81 / 347
第3章 新しい研磨
6話 王都を出発!そして……
しおりを挟む
次の日ヒロトシは、ミトンの町に帰還することにしたのだった。国王のローベルグも、ヒロトシと試合することが出来て大満足の様子だった。
試合をして、国王が負けたと言う噂は王城中に広まっていて、上級貴族の中には、ヒロトシを王都にとどまらせる意見も出たほどだった。
しかし、ローベルグはヒロトシには自由にしてもらいたく、ミトンの町に帰還させる事にしていた。
「国王!本当にヒロトシを帰還させるおつもりか?」
「ああ!そのつもりだ」
「それはちょっと待ってください!」
「そうです」
「その考えはあまりに危険ですぞ」
「どういう意味だ?」
「陛下を相手に試合に勝った人間ですぞ。そのような人物を野に放つおつもりですか?」
「はぁあ?何を言っておるのだ?」
「もし、そのような人物が国を起こしたらなんとなさいます。ロドン王国の新たな脅威が生まれるのですぞ。それならば、もっと目の付く場所に置いておいた方が……」
「わはははははは!お前達は心配性というかなんというか……お前達はもっと人を見る目を養うがよい!」
「「「どういうことでしょうか?」」」
「ヒロトシ相手にそのような事をしてみろ。それこそ、反感を持たれてロドン王国はいらぬ危険を持つことになるぞ」
「しかし!それが分かって、そんな危険人物を野に放つことはないと思うのですが……」
「よいか?ヒロトシはスタンピードを止めた人物だ。そんな人間相手に最初から勝ち目はない!だったら、その者が望む事をさせてやって、信頼を勝ち取るほうが安全だと思わぬか?」
「それは眉唾では?ミトンの人間達の協力もあって……」
「俺も最初そう思っておった。しかし、剣を交えてわかった事はあの実力は異次元的に本物だ!本当にヒロトシ一人でスタンピードを止められるであろう」
「そんな……」
「それに、あの者は全然本気を出しておらん。いいか?この俺を相手に全くだ!その意味をもっと考えるんだ」
「陛下を相手にですか?」
「ああ……最初、あ奴は素手で戦うと言ったから、俺は最初ヒロトシは武闘家と思ったがそうではない。武器を扱うのが下手なだけだ」
「「「はぁあ?」」」
「つまりだ!本職は前衛ではないと言う事だ」
「ヒロトシは、前衛職じゃ……」
「それはあまりに」
「そんな人物がこの世に……」
「そうだ。ヒロトシは、我妻レオナと同じ魔法使いだよ」
「だったらなおさら、野に放つのは!」
「どうやって止めるのだ?あの者は自由を求める人間だ」
「それは、騎士団を使い……」
「馬鹿な事を申すな!」
ローベルグは、貴族達の言葉を遮り怒鳴ったのだった。
「「「ひっ!」」」
「すまない。大声を出してしまった」
「い、いえ……そんな……」
「それこそ馬鹿な行動をしないほうが良い。ヒロトシはこうも言った。自分はミトンの町が住みやすくて良いと……つまり、そういうしがらみは自分には必要ないと」
「「「では!」」」
「そうだ!ヒロトシを自由にさせておいた方が、国にとっても最善の方法だ。お主達もその辺をもっと考える事だ。わかったな」
「「「承知いたしました」」」
そんな話が出ていたとは思っていなかった。ヒロトシは次の日、ミトンの町へ帰る準備をしていた。
「さあ、みんな。王都での用事は全て済んだ。ミトンの町へ帰ろうか」
「「「「「はい!」」」」」
「旦那様、安全運転でよろしくお願いします」
「分かっているよ。いちいちそんな事言うなよ……」
「「ご主人様、お願いがあるんですが……」」
ルビーとサイファーが出発前に話しかけてきた。
「なんだ、王都の町で買い物がしたいのか?欲しいものがあるなら言ってみな?何でも買ってやるぞ」
「旦那様!そんなに甘やかしては……」
「セバスはうるさい!せっかくの王都だ。それ位許してやれよ」
「ですが……」
「「そうじゃないんです」」
「えっ?だったらなんだ?」
「帰り道は、ご主人様の隣に座りたいなあとおもったの。駄目ですか?」
二人はもじもじしながら、助手席に乗りたいと言ってきたのだった。2人は行きはコンテナに乗っていたのだが、帰りは前から見る景色をみたいと言ってきたのだ。
「そんな事でいいのか?だったら早く言ってくれたらよかったのに……セバスは帰りはコンテナに乗ってくれ」
「「はい!」」
「わかりました」
「「「「「「ちょっと待って!だったらわたし達も!」」」」」」
二人の様子を見て、女性達が手を上げたのだった。
「なんだ?お前達は!ここは年下の子に譲ってやろうと言う気持ちはないのか?」
「「「「「「ありません!」」」」」」」
「ご主人様の隣に座るのはわたしです!」
「なにいってんのよ!わたしにきまってるでしょ?」
いきなりマイン達女性メンバーが、助手席を争奪しようとしていた。
「お前達は大人だろ?ルビーとサイファーに譲ってやれ」
「「「「「そんな……」」」」」
「「ご主人様……やっぱりわたし達……」」
「ったく……お前達はまだ子供なんだから我儘言っていいんだよ。それに、俺はさっきいいと言っただろ?」
「「はい!」」
ヒロトシが許可を出し、ルビーとサイファーは笑顔となって返事をした。しかし、女性メンバー達は何やらブチブチ言っていたが気にしない様にした。
「「「「「クううううう……」」」」」
「おちびちゃん達に出し抜かれるとは、一生の不覚……」
「ったく……あいつ等はしょうがない奴らだ……」
そして、王城から出発するときに、ローベルグや兵士達が見送りに来てくれたのには、ヒロトシ達も驚いたのだった。
「ローベルグ様、なんで?」
「なんでって、見送りに来たんじゃないか。この俺と剣を交えた者は友達みたいなものだ」
「国王陛下と友達って……」
「なんだ。いやなのか?」
「いやとかじゃなくて、恐れ多いと言いますか……」
「なに言ってんだ!短い間だったが俺はお前の事が気に入っている。今度、王都に来たときは必ず連絡を入れろよ!わかったな?」
「わ、わかりました」
「ったく……よそよそしいのはまだしょうがないみたいだな。まあ、元気でがんばれよ」
「はい!ありがとうございます!」
そう言ってあいさつを交わし、ヒロトシはトラックに乗り込んで出発したのだった。
ヒロトシ達は、軽快にトラックを飛ばしていた。その様子にルビーとサイファーは、助手席に座り目を輝かせていた。
左右に広がる景色に興奮していたのだ。ヒロトシはその様子を見て、自分が初めて電車の先頭車両から見る景色を思い出していた。
「そんなに楽しいか?」
「「はい!ご主人様ありがとうございます!」」
二人を笑顔で答えていたが、後ろの窓からは女性達が羨ましそうにみていたのは言うまでもなかった。ヒロトシはルームミラーでその様子を見て、苦笑いを浮かべていた。
その頃、王都では何やら怪しい人物が、ヒロトシの様子を伺っていて、王都から出て行ったのを確認し、その姿がふっと消えたのだった。
「何であいつが王都に……たしか、ミトンの町では計画が行われていたはず……いったいどういうことなんだ?それにあの乗り物はいったい……」
その男か女かわからない黒ずくめの人物は、忍者のように屋根を足場に移動して、スラム街の一角に入っていくのだった。
「ギルドマスター!大変です!」
「どうした?何かあったのか?」
「王都にあり得ない人物がいました……」
「あり得ない人物?」
「ミトンの町の英雄ヒロトシが王都にいました!」
「馬鹿な事を……今ミトンの町では大規模な征服計画が行われているはず、こんなところにいるはずが!」
「それがいたのです」
「それでミトンの英雄は?」
「それが変な乗り物で王都を出発したみたいです」
「お前は、みすみす逃したと言うのか?」
「そ、それは……先に情報を報せる方が重要と思ったので……」
「た、確かに……それはそうだな。すまなかった……」
「いえ……それよりミトン支部に連絡を入れた方が……まずはどうなっているか確認を!」
連絡を入れても無駄だった……ミトン支部はもうすでに壊滅されていて、その情報が入ってくるのは3か月先の事になる。
数日前、闇ギルドミトン支部だった洞窟には、6人の人間が舞い戻っていた。
「ど、どういう事だ……」
「何故誰もおらぬ……」
「それに、このゴーストたちは闇ギルドの人間か?」
そう!舞い戻っていたのはヒロトシが闇ギルドに突入した時、別の作業をしていたネクロマンサー達だった。闇ギルドの人間が殺され、この辺りにはアサシンや盗賊達の怨霊が浮遊していたのである。
『悔しい……』
『ヒロトシを呪い殺せぇ……』
『この手で仕返しを……』
「この計画が失敗したとなれば俺達は……」
「ああ……闇ギルドから俺達が狙われるぞ……」
「なんとかしないと」
「今度はエルダーリッチより強力な魔物を……」
「おのれ!ヒロトシめ。この屈辱は絶対に俺達の手で果たしてやる!」
「覚えておれ!」
ネクロマンサー達はその姿を消した。新たな脅威を探しにいったんこの洞窟離れたのだった。
試合をして、国王が負けたと言う噂は王城中に広まっていて、上級貴族の中には、ヒロトシを王都にとどまらせる意見も出たほどだった。
しかし、ローベルグはヒロトシには自由にしてもらいたく、ミトンの町に帰還させる事にしていた。
「国王!本当にヒロトシを帰還させるおつもりか?」
「ああ!そのつもりだ」
「それはちょっと待ってください!」
「そうです」
「その考えはあまりに危険ですぞ」
「どういう意味だ?」
「陛下を相手に試合に勝った人間ですぞ。そのような人物を野に放つおつもりですか?」
「はぁあ?何を言っておるのだ?」
「もし、そのような人物が国を起こしたらなんとなさいます。ロドン王国の新たな脅威が生まれるのですぞ。それならば、もっと目の付く場所に置いておいた方が……」
「わはははははは!お前達は心配性というかなんというか……お前達はもっと人を見る目を養うがよい!」
「「「どういうことでしょうか?」」」
「ヒロトシ相手にそのような事をしてみろ。それこそ、反感を持たれてロドン王国はいらぬ危険を持つことになるぞ」
「しかし!それが分かって、そんな危険人物を野に放つことはないと思うのですが……」
「よいか?ヒロトシはスタンピードを止めた人物だ。そんな人間相手に最初から勝ち目はない!だったら、その者が望む事をさせてやって、信頼を勝ち取るほうが安全だと思わぬか?」
「それは眉唾では?ミトンの人間達の協力もあって……」
「俺も最初そう思っておった。しかし、剣を交えてわかった事はあの実力は異次元的に本物だ!本当にヒロトシ一人でスタンピードを止められるであろう」
「そんな……」
「それに、あの者は全然本気を出しておらん。いいか?この俺を相手に全くだ!その意味をもっと考えるんだ」
「陛下を相手にですか?」
「ああ……最初、あ奴は素手で戦うと言ったから、俺は最初ヒロトシは武闘家と思ったがそうではない。武器を扱うのが下手なだけだ」
「「「はぁあ?」」」
「つまりだ!本職は前衛ではないと言う事だ」
「ヒロトシは、前衛職じゃ……」
「それはあまりに」
「そんな人物がこの世に……」
「そうだ。ヒロトシは、我妻レオナと同じ魔法使いだよ」
「だったらなおさら、野に放つのは!」
「どうやって止めるのだ?あの者は自由を求める人間だ」
「それは、騎士団を使い……」
「馬鹿な事を申すな!」
ローベルグは、貴族達の言葉を遮り怒鳴ったのだった。
「「「ひっ!」」」
「すまない。大声を出してしまった」
「い、いえ……そんな……」
「それこそ馬鹿な行動をしないほうが良い。ヒロトシはこうも言った。自分はミトンの町が住みやすくて良いと……つまり、そういうしがらみは自分には必要ないと」
「「「では!」」」
「そうだ!ヒロトシを自由にさせておいた方が、国にとっても最善の方法だ。お主達もその辺をもっと考える事だ。わかったな」
「「「承知いたしました」」」
そんな話が出ていたとは思っていなかった。ヒロトシは次の日、ミトンの町へ帰る準備をしていた。
「さあ、みんな。王都での用事は全て済んだ。ミトンの町へ帰ろうか」
「「「「「はい!」」」」」
「旦那様、安全運転でよろしくお願いします」
「分かっているよ。いちいちそんな事言うなよ……」
「「ご主人様、お願いがあるんですが……」」
ルビーとサイファーが出発前に話しかけてきた。
「なんだ、王都の町で買い物がしたいのか?欲しいものがあるなら言ってみな?何でも買ってやるぞ」
「旦那様!そんなに甘やかしては……」
「セバスはうるさい!せっかくの王都だ。それ位許してやれよ」
「ですが……」
「「そうじゃないんです」」
「えっ?だったらなんだ?」
「帰り道は、ご主人様の隣に座りたいなあとおもったの。駄目ですか?」
二人はもじもじしながら、助手席に乗りたいと言ってきたのだった。2人は行きはコンテナに乗っていたのだが、帰りは前から見る景色をみたいと言ってきたのだ。
「そんな事でいいのか?だったら早く言ってくれたらよかったのに……セバスは帰りはコンテナに乗ってくれ」
「「はい!」」
「わかりました」
「「「「「「ちょっと待って!だったらわたし達も!」」」」」」
二人の様子を見て、女性達が手を上げたのだった。
「なんだ?お前達は!ここは年下の子に譲ってやろうと言う気持ちはないのか?」
「「「「「「ありません!」」」」」」」
「ご主人様の隣に座るのはわたしです!」
「なにいってんのよ!わたしにきまってるでしょ?」
いきなりマイン達女性メンバーが、助手席を争奪しようとしていた。
「お前達は大人だろ?ルビーとサイファーに譲ってやれ」
「「「「「そんな……」」」」」
「「ご主人様……やっぱりわたし達……」」
「ったく……お前達はまだ子供なんだから我儘言っていいんだよ。それに、俺はさっきいいと言っただろ?」
「「はい!」」
ヒロトシが許可を出し、ルビーとサイファーは笑顔となって返事をした。しかし、女性メンバー達は何やらブチブチ言っていたが気にしない様にした。
「「「「「クううううう……」」」」」
「おちびちゃん達に出し抜かれるとは、一生の不覚……」
「ったく……あいつ等はしょうがない奴らだ……」
そして、王城から出発するときに、ローベルグや兵士達が見送りに来てくれたのには、ヒロトシ達も驚いたのだった。
「ローベルグ様、なんで?」
「なんでって、見送りに来たんじゃないか。この俺と剣を交えた者は友達みたいなものだ」
「国王陛下と友達って……」
「なんだ。いやなのか?」
「いやとかじゃなくて、恐れ多いと言いますか……」
「なに言ってんだ!短い間だったが俺はお前の事が気に入っている。今度、王都に来たときは必ず連絡を入れろよ!わかったな?」
「わ、わかりました」
「ったく……よそよそしいのはまだしょうがないみたいだな。まあ、元気でがんばれよ」
「はい!ありがとうございます!」
そう言ってあいさつを交わし、ヒロトシはトラックに乗り込んで出発したのだった。
ヒロトシ達は、軽快にトラックを飛ばしていた。その様子にルビーとサイファーは、助手席に座り目を輝かせていた。
左右に広がる景色に興奮していたのだ。ヒロトシはその様子を見て、自分が初めて電車の先頭車両から見る景色を思い出していた。
「そんなに楽しいか?」
「「はい!ご主人様ありがとうございます!」」
二人を笑顔で答えていたが、後ろの窓からは女性達が羨ましそうにみていたのは言うまでもなかった。ヒロトシはルームミラーでその様子を見て、苦笑いを浮かべていた。
その頃、王都では何やら怪しい人物が、ヒロトシの様子を伺っていて、王都から出て行ったのを確認し、その姿がふっと消えたのだった。
「何であいつが王都に……たしか、ミトンの町では計画が行われていたはず……いったいどういうことなんだ?それにあの乗り物はいったい……」
その男か女かわからない黒ずくめの人物は、忍者のように屋根を足場に移動して、スラム街の一角に入っていくのだった。
「ギルドマスター!大変です!」
「どうした?何かあったのか?」
「王都にあり得ない人物がいました……」
「あり得ない人物?」
「ミトンの町の英雄ヒロトシが王都にいました!」
「馬鹿な事を……今ミトンの町では大規模な征服計画が行われているはず、こんなところにいるはずが!」
「それがいたのです」
「それでミトンの英雄は?」
「それが変な乗り物で王都を出発したみたいです」
「お前は、みすみす逃したと言うのか?」
「そ、それは……先に情報を報せる方が重要と思ったので……」
「た、確かに……それはそうだな。すまなかった……」
「いえ……それよりミトン支部に連絡を入れた方が……まずはどうなっているか確認を!」
連絡を入れても無駄だった……ミトン支部はもうすでに壊滅されていて、その情報が入ってくるのは3か月先の事になる。
数日前、闇ギルドミトン支部だった洞窟には、6人の人間が舞い戻っていた。
「ど、どういう事だ……」
「何故誰もおらぬ……」
「それに、このゴーストたちは闇ギルドの人間か?」
そう!舞い戻っていたのはヒロトシが闇ギルドに突入した時、別の作業をしていたネクロマンサー達だった。闇ギルドの人間が殺され、この辺りにはアサシンや盗賊達の怨霊が浮遊していたのである。
『悔しい……』
『ヒロトシを呪い殺せぇ……』
『この手で仕返しを……』
「この計画が失敗したとなれば俺達は……」
「ああ……闇ギルドから俺達が狙われるぞ……」
「なんとかしないと」
「今度はエルダーリッチより強力な魔物を……」
「おのれ!ヒロトシめ。この屈辱は絶対に俺達の手で果たしてやる!」
「覚えておれ!」
ネクロマンサー達はその姿を消した。新たな脅威を探しにいったんこの洞窟離れたのだった。
0
お気に入りに追加
426
あなたにおすすめの小説
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
異世界最強の賢者~二度目の転移で辺境の開拓始めました~
夢・風魔
ファンタジー
江藤賢志は高校生の時に、四人の友人らと共に異世界へと召喚された。
「魔王を倒して欲しい」というお決まりの展開で、彼のポジションは賢者。8年後には友人らと共に無事に魔王を討伐。
だが魔王が作り出した時空の扉を閉じるため、単身時空の裂け目へと入っていく。
時空の裂け目から脱出した彼は、異世界によく似た別の異世界に転移することに。
そうして二度目の異世界転移の先で、彼は第三の人生を開拓民として過ごす道を選ぶ。
全ての魔法を網羅した彼は、規格外の早さで村を発展させ──やがて……。
*小説家になろう、カクヨムでも投稿しております。
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
異世界に行けるようになったんだが自宅に令嬢を持ち帰ってしまった件
シュミ
ファンタジー
高二である天音 旬はある日、女神によって異世界と現実世界を行き来できるようになった。
旬が異世界から現実世界に帰る直前に転びそうな少女を助けた結果、旬の自宅にその少女を持ち帰ってしまった。その少女はリーシャ・ミリセントと名乗り、王子に婚約破棄されたと話し───!?
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる