは、転移マットを経験があるじゃないか」
「でも、この青い扉が開き潜るというのが新鮮で。転移マットは上に乗ったら、瞬時に移動してますからね」
「なるほどな。じゃ行こうか」
「「「「「はい!」」」」」
ヒロトシ達は歩いて、帝都の城門を潜った。そして、帝都の冒険者ギルドを訪れた。
「すいません。ギルドマスターに用事があってきたのですが、面会希望です」
「ま、まさか本当に王都から?」
「話が早くて助かります。今回、冒険者ギルドを傘下に治めた個人ギルド[ヒ美研]です」
「あの報告は本当だったのですか?」
「納得いかないこともあるでしょうが、冒険者ギルドを立て直すつもりですよ」
「しかし、これからは王国がギルドに口出しをすることになるのですよね?」
「まぁ、それを含めてギルドマスターに話をさせていただきます。今の段階では信じられないかもしれませんが、王国が口出しさせるつもりはありませんよ」
「そんな事を信じろと?」
「ええ。口出しするのは、あくまでも個人ギルド[ヒ美研]です。今までのように、ある人間だけが得になるようなら口出しさせていただきます」
それを聞き、受付嬢は自分では対処しようがないと思い、ヒロトシ達をギルドの客室に案内した。
それを受付嬢から報告を受けて、ギルドマスターや帝国本部の上層部の人間が客室に入ってきた。
「まさか、本当に王都から速達便と変わらぬ時間で帝都に到着したのですか?」
「ええ。先ほど帝都に着きました」
「いったいどのように?」
「まぁそれはおいおい説明させていただきます。それよりも、これからはギルド総本部に力を貸していただけませんか?」
「それは、私達にとってもありがたい話です。今まで、私達の意見は届かなかったので」
「しかし、これからは話は各地の本部で話し合っていただきます。それゆえに纏まりづらい形になりかねません」
「今までの事を思えば、納得できそうですよ。これまでは総本部が好き勝手にやっていましたからね。しかし、私は王都の総本部にいつ出発すれば?」
「それは、まだ大丈夫です。王都の総本部は事務局と各地の本部マスターの会議として建て直しの最中です。あんな馬鹿でかい建物は要りませんよ」
「はぁ・・・・・・」
「それに、ギルドマスターには王都と帝都を繋げる役目をしていただきますので!」
「それは、私は王都を何回も行き来しないといけないのですか?」
「「「「「それはいくらなんでも無理があるのではないでしょうか?」」」」」
「そこでこの魔道具が役に立つんですよ」
「「「「「「なんですかそれは?」」」」」」
「俺が作った転移マットです。これを帝国本部に設置させていただきます。このマットに乗れば、一瞬で王都に行けますので、ギルドマスターには帝国本部の意見をまとめてもらい、総本部で会議に参加してください」
「つまり、帝国本部の意見を総本部で発表し予算を話し合うという事ですか?」
「しかし、これからは魔人国、ドワーフ国、王国、聖教国も同じように代表が話し合う形になりますから大変になります」
「それは凄い!各地の本部が平等に話し合う形で、冒険者ギルドをもり立てるのですね」
「そういう事です。今まで総本部の一部の人間が好き勝手にするんじゃなく、冒険者ギルド全体で話し合ってほしい」
「では、ヒロトシ様は何を?」
「俺は、あなた方各地の本部マスターを信じているだけだよ」
「それってまさか・・・・・・」
「ああ。あなた方の中に、前の社長のような人間が出ないように祈っているからな」
「つまり、ヒロトシ様は普段は口出しはしないが、冒険者ギルドの監査役という事ですか?」
ヒロトシはニヤリと笑みを浮かべ、帝国本部のギルドマスターに忠告したのだった。
そして、帝国本部では速達便で送られた内容で会議が開かれていた。
「どういう事だ?」
「総本部の社長や役員が、僻地に左遷されて各地の本部のギルドマスターが役員に抜擢されるとは?」
「ギルドマスター、総本部の役員に抜擢おめでとうございます!手紙によると、王都から迎えがくるみたいですが、いつ迎えにくると書いてあったのですか?」
「それがよくわからんのだ」
「よくわからないとは?」
「王国の王都まで、普通どのくらい馬車でかかるかわかるか?」
「まぁ、早くても5ヵ月はかかるかと」
「そうだ!なのに、迎えは明日となっている」
「「「「「そんな馬鹿な!」」」」」
ヒロトシは、時空魔法でこの時すでに帝都の目と鼻の先まで来ていた。
「しかもだ。当分の間、私は帝都での勤務となっていて何が何やらさっぱり見当がつかんのだ」
「いたずらなんですか?」
「いや、総本部がそんな手紙を送る意味がわからんし、手紙にはギルドの封蝋がされている」
「では確かなことで?」
「ああ・・・・・・しかもだ。確かに、総本部の社長と役員は左遷されて、ギルドで公式発表されていて、社長や役員はもう表舞台には出てこれないだろうな」
「しかし、あれほど権勢を誇ったブラッド政権が驚きです」
「ああ、私もだ。しかも、今までと違って社長のお気に入りの人間だけが、回りを固めるのじゃなく、各地の本部マスターが集められるのが好感が持てるな」
「確かにそれはそうですね。私達もそれは驚きました」
帝国本部では、会議を開いても対応策があるわけでもなく、ヒロトシの到着を待つしかなかった。
ヒロトシは、国境の門を出発して人がいなくなったところでトラックのインベントリに収納した。
「ご主人様、帝国領まですぐでしたね」
「おいおい・・・・・・ミランダ、これは主君だからだぞ。本当ならここまでくるのに何ヵ月もかかるんだぞ」
「ミルデンス、そんなことわかっているよ。ご主人様は万能なんだから」
「ミルデンス、ミランダそんな事で喧嘩するんじゃない」
「申し訳ありません」
「ごめんなさい」
「じゃ、帝都の近くに扉を開くからな。みんな入るんだ。ゲートトラベル」
ヒロトシは、帝都の近くの森にゲートを開いた。全員が一瞬で帝都について、ミルデンス達は目を見開き驚いた。
「「「「「凄おおおおい!」」」」」
「何度入っても驚きですね」
「みんなは、転移マットを経験があるじゃないか」
「でも、この青い扉が開き潜るというのが新鮮で。転移マットは上に乗ったら、瞬時に移動してますからね」
「なるほどな。じゃ行こうか」
「「「「「はい!」」」」」
ヒロトシ達は歩いて、帝都の城門を潜った。そして、帝都の冒険者ギルドを訪れた。
「すいません。ギルドマスターに用事があってきたのですが、面会希望です」
「ま、まさか本当に王都から?」
「話が早くて助かります。今回、冒険者ギルドを傘下に治めた個人ギルド[ヒ美研]です」
「あの報告は本当だったのですか?」
「納得いかないこともあるでしょうが、冒険者ギルドを立て直すつもりですよ」
「しかし、これからは王国がギルドに口出しをすることになるのですよね?」
「まぁ、それを含めてギルドマスターに話をさせていただきます。今の段階では信じられないかもしれませんが、王国が口出しさせるつもりはありませんよ」
「そんな事を信じろと?」
「ええ。口出しするのは、あくまでも個人ギルド[ヒ美研]です。今までのように、ある人間だけが得になるようなら口出しさせていただきます」
それを聞き、受付嬢は自分では対処しようがないと思い、ヒロトシ達をギルドの客室に案内した。
それを受付嬢から報告を受けて、ギルドマスターや帝国本部の上層部の人間が客室に入ってきた。
「まさか、本当に王都から速達便と変わらぬ時間で帝都に到着したのですか?」
「ええ。先ほど帝都に着きました」
「いったいどのように?」
「まぁそれはおいおい説明させていただきます。それよりも、これからはギルド総本部に力を貸していただけませんか?」
「それは、私達にとってもありがたい話です。今まで、私達の意見は届かなかったので」
「しかし、これからは話は各地の本部で話し合っていただきます。それゆえに纏まりづらい形になりかねません」
「今までの事を思えば、納得できそうですよ。これまでは総本部が好き勝手にやっていましたからね。しかし、私は王都の総本部にいつ出発すれば?」
「それは、まだ大丈夫です。王都の総本部は事務局と各地の本部マスターの会議として建て直しの最中です。あんな馬鹿でかい建物は要りませんよ」
「はぁ・・・・・・」
「それに、ギルドマスターには王都と帝都を繋げる役目をしていただきますので!」
「それは、私は王都を何回も行き来しないといけないのですか?」
「「「「「それはいくらなんでも無理があるのではないでしょうか?」」」」」
「そこでこの魔道具が役に立つんですよ」
「「「「「「なんですかそれは?」」」」」」
「俺が作った転移マットです。これを帝国本部に設置させていただきます。このマットに乗れば、一瞬で王都に行けますので、ギルドマスターには帝国本部の意見をまとめてもらい、総本部で会議に参加してください」
「つまり、帝国本部の意見を総本部で発表し予算を話し合うという事ですか?」
「しかし、これからは魔人国、ドワーフ国、王国、聖教国も同じように代表が話し合う形になりますから大変になります」
「それは凄い!各地の本部が平等に話し合う形で、冒険者ギルドをもり立てるのですね」
「そういう事です。今まで総本部の一部の人間が好き勝手にするんじゃなく、冒険者ギルド全体で話し合ってほしい」
「では、ヒロトシ様は何を?」
「俺は、あなた方各地の本部マスターを信じているだけだよ」
「それってまさか・・・・・・」
「ああ。あなた方の中に、前の社長のような人間が出ないように祈っているからな」
「つまり、ヒロトシ様は普段は口出しはしないが、冒険者ギルドの監査役という事ですか?」
ヒロトシはニヤリと笑みを浮かべ、帝国本部のギルドマスターに忠告したのだった。
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