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第3章 新しい研磨
33話 野宿
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ララとナミの二人は悔しそうに泣いていた。それに対してヒロトシは冷静に二人の話を聞いていた。
「ご主人様、これからガーラの町に行くのですか?」
「えっ?そんな必要はないだろ?」
「えっ?なんでですか?こんなひどい情況放っておくと言うのですか?」
「まあ、アイリーンの言いたいことは分かるが、俺に何の関係がある?これは俺の忠告を聞かなかったシルフォード様の責任だよ」
「……」
「確かにララとナミの二人は不幸だったと言うしかない」
「だったら」
「だけど、俺が動く必要なないだろ?たぶん、そんなこと長く続くとは思えないからな。それに、この二人はもう元の生活には戻れないだろ?」
「「……」」
「だったら、早くそんな事は忘れてこれからの事を考えるべきだよ」
「でも、あたしは悔しいです……ご主人様も先ほど言っていたじゃないですか?」
「なにを?」
「不敬罪のような王国法があるから、貴族は調子に乗るって!」
「おいおい!こんなとこでそんな事を言うなよ」
ヒロトシの言葉で、アイリーンはハッとして自分の口を押えたのだった。
「確かに俺もそのことについてはアイリーンに同意だ。だから、俺はそう言った理不尽な事はしないと思っている。これはあくまでも自分からはしないと言うだけで、他の貴族の事は知った事ではないということだよ」
「そ、そんな……」
「もしそういう理不尽な事を許せないとして、そいつら全員をなんとかしようと思うのなら、根底をなんとかしないといけなくなるからな?そんなのは無理だよ」
「根底?」
「ああ。根底だ!つまり、王国法を見直し、貴族の考え方を正すと言う事だよ。そんなのどう考えても無理な事だ」
「……」
「もし仮にそれをなんとかするとなると……」
「えっ?そんな方法があると言うのですか?」
「今の生活を捨てる事だな。そんな面倒臭い事は、まあ無理だな」
「「「「今の生活を捨てる?」」」」
「ああ……」
アイリーン達護衛メンバーは、ヒロトシが何を言っているのか分からなかった。ララとナミもまた、ヒロトシの考えが壮大過ぎてちんぷんかんぷんだった。
「二人はどうだい?」
「どうとはどういう事ですか?」
「ナミは、これからは立場上は俺の奴隷として生活をしていくことになるだろ?」
「立場上ってどういう意味ですか?奴隷は奴隷じゃないですか?」
「君は先ほど何を食べて何を飲んだんだ?」
「えっ?」
「君が認識する奴隷はそういった扱いをされるのか?違うだろ?これから俺は君に屋敷での生活は今までとは違う生活を提供するつもりだ。当然、君のは店で働いてもらう事になるけどね」
「それは、ご主人様が言ったことは絶対服従です。店で働けと言われれば、それに従うしかありません。それが奴隷ですから」
「フム……その生活で君は幸せになると言ったら?当然立場上奴隷なのは間違いではないので、今までの様に自由に恋愛や結婚は出来なくなり、制限がつく事になってしまう。だけど、それを不満に思わない様にするつもりだよ」
「そんな奴隷の生活が……」
ナミはそれ以上の言葉をしゃべる事が出来なかった。確かに、今日のような食事を与えてくれると言うのなら、今までの生活とは比べ物にならなくなるからだ。
それに、アイリーン達を見ても護衛メンバーだと言うのに、うっすら化粧もしていていい匂いがするのである。つまり、奴隷だと言うのに悲壮感が無く、ヒロトシの言っていることが、自分の常識とは違う事だというのがわかるのだ。
「なんとなくわかったようだね?俺は今までの不幸はお気の毒とは思うけど、君たち二人にはこれからの事を考えてほしいと思うんだけどどうかな?」
「「わかりました」」
「そうか。わかってくれてありがたいよ。君等にはミトンの町に帰ったら、詳しい事を説明するから安心してくれ」
「「はい!」」
「そして、アイリーン後で話があるからよく聞くように!わかったね?」
「は、はい……」
ヒロトシはそう言って、冒険者ギルドの酒場を後にして、町の兵舎に向かったのだった。
「す、すいません!少しいいですか?」
「あっ!これはヒロトシ様。どうかしたのですか?」
対応したのは、先ほど城門警護をしていた兵士だった。ヒロトシが訪ねてきて、何かしたのかと思って兵舎にいた兵士達に緊張が走ったのだった。
「町のどこかに空き地みたいなところは勝手に使っても良い?」
「空き地ですか?何をするつもりですか?危ない事をしないのなら大丈夫ですが、なにをするか理由を聞いてもよろしいですか?」
「その空き地で泊まろうと思ってね」
「はぁあ?宿屋を利用しないのですか?大通りをまっすぐ行ったところに、貴族様が泊まれるような宿屋がございますよ」
「いや……そういう宿屋って高いだけじゃないか。だったらテントと一緒だからね」
「まあ、宿代が無くて広場で野宿する人間もいますからね。駄目だとは言いませんが、十分気をつけてくださいね。何か盗まれてもこちらとしては責任は負えませんから」
「それは大丈夫だよ。何かあっても責任は取れとは言わないからさ」
「それでしたら我々は大丈夫ですよ」
町には必ずと言ってもいいほど、テントを張って寝泊まりしている駆け出しの冒険者達が野宿している。これは、まだFランクの依頼しか受けられず、宿代が出せなくてしょうがなく野宿をしているのだ。
その冒険者達は邪魔にならないような場所に、テントを張って野宿をしていて、その冒険者達は早くランクを上げてまずは、宿屋に泊まれる事を目標に頑張っているのだ。
なのでテントを張って寝泊まりしているのは日常茶飯事で、これに対して兵士や衛兵が取り締まる事はない。
「そうですか。なら良かった」
ヒロトシは、兵舎から少し離れた場所にちょうどいい空き地があったので、そこに家を建てたのだった。貴族が野宿をすると聞き、兵士達は念のために注意をしようと思い、ヒロトシのテントを巡回しようとは思っていたので、ヒロトシの様子を見ていたら、近くの空き地に一軒家を建てたのでビックリして、ヒロトシの方へ駆けて行った。
「ヒ、ヒロトシ様!こ、これは一体⁉」
「えっ⁉この場所は駄目だったのか?空き地ならどこでもいいって言ったからさ。すぐに他の場所に」
「あっ……いえ、この場所は別に構わないのですがこの家は一体……どこから?」
「ダンジョン産のハウスって魔道具は知っているだろ?」
「それは知っていますが、あの魔道具はテントを建てる物ですよね?こんな立派な家が建てれるとは聞いたことが無いですよ」
「それは魔力が足りないだけだよ。MPを沢山込めれば家を建てれるよ。まあ、普通の魔法使いがそんな事をすれば何日か寝込むことになるけどね」
「そ、そうですか……」
「じゃあ、ここは使ってもいいんだね?」
「はい……それは構いません」
兵士達はその後景を見て呆然とするだけだった。これなら宿屋を使わないと言った理由も分かると思った。
そして、ララとナミの二人も、家の前で呆然とたたずんでいたのは言うまでもなかった。
「ララ。ナミ。いつまでそうしているつもりだ?早く家の中に入りな」
「「あっ……はい!」」
そして、その場に取り残された兵士はお互いを見つめ合っていた。
「これなら警護の必要はないか……」
「そうだな……」
兵士達はそう言いながら兵舎へと戻っていったのだった。そして、イライラしながらヒロトシを待っていたのは、この町の貴族専用の宿屋の店主だった。
「遅い!何でヒロトシ様はチェックインをしに来ないのだ?」
「お、おかしいですね……確か夕方に貴族様が見慣れない乗り物で、この町に訪問したとあったのに……」
宿屋では、ヒロトシが野宿を選択するとは思っておらず、その日は徹夜で待つことになったのは別の話である。
「ご主人様、これからガーラの町に行くのですか?」
「えっ?そんな必要はないだろ?」
「えっ?なんでですか?こんなひどい情況放っておくと言うのですか?」
「まあ、アイリーンの言いたいことは分かるが、俺に何の関係がある?これは俺の忠告を聞かなかったシルフォード様の責任だよ」
「……」
「確かにララとナミの二人は不幸だったと言うしかない」
「だったら」
「だけど、俺が動く必要なないだろ?たぶん、そんなこと長く続くとは思えないからな。それに、この二人はもう元の生活には戻れないだろ?」
「「……」」
「だったら、早くそんな事は忘れてこれからの事を考えるべきだよ」
「でも、あたしは悔しいです……ご主人様も先ほど言っていたじゃないですか?」
「なにを?」
「不敬罪のような王国法があるから、貴族は調子に乗るって!」
「おいおい!こんなとこでそんな事を言うなよ」
ヒロトシの言葉で、アイリーンはハッとして自分の口を押えたのだった。
「確かに俺もそのことについてはアイリーンに同意だ。だから、俺はそう言った理不尽な事はしないと思っている。これはあくまでも自分からはしないと言うだけで、他の貴族の事は知った事ではないということだよ」
「そ、そんな……」
「もしそういう理不尽な事を許せないとして、そいつら全員をなんとかしようと思うのなら、根底をなんとかしないといけなくなるからな?そんなのは無理だよ」
「根底?」
「ああ。根底だ!つまり、王国法を見直し、貴族の考え方を正すと言う事だよ。そんなのどう考えても無理な事だ」
「……」
「もし仮にそれをなんとかするとなると……」
「えっ?そんな方法があると言うのですか?」
「今の生活を捨てる事だな。そんな面倒臭い事は、まあ無理だな」
「「「「今の生活を捨てる?」」」」
「ああ……」
アイリーン達護衛メンバーは、ヒロトシが何を言っているのか分からなかった。ララとナミもまた、ヒロトシの考えが壮大過ぎてちんぷんかんぷんだった。
「二人はどうだい?」
「どうとはどういう事ですか?」
「ナミは、これからは立場上は俺の奴隷として生活をしていくことになるだろ?」
「立場上ってどういう意味ですか?奴隷は奴隷じゃないですか?」
「君は先ほど何を食べて何を飲んだんだ?」
「えっ?」
「君が認識する奴隷はそういった扱いをされるのか?違うだろ?これから俺は君に屋敷での生活は今までとは違う生活を提供するつもりだ。当然、君のは店で働いてもらう事になるけどね」
「それは、ご主人様が言ったことは絶対服従です。店で働けと言われれば、それに従うしかありません。それが奴隷ですから」
「フム……その生活で君は幸せになると言ったら?当然立場上奴隷なのは間違いではないので、今までの様に自由に恋愛や結婚は出来なくなり、制限がつく事になってしまう。だけど、それを不満に思わない様にするつもりだよ」
「そんな奴隷の生活が……」
ナミはそれ以上の言葉をしゃべる事が出来なかった。確かに、今日のような食事を与えてくれると言うのなら、今までの生活とは比べ物にならなくなるからだ。
それに、アイリーン達を見ても護衛メンバーだと言うのに、うっすら化粧もしていていい匂いがするのである。つまり、奴隷だと言うのに悲壮感が無く、ヒロトシの言っていることが、自分の常識とは違う事だというのがわかるのだ。
「なんとなくわかったようだね?俺は今までの不幸はお気の毒とは思うけど、君たち二人にはこれからの事を考えてほしいと思うんだけどどうかな?」
「「わかりました」」
「そうか。わかってくれてありがたいよ。君等にはミトンの町に帰ったら、詳しい事を説明するから安心してくれ」
「「はい!」」
「そして、アイリーン後で話があるからよく聞くように!わかったね?」
「は、はい……」
ヒロトシはそう言って、冒険者ギルドの酒場を後にして、町の兵舎に向かったのだった。
「す、すいません!少しいいですか?」
「あっ!これはヒロトシ様。どうかしたのですか?」
対応したのは、先ほど城門警護をしていた兵士だった。ヒロトシが訪ねてきて、何かしたのかと思って兵舎にいた兵士達に緊張が走ったのだった。
「町のどこかに空き地みたいなところは勝手に使っても良い?」
「空き地ですか?何をするつもりですか?危ない事をしないのなら大丈夫ですが、なにをするか理由を聞いてもよろしいですか?」
「その空き地で泊まろうと思ってね」
「はぁあ?宿屋を利用しないのですか?大通りをまっすぐ行ったところに、貴族様が泊まれるような宿屋がございますよ」
「いや……そういう宿屋って高いだけじゃないか。だったらテントと一緒だからね」
「まあ、宿代が無くて広場で野宿する人間もいますからね。駄目だとは言いませんが、十分気をつけてくださいね。何か盗まれてもこちらとしては責任は負えませんから」
「それは大丈夫だよ。何かあっても責任は取れとは言わないからさ」
「それでしたら我々は大丈夫ですよ」
町には必ずと言ってもいいほど、テントを張って寝泊まりしている駆け出しの冒険者達が野宿している。これは、まだFランクの依頼しか受けられず、宿代が出せなくてしょうがなく野宿をしているのだ。
その冒険者達は邪魔にならないような場所に、テントを張って野宿をしていて、その冒険者達は早くランクを上げてまずは、宿屋に泊まれる事を目標に頑張っているのだ。
なのでテントを張って寝泊まりしているのは日常茶飯事で、これに対して兵士や衛兵が取り締まる事はない。
「そうですか。なら良かった」
ヒロトシは、兵舎から少し離れた場所にちょうどいい空き地があったので、そこに家を建てたのだった。貴族が野宿をすると聞き、兵士達は念のために注意をしようと思い、ヒロトシのテントを巡回しようとは思っていたので、ヒロトシの様子を見ていたら、近くの空き地に一軒家を建てたのでビックリして、ヒロトシの方へ駆けて行った。
「ヒ、ヒロトシ様!こ、これは一体⁉」
「えっ⁉この場所は駄目だったのか?空き地ならどこでもいいって言ったからさ。すぐに他の場所に」
「あっ……いえ、この場所は別に構わないのですがこの家は一体……どこから?」
「ダンジョン産のハウスって魔道具は知っているだろ?」
「それは知っていますが、あの魔道具はテントを建てる物ですよね?こんな立派な家が建てれるとは聞いたことが無いですよ」
「それは魔力が足りないだけだよ。MPを沢山込めれば家を建てれるよ。まあ、普通の魔法使いがそんな事をすれば何日か寝込むことになるけどね」
「そ、そうですか……」
「じゃあ、ここは使ってもいいんだね?」
「はい……それは構いません」
兵士達はその後景を見て呆然とするだけだった。これなら宿屋を使わないと言った理由も分かると思った。
そして、ララとナミの二人も、家の前で呆然とたたずんでいたのは言うまでもなかった。
「ララ。ナミ。いつまでそうしているつもりだ?早く家の中に入りな」
「「あっ……はい!」」
そして、その場に取り残された兵士はお互いを見つめ合っていた。
「これなら警護の必要はないか……」
「そうだな……」
兵士達はそう言いながら兵舎へと戻っていったのだった。そして、イライラしながらヒロトシを待っていたのは、この町の貴族専用の宿屋の店主だった。
「遅い!何でヒロトシ様はチェックインをしに来ないのだ?」
「お、おかしいですね……確か夕方に貴族様が見慣れない乗り物で、この町に訪問したとあったのに……」
宿屋では、ヒロトシが野宿を選択するとは思っておらず、その日は徹夜で待つことになったのは別の話である。
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