132 / 347
第4章 魔道スキルと研磨スキル
15話 魔法付与の有効性
しおりを挟む
ヒロトシは、ロゼッタの後押しもあってノーザンはもう一度人間を、いやヒロトシを信じる気になった。
「ヒロトシ様。本当にノーザンを購入して頂きありがとうございます」
「なんでロゼッタさんが、そんなに笑顔で言うんだ?俺は、ノーザンが欲しかったから気にしなくてもいいよ」
ノーザンは、結構ロゼッタと気が合ってて、数少ない交流があった人間の1人だった。
その為、ロゼッタはノーザンが犯罪を犯したと聞いたが信じていなかった。そして、犯罪奴隷に落とされ鉱山送りになるのを必死に庇って、今まで奴隷商で保護していたのだ。
両手両目が無ければ、鉱山に送られても役には立たないので、すぐに処分されるのは分かっていたからだ。
ロゼッタは今までノーザンを説得していたが、人生に疲れ切っていたノーザンを立ち直らせることはできなかったから、こうしてヒロトシに買われていくことが嬉しかったのだ。
これには、受付奴隷達もヒロトシに感謝をしていた。やはり、奴隷商店では少なからずノーザンの様に冤罪で奴隷に落とされてくる人間がいて、自暴自棄になる奴隷がたくさんいた。そして、そのまま命を落とす奴隷を間近で見る事がある。そのため、こうして命を諦めず購入されていく奴隷は嬉しく思うのだ。
「「「「「ヒロトシ様。このたびは本当にありがとうございます」」」」」
ロゼッタだけではなく受付奴隷達、綺麗どころからも感謝の言葉を受けたのだった。
「改めて一斉に言われると照れるな……」
「「「「「ヒロトシ様!」」」」」
「なんだいきなり?」
「私達はヒロトシ様が気に入りました」
「そいつはありがとな」
「それで相談なのですが、わたし達の中から誰か購入して頂きたいのですがどうでしょうか?」
「はぁあ?なんでいきなり?」
「いきなりって、ここをどこだと思っているのですか?」
「どこって、奴隷商店だろ?」
「何もおかしい所はないじゃないですか?」
「そうですよ」
「私達はヒロトシ様ならご購入して欲しいと思っているだけですよ」
「どうですか?」
「この中の一人ご購入して頂けたら箔の一つでもつけれますよ」
この受付奴隷達は、ヒロトシの地位とやさしさや人格を見て、自分を売り込んでいただけだった。なにもおかしい事はないのだ。
奴隷商のカウンターにいるのは、この店でお勧めできるほどに美しい女性達だった。とうぜん、女性客にはかっこいい男性奴隷が対応する事になる。
「まあまあ、ヒロトシ様もこういう奴隷を手に入れてもいいほどに甲斐性がありますし、難しく考えず一人いかがですか?」
「ロゼッタさんまでなんだよ」
「しかし、ヒロトシ様位になれば普通の事だと思いますよ。それにわたしが気づいてないと思っているのですか?」
ヒロトシはギクッとした。
「な、なんの事かな?」
「ヒロトシ様、ここにきてマールばかり見ていたでしょ?」
「「「「「ええええ!」」」」」
「ヒロトシ様がわたくしを?」
マールは、ヒロトシに積極的に自分を売り込みはしていなかった。マールは元貴族としては引っ込み思案で、自分はヒロトシに購入して貰う価値はないと思っているほどだった。
ロゼッタの言葉に、マールは驚き目を見開いていた。そして、さっきまで自分を売り込んでいた奴隷達も大きな声を出して驚いた。
「ヒロトシ様どうですか?ここはマールをご購入してみては?」
「いや、箔をつける為に購入するのはちょっと……人道的にどうかと……」
「ヒロトシ様もおかしなことを言うのですね」
「でも……」
「ノーザンは喜んで購入したじゃないですか?なんで、マールだと駄目なんですか?」
ヒロトシはマールを見ると、何か目をキラキラさせていた。
「ヒロトシ様も、マールを気に入ったのでしょ?だったら、今のうちに購入しないと誰かに買われても知りませんよ?」
「誰かに買われる……」
「そうなれば、マールのご主人様はヒロトシ様じゃなくなるんです。そして、もう二度と会う事も……」
「マールを下さい!」
「まいどどうも!」
ヒロトシは、ロゼッタの口車に乗ってしまった。そして、ロゼッタはニッコリ笑みを見せた。
「「ご主人様もやっぱり男だったわね……」」
シアンとセレンは、はーーーーーーと大きなため息をついていた。
「それではマールは9500万ゴールドとなります」
「9500万⁉マジ?」
「やっぱり購入しないと言うのは駄目ですよ?ヒロトシ様の格がおちちゃいますよ」
「うっ……」
ヒロトシはあまり自覚はしていないが、貴族の一員である。値段を聞いて取りやめるのは、あまりに情けない行為なのだ。
「俺がそんな事でビビると思ったのか?失礼な!」
「さすがヒロトシ様です!」
商売上手はロゼッタの方に軍配は上がったようだった。そして、ヒロトシはマールとも契約を結び、一緒にミトンの町へと帰る事になった。
帰りの助手席はマールとなり、叫び声がこだましたのは言うまでもなかった。
帰宅してすぐにヒロトシはアクセサリーの製作に取り掛かり、マールには契約を結ぶときに、箔をつける為に購入したんじゃないと説明していた。本来なら貴族のような生活で、ヒロトシの部屋で楽器を奏でたりお茶の相手をしたりするのだが、ここではそういうのではなく何かの仕事をしてもらうと約束をしていた。
「マールには㋪の受付をしてもらうから、マインから仕事内容を教えてもらってくれ」
「えっ?あれって本当の事だったのですか?」
「ああ。そうだよ。貴族の御令嬢のような感じでお茶を楽しんだりは、休みの日にしてくれたら構わないからね」
「わ、分かりました……」
「じゃあ、マイン後はよろしく」
「承知いたしました」
「じゃあ、マール。一緒に来てください。仕事の手順を教えますね」
「わかりました」
マールは特別奴隷の過ごし方を想像していたが、普通奴隷と同じような扱いに言葉が無かったが、主であるヒロトシの指示なら従わないといけないと思い、マインについていくのだった。
そして、ノーザンにはとりあえずこの部屋で怪我が治った時の事を考えていてほしいと言っておいた。
「マミヤ、ルビー。ノーザンの事をよろしく頼むな」
ノーザンは両手もなく目も見えない為、介護が必要なのでヒロトシはマミヤとルビーに頼んだのだった。食事はもちろんトイレも人の手が必要だからだ。
「ノーザンさん何かあればいつでも言ってくださいね」
「マミヤさんとルビーさんだったか。すまないな……」
「いえいえ。これから仲間となるのですからね。助け合っていくのは当然ですよ」
「そうですよ。なんでも言ってくださいね」
マミヤとルビーの言葉に、ノーザンは涙を流した。
「チッ……見えなくなったのに涙は出やがる……ホント情けねぇ……」
「情けない事はありませんよ。今まで辛い目にお遭いになったのです。そういう時は溜め込まず吐き出した方がいいですよ。わたし達でよかったら聞きますから」
「ありがとよ……だが、俺なんかを購入しても無駄なだけだ。主はなんで俺なんかを……」
「大丈夫です。ご主人様は絶対何かとんでもない事を考えているはずですよ。ご主人様に任せておけば大丈夫です」
「しかし、主でもエリクサーじゃないと、こいつは直せねえと思うんだがな」
ヒロトシは、ノーザンの怪我を治す為には、エリクサーが必要だと思っていた。しかし、エリクサーはダンジョンから出るレアな薬で、オークションにいつも出品されるようなポーションじゃない事は知っていた。
「なあ、アリベスさん。エリクサーは出品される噂はないか?」
「そういえば最近出品されていないですね……要り用なのですか?」
「ああ。一本欲しいんだけどな」
「残念ですね……この間貴族様が購入したのが最後でしたね」
「そうか……悪かったね。ならいいや」
そうなると後は魔法になるが、5レベルになるとパーフェクトヒールが使える様になる。聖属性の5レベルなんて使える人間はいないのだ。あいにくヒロトシは3レベルである。使える魔法となるとリジェネレートぐらいだ。
これは、HPが減っても持続的に回復する魔法であり、欠損が治る訳ではない。魔物が能力で持っているリジェネとは意味合いが少し違うのだ。
ただ、魔法や魔道レベルが5レベルになった場合、リジェネレートの回復の意味が変わってくる。魔物が持っている能力と変わらない効果となり、四肢が欠損しても元に戻るのである。
「ちょっと大変だが、これしかないのかもしれないな」
「ミドリ!ちょっといいか?」
「何ですか?」
「この間連れてきたノーザンの事なんだけどな」
「聞きましたよ!ノーザンさんを冤罪にするなんて本当にひどいです」
「ああ、それでだな。ノーザンの為にアクセサリーを作ろうと思うんだ」
「ノーザンさんにアクセサリーを?」
「ああ……エリクサーが手に入らなくてな」
「それで何でアクセサリーを?」
「俺は、魔法付与が出来るようになったのを忘れたのか?」
「でも、あれは使い物にならないとご主人様が自ら言っていたではありませんか」
「ちょっと考えがあってな」
ヒロトシは、ミドリに耳打ちをした。すると、その考えにミドリは目を見開き驚いていた。そして、その考えに賛同する様に魔宝石をつける土台の製作に取り掛かったのだ。
(ノーザンさん……もうちょっとですよ。ご主人様の考えが上手く行けばその手と目が治ります)
ミドリは、ノーザンの細工道具を使って、笑顔となっていた。
「ヒロトシ様。本当にノーザンを購入して頂きありがとうございます」
「なんでロゼッタさんが、そんなに笑顔で言うんだ?俺は、ノーザンが欲しかったから気にしなくてもいいよ」
ノーザンは、結構ロゼッタと気が合ってて、数少ない交流があった人間の1人だった。
その為、ロゼッタはノーザンが犯罪を犯したと聞いたが信じていなかった。そして、犯罪奴隷に落とされ鉱山送りになるのを必死に庇って、今まで奴隷商で保護していたのだ。
両手両目が無ければ、鉱山に送られても役には立たないので、すぐに処分されるのは分かっていたからだ。
ロゼッタは今までノーザンを説得していたが、人生に疲れ切っていたノーザンを立ち直らせることはできなかったから、こうしてヒロトシに買われていくことが嬉しかったのだ。
これには、受付奴隷達もヒロトシに感謝をしていた。やはり、奴隷商店では少なからずノーザンの様に冤罪で奴隷に落とされてくる人間がいて、自暴自棄になる奴隷がたくさんいた。そして、そのまま命を落とす奴隷を間近で見る事がある。そのため、こうして命を諦めず購入されていく奴隷は嬉しく思うのだ。
「「「「「ヒロトシ様。このたびは本当にありがとうございます」」」」」
ロゼッタだけではなく受付奴隷達、綺麗どころからも感謝の言葉を受けたのだった。
「改めて一斉に言われると照れるな……」
「「「「「ヒロトシ様!」」」」」
「なんだいきなり?」
「私達はヒロトシ様が気に入りました」
「そいつはありがとな」
「それで相談なのですが、わたし達の中から誰か購入して頂きたいのですがどうでしょうか?」
「はぁあ?なんでいきなり?」
「いきなりって、ここをどこだと思っているのですか?」
「どこって、奴隷商店だろ?」
「何もおかしい所はないじゃないですか?」
「そうですよ」
「私達はヒロトシ様ならご購入して欲しいと思っているだけですよ」
「どうですか?」
「この中の一人ご購入して頂けたら箔の一つでもつけれますよ」
この受付奴隷達は、ヒロトシの地位とやさしさや人格を見て、自分を売り込んでいただけだった。なにもおかしい事はないのだ。
奴隷商のカウンターにいるのは、この店でお勧めできるほどに美しい女性達だった。とうぜん、女性客にはかっこいい男性奴隷が対応する事になる。
「まあまあ、ヒロトシ様もこういう奴隷を手に入れてもいいほどに甲斐性がありますし、難しく考えず一人いかがですか?」
「ロゼッタさんまでなんだよ」
「しかし、ヒロトシ様位になれば普通の事だと思いますよ。それにわたしが気づいてないと思っているのですか?」
ヒロトシはギクッとした。
「な、なんの事かな?」
「ヒロトシ様、ここにきてマールばかり見ていたでしょ?」
「「「「「ええええ!」」」」」
「ヒロトシ様がわたくしを?」
マールは、ヒロトシに積極的に自分を売り込みはしていなかった。マールは元貴族としては引っ込み思案で、自分はヒロトシに購入して貰う価値はないと思っているほどだった。
ロゼッタの言葉に、マールは驚き目を見開いていた。そして、さっきまで自分を売り込んでいた奴隷達も大きな声を出して驚いた。
「ヒロトシ様どうですか?ここはマールをご購入してみては?」
「いや、箔をつける為に購入するのはちょっと……人道的にどうかと……」
「ヒロトシ様もおかしなことを言うのですね」
「でも……」
「ノーザンは喜んで購入したじゃないですか?なんで、マールだと駄目なんですか?」
ヒロトシはマールを見ると、何か目をキラキラさせていた。
「ヒロトシ様も、マールを気に入ったのでしょ?だったら、今のうちに購入しないと誰かに買われても知りませんよ?」
「誰かに買われる……」
「そうなれば、マールのご主人様はヒロトシ様じゃなくなるんです。そして、もう二度と会う事も……」
「マールを下さい!」
「まいどどうも!」
ヒロトシは、ロゼッタの口車に乗ってしまった。そして、ロゼッタはニッコリ笑みを見せた。
「「ご主人様もやっぱり男だったわね……」」
シアンとセレンは、はーーーーーーと大きなため息をついていた。
「それではマールは9500万ゴールドとなります」
「9500万⁉マジ?」
「やっぱり購入しないと言うのは駄目ですよ?ヒロトシ様の格がおちちゃいますよ」
「うっ……」
ヒロトシはあまり自覚はしていないが、貴族の一員である。値段を聞いて取りやめるのは、あまりに情けない行為なのだ。
「俺がそんな事でビビると思ったのか?失礼な!」
「さすがヒロトシ様です!」
商売上手はロゼッタの方に軍配は上がったようだった。そして、ヒロトシはマールとも契約を結び、一緒にミトンの町へと帰る事になった。
帰りの助手席はマールとなり、叫び声がこだましたのは言うまでもなかった。
帰宅してすぐにヒロトシはアクセサリーの製作に取り掛かり、マールには契約を結ぶときに、箔をつける為に購入したんじゃないと説明していた。本来なら貴族のような生活で、ヒロトシの部屋で楽器を奏でたりお茶の相手をしたりするのだが、ここではそういうのではなく何かの仕事をしてもらうと約束をしていた。
「マールには㋪の受付をしてもらうから、マインから仕事内容を教えてもらってくれ」
「えっ?あれって本当の事だったのですか?」
「ああ。そうだよ。貴族の御令嬢のような感じでお茶を楽しんだりは、休みの日にしてくれたら構わないからね」
「わ、分かりました……」
「じゃあ、マイン後はよろしく」
「承知いたしました」
「じゃあ、マール。一緒に来てください。仕事の手順を教えますね」
「わかりました」
マールは特別奴隷の過ごし方を想像していたが、普通奴隷と同じような扱いに言葉が無かったが、主であるヒロトシの指示なら従わないといけないと思い、マインについていくのだった。
そして、ノーザンにはとりあえずこの部屋で怪我が治った時の事を考えていてほしいと言っておいた。
「マミヤ、ルビー。ノーザンの事をよろしく頼むな」
ノーザンは両手もなく目も見えない為、介護が必要なのでヒロトシはマミヤとルビーに頼んだのだった。食事はもちろんトイレも人の手が必要だからだ。
「ノーザンさん何かあればいつでも言ってくださいね」
「マミヤさんとルビーさんだったか。すまないな……」
「いえいえ。これから仲間となるのですからね。助け合っていくのは当然ですよ」
「そうですよ。なんでも言ってくださいね」
マミヤとルビーの言葉に、ノーザンは涙を流した。
「チッ……見えなくなったのに涙は出やがる……ホント情けねぇ……」
「情けない事はありませんよ。今まで辛い目にお遭いになったのです。そういう時は溜め込まず吐き出した方がいいですよ。わたし達でよかったら聞きますから」
「ありがとよ……だが、俺なんかを購入しても無駄なだけだ。主はなんで俺なんかを……」
「大丈夫です。ご主人様は絶対何かとんでもない事を考えているはずですよ。ご主人様に任せておけば大丈夫です」
「しかし、主でもエリクサーじゃないと、こいつは直せねえと思うんだがな」
ヒロトシは、ノーザンの怪我を治す為には、エリクサーが必要だと思っていた。しかし、エリクサーはダンジョンから出るレアな薬で、オークションにいつも出品されるようなポーションじゃない事は知っていた。
「なあ、アリベスさん。エリクサーは出品される噂はないか?」
「そういえば最近出品されていないですね……要り用なのですか?」
「ああ。一本欲しいんだけどな」
「残念ですね……この間貴族様が購入したのが最後でしたね」
「そうか……悪かったね。ならいいや」
そうなると後は魔法になるが、5レベルになるとパーフェクトヒールが使える様になる。聖属性の5レベルなんて使える人間はいないのだ。あいにくヒロトシは3レベルである。使える魔法となるとリジェネレートぐらいだ。
これは、HPが減っても持続的に回復する魔法であり、欠損が治る訳ではない。魔物が能力で持っているリジェネとは意味合いが少し違うのだ。
ただ、魔法や魔道レベルが5レベルになった場合、リジェネレートの回復の意味が変わってくる。魔物が持っている能力と変わらない効果となり、四肢が欠損しても元に戻るのである。
「ちょっと大変だが、これしかないのかもしれないな」
「ミドリ!ちょっといいか?」
「何ですか?」
「この間連れてきたノーザンの事なんだけどな」
「聞きましたよ!ノーザンさんを冤罪にするなんて本当にひどいです」
「ああ、それでだな。ノーザンの為にアクセサリーを作ろうと思うんだ」
「ノーザンさんにアクセサリーを?」
「ああ……エリクサーが手に入らなくてな」
「それで何でアクセサリーを?」
「俺は、魔法付与が出来るようになったのを忘れたのか?」
「でも、あれは使い物にならないとご主人様が自ら言っていたではありませんか」
「ちょっと考えがあってな」
ヒロトシは、ミドリに耳打ちをした。すると、その考えにミドリは目を見開き驚いていた。そして、その考えに賛同する様に魔宝石をつける土台の製作に取り掛かったのだ。
(ノーザンさん……もうちょっとですよ。ご主人様の考えが上手く行けばその手と目が治ります)
ミドリは、ノーザンの細工道具を使って、笑顔となっていた。
1
お気に入りに追加
424
あなたにおすすめの小説
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

元万能技術者の冒険者にして釣り人な日々
於田縫紀
ファンタジー
俺は神殿技術者だったが過労死して転生。そして冒険者となった日の夜に記憶や技能・魔法を取り戻した。しかしかつて持っていた能力や魔法の他に、釣りに必要だと神が判断した様々な技能や魔法がおまけされていた。
今世はこれらを利用してのんびり釣り、最小限に仕事をしようと思ったのだが……
(タイトルは異なりますが、カクヨム投稿中の『何でも作れる元神殿技術者の冒険者にして釣り人な日々』と同じお話です。更新が追いつくまでは毎日更新、追いついた後は隔日更新となります)
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる