74 / 347
第2章 研磨という技術
閑話① 砦の盗賊達の末路
しおりを挟む
話はセバスが魔道砲を使用した事に遡り、ヒロトシは塩を作り終えたときアラームが鳴り響いた事で、ミントの町で何やら緊急事態が起こったと悟ったのだった。
こういう時、地球ではスマホがあり連絡がすぐにとれるのにと気が焦っていた。
「いったい何があったんだ?地球での科学文明のようなものがあったらいいのに……」
ヒロトシはすぐに、魔晄炉や作ったばかりの塩をインベントリに収納し、ハウスを元の大きさに戻した。ここは、ガーラの町から随分と離れており人通りもなかった隠れ家的な場所で、ヒロトシは人目に触れず1か月近くを過ごせていた。
「みんな待ってろよ!今すぐに戻る」
ヒロトシは、来た時と同じようにマウンテンバイクにまたがり、全力疾走でミトンの町に向かって踏み込んだのだった。
ヒロトシのVIT(耐久力)は化け物だった。1日が過ぎようとした時、見慣れた風景が出てきたのだった。
「ここを越えれば、ミトンの町までもうすぐだ」
その時、ヒロトシの行き先をふせぐ山賊たちが現れたのだ。
「おい!ここを通りたきゃその乗り物や有り金を置いていきな!」
「ひゃはははは!一人で旅なんかするんじゃねえよ!」
「そうだな!だから殺されちまうんだよ」
「お前達はこの辺りでよく出没し、ミトンの町に塩を行商する人間を襲うという盗賊達か?」
「俺達も有名になったものだなあ」
「そうよ!俺達がその盗賊だよ」
「もう逃げれないから覚悟しろよ!」
「丁度良かった。お前達を始末できるのは、2度手間にならずに済んだよ」
「ひゃははははは!この小僧、何言ってんだ?」
「笑わせやがる。いい事を教えてやろう!1日前俺達はミトンの町の討伐隊を退けたばかりだぞ」
「そうだ!お前のようなガキにやられるわけはないだろ!」
「なっ!討伐隊を退けただと?そんなのでたらめだ!」
退けた訳ではない。討伐を開始する直前に、ギルドからの招集アラームが鳴り響いただけである。しかし、事情を知らないヒロトシは盗賊達の言葉に焦りまくったのだ。
ヒロトシは、すぐにサーチを使った。すると近隣に盗賊達がいっぱいいるところを発見したのである。
「お前達は許さない!」
「許さないだと?がははは!」
「坊主が粋がんじゃねえよ」
「死ねええええ!」
盗賊達は、ヒロトシに剣を振りかぶり突撃してきたのだった。しかし、ヒロトシは冷静にファイヤーアローを撃ちこみ瞬殺してしまった。
「討伐隊を退けただと……」
しかしサーチをしたところ、盗賊達の砦には捕虜となった人間がいなさそうだった。ヒロトシは、その砦に急いで向かったのだ。
するとそこには、森を切り出し小さな砦が出来上がっていた。
「何だここは……こんなお粗末な砦で討伐隊を退けただと?」
思わずヒロトシは声を出してしまった。ヒロトシにはお粗末に映ったのだがそうではない。立派な砦が出来上がっていて、弱い場所を突かない限り落す事は困難である。
「そこにいるのは誰だ!」
見張り台から大声でどなった人間で、砦に中は警戒モードとなった。そして、警笛が鳴り響いたのだった。
しかし、盗賊達が外の様子を見ると、砦からは笑い声が聞こえてきたのだった。そこにはヒロトシ一人が立っていたからだ。
「何だよ……ガキ一人か。脅かすんじゃねえよ。おい!お前相手をして来い」
「ああ。わかったよ。怠いがしょうがねえ!」
盗賊の一人が、砦から出てきた。
「討伐隊はどうした?」
「討伐隊?俺達の砦をみて、臆病風に吹かれて、攻めてくる前に尻尾を巻いて逃走しちまったよ!ひゃはははははははは!」
「なるほど!だから、この砦は綺麗なままだったのか……」
ヒロトシはおかしいと思っていた。サーチで確認しても捕虜がいる訳でもなく、砦も壊された感じが全くなかったからだ。
「だからどうした!死ねぇえええええええ!」
ヒロトシは、頭上から迫りくる剣を斬られる寸前に素手で掴んだ。
「なっ⁉」
ヒロトシは、左手で剣を掴み、右手で盗賊の腹を殴ったのだった。
「ぐええええええ!」
盗賊は、腹を殴られ砦の壁まで吹っ飛び、勢いよく砦の壁に叩き打ちつけられ気絶してしまった。その様子を見ていた砦の中の盗賊達は何が起こったのが訳が分からなかった。
10歳ほどの子供が、剣を素手で掴み大の大人を殴って吹き飛ばしたのだ。
「て、てめええ!何をしやがった?」
盗賊の一人が大声を出した瞬間、盗賊達は我に返りワラワラと砦の外にでてきて、一斉にヒロトシに立ち向かってきた。
「ガキが!調子に乗るんじゃねえ!」
「殺す!」
「死にやがれ!」
向かってきた盗賊達に、ヒロトシは無数のファイヤーアローやエアカッター、グランバレット、ウォーターニードルを浮かべたのだ。
「「「「「「なっ!」」」」」」
その様子に、盗賊達の勢いは無くなり急ブレーキをかけ、砦の中に引き返そうとした。
「や、やめろおおおおおお!」
「うわあああああ!」
「退散!引き返せ!」
「ば、化け物だ!」
「何で4属性の魔法を!」
盗賊達は目の前で起こっていることが信じられなかった。目の前の子供が一人で、基本属性の4種類の魔法を無詠唱で使ったからだ。
引き返す盗賊達に、ヒロトシは全ての魔法を撃ちこんだのだ。その場は盗賊達の叫び声で地獄と化した。
砦から見ていた盗賊達は、本当に何が起こったのか分からなかった。50人ほどの仲間が一瞬で絶命してしまったからだ。見張り台にいた人間は、正気に戻り砦の門を閉める指示をいち早く出した。
「門を閉めろ!あいつを絶対に砦に入れるな!」
すると砦の門は固く閉ざされた。そして、中からヒロトシに罵声を浴びせてきたのだった。
「ガキはもう帰れ!お前一人ではどうにもならん」
「ひゃははははは!そうだそうだ!お前一人ではどうしようもあるまい!」
「大人しく帰れ!」
ヒロトシは思わず笑ってしまった。砦の中からは帰れコールが巻き起こっていたからだ。
「お前達は子供か……」
「ガキはてめえじゃねえか!」
ヒロトシは、盗賊達が立てこもったのを見てちょうどいいと考えた。ヒロトシは砦に手を向けた。そして魔法スキルが2レベルで使える土属性魔法の【ウォールオブストーン】を砦の壁に沿わして高い壁を作った。
「なっ!なんだこの壁は!」
ヒロトシは砦を取り囲む高い土壁の上に立った。そして盗賊達を見下ろすのだった。
「て、てめえ!何のつもりだ‼」
「これで、お前達は逃げる事は出来なくなったなあ」
砦の中にいるアサシン達も、一瞬の出来事でなすすべもなかった。盗賊達で十分に対処をできると思い油断してしまったのだ。この場所に建設をした砦の為、脱出口など無く完全に閉じ込められてしまった。
「矢を射るのだ!」
盗賊達は矢を射ろうとしたが、この土壁は内側にせり出しており、ヒロトシを狙う事が出来なかった。
「さあ、そろそろ死のうか?」
「何をするつもりでい!」
「この砦は木で作ってあるし、よく燃えるだろうねえ」
「なっ!や、やめろおおおおおおおお!」
「そ、そんな魔法使われたら死んじまう!」
「た、たすけてくれええ!」
ヒロトシは、頭上にあり得ないほどの大きさの火球を作り出した。
「お前達に生きるすべはない!ファイヤーボール」
ファイヤーボールは着弾したと同時に、建物を破壊しありとあらゆるものを燃やし尽くした。砦の中は阿鼻叫喚の世界となり、盗賊達は全滅してしまったのだった。
この砦を攻略しようとしていた討伐隊は、弱い箇所を下調べで2日を要したが、ヒロトシに掛れば30分程で攻略し、盗賊達は全滅してしまった。
そして、討伐隊がミトンの町に到着して、少ししてからヒロトシもミトンの町に到着し、スタンピードを退ける事になる。
こういう時、地球ではスマホがあり連絡がすぐにとれるのにと気が焦っていた。
「いったい何があったんだ?地球での科学文明のようなものがあったらいいのに……」
ヒロトシはすぐに、魔晄炉や作ったばかりの塩をインベントリに収納し、ハウスを元の大きさに戻した。ここは、ガーラの町から随分と離れており人通りもなかった隠れ家的な場所で、ヒロトシは人目に触れず1か月近くを過ごせていた。
「みんな待ってろよ!今すぐに戻る」
ヒロトシは、来た時と同じようにマウンテンバイクにまたがり、全力疾走でミトンの町に向かって踏み込んだのだった。
ヒロトシのVIT(耐久力)は化け物だった。1日が過ぎようとした時、見慣れた風景が出てきたのだった。
「ここを越えれば、ミトンの町までもうすぐだ」
その時、ヒロトシの行き先をふせぐ山賊たちが現れたのだ。
「おい!ここを通りたきゃその乗り物や有り金を置いていきな!」
「ひゃはははは!一人で旅なんかするんじゃねえよ!」
「そうだな!だから殺されちまうんだよ」
「お前達はこの辺りでよく出没し、ミトンの町に塩を行商する人間を襲うという盗賊達か?」
「俺達も有名になったものだなあ」
「そうよ!俺達がその盗賊だよ」
「もう逃げれないから覚悟しろよ!」
「丁度良かった。お前達を始末できるのは、2度手間にならずに済んだよ」
「ひゃははははは!この小僧、何言ってんだ?」
「笑わせやがる。いい事を教えてやろう!1日前俺達はミトンの町の討伐隊を退けたばかりだぞ」
「そうだ!お前のようなガキにやられるわけはないだろ!」
「なっ!討伐隊を退けただと?そんなのでたらめだ!」
退けた訳ではない。討伐を開始する直前に、ギルドからの招集アラームが鳴り響いただけである。しかし、事情を知らないヒロトシは盗賊達の言葉に焦りまくったのだ。
ヒロトシは、すぐにサーチを使った。すると近隣に盗賊達がいっぱいいるところを発見したのである。
「お前達は許さない!」
「許さないだと?がははは!」
「坊主が粋がんじゃねえよ」
「死ねええええ!」
盗賊達は、ヒロトシに剣を振りかぶり突撃してきたのだった。しかし、ヒロトシは冷静にファイヤーアローを撃ちこみ瞬殺してしまった。
「討伐隊を退けただと……」
しかしサーチをしたところ、盗賊達の砦には捕虜となった人間がいなさそうだった。ヒロトシは、その砦に急いで向かったのだ。
するとそこには、森を切り出し小さな砦が出来上がっていた。
「何だここは……こんなお粗末な砦で討伐隊を退けただと?」
思わずヒロトシは声を出してしまった。ヒロトシにはお粗末に映ったのだがそうではない。立派な砦が出来上がっていて、弱い場所を突かない限り落す事は困難である。
「そこにいるのは誰だ!」
見張り台から大声でどなった人間で、砦に中は警戒モードとなった。そして、警笛が鳴り響いたのだった。
しかし、盗賊達が外の様子を見ると、砦からは笑い声が聞こえてきたのだった。そこにはヒロトシ一人が立っていたからだ。
「何だよ……ガキ一人か。脅かすんじゃねえよ。おい!お前相手をして来い」
「ああ。わかったよ。怠いがしょうがねえ!」
盗賊の一人が、砦から出てきた。
「討伐隊はどうした?」
「討伐隊?俺達の砦をみて、臆病風に吹かれて、攻めてくる前に尻尾を巻いて逃走しちまったよ!ひゃはははははははは!」
「なるほど!だから、この砦は綺麗なままだったのか……」
ヒロトシはおかしいと思っていた。サーチで確認しても捕虜がいる訳でもなく、砦も壊された感じが全くなかったからだ。
「だからどうした!死ねぇえええええええ!」
ヒロトシは、頭上から迫りくる剣を斬られる寸前に素手で掴んだ。
「なっ⁉」
ヒロトシは、左手で剣を掴み、右手で盗賊の腹を殴ったのだった。
「ぐええええええ!」
盗賊は、腹を殴られ砦の壁まで吹っ飛び、勢いよく砦の壁に叩き打ちつけられ気絶してしまった。その様子を見ていた砦の中の盗賊達は何が起こったのが訳が分からなかった。
10歳ほどの子供が、剣を素手で掴み大の大人を殴って吹き飛ばしたのだ。
「て、てめええ!何をしやがった?」
盗賊の一人が大声を出した瞬間、盗賊達は我に返りワラワラと砦の外にでてきて、一斉にヒロトシに立ち向かってきた。
「ガキが!調子に乗るんじゃねえ!」
「殺す!」
「死にやがれ!」
向かってきた盗賊達に、ヒロトシは無数のファイヤーアローやエアカッター、グランバレット、ウォーターニードルを浮かべたのだ。
「「「「「「なっ!」」」」」」
その様子に、盗賊達の勢いは無くなり急ブレーキをかけ、砦の中に引き返そうとした。
「や、やめろおおおおおお!」
「うわあああああ!」
「退散!引き返せ!」
「ば、化け物だ!」
「何で4属性の魔法を!」
盗賊達は目の前で起こっていることが信じられなかった。目の前の子供が一人で、基本属性の4種類の魔法を無詠唱で使ったからだ。
引き返す盗賊達に、ヒロトシは全ての魔法を撃ちこんだのだ。その場は盗賊達の叫び声で地獄と化した。
砦から見ていた盗賊達は、本当に何が起こったのか分からなかった。50人ほどの仲間が一瞬で絶命してしまったからだ。見張り台にいた人間は、正気に戻り砦の門を閉める指示をいち早く出した。
「門を閉めろ!あいつを絶対に砦に入れるな!」
すると砦の門は固く閉ざされた。そして、中からヒロトシに罵声を浴びせてきたのだった。
「ガキはもう帰れ!お前一人ではどうにもならん」
「ひゃははははは!そうだそうだ!お前一人ではどうしようもあるまい!」
「大人しく帰れ!」
ヒロトシは思わず笑ってしまった。砦の中からは帰れコールが巻き起こっていたからだ。
「お前達は子供か……」
「ガキはてめえじゃねえか!」
ヒロトシは、盗賊達が立てこもったのを見てちょうどいいと考えた。ヒロトシは砦に手を向けた。そして魔法スキルが2レベルで使える土属性魔法の【ウォールオブストーン】を砦の壁に沿わして高い壁を作った。
「なっ!なんだこの壁は!」
ヒロトシは砦を取り囲む高い土壁の上に立った。そして盗賊達を見下ろすのだった。
「て、てめえ!何のつもりだ‼」
「これで、お前達は逃げる事は出来なくなったなあ」
砦の中にいるアサシン達も、一瞬の出来事でなすすべもなかった。盗賊達で十分に対処をできると思い油断してしまったのだ。この場所に建設をした砦の為、脱出口など無く完全に閉じ込められてしまった。
「矢を射るのだ!」
盗賊達は矢を射ろうとしたが、この土壁は内側にせり出しており、ヒロトシを狙う事が出来なかった。
「さあ、そろそろ死のうか?」
「何をするつもりでい!」
「この砦は木で作ってあるし、よく燃えるだろうねえ」
「なっ!や、やめろおおおおおおおお!」
「そ、そんな魔法使われたら死んじまう!」
「た、たすけてくれええ!」
ヒロトシは、頭上にあり得ないほどの大きさの火球を作り出した。
「お前達に生きるすべはない!ファイヤーボール」
ファイヤーボールは着弾したと同時に、建物を破壊しありとあらゆるものを燃やし尽くした。砦の中は阿鼻叫喚の世界となり、盗賊達は全滅してしまったのだった。
この砦を攻略しようとしていた討伐隊は、弱い箇所を下調べで2日を要したが、ヒロトシに掛れば30分程で攻略し、盗賊達は全滅してしまった。
そして、討伐隊がミトンの町に到着して、少ししてからヒロトシもミトンの町に到着し、スタンピードを退ける事になる。
1
お気に入りに追加
424
あなたにおすすめの小説

魔法省魔道具研究員クロエ
大森蜜柑
ファンタジー
8歳のクロエは魔物討伐で利き腕を無くした父のために、独学で「自分の意思で動かせる義手」製作に挑む。
その功績から、平民ながら貴族の通う魔法学園に入学し、卒業後は魔法省の魔道具研究所へ。
エリート街道を進むクロエにその邪魔をする人物の登場。
人生を変える大事故の後、クロエは奇跡の生還をとげる。
大好きな人のためにした事は、全て自分の幸せとして返ってくる。健気に頑張るクロエの恋と奇跡の物語りです。
本編終了ですが、おまけ話を気まぐれに追加します。
小説家になろうにも掲載してます。
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
記憶喪失になった嫌われ悪女は心を入れ替える事にした
結城芙由奈@2/28コミカライズ発売
ファンタジー
池で溺れて死にかけた私は意識を取り戻した時、全ての記憶を失っていた。それと同時に自分が周囲の人々から陰で悪女と呼ばれ、嫌われている事を知る。どうせ記憶喪失になったなら今から心を入れ替えて生きていこう。そして私はさらに衝撃の事実を知る事になる―。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
不遇職とバカにされましたが、実際はそれほど悪くありません?
カタナヅキ
ファンタジー
現実世界で普通の高校生として過ごしていた「白崎レナ」は謎の空間の亀裂に飲み込まれ、狭間の世界と呼ばれる空間に移動していた。彼はそこで世界の「管理者」と名乗る女性と出会い、彼女と何時でも交信できる能力を授かり、異世界に転生される。
次に彼が意識を取り戻した時には見知らぬ女性と男性が激しく口論しており、会話の内容から自分達から誕生した赤子は呪われた子供であり、王位を継ぐ権利はないと男性が怒鳴り散らしている事を知る。そして子供というのが自分自身である事にレナは気付き、彼は母親と供に追い出された。
時は流れ、成長したレナは自分がこの世界では不遇職として扱われている「支援魔術師」と「錬金術師」の職業を習得している事が判明し、更に彼は一般的には扱われていないスキルばかり習得してしまう。多くの人間から見下され、実の姉弟からも馬鹿にされてしまうが、彼は決して挫けずに自分の能力を信じて生き抜く――
――後にレナは自分の得た職業とスキルの真の力を「世界の管理者」を名乗る女性のアイリスに伝えられ、自分を見下していた人間から逆に見上げられる立場になる事を彼は知らない。
※タイトルを変更しました。(旧題:不遇職に役立たずスキルと馬鹿にされましたが、実際はそれほど悪くはありません)。書籍化に伴い、一部の話を取り下げました。また、近い内に大幅な取り下げが行われます。
※11月22日に第一巻が発売されます!!また、書籍版では主人公の名前が「レナ」→「レイト」に変更しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる