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第3章 新しい研磨
19話 ヒロトシの心配事
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シルフォードは、ヒロトシの説明に開いた口が塞がらずその場で立ち尽くした。
「そんなバカな……この町もようやく王国から認められて大きくなりつつあるのに」
「シルフォード様大丈夫ですって」
「何が大丈夫だと言うのかね?闇ギルドが又攻めてくるかもしれないと言うのに」
シルフォードが焦るのは無理もなかった。相手はなりふり構わず、今までの汚名を晴らす勢いでやって来るからである。町の兵士達と、王国からの衛兵、町の冒険者達で本当に防ぐことができるのか心配だった。
「話は元に戻すのですが、俺は闇ギルドが行動に移すのは遅れると踏んでいるのです」
「つまり、闇ギルドが攻めてくるのは半年以上先になると言う事かね?」
「ええ!確信がある訳ではないんですけどね」
「何故そう思うのかね?」
「逃亡者ですよ。たぶん、闇ギルドでは、逃亡者が出たという情報はすぐに広まるでしょう。そして、その逃亡者が誰を頼ったかと言う事まで」
その頃、闇ギルドではヒロトシの言う通り、カエデが闇ギルドを裏切り4人の下忍と共に逃亡した事が広まっていた。
「どういう事だ!長い歴史の中で逃亡者が出るなんて!」
「いいか、早くあ奴らを始末するんだ!」
「しかし、どうする?匿っているのはあのミトンの英雄だぞ?」
「噂を流すのは?ミトンの英雄は闇ギルドの人間を匿っていると」
「あやつは、それを見越してあの町では匿ってはおらぬ」
「では、すぐにカエデ達を始末に向かわせれば簡単に」
「それが簡単にはいかぬ……あの英雄は魔の森のどこかに匿っていて……」
「馬鹿な!あの森に近づける訳が」
「密偵の情報ではあの速い乗り物で魔の森の方向に向かっていると何度もある。しかし、尾行するにもあの速さでは……」
闇ギルドの密偵は、辺りをつけてその方向に向かうが、徐々に魔物のランクが上がり、とてもじゃないが捜索は出来ないと判断をしたのだった。
Bランクの魔物なら余裕だと思うが、魔物と遭遇する確率が尋常じゃない程多くて、次から次へと湧き出してくるのだ。
普通の地域とは違い、魔物が間引かれていないのでそういう感じになってしまい、闇ギルドの人間もお手上げ状態になる。そして、恐ろしい事にその中にはAランクの魔物も混じるのだから手に負えないのである。
「つまりだ。英雄が王国から貰った土地がある。多分そこのどこかに匿われていると思うが、そこまで辿り着けないのだ」
「つまり、匿われていると言う実証が出来ないと?」
「そういう事だ……」
「それにもう一つ気になる事が」
「何があった?」
「王国領の各町の闇ギルドから、逃亡者が増えているそうだ……」
「「「「「それは本当か⁉」」」」」」
「ああ!闇ギルドの暗殺部隊が連日出動している……今回の事が噂で下忍達の耳に届いているそうだ」
「馬鹿な!」
「嘘ではない……下忍の中ではヒロトシに助けを求めれば、救ってくれるというデマが拡がっていると……アサシンが報告してきた」
「ということは、これからも脱走者が増えると言う事か?」
「その可能性は十分考えられる」
闇ギルドの幹部達は、頭を抱える事になってしまった。
ヒロトシは、シルフォードに闇ギルドは脱走者に翻弄されて、ミトン襲撃に手をまわす事が出来ないと説明したのだった。
「まあ、そんなわけだから安心してもいいと思いますよ」
「馬鹿な事を……何が安心できると言うのだね。むしろ心配で夜も眠れなくなったというものだ!」
「まあ、こういっては何ですが、逃亡者が増えてもそう簡単に俺の所にまでこれる人間はいませんよ。来れた人間は相当運がいいです」
「確かにそう言われればそうだが……」
ヒロトシも脱走者を全面的に擁護するつもりはなかった。今回たまたま幼いころに誘拐された子供達であって、まだ犯罪に手が染まっていなかった人間だったからだ。
脱走者がそんな人間ばかりだとは、ヒロトシもそうは思ってはおらず、㋪に来ても敷地内の結界内に入れない人間ばかりだと思っていた。
「まず、家に助けに来られても敷地内に入れるかどうかわかりませんからね」
「どういう事だ?」
「㋪には特別とは言いませんが、結界が張ってあるのですよ。㋪に悪意のある人間はまずは入れません」
「そうなのか?」
「ええ。だから、シルフォード様が心配するように、次から次へと俺が保護するような闇ギルドの人間が出てくることはないんですよ」
「そ、そっか……それを聞いて安心した。じゃあ、話は変わるが保護をしたという闇ギルドの人間は今はどこに?」
「まあ、そのあたりはいいじゃないですか?知ったところで、まず辿り着けません」
「それでは、本当に魔の森の近くに?しかし、そんな場所に匿える場所があるというのか?」
「あると言うか作りました」
「つ、作った⁉」
「えぇ……どちらにせよあの者達は、普通の町では生活できません」
「たしかに、ミトンを始め王都でも命が狙われるだろうからな……」
「だから、新しい村というか、あの者達だけで生活できるところを提供したにすぎません。まあ、いずれ俺の為に働いてもらう事にしますよ」
「働かせる?闇ギルドの人間だったんだぞ?」
「あの者達は、俺が提供したところでしか生活はできません。無理やり働かす事はしませんが、言う事は聞いてくれると思いますよ」
「た、確かに……」
ヒロトシは話が一段落して、気になった事をシルフォードに言ってみた。
「それよりも、俺がこんな事を言うのも何なんですが……」
「何か気になる事でもあるのかい?」
「ミトンの町は本当に大きくなりましたよね?」
「ああ。君のおかげと言ってもいいよ。王国から援助金も出る様になって政策がらくになったよ」
「そうですか?シルフォード様は、孤児院や平民の為に税金を使ってくれますが、俺の方から忠告をさせてもらってもよろしいですか?」
「忠告と言うのはどういうことだね?」
「人件費にもっとお金を使った方がよろしいですよ」
「人件費は出来るだけ抑えないと、町の為にはならないだろ?孤児院や公共施設にその分お金を……」
「まあ、シルフォード様はそういうお人だから、町の人達から支持率があるのはわかりますし、部下の人達もシルフォード様を慕っているのですけども、人員は多い方が不正も防げることがありますよ」
「どういう事だね?」
「それだけミトンの町は大きくなったって事ですよ。こういっては失礼ですが、今まではミトンの町は小さかったって事です。多少人員は増えているでしょうが、まだまだ足らないと言う事です」
「いくらヒロトシ君でもそれはあまりに不敬だぞ」
シルフォードは、ヒロトシの意見に眉をひそめたのだった。しかし、ヒロトシの事を信頼しているシルフォードは、ヒロトシの説明に何を含んでいるのか聞き直したのだった。
「気を悪くしたら謝罪します」
ヒロトシは、そう言ってシルフォードに頭を下げた。
「それで、ヒロトシ君は何が言いたいのだ?」
「町が大きくなって、シルフォード様は町の隅々に目が届かなくなるのが気になっています」
「馬鹿な事を!逐一報告は受けておる!目が届かないと言う事などあり得ん!」
「そうですか。それなら俺の余計なお世話だったので謝罪します。本当にすみません」
シルフォードが怒鳴ったので、ヒロトシはすぐに謝罪したのだった。しかし、ヒロトシの心配は現実のものとなるのは1年も先の事だった。
それから、半年が経ち㋪では新しい商品が売り出される事になった。
「おいおいおい!まじかこれは!」
「新商品!クッキーってなんだよ?」
「そちらは黒砂糖を使ったおやつになります」
「砂糖だと!」
「そんなのどこから!」
「冒険者の皆様には、冒険中疲労がたまり、甘いものが必要になるときがあります」
冒険者達は驚いた。確かに甘いものは果実で補給したりしていたが、それでも甘いものは高くてそうそう買える物ではない。
当然砂糖の使ったお菓子など貴族達の物で、冒険者の口に入る事はまずないのだ。
「マインちゃん、これは本当に砂糖を使ったお菓子なのか?」
「そうですよ。ご主人様が独自のルートで手に入れた砂糖を使って作っています。クッキー5枚で500ゴールドです」
1枚100ゴールドとお高めだが、砂糖を使っていると考えれば激安商品であり、手が出ないようなものではなかった。
「俺にクッキーをくれ!」
「あたしも欲しい!」
「大丈夫ですよ。数はたくさんあります」
その日、㋪美研は冒険者だけではなく、一般市民も多く訪れる事になった。
「そんなバカな……この町もようやく王国から認められて大きくなりつつあるのに」
「シルフォード様大丈夫ですって」
「何が大丈夫だと言うのかね?闇ギルドが又攻めてくるかもしれないと言うのに」
シルフォードが焦るのは無理もなかった。相手はなりふり構わず、今までの汚名を晴らす勢いでやって来るからである。町の兵士達と、王国からの衛兵、町の冒険者達で本当に防ぐことができるのか心配だった。
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「つまり、闇ギルドが攻めてくるのは半年以上先になると言う事かね?」
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「どういう事だ!長い歴史の中で逃亡者が出るなんて!」
「いいか、早くあ奴らを始末するんだ!」
「しかし、どうする?匿っているのはあのミトンの英雄だぞ?」
「噂を流すのは?ミトンの英雄は闇ギルドの人間を匿っていると」
「あやつは、それを見越してあの町では匿ってはおらぬ」
「では、すぐにカエデ達を始末に向かわせれば簡単に」
「それが簡単にはいかぬ……あの英雄は魔の森のどこかに匿っていて……」
「馬鹿な!あの森に近づける訳が」
「密偵の情報ではあの速い乗り物で魔の森の方向に向かっていると何度もある。しかし、尾行するにもあの速さでは……」
闇ギルドの密偵は、辺りをつけてその方向に向かうが、徐々に魔物のランクが上がり、とてもじゃないが捜索は出来ないと判断をしたのだった。
Bランクの魔物なら余裕だと思うが、魔物と遭遇する確率が尋常じゃない程多くて、次から次へと湧き出してくるのだ。
普通の地域とは違い、魔物が間引かれていないのでそういう感じになってしまい、闇ギルドの人間もお手上げ状態になる。そして、恐ろしい事にその中にはAランクの魔物も混じるのだから手に負えないのである。
「つまりだ。英雄が王国から貰った土地がある。多分そこのどこかに匿われていると思うが、そこまで辿り着けないのだ」
「つまり、匿われていると言う実証が出来ないと?」
「そういう事だ……」
「それにもう一つ気になる事が」
「何があった?」
「王国領の各町の闇ギルドから、逃亡者が増えているそうだ……」
「「「「「それは本当か⁉」」」」」」
「ああ!闇ギルドの暗殺部隊が連日出動している……今回の事が噂で下忍達の耳に届いているそうだ」
「馬鹿な!」
「嘘ではない……下忍の中ではヒロトシに助けを求めれば、救ってくれるというデマが拡がっていると……アサシンが報告してきた」
「ということは、これからも脱走者が増えると言う事か?」
「その可能性は十分考えられる」
闇ギルドの幹部達は、頭を抱える事になってしまった。
ヒロトシは、シルフォードに闇ギルドは脱走者に翻弄されて、ミトン襲撃に手をまわす事が出来ないと説明したのだった。
「まあ、そんなわけだから安心してもいいと思いますよ」
「馬鹿な事を……何が安心できると言うのだね。むしろ心配で夜も眠れなくなったというものだ!」
「まあ、こういっては何ですが、逃亡者が増えてもそう簡単に俺の所にまでこれる人間はいませんよ。来れた人間は相当運がいいです」
「確かにそう言われればそうだが……」
ヒロトシも脱走者を全面的に擁護するつもりはなかった。今回たまたま幼いころに誘拐された子供達であって、まだ犯罪に手が染まっていなかった人間だったからだ。
脱走者がそんな人間ばかりだとは、ヒロトシもそうは思ってはおらず、㋪に来ても敷地内の結界内に入れない人間ばかりだと思っていた。
「まず、家に助けに来られても敷地内に入れるかどうかわかりませんからね」
「どういう事だ?」
「㋪には特別とは言いませんが、結界が張ってあるのですよ。㋪に悪意のある人間はまずは入れません」
「そうなのか?」
「ええ。だから、シルフォード様が心配するように、次から次へと俺が保護するような闇ギルドの人間が出てくることはないんですよ」
「そ、そっか……それを聞いて安心した。じゃあ、話は変わるが保護をしたという闇ギルドの人間は今はどこに?」
「まあ、そのあたりはいいじゃないですか?知ったところで、まず辿り着けません」
「それでは、本当に魔の森の近くに?しかし、そんな場所に匿える場所があるというのか?」
「あると言うか作りました」
「つ、作った⁉」
「えぇ……どちらにせよあの者達は、普通の町では生活できません」
「たしかに、ミトンを始め王都でも命が狙われるだろうからな……」
「だから、新しい村というか、あの者達だけで生活できるところを提供したにすぎません。まあ、いずれ俺の為に働いてもらう事にしますよ」
「働かせる?闇ギルドの人間だったんだぞ?」
「あの者達は、俺が提供したところでしか生活はできません。無理やり働かす事はしませんが、言う事は聞いてくれると思いますよ」
「た、確かに……」
ヒロトシは話が一段落して、気になった事をシルフォードに言ってみた。
「それよりも、俺がこんな事を言うのも何なんですが……」
「何か気になる事でもあるのかい?」
「ミトンの町は本当に大きくなりましたよね?」
「ああ。君のおかげと言ってもいいよ。王国から援助金も出る様になって政策がらくになったよ」
「そうですか?シルフォード様は、孤児院や平民の為に税金を使ってくれますが、俺の方から忠告をさせてもらってもよろしいですか?」
「忠告と言うのはどういうことだね?」
「人件費にもっとお金を使った方がよろしいですよ」
「人件費は出来るだけ抑えないと、町の為にはならないだろ?孤児院や公共施設にその分お金を……」
「まあ、シルフォード様はそういうお人だから、町の人達から支持率があるのはわかりますし、部下の人達もシルフォード様を慕っているのですけども、人員は多い方が不正も防げることがありますよ」
「どういう事だね?」
「それだけミトンの町は大きくなったって事ですよ。こういっては失礼ですが、今まではミトンの町は小さかったって事です。多少人員は増えているでしょうが、まだまだ足らないと言う事です」
「いくらヒロトシ君でもそれはあまりに不敬だぞ」
シルフォードは、ヒロトシの意見に眉をひそめたのだった。しかし、ヒロトシの事を信頼しているシルフォードは、ヒロトシの説明に何を含んでいるのか聞き直したのだった。
「気を悪くしたら謝罪します」
ヒロトシは、そう言ってシルフォードに頭を下げた。
「それで、ヒロトシ君は何が言いたいのだ?」
「町が大きくなって、シルフォード様は町の隅々に目が届かなくなるのが気になっています」
「馬鹿な事を!逐一報告は受けておる!目が届かないと言う事などあり得ん!」
「そうですか。それなら俺の余計なお世話だったので謝罪します。本当にすみません」
シルフォードが怒鳴ったので、ヒロトシはすぐに謝罪したのだった。しかし、ヒロトシの心配は現実のものとなるのは1年も先の事だった。
それから、半年が経ち㋪では新しい商品が売り出される事になった。
「おいおいおい!まじかこれは!」
「新商品!クッキーってなんだよ?」
「そちらは黒砂糖を使ったおやつになります」
「砂糖だと!」
「そんなのどこから!」
「冒険者の皆様には、冒険中疲労がたまり、甘いものが必要になるときがあります」
冒険者達は驚いた。確かに甘いものは果実で補給したりしていたが、それでも甘いものは高くてそうそう買える物ではない。
当然砂糖の使ったお菓子など貴族達の物で、冒険者の口に入る事はまずないのだ。
「マインちゃん、これは本当に砂糖を使ったお菓子なのか?」
「そうですよ。ご主人様が独自のルートで手に入れた砂糖を使って作っています。クッキー5枚で500ゴールドです」
1枚100ゴールドとお高めだが、砂糖を使っていると考えれば激安商品であり、手が出ないようなものではなかった。
「俺にクッキーをくれ!」
「あたしも欲しい!」
「大丈夫ですよ。数はたくさんあります」
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