278 / 347
第7章 新たな進化
14話 教会が動く
しおりを挟む
アイリーン達は、ヒロトシに懇願していた。やはり自分の力でヒロトシの役に立ちたいようだ。
「お願いいたします!もう一度チャンスを」
「わかったよ。しかし、お前達はすでに達人以上の実力者だからな。そして、奴隷という立場を忘れないようにしろよ」
「「「「「はい!」」」」」
それから、数週間何事もなくポーションは冒険者や一般の工事現場からも買い求められていた。
「すまない!城壁修繕工事でブロックが崩れたんだけど、ポーションを50本譲って欲しい!」
ヒロトシのポーション屋は、安値で販売されていて購入個数を制限されていた。今までなら教会に運び込んだしていたが、ヒロトシのポーションを購入した方が安心して治療ができていた。
「事故がおきたのですか?」
「ティアさん頼む。購入制限があるのは知っているが、このままでは仲間が助からないんだ!」
「大丈夫です。こういう場合は、ご主人様から購入制限を外して対応しろと言われています」
「本当か?」
「ポーションは50本でよろしいのですか?」
「いや・・・・・・できれば100本欲しい」
購入制限を知っていた現場監督は、遠慮して二人で一本与えようとしていたのだ。
「こういう時は、遠慮せず言って下さい!」
「すまねぇ・・・・・・」
ティアは、ポーションを100本用意して、現場監督に持たせた。
「い、いくらだ?」
「そんなことはいいから、早くポーションを届けて下さい」
「すまねぇ!代金は、必ず!」
そういった現場監督は、ポーションを持って現場に駆け出したのだった。そして、店の中はお客様の拍手が鳴り止まなかった。
「ティアさん、あんたはすげぇよ」
「本当だな。俺達、最初このポーション屋も他の所と同じだと思って邪険に扱って本当悪かった」
「あたし達もごめんなさい」
「いえ、わたしは凄くありません。凄くて立派なのは主人であるヒロトシ様です」
「そ、そうか。でも、さっきのポーションの対応は感動したぜ?」
「それも、ご主人様から指示されていたからですよ」
「はぁ、ヒロトシさんってすごいんだな」
この数週間で、冒険者達はティア達受付嬢に心を許していた。そして、工事現場の人間や一般家庭の平民達からも頼りにされていた。
当然だが、この後現場監督がお礼を言いに店までやって来て、ポーション代を払ったのは言うまでもない。
今はもう、教会の息がかかったポーション屋は、次々に閉店に追い込まれていた。教会にも、怪我人は運び込まれることはなくなっていたのだ。
すると、ヒロトシのポーション屋に教会の司祭がやってきた。
教会では、司祭が内政担当で司教が外交担当のようだ。
「申し訳ありませんが、店主のヒロトシさんとお話があって参りました。取り次ぎのほどを」
「あなたはどちら様でしょうか?面会のお約束はありますか?」
「約束はありません。わたくしは教会本部、司祭のマリーと申します」
「少々お待ち下さい。こちらへどうぞ」
ティアは、マリー達を店の客室に案内してヒロトシを呼びにいった。
「お待たせいたしました」
「忙しい中すいません。お初にお目にかかります。わたくしは教会本部で司祭を勤めるマリーと申します」
「ご丁寧にありがとうございます。俺はここの店主のヒロトシと言います。それで今日は、何のご用でしょうか?」
「何のご用でしょうか?ではありません!」
「と、言うと?」
「この店のせいで、他のポーション屋が困っています。聖都のポーション価額を無視しないで欲しいのです」
「・・・・・・」
「この店のせいで、ポーション屋が何件も潰れています」
「なら、聖都の薬草問屋に文句を言って下さい。こちらへの苦情はおかしいかと?」
「しかし、実際多くの店が?」
「だったら、その店の営業努力が足りなかったんでしょう。どちらにしても潰れた店は消費者を馬鹿にしすぎですよ」
「ぐっ!」
「それにですね。いい加減、薬草問屋は目を覚ました方がいい。薬草を買ってくれる錬金術師がいなくなって来たから教会になきついたんだろ?」
「そ、そんな事は!」
「マリーさんだっけ、中間管理職は辛いとは思うがそろそろ自分の意見を持った方がいいと思うよ」
「貴方に、そんなことを言われるいわれはありません!」
「そいつは悪かったな。しかし、俺の店の価額は通常価格であり、教会にも患者来なくなって焦って来たか?」
「なんで教会を追い詰めることを!」
「わからないのか?教会は女神の教えを広める場所じゃないのか?」
「ええ、そうです!その教会をなんで追い詰めることを!」
「そうか?俺には女神の名を使って金を集める悪徳商会にしかみえんぞ?」
「なっ!聖教国を愚弄する気ですか?」
「愚弄?薬草問屋と手を組み、薬草の値段を吊り上げてその売り上げの一部をお布施として受け取っているのにか?」
「な、なんでそ!」
マリーは、とっさに口を押さえた!
「ふーん。あんたはそれを知っていても何もしてないみたいだな」
「知りません!」
「怪我をした人間に教会は今まで何をした?」
「・・・・・・」
「ヒールで治る怪我に、グレーターヒールをかけて高額治療費を請求して、その人が金を支払えなかったら奴隷に落としたり、平気でしているだろ?」
「それは確実に患者を治す為に・・・・・・」
「だったら、最初にグレーターヒールで治療して値段を確認するべきだろ?」
「そんなことをしている暇などあり・・・・・・」
「グレーターヒールを使うような押さえたなら、聞いている余裕もないかもしれないが、ヒールで治る怪我なら、確認はできるはずだぞ?」
「それは・・・・・・」
「つまりだ。あんた達はそういった事を繰り返してきて、町の人達から信用されてないんだよ」
「そんな、でたらめです!」
「いいや。全部本当の事だ!教皇に伝えておけ!」
「教皇様を呼び捨てに!」
「このままじゃ、聖教国は終わることになるから、早く引退して聖女様を解放しろとな!」
「聖女様を解放ですって?」
「なんだ?それは知らないのか?」
「聖女様は人前には絶対に姿は見せません!女神様のお言葉を聞くために俗世間とは係わらないようにしているのです!けっして教皇様が監禁している訳ではございません!」
マリーは、声を荒げてヒロトシの意見を否定したが、ヒロトシはマリーを睨み返したのだった。
「お願いいたします!もう一度チャンスを」
「わかったよ。しかし、お前達はすでに達人以上の実力者だからな。そして、奴隷という立場を忘れないようにしろよ」
「「「「「はい!」」」」」
それから、数週間何事もなくポーションは冒険者や一般の工事現場からも買い求められていた。
「すまない!城壁修繕工事でブロックが崩れたんだけど、ポーションを50本譲って欲しい!」
ヒロトシのポーション屋は、安値で販売されていて購入個数を制限されていた。今までなら教会に運び込んだしていたが、ヒロトシのポーションを購入した方が安心して治療ができていた。
「事故がおきたのですか?」
「ティアさん頼む。購入制限があるのは知っているが、このままでは仲間が助からないんだ!」
「大丈夫です。こういう場合は、ご主人様から購入制限を外して対応しろと言われています」
「本当か?」
「ポーションは50本でよろしいのですか?」
「いや・・・・・・できれば100本欲しい」
購入制限を知っていた現場監督は、遠慮して二人で一本与えようとしていたのだ。
「こういう時は、遠慮せず言って下さい!」
「すまねぇ・・・・・・」
ティアは、ポーションを100本用意して、現場監督に持たせた。
「い、いくらだ?」
「そんなことはいいから、早くポーションを届けて下さい」
「すまねぇ!代金は、必ず!」
そういった現場監督は、ポーションを持って現場に駆け出したのだった。そして、店の中はお客様の拍手が鳴り止まなかった。
「ティアさん、あんたはすげぇよ」
「本当だな。俺達、最初このポーション屋も他の所と同じだと思って邪険に扱って本当悪かった」
「あたし達もごめんなさい」
「いえ、わたしは凄くありません。凄くて立派なのは主人であるヒロトシ様です」
「そ、そうか。でも、さっきのポーションの対応は感動したぜ?」
「それも、ご主人様から指示されていたからですよ」
「はぁ、ヒロトシさんってすごいんだな」
この数週間で、冒険者達はティア達受付嬢に心を許していた。そして、工事現場の人間や一般家庭の平民達からも頼りにされていた。
当然だが、この後現場監督がお礼を言いに店までやって来て、ポーション代を払ったのは言うまでもない。
今はもう、教会の息がかかったポーション屋は、次々に閉店に追い込まれていた。教会にも、怪我人は運び込まれることはなくなっていたのだ。
すると、ヒロトシのポーション屋に教会の司祭がやってきた。
教会では、司祭が内政担当で司教が外交担当のようだ。
「申し訳ありませんが、店主のヒロトシさんとお話があって参りました。取り次ぎのほどを」
「あなたはどちら様でしょうか?面会のお約束はありますか?」
「約束はありません。わたくしは教会本部、司祭のマリーと申します」
「少々お待ち下さい。こちらへどうぞ」
ティアは、マリー達を店の客室に案内してヒロトシを呼びにいった。
「お待たせいたしました」
「忙しい中すいません。お初にお目にかかります。わたくしは教会本部で司祭を勤めるマリーと申します」
「ご丁寧にありがとうございます。俺はここの店主のヒロトシと言います。それで今日は、何のご用でしょうか?」
「何のご用でしょうか?ではありません!」
「と、言うと?」
「この店のせいで、他のポーション屋が困っています。聖都のポーション価額を無視しないで欲しいのです」
「・・・・・・」
「この店のせいで、ポーション屋が何件も潰れています」
「なら、聖都の薬草問屋に文句を言って下さい。こちらへの苦情はおかしいかと?」
「しかし、実際多くの店が?」
「だったら、その店の営業努力が足りなかったんでしょう。どちらにしても潰れた店は消費者を馬鹿にしすぎですよ」
「ぐっ!」
「それにですね。いい加減、薬草問屋は目を覚ました方がいい。薬草を買ってくれる錬金術師がいなくなって来たから教会になきついたんだろ?」
「そ、そんな事は!」
「マリーさんだっけ、中間管理職は辛いとは思うがそろそろ自分の意見を持った方がいいと思うよ」
「貴方に、そんなことを言われるいわれはありません!」
「そいつは悪かったな。しかし、俺の店の価額は通常価格であり、教会にも患者来なくなって焦って来たか?」
「なんで教会を追い詰めることを!」
「わからないのか?教会は女神の教えを広める場所じゃないのか?」
「ええ、そうです!その教会をなんで追い詰めることを!」
「そうか?俺には女神の名を使って金を集める悪徳商会にしかみえんぞ?」
「なっ!聖教国を愚弄する気ですか?」
「愚弄?薬草問屋と手を組み、薬草の値段を吊り上げてその売り上げの一部をお布施として受け取っているのにか?」
「な、なんでそ!」
マリーは、とっさに口を押さえた!
「ふーん。あんたはそれを知っていても何もしてないみたいだな」
「知りません!」
「怪我をした人間に教会は今まで何をした?」
「・・・・・・」
「ヒールで治る怪我に、グレーターヒールをかけて高額治療費を請求して、その人が金を支払えなかったら奴隷に落としたり、平気でしているだろ?」
「それは確実に患者を治す為に・・・・・・」
「だったら、最初にグレーターヒールで治療して値段を確認するべきだろ?」
「そんなことをしている暇などあり・・・・・・」
「グレーターヒールを使うような押さえたなら、聞いている余裕もないかもしれないが、ヒールで治る怪我なら、確認はできるはずだぞ?」
「それは・・・・・・」
「つまりだ。あんた達はそういった事を繰り返してきて、町の人達から信用されてないんだよ」
「そんな、でたらめです!」
「いいや。全部本当の事だ!教皇に伝えておけ!」
「教皇様を呼び捨てに!」
「このままじゃ、聖教国は終わることになるから、早く引退して聖女様を解放しろとな!」
「聖女様を解放ですって?」
「なんだ?それは知らないのか?」
「聖女様は人前には絶対に姿は見せません!女神様のお言葉を聞くために俗世間とは係わらないようにしているのです!けっして教皇様が監禁している訳ではございません!」
マリーは、声を荒げてヒロトシの意見を否定したが、ヒロトシはマリーを睨み返したのだった。
1
お気に入りに追加
425
あなたにおすすめの小説
【完結】神スキル拡大解釈で底辺パーティから成り上がります!
まにゅまにゅ
ファンタジー
平均レベルの低い底辺パーティ『龍炎光牙《りゅうえんこうが》』はオーク一匹倒すのにも命懸けで注目もされていないどこにでもでもいる冒険者たちのチームだった。
そんなある日ようやく資金も貯まり、神殿でお金を払って恩恵《ギフト》を授かるとその恩恵《ギフト》スキルは『拡大解釈』というもの。
その効果は魔法やスキルの内容を拡大解釈し、別の効果を引き起こせる、という神スキルだった。その拡大解釈により色んなものを回復《ヒール》で治したり強化《ブースト》で獲得経験値を増やしたりととんでもない効果を発揮する!
底辺パーティ『龍炎光牙』の大躍進が始まる!
第16回ファンタジー大賞奨励賞受賞作です。
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる