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第6章 研磨という職
1話 新しい案
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ヒロトシが、王族となって半年の月日が経った。最初、町の人間はシャーロットにも気を遣っていたが、ようやく慣れてきて自然に話しかけれる様になっていた。
このころになると、シャーロットも計算を何とかできるようになってきて、ホールでウェイトレスが出来る様になっていた。
「シャーロットちゃん。ここの仕事はどうだい?」
「何とかできるようになってきたよ」
「そうかいそうかい。あたしもこの店はお気に入りだよ」
「ありがとうございます」
シャーロットとしゃべっていたのは、近所に住む老婦人だった。
「じいさまが死んじまって、今やここのスイーツだったかいのう?これだけが人生の楽しみだわい」
「そんな事言ってくれるのはありがたいですが、人生はもっと楽しみがありますよ」
「まあ、あたしゃいつお迎えが来るかわからんが、ここのスイーツが味わえて良かった」
「またそんな事言って……長生きしてくださいね。それに何か困ったことがあったら言ってください。庭の草むしりぐらいならやりますよ」
「ありがとよ……最近じゃ本も読めなくなってしまって、こうしてシャーロットちゃんとお話しながら、ドラゴン焼きを食べるのが楽しみなんじゃ」
「じゃあ、今度の休みの日はおばあちゃんの家にお邪魔しますね。いっぱいおしゃべリしましょう」
「本当かい?」
「うん。約束ね」
シャーロットはこうしてお客様とコミニュケーションを取って、お店に貢献していた。冒険者ギルドでは、こういった老人の手伝いをする依頼もあったが、殆ど受けてもらえないので結構寂しい想いをしている老人がいて、町の問題となっていた。
ヒロトシは、町の復興のために研磨を頑張っていた。作業中ガインが話しかけてきた。
「主、ちょっといいか?」
「どうした?」
「前に新商品とか言ってただろ?あれはどうなったんだ?」
「うん……結構悩んでいるんだよな。いいものが無いなあって」
「なんだ、まだ決まっていなかったのか?」
「ブルーのおかげで、服まで研磨が出来るようになっただろ?」
「ああ……今だ注文が途切れねえもんな」
「まあ、研磨しなくてもミスリルの服だからな需要は無くならないだろう」
「古くなって破れる事も無いもんな」
「まあ、古くなったらほつれてくるかもしれないけど、今の所そんな苦情は入ってきてないから大丈夫だけど、糸とはいえ原材料はミスリルだから、炉に入れれば少量だがミスリルになり、売れるから文句もないだろうな」
「確かにそうだな。それで主、次の商品は本当に決まっていないのか?」
「まあな、じっくり考えるさ。そんなに新商品がポコポコ生まれてもおかしいだろうしな」
「まあ、確かにそうだな。だが、又生産ギルド辺りから急かされるんじゃないか?」
「確かに……」
ヒロトシはそう言ってガインと苦笑いをするのだった。そして、ヒロトシに次の商品のアイデアが浮かばずにいたある日、シャーロットがヒロトシにある事をお願いしに来た。
「ヒロトシ様ぁ~~~」
「おっ!なんだ?シャーロット、仕事しているときはここに来るなと言ってあるだろ?」
「ごめんなさい。だけど、ヒロトシ様に聞いてほしい事があるのよ」
「そういう事はご飯時に言ったらいいじゃないか?」
「そうかもしれないけど……」
「だったら、早く工場から出るんだ」
「そんな邪険にあつかわなくてもいいじゃない」
「いやいや、そんなひらひらした服で工場に入ってくる方が危険なんだぞ?」
「でも……」
「いいか?この魔道具は高速回転しているんだ。何かの拍子に服が巻き込んだらどうなると思うんだ?それにこの工場は鉄が熱されて物凄い熱を帯びているんだぞ?」
「うん……」
「作業着ならいざ知らず、その服が熱を帯びた鉄に触れたら、お前の服は一気に燃えてしまう事になるんだ」
「わ、分かったわよ……そんなにポンポン言わなくてもいいでしょ?」
「分かったのなら早くここから出るんだ。話は晩御飯の時にでもちゃんと聞くから」
シャーロットは、ヒロトシの説明に納得はいかなかったが、渋々文句を言いながら研磨工房をでていくのだった。
そして、ヒロトシはその日の晩御飯時にシャーロットの話を聞く事にしたのだった。
「シャーロット、昼間は悪かったな。それで話しというのはなんだ?」
㋪美研の晩御飯は、今日あった事や気になった事を話し合う場でもあった。失敗した事でも気になった事を話し合う事で次に活かす事が重要だった。
「うん。今日はあたし仕事はお休みだったの」
「ほうほう。それで何か発見があったのか?」
「発見とかじゃないんだけど……いつもサンライトにドラゴン焼きを食べるのが楽しみなおばあさんがいるのよ」
「ふむふむ」
「そのおばあさんの家に話し相手として遊びに行ったんだ」
「それはいいことをしたな。シルフォード様もそのあたりを問題視しているんだぞ?」
「問題視?」
「ああ……悲しい事にご老人の孤独死が多くなってきているんだ。若い人間も自分の生活が大変だからな。無理にFランクの依頼を受けろとも言えないだろ?」
「何で多くなってきているの?」
「町が発展してきているからだよ。他所の土地から移り住む人間が多くなるとそれまでとは違い、近所の付き合いが無くなって来るんだよ。まだ昔からこのミトンの町にいたご老人達は昔からの付き合いがあるが、新参者には付き合いが上手く行かないのさ」
「そんな……」
「だからと言って、何もしてないわけじゃないぞ。雑用の依頼を受けてもらいやすいようにFランクの依頼は町からの支援で依頼料が高くなっているし、孤児院の子供達にも協力をしてもらい、老人の家にお手伝いとして派遣をしてたりするんだ」
「へええ!」
「だから、今日シャーロットが個人的付き合いで、おばあさんの家に行ったのはいい事なんだぞ?そこから付き合いが拡がる可能性があるんだからな」
「確かにそれはあったかも。おしゃべりしてたら隣の人達も会話に参加して結構盛り上がったんだよ」
「それならよかったじゃないか」
「それでね。おばあさんたちが困っていたことがあるんだよね」
「困ってたこと?」
「うん、そのご老人達はいまサンライトで食べることが唯一楽しみなんだって」
「いい事じゃないか。そこで話が出来て孤独じゃないんだろ?」
「それが前はそんなには食べなくても良かったらしいんだよね。だけど、サンライトに行けば注文しないといけないじゃない?」
「なるほど運動不足でふとってきたと?」
「そういう事!おやつを食べると晩御飯が食べれなくなるし、家にいてもずっと一人というのも寂しいと言ってたんだ」
「だが、それを俺に言われてもどうしようもできないぞ……俺としてはサンライトに来てもらった方がいいんだからな」
「そうだよね……でも何とかできないものかしら?」
「それを言うのなら、ご老人達に個人で楽しみを見つけてもらうしか手はないんじゃないか?運動不足を解消するために昼間散歩するとか?」
「前は図書館で、本を読むのが楽しみだったみたいなんだけどね」
「じゃあ、それをやったらいいんじゃないか?読書は時間が経つのが早いからな。サンライトに来るのは、週に2回ほどに減らせばふとることもないだろ?」
「それはそうなんだけど、前は本を読んでその感想を言う事で、近所の人達と交流してたんだけど出来なくなったんだって」
「何で?」
「近所の人達も、みんな文字が見づらくなってきたんだって……」
「なるほど……老眼って事か」
「そうなのよね……だから、楽しみがドラゴン焼きだけになったみたい」
「あっ!」
ヒロトシは、それを聞きいいことを思いついたのだった。
「何かいい案が思いついたの?」
「ああ!シャーロットのおかげでいい案が思いついた」
ヒロトシは、老人の為の商品を思いついたのだった。
このころになると、シャーロットも計算を何とかできるようになってきて、ホールでウェイトレスが出来る様になっていた。
「シャーロットちゃん。ここの仕事はどうだい?」
「何とかできるようになってきたよ」
「そうかいそうかい。あたしもこの店はお気に入りだよ」
「ありがとうございます」
シャーロットとしゃべっていたのは、近所に住む老婦人だった。
「じいさまが死んじまって、今やここのスイーツだったかいのう?これだけが人生の楽しみだわい」
「そんな事言ってくれるのはありがたいですが、人生はもっと楽しみがありますよ」
「まあ、あたしゃいつお迎えが来るかわからんが、ここのスイーツが味わえて良かった」
「またそんな事言って……長生きしてくださいね。それに何か困ったことがあったら言ってください。庭の草むしりぐらいならやりますよ」
「ありがとよ……最近じゃ本も読めなくなってしまって、こうしてシャーロットちゃんとお話しながら、ドラゴン焼きを食べるのが楽しみなんじゃ」
「じゃあ、今度の休みの日はおばあちゃんの家にお邪魔しますね。いっぱいおしゃべリしましょう」
「本当かい?」
「うん。約束ね」
シャーロットはこうしてお客様とコミニュケーションを取って、お店に貢献していた。冒険者ギルドでは、こういった老人の手伝いをする依頼もあったが、殆ど受けてもらえないので結構寂しい想いをしている老人がいて、町の問題となっていた。
ヒロトシは、町の復興のために研磨を頑張っていた。作業中ガインが話しかけてきた。
「主、ちょっといいか?」
「どうした?」
「前に新商品とか言ってただろ?あれはどうなったんだ?」
「うん……結構悩んでいるんだよな。いいものが無いなあって」
「なんだ、まだ決まっていなかったのか?」
「ブルーのおかげで、服まで研磨が出来るようになっただろ?」
「ああ……今だ注文が途切れねえもんな」
「まあ、研磨しなくてもミスリルの服だからな需要は無くならないだろう」
「古くなって破れる事も無いもんな」
「まあ、古くなったらほつれてくるかもしれないけど、今の所そんな苦情は入ってきてないから大丈夫だけど、糸とはいえ原材料はミスリルだから、炉に入れれば少量だがミスリルになり、売れるから文句もないだろうな」
「確かにそうだな。それで主、次の商品は本当に決まっていないのか?」
「まあな、じっくり考えるさ。そんなに新商品がポコポコ生まれてもおかしいだろうしな」
「まあ、確かにそうだな。だが、又生産ギルド辺りから急かされるんじゃないか?」
「確かに……」
ヒロトシはそう言ってガインと苦笑いをするのだった。そして、ヒロトシに次の商品のアイデアが浮かばずにいたある日、シャーロットがヒロトシにある事をお願いしに来た。
「ヒロトシ様ぁ~~~」
「おっ!なんだ?シャーロット、仕事しているときはここに来るなと言ってあるだろ?」
「ごめんなさい。だけど、ヒロトシ様に聞いてほしい事があるのよ」
「そういう事はご飯時に言ったらいいじゃないか?」
「そうかもしれないけど……」
「だったら、早く工場から出るんだ」
「そんな邪険にあつかわなくてもいいじゃない」
「いやいや、そんなひらひらした服で工場に入ってくる方が危険なんだぞ?」
「でも……」
「いいか?この魔道具は高速回転しているんだ。何かの拍子に服が巻き込んだらどうなると思うんだ?それにこの工場は鉄が熱されて物凄い熱を帯びているんだぞ?」
「うん……」
「作業着ならいざ知らず、その服が熱を帯びた鉄に触れたら、お前の服は一気に燃えてしまう事になるんだ」
「わ、分かったわよ……そんなにポンポン言わなくてもいいでしょ?」
「分かったのなら早くここから出るんだ。話は晩御飯の時にでもちゃんと聞くから」
シャーロットは、ヒロトシの説明に納得はいかなかったが、渋々文句を言いながら研磨工房をでていくのだった。
そして、ヒロトシはその日の晩御飯時にシャーロットの話を聞く事にしたのだった。
「シャーロット、昼間は悪かったな。それで話しというのはなんだ?」
㋪美研の晩御飯は、今日あった事や気になった事を話し合う場でもあった。失敗した事でも気になった事を話し合う事で次に活かす事が重要だった。
「うん。今日はあたし仕事はお休みだったの」
「ほうほう。それで何か発見があったのか?」
「発見とかじゃないんだけど……いつもサンライトにドラゴン焼きを食べるのが楽しみなおばあさんがいるのよ」
「ふむふむ」
「そのおばあさんの家に話し相手として遊びに行ったんだ」
「それはいいことをしたな。シルフォード様もそのあたりを問題視しているんだぞ?」
「問題視?」
「ああ……悲しい事にご老人の孤独死が多くなってきているんだ。若い人間も自分の生活が大変だからな。無理にFランクの依頼を受けろとも言えないだろ?」
「何で多くなってきているの?」
「町が発展してきているからだよ。他所の土地から移り住む人間が多くなるとそれまでとは違い、近所の付き合いが無くなって来るんだよ。まだ昔からこのミトンの町にいたご老人達は昔からの付き合いがあるが、新参者には付き合いが上手く行かないのさ」
「そんな……」
「だからと言って、何もしてないわけじゃないぞ。雑用の依頼を受けてもらいやすいようにFランクの依頼は町からの支援で依頼料が高くなっているし、孤児院の子供達にも協力をしてもらい、老人の家にお手伝いとして派遣をしてたりするんだ」
「へええ!」
「だから、今日シャーロットが個人的付き合いで、おばあさんの家に行ったのはいい事なんだぞ?そこから付き合いが拡がる可能性があるんだからな」
「確かにそれはあったかも。おしゃべりしてたら隣の人達も会話に参加して結構盛り上がったんだよ」
「それならよかったじゃないか」
「それでね。おばあさんたちが困っていたことがあるんだよね」
「困ってたこと?」
「うん、そのご老人達はいまサンライトで食べることが唯一楽しみなんだって」
「いい事じゃないか。そこで話が出来て孤独じゃないんだろ?」
「それが前はそんなには食べなくても良かったらしいんだよね。だけど、サンライトに行けば注文しないといけないじゃない?」
「なるほど運動不足でふとってきたと?」
「そういう事!おやつを食べると晩御飯が食べれなくなるし、家にいてもずっと一人というのも寂しいと言ってたんだ」
「だが、それを俺に言われてもどうしようもできないぞ……俺としてはサンライトに来てもらった方がいいんだからな」
「そうだよね……でも何とかできないものかしら?」
「それを言うのなら、ご老人達に個人で楽しみを見つけてもらうしか手はないんじゃないか?運動不足を解消するために昼間散歩するとか?」
「前は図書館で、本を読むのが楽しみだったみたいなんだけどね」
「じゃあ、それをやったらいいんじゃないか?読書は時間が経つのが早いからな。サンライトに来るのは、週に2回ほどに減らせばふとることもないだろ?」
「それはそうなんだけど、前は本を読んでその感想を言う事で、近所の人達と交流してたんだけど出来なくなったんだって」
「何で?」
「近所の人達も、みんな文字が見づらくなってきたんだって……」
「なるほど……老眼って事か」
「そうなのよね……だから、楽しみがドラゴン焼きだけになったみたい」
「あっ!」
ヒロトシは、それを聞きいいことを思いついたのだった。
「何かいい案が思いついたの?」
「ああ!シャーロットのおかげでいい案が思いついた」
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