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第3章 新しい研磨
12話 下忍達の亡命
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カエデ達6人は、闇ギルドから逃げる為必死に夜の森を駆け抜けていた。北の森を抜けたとき、絶望があるのも知らずに。
「キキョウ……生き残ったのは結局5人だけか?」
「はい……後の者は全員死亡です」
「そうか……すまなかったな」
「いえ……みんな覚悟のうえでカエデ様についてきたのでしょうがありません」
「そうですよ!カエデ様が気にする事では……」
「それでも5人は生き残ってここまでこれました」
「そうだね……闇ギルドの支部とはいえ、オーランの町からここまで逃げる事が出来たのは運が良かったね」
「「「「「そうですよ」」」」」
「後もう少しで、ミトンの町だね。急ごう」
その時、森の中に笑い声が響いたのだった。
「くははははは!ごくろうさんだったな。葉隠れのカエデ、待ちくたびれたぞ」
カエデは、高ランクアサシンであり名前を許されていた。それほどの実力者だが、これほどの人数を前に絶望したのだった。
「ま、まさか……先回りされていたとは……」
「くははははははは!お前達の行き先など少し考えればわかる事よ!お前達をミトンの町に行かせるわけにはいかないんだ」
カエデは、キキョウ達に小声で言った。
「いいか?お前達はあたしの後ろに。そして、あたしが突っ込んで道を開けるから、そしたらお前達は振り向かずこの森を抜けろ」
「でも、そんな事をしたらカエデ様は……」
「あたしの事は気にするな。お前達がいる方が足手まといだ」
「「「「「うぐっ……」」」」」
「闇ギルドから抜けれると思うな。お前達には死んでもらう!」
「みんな走れ!」
カエデが5人に指示を出し、闇ギルドの人間に突っ込み人の壁に穴を開けた。
「ぎゃああああ!」
「ぐフっ……」
「き、貴様ぁああああああ!」
カエデの一撃で十数人が倒れて、バリケートに穴が開いたのだ。その穴を5人は駆け抜けてミトンの町へとダッシュしたのだ。
「早く行けええええええ!」
「カエデ様すいません!」
5人は振り向かず、一心不乱に森を抜けたのだった。
「追えええええええ!一人も逃がすな!」
「あの者達を絶対にミトンの町に行かせるな!」
イチとニは部下に大声で怒鳴ったのだ。しかし、今度はカエデがこの先には絶対に行かせないと、魔法を唱え始めた。
「この先に行きたかったら、あたしを倒してからしな!サイクロン!」
カエデは、絶対に一人も逃さないつもりで、風属性4レベルのサイクロンを唱えたのだ。カエデは、追ってくるアサシン達に向かって両手を向けた。するとカエデの両手から、竜巻が発生してアサシン達を巻き込んだのだ。
「「「「「「ぎゃああああああああああ!」」」」」」」
その竜巻に巻き込まれたアサシン達は、ふっとばされると同時にサイクロンの中に発生した、かまいたちに身体を刻まれる事になり手足が切断されたのだ。
「あの子たちは自由を手に入れるんだよ!この先は死んでも行かせない!」
「くっそおおおお!お前にこんな魔法があったとは!」
「お前ら!何をしている!カエデを始末せぬか!」
イチとニは、カエデの魔法にたじろぎ、下忍達が逃げていく姿に焦っていた。
迫りくるアサシン達を、カエデは一人で立ち向かっていた。最初の一撃で大量虐殺出来たおかげで有利に働いていたが、さすがに疲れが見え始めていた。
「何をしている!奴は疲れてきているぞ。早く始末してしまえ」
イチとニの部下であるアサシンはまるでロボットの様に、カエデを追い詰めていた。しかし、カエデも必死に抵抗し次々とアサシンを殺していくのだった。
「ゥぐっ……」
「早く殺ってしまえ!」
(やはりこの数のアサシンを一人では無理があったか……)
しかし、カエデはこれでいいと思っていた。24年の人生だったが、最後に子供達を逃がす事が出来て、満足していたのだった。
「これなら死んでも、罪が軽くなるかもしれないな……」
カエデはもう助からないと思い、アサシンからとどめを刺されようと、両目をつむり命を諦めた。
「死ねぇえええええええ!」
アサシン達は一斉に、カエデにダガーを突きつけた。
「グフっ!」
カエデはアサシンからの攻撃を受けるつもりだった。しかし、痛みは全然やってこなかった。カエデはどういうことか分からず目を開けると、そこには逃がしたはずの子供の一人が身代わりになり血まみれになっていた。
「ク、クロ!何で戻ってきた。あのまま逃げろと言ったでしょ⁉」
「カエデさま、後の4人は無事ミトンの町に潜入しました……俺はカエデ様が好きでした……カエデ様……どうか死なないで……」
「クロぉ~~~~~~!」
カエデは涙を流し、クロを抱きかかえた。
「チィッ!余計な事を!」
「余計な事だと!しねえええええええええ!」
カエデは涙を流し、嗚咽しながらアサシン達を斬りまくった。
そして、もう一度サイクロンを唱えた。北の森はカエデのサイクロンで木々が倒れ、辺り一面アサシンの死骸で血まみれになっていた。
「くそおおお!なぜ、女一人にここまで!」
カエデは、数が少なくなってきたアサシンを見て最後の抵抗をした。
「この恨み、必ず晴らしてみせようぞ!」
カエデは、エアバーストを唱えて、森の木々に衝撃波を与えた。すると、その衝撃波は森の木々の葉っぱを全て散らしたのだ。
その葉っぱを、カエデは利用して身を隠したのだ。
「なっ!」
「イチ!カエデを始末するんだ!コイツはあ奴の得意とする葉隠れのスキルだ!」
イチは二の言われた通り、ダガーをカエデに投げつけた。しかし、命中した瞬間その姿は葉っぱの集合体で葉っぱが霧散したのだった。
「これが葉隠れのスキルか……」
アサシン達は、混乱し葉っぱを攻撃していたが、アサシン達にはカエデと思い攻撃している。その間にカエデはクロの遺体を抱きかかえ、この場を後にしてミトンの町へと逃げたのだ。そして、カエデは人のいない廃墟に身を潜めて気絶してしまった。
葉隠れのスキルは、最終手段である。MPを大量に使い一桁にしてしまい、すぐに身を隠さないと危険なのだ。その為、カエデは朦朧とする中必死で身の安全を確保したのだった。
その頃、4人はミトンの町に潜入し屋根づたいに㋪美研に向かった。屋根裏部屋から潜入し身をひそめたのだ。その怪しい気配にヒロトシは目を覚ました。
「誰だそこにいるのは!」
ベットから飛び起きて、ヒロトシは天井にいる優しい人影に、手を向けたのである。
「降りてこないと吹き飛ばすぞ」
「ご主人様なにを!」
いきなり大声を出して天井に手を向け、火球を出していたヒロトシにビックリしたミランダがいた。ミランダはエルフ族で護衛メンバーの一人だが、今夜はヒロトシの相手をしていたので同じベットに寝ていたのだ。
「ヒロトシ様お待ちください……朝まで待とうとしていました。我々には敵意はございません。信じてください!」
「だったら、そんなとこにいないで部屋に降りてこい!しかし、異様な行動をしたら容赦なく殺すから覚悟しろ」
「はい……」
そして、ヒロトシの目の前に片膝をつき、頭を下げた黒ずくめの人間が4人スッと姿を現したのだった。
「ア、アサシンだと?」
「俺はサスケと申します」
「キキョウ」
「アスカ」
「サクラです」
「こんな夜更けにいきなり潜入して申し訳ございません。俺達にあなたに対して敵意はございません。だから、その火球をおさめてください」
ヒロトシは、サスケと名のった男の言葉を信じ、火球を消したのだ。
「ご主人様!そのような奴らの事を信じては!」
ミランダは、ヒロトシがこの闇ギルドの人間の言葉を信じたことが信じられなかった。
「ミランダ、大丈夫だよ。もし敵意のある人間だったら、ここの敷地には絶対は入れないからな」
「それはそうですが……」
㋪美研には結界が張ってあり、敵意のある人間は絶対に潜入できないとわかっていた。しかし、闇ギルドの人間であっても、ヒロトシ達に敵意を持っていなければこの敷地に入ってこれるのだ。
「それでお前達は、何のようで俺に会いに来た?」
「申し訳ありません!俺達をかくまって頂きたいのです」
「はぁあ?」
ヒロトシは、いきなり訳の分からない申し出に、変な声をもらしたのだった。
「キキョウ……生き残ったのは結局5人だけか?」
「はい……後の者は全員死亡です」
「そうか……すまなかったな」
「いえ……みんな覚悟のうえでカエデ様についてきたのでしょうがありません」
「そうですよ!カエデ様が気にする事では……」
「それでも5人は生き残ってここまでこれました」
「そうだね……闇ギルドの支部とはいえ、オーランの町からここまで逃げる事が出来たのは運が良かったね」
「「「「「そうですよ」」」」」
「後もう少しで、ミトンの町だね。急ごう」
その時、森の中に笑い声が響いたのだった。
「くははははは!ごくろうさんだったな。葉隠れのカエデ、待ちくたびれたぞ」
カエデは、高ランクアサシンであり名前を許されていた。それほどの実力者だが、これほどの人数を前に絶望したのだった。
「ま、まさか……先回りされていたとは……」
「くははははははは!お前達の行き先など少し考えればわかる事よ!お前達をミトンの町に行かせるわけにはいかないんだ」
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「いいか?お前達はあたしの後ろに。そして、あたしが突っ込んで道を開けるから、そしたらお前達は振り向かずこの森を抜けろ」
「でも、そんな事をしたらカエデ様は……」
「あたしの事は気にするな。お前達がいる方が足手まといだ」
「「「「「うぐっ……」」」」」
「闇ギルドから抜けれると思うな。お前達には死んでもらう!」
「みんな走れ!」
カエデが5人に指示を出し、闇ギルドの人間に突っ込み人の壁に穴を開けた。
「ぎゃああああ!」
「ぐフっ……」
「き、貴様ぁああああああ!」
カエデの一撃で十数人が倒れて、バリケートに穴が開いたのだ。その穴を5人は駆け抜けてミトンの町へとダッシュしたのだ。
「早く行けええええええ!」
「カエデ様すいません!」
5人は振り向かず、一心不乱に森を抜けたのだった。
「追えええええええ!一人も逃がすな!」
「あの者達を絶対にミトンの町に行かせるな!」
イチとニは部下に大声で怒鳴ったのだ。しかし、今度はカエデがこの先には絶対に行かせないと、魔法を唱え始めた。
「この先に行きたかったら、あたしを倒してからしな!サイクロン!」
カエデは、絶対に一人も逃さないつもりで、風属性4レベルのサイクロンを唱えたのだ。カエデは、追ってくるアサシン達に向かって両手を向けた。するとカエデの両手から、竜巻が発生してアサシン達を巻き込んだのだ。
「「「「「「ぎゃああああああああああ!」」」」」」」
その竜巻に巻き込まれたアサシン達は、ふっとばされると同時にサイクロンの中に発生した、かまいたちに身体を刻まれる事になり手足が切断されたのだ。
「あの子たちは自由を手に入れるんだよ!この先は死んでも行かせない!」
「くっそおおおお!お前にこんな魔法があったとは!」
「お前ら!何をしている!カエデを始末せぬか!」
イチとニは、カエデの魔法にたじろぎ、下忍達が逃げていく姿に焦っていた。
迫りくるアサシン達を、カエデは一人で立ち向かっていた。最初の一撃で大量虐殺出来たおかげで有利に働いていたが、さすがに疲れが見え始めていた。
「何をしている!奴は疲れてきているぞ。早く始末してしまえ」
イチとニの部下であるアサシンはまるでロボットの様に、カエデを追い詰めていた。しかし、カエデも必死に抵抗し次々とアサシンを殺していくのだった。
「ゥぐっ……」
「早く殺ってしまえ!」
(やはりこの数のアサシンを一人では無理があったか……)
しかし、カエデはこれでいいと思っていた。24年の人生だったが、最後に子供達を逃がす事が出来て、満足していたのだった。
「これなら死んでも、罪が軽くなるかもしれないな……」
カエデはもう助からないと思い、アサシンからとどめを刺されようと、両目をつむり命を諦めた。
「死ねぇえええええええ!」
アサシン達は一斉に、カエデにダガーを突きつけた。
「グフっ!」
カエデはアサシンからの攻撃を受けるつもりだった。しかし、痛みは全然やってこなかった。カエデはどういうことか分からず目を開けると、そこには逃がしたはずの子供の一人が身代わりになり血まみれになっていた。
「ク、クロ!何で戻ってきた。あのまま逃げろと言ったでしょ⁉」
「カエデさま、後の4人は無事ミトンの町に潜入しました……俺はカエデ様が好きでした……カエデ様……どうか死なないで……」
「クロぉ~~~~~~!」
カエデは涙を流し、クロを抱きかかえた。
「チィッ!余計な事を!」
「余計な事だと!しねえええええええええ!」
カエデは涙を流し、嗚咽しながらアサシン達を斬りまくった。
そして、もう一度サイクロンを唱えた。北の森はカエデのサイクロンで木々が倒れ、辺り一面アサシンの死骸で血まみれになっていた。
「くそおおお!なぜ、女一人にここまで!」
カエデは、数が少なくなってきたアサシンを見て最後の抵抗をした。
「この恨み、必ず晴らしてみせようぞ!」
カエデは、エアバーストを唱えて、森の木々に衝撃波を与えた。すると、その衝撃波は森の木々の葉っぱを全て散らしたのだ。
その葉っぱを、カエデは利用して身を隠したのだ。
「なっ!」
「イチ!カエデを始末するんだ!コイツはあ奴の得意とする葉隠れのスキルだ!」
イチは二の言われた通り、ダガーをカエデに投げつけた。しかし、命中した瞬間その姿は葉っぱの集合体で葉っぱが霧散したのだった。
「これが葉隠れのスキルか……」
アサシン達は、混乱し葉っぱを攻撃していたが、アサシン達にはカエデと思い攻撃している。その間にカエデはクロの遺体を抱きかかえ、この場を後にしてミトンの町へと逃げたのだ。そして、カエデは人のいない廃墟に身を潜めて気絶してしまった。
葉隠れのスキルは、最終手段である。MPを大量に使い一桁にしてしまい、すぐに身を隠さないと危険なのだ。その為、カエデは朦朧とする中必死で身の安全を確保したのだった。
その頃、4人はミトンの町に潜入し屋根づたいに㋪美研に向かった。屋根裏部屋から潜入し身をひそめたのだ。その怪しい気配にヒロトシは目を覚ました。
「誰だそこにいるのは!」
ベットから飛び起きて、ヒロトシは天井にいる優しい人影に、手を向けたのである。
「降りてこないと吹き飛ばすぞ」
「ご主人様なにを!」
いきなり大声を出して天井に手を向け、火球を出していたヒロトシにビックリしたミランダがいた。ミランダはエルフ族で護衛メンバーの一人だが、今夜はヒロトシの相手をしていたので同じベットに寝ていたのだ。
「ヒロトシ様お待ちください……朝まで待とうとしていました。我々には敵意はございません。信じてください!」
「だったら、そんなとこにいないで部屋に降りてこい!しかし、異様な行動をしたら容赦なく殺すから覚悟しろ」
「はい……」
そして、ヒロトシの目の前に片膝をつき、頭を下げた黒ずくめの人間が4人スッと姿を現したのだった。
「ア、アサシンだと?」
「俺はサスケと申します」
「キキョウ」
「アスカ」
「サクラです」
「こんな夜更けにいきなり潜入して申し訳ございません。俺達にあなたに対して敵意はございません。だから、その火球をおさめてください」
ヒロトシは、サスケと名のった男の言葉を信じ、火球を消したのだ。
「ご主人様!そのような奴らの事を信じては!」
ミランダは、ヒロトシがこの闇ギルドの人間の言葉を信じたことが信じられなかった。
「ミランダ、大丈夫だよ。もし敵意のある人間だったら、ここの敷地には絶対は入れないからな」
「それはそうですが……」
㋪美研には結界が張ってあり、敵意のある人間は絶対に潜入できないとわかっていた。しかし、闇ギルドの人間であっても、ヒロトシ達に敵意を持っていなければこの敷地に入ってこれるのだ。
「それでお前達は、何のようで俺に会いに来た?」
「申し訳ありません!俺達をかくまって頂きたいのです」
「はぁあ?」
ヒロトシは、いきなり訳の分からない申し出に、変な声をもらしたのだった。
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