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第6章 研磨という職
18話 王国の腐敗
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ローベルグは何とかしようと思い、ヒロトシに手を出さない様にと釘を刺したのだった。
そして、諜報部隊に指示を出し犯罪の証拠を掴み、ブロッケンとファート男爵家の元当主を呼び出したのだった。
「ブロッケン、ファートよくぞ参った」
「「国王様。ご機嫌麗しゅうございます」」
「それで、引退した私達を呼び出すとは何か?」
「やはり周辺の土地についてでしょうか?」
「お主達には現役の頃には世話になったな」
「「勿体ないお言葉恐悦至極にございます」」
「それで今日は、お前達には現役復帰を願いたいと思って呼び出したのだ」
「「どういうことでしょうか?」」
「わたしはもちろんですが、ファート男爵家も跡目を譲り、今は田舎に引っ込み土いじりをしながら余生を暮らしているのです」
「フム……お前達には本当に悪いと思っておるのだが、お前達の力必要なのだ。なぜなら、お前達の跡取りはすぐにでも逮捕される事になるだろう……」
「「なっ!息子がなぜ?」」
「これを見てほしいのだが……」
ローベルグは、ブロッケンとファートの息子達の犯罪履歴をみせたのだ。すると、その証拠に二人は顔から冷や汗がながれた。
「まさか!」
「これは本当のことなのですか?」
「ああ……確実な証拠だ」
「「申し訳ございません!我らの愚息が王家に迷惑をかけるとは……」」
「お前達が王家の為に役立ってくれていたのは余も存じておる。しかし、これは見逃す事が出来ぬのだ……」
「「はい……それはもう、当然のことです」」
「われらは、その責任を取りこの命を!」
「待て待て!余はお主達に責任を取って自害せよとは言わぬ。このままでは、ブロッケン家ファート家は共に断絶することになろう!」
「「それも致し方ありません……」」
「お前達はそれでいいかもしれんが、王国にとっては人材の損失なのだ」
「「では、どうせよと……」」
「お前達は隠居したとはいえ、まだ働き盛りであろう?現役に復帰して欲しいのだ!それか、次男はおらぬのか?」
「私達の息子は跡目を継いだ長男のみです……」
「息子には妹もおりましたが、すでに他所に嫁いでおります」
「そうか……余はブロッケン家とファート家を取り潰すつもりはない。お前達の息子達は秘密裏に逮捕し、お前達が現役復帰して欲しいのだ」
「陛下は、我らの事をそこまで!」
「承知いたしました。この命尽きるまで陛下の役に立ちとうございます」
「よろしく頼むぞ」
「「はっ!」」
それからしばらくして、現ブロッケン男爵ファート男爵は王城に呼び出される事になり逮捕される事になった。
「本日はよく参ったな」
「「本日は王城に招いてもらいありがたく存じます」」
「ふむ!本日お主達には聞きたいことがあっての?」
「聞きたい事ですか?」
「今、王都から麻薬が輸出されている犯罪が横行しているのは知っているか?」
ローベルグから、麻薬の事を言われて二人は言葉につまり、顔を青ざめた。
「それがどうしたのでしょうか?」
「我らに何の関係が?」
「フム……余を前に惚けるのか?」
「私達には何の関係もないかと?」
「そうか……証人をこれへ」
ローベルグは、塩問屋と材木問屋を部屋に招き入れた。
「「!」」
「ブロッケン様……」
「ファート様……」
「この者達は、お前達の指示に従ったと吐いたぞ」
「私達は、こんな商人見たこともありません!」
「そうです!我らをハメようとしているのでございます!」
「そうか、まだ惚けるのか?」
ローベルグは、証拠の帳簿を二人にみせた。すると2人の顔からドンドン汗が滝の様に流れ始めた。そこでとうとう我慢がならなくなった、二人の両親がこの部屋に飛び込んできた。
「お前達まだそんな事を!」
「この愚か者どもが!」
「「お。父上⁉なんでここに?」」
惚ける愚息に、我慢ならなくなった父は大声で怒鳴り、母はしくしく涙を流していた。
「お前達にはがっかりしたぞ?王家を裏切るとは……」
「お前は絶縁だ!」
「「なんでだよ!俺達は出世して」」
「「馬鹿者!」」
「犯罪を犯してまで出世してどうなる!」
「しかも麻薬の売人など……」
「親を泣かしてどのような気分だ?」
「「ぐっ……」」
ローベルグは、ブロッケン男爵とファート男爵に打ち首と判決を下した。そして、二人はその日のうちに処罰された。その遺体はダンジョンに秘密裏に捨てられたのだ。
そして、二人は病気で亡くなったと公式発表され、ブロッケン家とファート家は取り潰される事なく、当主にはその親が現役復帰したと伝えられた。
その後、ローベルグはヒロトシを王城に呼び寄せたのだ。
「ヒロトシ、本日はよく参った」
「いえ……国王陛下もご機嫌麗しゅう存じます」
そこには国王陛下をはじめ、レオナやハボリムなど上級貴族、つまり宰相や公爵もいたのだ。
「ヒロトシよ。今回の件でブロッケン家ファート家は息子1人の責任にした。内情は不問とし、おぬしも外部に漏らさぬようにしてほしい」
「いや、それは無理でしょ?」
「なっ!お主は何を言っておる!陛下が頼んでおるのだぞ?」
無理と言ったヒロトシに宰相が怒鳴ったのだ。
「いえ……言葉が足りなかったですね。申し訳ございません……」
「えっ。それはどういう事じゃな?」
宰相は落ち着き聞き返したのだった。
「俺が黙っているのは構いませんが、あれだけの事をやったのですよ?本気で隠し通せると思っているのですか?」
「どういう事だ?何を言っておるのだ?」
「つまりですね。悪の根源がまだいると言う事ですよ」
「何を言っておる!今回大元となっているブロッケン家ファート家の息子は刑に処したのだ。それ以上の大元がいるのか?」
「ローベルグ様。俺は言ったはずですよ?」
「何をだ!」
「王国貴族は腐敗しているって言いましたよね?」
「だから、その貴族を罰したではないか?」
「ローベルグ様……もっと、犯罪の全体を見るべきです。ブロッケン達は、何故麻薬密売にまで手を出してまで金が必要だったのですか?」
「何故というのは……あ奴らは死に間際、出世の為だったんだと……」
「そうですよ。この犯罪は、貴族達の長年にわたるしがらみが招いたものだと言っているのですよ」
「それって……」
「レオナ様はお気づきになりましたか?」
「まさか、今回の事を全部知っていて見逃していた貴族がいたというのですか?」
「そうですよ!それらを解決しないと、今回俺が黙っていても同じことが繰り返されるでしょうね」
「まさか!そのような事が?」
「おい!ヒロトシそれは本当なのか?」
「でたらめを申すな!」
「ハボリム、ここは友人としてアドバイスしてやるよ。お前が王家を今すぐ継げよ」
「何を言っておる!いくらなんでもあまりに無礼であろう!」
「そうじゃないとまた同じ事の繰り返しだよ」
ヒロトシのセリフに宰相が又怒鳴った。
「そうだぞ?ヒロトシお前は何でも突拍子もない事言い過ぎだ!父上に謝罪しろ!」
「ローベルグ様もレオナ様も、俺の言っている意味がなんなのかわかっているみたいだぞ?」
ハボリムや宰相が横を見ると、国王陛下と王妃は下を向いて奥歯を噛みしめていた。
「父上!何を黙っているのですか!母上も何か言ってください!」
「ヒロトシは、余が引退をうながし、ハボリムを国王にして王国を根底から改革しようとしているんだよ……」
「どういう事ですか?」
「ハボリム。お前はローベルグ様より真面目という事だよ」
「ヒロトシは黙ってろ!今は父上と話しているのだ!」
「そいつはすまなかったな……」
「父上はまだまだ現役で頑張れます!ヒロトシの言う事など気にしなくていいのです」
「そうです!陛下は今まで善政をしてくれています。男爵の地位にいるヒロトシに、ましてや商人上がりの人間にその苦労がわかるはずもありません!」
ローベルグの周りにいた上級貴族達が、ヒロトシを批難しローベルグを擁護した。
「ヒロトシ!父上に謝罪しろ!いくらなんでもこれだけは見逃せない!」
「そうか……じゃあ、しがらみだらけの王国はこのまま続けるんだな?」
「続けるとか続けないとか関係ない!お前はあまりに不敬だ!」
「今まで、そういう忖度を続けているから、正しい事も正しいと言えない雰囲気があるのがなぜわからん!」
「忖度とは何だ!我々だって、王国の為と思い日々度努力をしているんだ」
「わかったよ。国王陛下、出過ぎた真似をして申し訳ございませんでした」
ヒロトシは、その場で深々と土下座をした。
「ウム……お主の意見はようわかった……お主の意見は心に留めておこう」
ヒロトシの謝罪でその場はお開きとなった。ヒロトシは、そのままミトンの町に帰ろうとしたら、ハボリムに呼びとめられ部屋に連れていかれた。
そして、諜報部隊に指示を出し犯罪の証拠を掴み、ブロッケンとファート男爵家の元当主を呼び出したのだった。
「ブロッケン、ファートよくぞ参った」
「「国王様。ご機嫌麗しゅうございます」」
「それで、引退した私達を呼び出すとは何か?」
「やはり周辺の土地についてでしょうか?」
「お主達には現役の頃には世話になったな」
「「勿体ないお言葉恐悦至極にございます」」
「それで今日は、お前達には現役復帰を願いたいと思って呼び出したのだ」
「「どういうことでしょうか?」」
「わたしはもちろんですが、ファート男爵家も跡目を譲り、今は田舎に引っ込み土いじりをしながら余生を暮らしているのです」
「フム……お前達には本当に悪いと思っておるのだが、お前達の力必要なのだ。なぜなら、お前達の跡取りはすぐにでも逮捕される事になるだろう……」
「「なっ!息子がなぜ?」」
「これを見てほしいのだが……」
ローベルグは、ブロッケンとファートの息子達の犯罪履歴をみせたのだ。すると、その証拠に二人は顔から冷や汗がながれた。
「まさか!」
「これは本当のことなのですか?」
「ああ……確実な証拠だ」
「「申し訳ございません!我らの愚息が王家に迷惑をかけるとは……」」
「お前達が王家の為に役立ってくれていたのは余も存じておる。しかし、これは見逃す事が出来ぬのだ……」
「「はい……それはもう、当然のことです」」
「われらは、その責任を取りこの命を!」
「待て待て!余はお主達に責任を取って自害せよとは言わぬ。このままでは、ブロッケン家ファート家は共に断絶することになろう!」
「「それも致し方ありません……」」
「お前達はそれでいいかもしれんが、王国にとっては人材の損失なのだ」
「「では、どうせよと……」」
「お前達は隠居したとはいえ、まだ働き盛りであろう?現役に復帰して欲しいのだ!それか、次男はおらぬのか?」
「私達の息子は跡目を継いだ長男のみです……」
「息子には妹もおりましたが、すでに他所に嫁いでおります」
「そうか……余はブロッケン家とファート家を取り潰すつもりはない。お前達の息子達は秘密裏に逮捕し、お前達が現役復帰して欲しいのだ」
「陛下は、我らの事をそこまで!」
「承知いたしました。この命尽きるまで陛下の役に立ちとうございます」
「よろしく頼むぞ」
「「はっ!」」
それからしばらくして、現ブロッケン男爵ファート男爵は王城に呼び出される事になり逮捕される事になった。
「本日はよく参ったな」
「「本日は王城に招いてもらいありがたく存じます」」
「ふむ!本日お主達には聞きたいことがあっての?」
「聞きたい事ですか?」
「今、王都から麻薬が輸出されている犯罪が横行しているのは知っているか?」
ローベルグから、麻薬の事を言われて二人は言葉につまり、顔を青ざめた。
「それがどうしたのでしょうか?」
「我らに何の関係が?」
「フム……余を前に惚けるのか?」
「私達には何の関係もないかと?」
「そうか……証人をこれへ」
ローベルグは、塩問屋と材木問屋を部屋に招き入れた。
「「!」」
「ブロッケン様……」
「ファート様……」
「この者達は、お前達の指示に従ったと吐いたぞ」
「私達は、こんな商人見たこともありません!」
「そうです!我らをハメようとしているのでございます!」
「そうか、まだ惚けるのか?」
ローベルグは、証拠の帳簿を二人にみせた。すると2人の顔からドンドン汗が滝の様に流れ始めた。そこでとうとう我慢がならなくなった、二人の両親がこの部屋に飛び込んできた。
「お前達まだそんな事を!」
「この愚か者どもが!」
「「お。父上⁉なんでここに?」」
惚ける愚息に、我慢ならなくなった父は大声で怒鳴り、母はしくしく涙を流していた。
「お前達にはがっかりしたぞ?王家を裏切るとは……」
「お前は絶縁だ!」
「「なんでだよ!俺達は出世して」」
「「馬鹿者!」」
「犯罪を犯してまで出世してどうなる!」
「しかも麻薬の売人など……」
「親を泣かしてどのような気分だ?」
「「ぐっ……」」
ローベルグは、ブロッケン男爵とファート男爵に打ち首と判決を下した。そして、二人はその日のうちに処罰された。その遺体はダンジョンに秘密裏に捨てられたのだ。
そして、二人は病気で亡くなったと公式発表され、ブロッケン家とファート家は取り潰される事なく、当主にはその親が現役復帰したと伝えられた。
その後、ローベルグはヒロトシを王城に呼び寄せたのだ。
「ヒロトシ、本日はよく参った」
「いえ……国王陛下もご機嫌麗しゅう存じます」
そこには国王陛下をはじめ、レオナやハボリムなど上級貴族、つまり宰相や公爵もいたのだ。
「ヒロトシよ。今回の件でブロッケン家ファート家は息子1人の責任にした。内情は不問とし、おぬしも外部に漏らさぬようにしてほしい」
「いや、それは無理でしょ?」
「なっ!お主は何を言っておる!陛下が頼んでおるのだぞ?」
無理と言ったヒロトシに宰相が怒鳴ったのだ。
「いえ……言葉が足りなかったですね。申し訳ございません……」
「えっ。それはどういう事じゃな?」
宰相は落ち着き聞き返したのだった。
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「どういう事だ?何を言っておるのだ?」
「つまりですね。悪の根源がまだいると言う事ですよ」
「何を言っておる!今回大元となっているブロッケン家ファート家の息子は刑に処したのだ。それ以上の大元がいるのか?」
「ローベルグ様。俺は言ったはずですよ?」
「何をだ!」
「王国貴族は腐敗しているって言いましたよね?」
「だから、その貴族を罰したではないか?」
「ローベルグ様……もっと、犯罪の全体を見るべきです。ブロッケン達は、何故麻薬密売にまで手を出してまで金が必要だったのですか?」
「何故というのは……あ奴らは死に間際、出世の為だったんだと……」
「そうですよ。この犯罪は、貴族達の長年にわたるしがらみが招いたものだと言っているのですよ」
「それって……」
「レオナ様はお気づきになりましたか?」
「まさか、今回の事を全部知っていて見逃していた貴族がいたというのですか?」
「そうですよ!それらを解決しないと、今回俺が黙っていても同じことが繰り返されるでしょうね」
「まさか!そのような事が?」
「おい!ヒロトシそれは本当なのか?」
「でたらめを申すな!」
「ハボリム、ここは友人としてアドバイスしてやるよ。お前が王家を今すぐ継げよ」
「何を言っておる!いくらなんでもあまりに無礼であろう!」
「そうじゃないとまた同じ事の繰り返しだよ」
ヒロトシのセリフに宰相が又怒鳴った。
「そうだぞ?ヒロトシお前は何でも突拍子もない事言い過ぎだ!父上に謝罪しろ!」
「ローベルグ様もレオナ様も、俺の言っている意味がなんなのかわかっているみたいだぞ?」
ハボリムや宰相が横を見ると、国王陛下と王妃は下を向いて奥歯を噛みしめていた。
「父上!何を黙っているのですか!母上も何か言ってください!」
「ヒロトシは、余が引退をうながし、ハボリムを国王にして王国を根底から改革しようとしているんだよ……」
「どういう事ですか?」
「ハボリム。お前はローベルグ様より真面目という事だよ」
「ヒロトシは黙ってろ!今は父上と話しているのだ!」
「そいつはすまなかったな……」
「父上はまだまだ現役で頑張れます!ヒロトシの言う事など気にしなくていいのです」
「そうです!陛下は今まで善政をしてくれています。男爵の地位にいるヒロトシに、ましてや商人上がりの人間にその苦労がわかるはずもありません!」
ローベルグの周りにいた上級貴族達が、ヒロトシを批難しローベルグを擁護した。
「ヒロトシ!父上に謝罪しろ!いくらなんでもこれだけは見逃せない!」
「そうか……じゃあ、しがらみだらけの王国はこのまま続けるんだな?」
「続けるとか続けないとか関係ない!お前はあまりに不敬だ!」
「今まで、そういう忖度を続けているから、正しい事も正しいと言えない雰囲気があるのがなぜわからん!」
「忖度とは何だ!我々だって、王国の為と思い日々度努力をしているんだ」
「わかったよ。国王陛下、出過ぎた真似をして申し訳ございませんでした」
ヒロトシは、その場で深々と土下座をした。
「ウム……お主の意見はようわかった……お主の意見は心に留めておこう」
ヒロトシの謝罪でその場はお開きとなった。ヒロトシは、そのままミトンの町に帰ろうとしたら、ハボリムに呼びとめられ部屋に連れていかれた。
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