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第4章 魔道スキルと研磨スキル
27話 オプション武器
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ヒロトシは、ミトンの町に帰る道中、運転をしながらため息をついていた。
「ご主人様どうかしたのですか?」
「シアン……人って難しいと思ってな」
「ノーザンの事ですか?」
「ああ……まさかこんな結果になるとは思わなかったよ」
「わたしが言うのも何なんですが、ご主人様は優しすぎるからですよ。普通、わたし達犯罪奴隷にこういう待遇はあり得ないですからね」
「まあ、これでノーザンには好きに鍛冶師としての仕事をしてもらうよ」
「普通なら、奴隷商に売られていてもおかしくはないですよ」
「まあ、そうですね。ノーザンに至っては誰もフォローはできませんよ」
後ろにいたセレンも、会話に参加してきた。
「まあ、そう言うな。あいつはあいつで役に立とうとしていたみたいだからな」
「でも、ご主人様も迷惑に感じていたから、ノーザンを一人にしたんでしょ?」
「人には色んな奴がいるからな。あのままでは㋪美研の鍛冶工房がまわらなくなると思ったから苦渋の選択だ」
「じゃあ、ご主人様はノーザンにまだ何か期待をしているのですか?」
「いや、期待はもうしてないよ。ただあいつはあいつで今まで通りの生産をしてくれたらいいと思っているだけだ。月に5本ほどだが生産量が上がるからね」
「それなら、奴隷商に売ってしまった方が生活費が楽になるのでは?」
「それは俺の方針?原則として却下だ」
「どういう事でしょうか?」
「一度家族として迎えた人間だ。その人間を捨てると言う事になればどうなる?お前達の信頼関係が崩れ去ってもおかしくはないんだぞ」
「そんな!今回の事はノーザンの自業自得と言えましょう!もし、ノーザンを奴隷商に売ったとしても、私は主君との信頼を失ったりは!」
今まで黙っていたミルデンスが、興奮したように後ろの荷台から、声を荒げる様に訂正してきた。これにはアイリーンやミランダが驚いて言葉を失った。
「ミルデンスありがとな」
「主君はお優しい方です。今回の事はノーザンが悪いとみんな思っています。だから、今回の事で信頼が無くなるなんてとんでもありません」
「まあ、聞いてくれよ。だからと言って、俺がノーザンを奴隷商に売ったんじゃ、世間の主人と変わらないだろ?それじゃあ駄目なんだよ」
「どういう事ですか?」
「例えば、シアンがどうしても納得がいかないことがあったとしよう。しかし、俺が絶対に遂行しろと言ったとするよな?そして、俺に対して反抗したとしよう?」
「わたしは、そんな事はしません!絶対に遂行すると思います」
「いや、例えばの話だ。そうなれば、普通はあり得ない事として主人はその奴隷を売り飛ばすだろ?俺もそれに習って繰りかすとしよう。お前達は俺をどう思う?今のお前達と俺の信頼関係は崩れる事にならないか?」
「それは言う事を聞かないほうが……」
「だが、奴隷の立場で今の生活を手放したくはないだろ?そうなると、言いたいことも俺に意見出来なくなると思わないか?俺は、お前達に反抗するなと言っているんじゃないよ。ノーザンの様に自分の意見を言ってくれても構わない。それが本当に効果がある事ならばな」
「では、ノーザンはなんで?」
「あいつのやっていることは独りよがりだからだ。全体を見ていないだけで自分さえ良ければいい行動だから、俺は㋪美研には不要と言う決断を下した。しかし、それであいつを奴隷商に売れば、お前達からの信頼を無くしかねない
からな。意見が上がってこなくなるのは俺が困る」
「そんな!私達が主君にそんな事を!」
「古参メンバーはそうかもしれないが、新人の中にはそう思う奴もいるかもしれないだろ?」
「「そんな!わたし達は!」」
「新人と言ったが、シアンとセレンと言ったつもりはないよ」
「「なるほど」」
「それに、俺はノーザンが悪いとも思っていないしな」
「どういう事ですか?」
「あいつは、人をもう信じれなくなっているだけだよ。言葉では俺をもう一度信じると言ったけど、貴族に騙され奴隷に落とされたんだ。ただでさえ不器用なドワーフだったんだ。今の生き甲斐はあのレシピだけだよ」
「主君はそのことも案じて、ノーザンを一人にさせたと言う事ですか?」
「あいつには時間が必要だったんだよ。俺が急がせ過ぎたと言ってもいいだろう……」
ヒロトシは、ノーザンには時間が必要と言った。しかし、㋪美研での活躍は期待していなかっただけだ。
そして、ミトンの町に帰ったヒロトシはハンナとシェリーに、刀のレシピを解りやすく説明したのだった。それこそ魔晄炉の温度から、鉄を鍛える時叩く角度や、火入れするときの水の温度まで細かくしたのだった。
そのつど二人からの質問で、意見が上がってきた場合、それをやらせてみた。その意見を採用した事でそれが採用となったものもあった。
例えば、鉄を鍛錬するときに、鋼は叩いて長方形に薄く延ばしたあと、真ん中に切れ目を入れて、そこから折り返すことによって鍛えるのだが、折り曲げる方法で、同一方向に折り曲げ続ける「一文字鍛え」を、ノーザン採用していたが、ハンナは縦横交互に折り曲げていく「十文字鍛え」を提案してきたのだった。
「そこは個人差になるし、お前のレシピとしてやってみたらどうだ?」
「わかりました」
「そういう工夫は、個人でやってくれてもいいから頑張ってくれよ」
「「「「「「了解です!」」」」」
ハンナとシェリーの班は、早速刀のレシピでロングソードやダガー槍などを製作していくことになった。そして、ハンナ達は刃を製作していき、ヒロトシが魔宝石の研磨、ガイン達が刃の部分を研磨をしていくことになる。
そして、遂にオプション付きの武器が、㋪美研から売り出す事が出来る事になった。Sランク冒険者は、こぞって㋪美研に押し寄せたのだ。
「マインちゃん!ミスリルロングソードを売ってくれ!」
「オプションは何にしますか?」
「どういったものがあるんだ?」
「ルビーの魔宝石を嵌めればストレングスつきますし、アメジストならばクリティカル確立が上昇しますよ」
「すげぇ……じゃあ、ルビーがついたミスリルソードを一本くれ」
「ありがとうございます」
「アイちゃん!俺はミスリルシールドが欲しい!」
「それでしたら、防御力が上がるダイヤモンドと最大HPが上がるトルコ石のどちらにしますか?」
「防御力で頼む!」
購入できた冒険者は沸き上がり、購入できなかった冒険者は残念そうに帰っていくのだった。
そして、その鍛え上げられた剣は本当に素晴らしいものであり、購入できたものは自慢し、購入できなかったものはうらやむのだった。
その武器はどれほどすごいものかと言うと、鉄鉱石で作られたロングソードは攻撃力は16しかない。しかし、今回売り出された商品は、刀のレシピで作られると1.5倍の攻撃力を誇るのだ。大体的に宣伝されたにしては、たいしたことのないように思えるが、㋪美研から売り出された物はミスリル鉱石で作られた剣であり、威力は20倍となり320もある。その1.5倍で480と驚異の数値を叩きだしていた。
しかしそれだけではない。ヒロトシの研磨技術によって+3のマジカル武器となっていて、その攻撃力8倍の威力となり3840の攻撃力を誇る武器となっている。そこにオプションが附随してくることになるので、とんでもない威力の武器の誕生となる。
ヒロトシは、初日販売の結果を見て大変満足をしていた。これならいけると確信を持てたのだった。そして、お約束の様に生産ギルドのアリベスが㋪美研に訪問しにきた。
「ヒ、ヒロトシ様!これは一体どういうことですか?」
「どういうこともなにも、何で生産ギルドが毎回泣きついてくるんだよ。俺もそんなに暇じゃないんだぞ?」
「そんな事言わず、この武器を生産ギルドに卸してもらえませんか?」
「駄目だな!」
「何でですか?こんな強力な武器物凄い高値売れますよ?」
「そりゃ、当然だよ。以前のミスリル製の武器は安売りしたが、それでも120万ゴールドはしたんだからな。しかし、今回は魔宝石がついた特注品だ。一つ1000万は貰わないと割に合わん。これでも赤字なんだからな」
ミスリル製の装備を新しいレシピで製作して、それに加えて魔宝石を磨いているあるのだ。当然それぐらいの値段になり、Sランク冒険者じゃないと購入はそうやすやすとできない値段である。
「だから!オークションで売ればいいじゃないですか?」
「そんな事をしたら貴族が家宝として購入するじゃないか。俺はそういう目的で販売してないし、3ヶ月後にはオプションは切れるんだぞ?」
オプション効果が切れれば、又ヒロトシが魔法付与をして800#研磨を施すのである。するとオプション効果は復活し最強装備となる。ようは、ヒロトシはこちらの研磨の売り上げで元を取る算段である。
「だけど勿体ないですよ!」
「それは生産ギルドがだろ?俺は勿体ないとは思ってはいないから」
「そんな……」
「だが、生産ギルドにもいずれ協力をしてもらう事にはなるから、楽しみに待っていてくれ」
「えっ?この魔宝石武器を卸してくれるのですか?」
「それは駄目だと言っているだろ?これはミトンの町でしか販売は出来ないよ。研磨技術があって初めて威力が出る武器なんだからな」
「ではどういうことで、わたし達生産ギルドの協力を?」
「まだ内緒だ。こういうのは水面下で着実に進めないといけないからな」
ヒロトシは、次の計画を進めようとしていた。
「ご主人様どうかしたのですか?」
「シアン……人って難しいと思ってな」
「ノーザンの事ですか?」
「ああ……まさかこんな結果になるとは思わなかったよ」
「わたしが言うのも何なんですが、ご主人様は優しすぎるからですよ。普通、わたし達犯罪奴隷にこういう待遇はあり得ないですからね」
「まあ、これでノーザンには好きに鍛冶師としての仕事をしてもらうよ」
「普通なら、奴隷商に売られていてもおかしくはないですよ」
「まあ、そうですね。ノーザンに至っては誰もフォローはできませんよ」
後ろにいたセレンも、会話に参加してきた。
「まあ、そう言うな。あいつはあいつで役に立とうとしていたみたいだからな」
「でも、ご主人様も迷惑に感じていたから、ノーザンを一人にしたんでしょ?」
「人には色んな奴がいるからな。あのままでは㋪美研の鍛冶工房がまわらなくなると思ったから苦渋の選択だ」
「じゃあ、ご主人様はノーザンにまだ何か期待をしているのですか?」
「いや、期待はもうしてないよ。ただあいつはあいつで今まで通りの生産をしてくれたらいいと思っているだけだ。月に5本ほどだが生産量が上がるからね」
「それなら、奴隷商に売ってしまった方が生活費が楽になるのでは?」
「それは俺の方針?原則として却下だ」
「どういう事でしょうか?」
「一度家族として迎えた人間だ。その人間を捨てると言う事になればどうなる?お前達の信頼関係が崩れ去ってもおかしくはないんだぞ」
「そんな!今回の事はノーザンの自業自得と言えましょう!もし、ノーザンを奴隷商に売ったとしても、私は主君との信頼を失ったりは!」
今まで黙っていたミルデンスが、興奮したように後ろの荷台から、声を荒げる様に訂正してきた。これにはアイリーンやミランダが驚いて言葉を失った。
「ミルデンスありがとな」
「主君はお優しい方です。今回の事はノーザンが悪いとみんな思っています。だから、今回の事で信頼が無くなるなんてとんでもありません」
「まあ、聞いてくれよ。だからと言って、俺がノーザンを奴隷商に売ったんじゃ、世間の主人と変わらないだろ?それじゃあ駄目なんだよ」
「どういう事ですか?」
「例えば、シアンがどうしても納得がいかないことがあったとしよう。しかし、俺が絶対に遂行しろと言ったとするよな?そして、俺に対して反抗したとしよう?」
「わたしは、そんな事はしません!絶対に遂行すると思います」
「いや、例えばの話だ。そうなれば、普通はあり得ない事として主人はその奴隷を売り飛ばすだろ?俺もそれに習って繰りかすとしよう。お前達は俺をどう思う?今のお前達と俺の信頼関係は崩れる事にならないか?」
「それは言う事を聞かないほうが……」
「だが、奴隷の立場で今の生活を手放したくはないだろ?そうなると、言いたいことも俺に意見出来なくなると思わないか?俺は、お前達に反抗するなと言っているんじゃないよ。ノーザンの様に自分の意見を言ってくれても構わない。それが本当に効果がある事ならばな」
「では、ノーザンはなんで?」
「あいつのやっていることは独りよがりだからだ。全体を見ていないだけで自分さえ良ければいい行動だから、俺は㋪美研には不要と言う決断を下した。しかし、それであいつを奴隷商に売れば、お前達からの信頼を無くしかねない
からな。意見が上がってこなくなるのは俺が困る」
「そんな!私達が主君にそんな事を!」
「古参メンバーはそうかもしれないが、新人の中にはそう思う奴もいるかもしれないだろ?」
「「そんな!わたし達は!」」
「新人と言ったが、シアンとセレンと言ったつもりはないよ」
「「なるほど」」
「それに、俺はノーザンが悪いとも思っていないしな」
「どういう事ですか?」
「あいつは、人をもう信じれなくなっているだけだよ。言葉では俺をもう一度信じると言ったけど、貴族に騙され奴隷に落とされたんだ。ただでさえ不器用なドワーフだったんだ。今の生き甲斐はあのレシピだけだよ」
「主君はそのことも案じて、ノーザンを一人にさせたと言う事ですか?」
「あいつには時間が必要だったんだよ。俺が急がせ過ぎたと言ってもいいだろう……」
ヒロトシは、ノーザンには時間が必要と言った。しかし、㋪美研での活躍は期待していなかっただけだ。
そして、ミトンの町に帰ったヒロトシはハンナとシェリーに、刀のレシピを解りやすく説明したのだった。それこそ魔晄炉の温度から、鉄を鍛える時叩く角度や、火入れするときの水の温度まで細かくしたのだった。
そのつど二人からの質問で、意見が上がってきた場合、それをやらせてみた。その意見を採用した事でそれが採用となったものもあった。
例えば、鉄を鍛錬するときに、鋼は叩いて長方形に薄く延ばしたあと、真ん中に切れ目を入れて、そこから折り返すことによって鍛えるのだが、折り曲げる方法で、同一方向に折り曲げ続ける「一文字鍛え」を、ノーザン採用していたが、ハンナは縦横交互に折り曲げていく「十文字鍛え」を提案してきたのだった。
「そこは個人差になるし、お前のレシピとしてやってみたらどうだ?」
「わかりました」
「そういう工夫は、個人でやってくれてもいいから頑張ってくれよ」
「「「「「「了解です!」」」」」
ハンナとシェリーの班は、早速刀のレシピでロングソードやダガー槍などを製作していくことになった。そして、ハンナ達は刃を製作していき、ヒロトシが魔宝石の研磨、ガイン達が刃の部分を研磨をしていくことになる。
そして、遂にオプション付きの武器が、㋪美研から売り出す事が出来る事になった。Sランク冒険者は、こぞって㋪美研に押し寄せたのだ。
「マインちゃん!ミスリルロングソードを売ってくれ!」
「オプションは何にしますか?」
「どういったものがあるんだ?」
「ルビーの魔宝石を嵌めればストレングスつきますし、アメジストならばクリティカル確立が上昇しますよ」
「すげぇ……じゃあ、ルビーがついたミスリルソードを一本くれ」
「ありがとうございます」
「アイちゃん!俺はミスリルシールドが欲しい!」
「それでしたら、防御力が上がるダイヤモンドと最大HPが上がるトルコ石のどちらにしますか?」
「防御力で頼む!」
購入できた冒険者は沸き上がり、購入できなかった冒険者は残念そうに帰っていくのだった。
そして、その鍛え上げられた剣は本当に素晴らしいものであり、購入できたものは自慢し、購入できなかったものはうらやむのだった。
その武器はどれほどすごいものかと言うと、鉄鉱石で作られたロングソードは攻撃力は16しかない。しかし、今回売り出された商品は、刀のレシピで作られると1.5倍の攻撃力を誇るのだ。大体的に宣伝されたにしては、たいしたことのないように思えるが、㋪美研から売り出された物はミスリル鉱石で作られた剣であり、威力は20倍となり320もある。その1.5倍で480と驚異の数値を叩きだしていた。
しかしそれだけではない。ヒロトシの研磨技術によって+3のマジカル武器となっていて、その攻撃力8倍の威力となり3840の攻撃力を誇る武器となっている。そこにオプションが附随してくることになるので、とんでもない威力の武器の誕生となる。
ヒロトシは、初日販売の結果を見て大変満足をしていた。これならいけると確信を持てたのだった。そして、お約束の様に生産ギルドのアリベスが㋪美研に訪問しにきた。
「ヒ、ヒロトシ様!これは一体どういうことですか?」
「どういうこともなにも、何で生産ギルドが毎回泣きついてくるんだよ。俺もそんなに暇じゃないんだぞ?」
「そんな事言わず、この武器を生産ギルドに卸してもらえませんか?」
「駄目だな!」
「何でですか?こんな強力な武器物凄い高値売れますよ?」
「そりゃ、当然だよ。以前のミスリル製の武器は安売りしたが、それでも120万ゴールドはしたんだからな。しかし、今回は魔宝石がついた特注品だ。一つ1000万は貰わないと割に合わん。これでも赤字なんだからな」
ミスリル製の装備を新しいレシピで製作して、それに加えて魔宝石を磨いているあるのだ。当然それぐらいの値段になり、Sランク冒険者じゃないと購入はそうやすやすとできない値段である。
「だから!オークションで売ればいいじゃないですか?」
「そんな事をしたら貴族が家宝として購入するじゃないか。俺はそういう目的で販売してないし、3ヶ月後にはオプションは切れるんだぞ?」
オプション効果が切れれば、又ヒロトシが魔法付与をして800#研磨を施すのである。するとオプション効果は復活し最強装備となる。ようは、ヒロトシはこちらの研磨の売り上げで元を取る算段である。
「だけど勿体ないですよ!」
「それは生産ギルドがだろ?俺は勿体ないとは思ってはいないから」
「そんな……」
「だが、生産ギルドにもいずれ協力をしてもらう事にはなるから、楽しみに待っていてくれ」
「えっ?この魔宝石武器を卸してくれるのですか?」
「それは駄目だと言っているだろ?これはミトンの町でしか販売は出来ないよ。研磨技術があって初めて威力が出る武器なんだからな」
「ではどういうことで、わたし達生産ギルドの協力を?」
「まだ内緒だ。こういうのは水面下で着実に進めないといけないからな」
ヒロトシは、次の計画を進めようとしていた。
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