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第1 章 自分だけの職業
21話 報奨金
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ヒロトシは、その足で奴隷商店へと向かったのだった。
「ご主人様どこに?」
「そうですよ、家の方向は反対ですよ?」
「ああ、寄りたい場所があるんだ」
「「えっ?どこに行くのですか?」」
「ああ、奴隷商店へな」
それを聞いた、マミヤとルビーは顔を真っ青にして泣きついてきたのだった。
「「ご、ご主人様!ごめんなさい!」」
「私達が悪かったんです!」
「わぁ~ん!やっぱり不幸に……わたしが調子に乗ったから……本当にごめんなさい」
「うわっ!2人共どうしたんだ?いきなり泣くなよ?」
「「お願いします!もう贅沢は言いません」」
「だから、わたし達をご主人様の側においてください!」
「はあ?お前達はいったい何を言ってんだよ?」
「「えっ⁉」」
「奴隷商に行って、わたし達を売るんじゃないんですか?」
「わたし達が、調子に乗ったからもういらないと思ったんじゃ……」
「お前達は本当にもうしょうがない奴だな……いらないなんて思うわけないだろ?お前達は一生売るつもりなんかないから安心しろ」
「「本当ですか?」」
「ああ!嘘なんか言わないよ。お前達はずっと家の事をやってもらう。必要な人間だよ」
「じゃあ、なんで奴隷商に?」
「ああ!戦闘奴隷を、何人か購入しようと思ってな」
「何で戦闘奴隷を?」
「お前達が、町に出る時に一緒についてもらおうと思ったからだよ」
「ちょ、ちょっと待ってください。奴隷に護衛をつけるというのですか?」
「まあ、そうだな」
「そんな勿体ない事をやめてください!」
「しかし、護衛を雇うとなると、冒険者に依頼を出さないといけなくなるだろ?それに依頼内容が、奴隷の護衛だなんて誰が受けてくれると思うんだ?」
「だから、普通に考えて奴隷に、護衛など常軌を逸しているという事なんです。そんな事はやめてください!」
「まあ、待ちなよ。それは護衛って表だって依頼した場合だろ?」
「それはそうですが……」
「だったら、日頃はお店や俺の護衛として仕事にする分には何の問題もないだろ?」
「それなら何の問題はないですよ」
「確かにそれなら無駄遣いって事にはなりませんね」
「だろ?当然、護衛メンバーにも休日を与えることになる。その時に、マミヤ達と一緒に行動するだけだよ」
「それって、そっちがメインって事じゃないですか?」
「何言ってんだよ。マミヤは仲間と、一緒に休憩をしないというのか?」
「そういうわけでは……」
「だったら何の問題はないだろ?」
ヒロトシは、マミヤとルビーの反対を言いくるめてしまったのだった。そして、奴隷商にやってきてヒロトシは7人の戦闘奴隷を買い求めたのだ。
その戦闘奴隷は男性1人女性6人とした。そして、その戦闘方法は素手で戦うのが得意な武闘家や、暗器を使うローグ系の戦士を選んだのだった。
セバスには、お茶友達のような感じで、休みの日には二人でゲームを楽しんでいるようだ。ゲームと言っても、トランプのようなカードゲームである。
これで、ヒロトシはちょっと安心したのだった。戦闘の出来る人間が側にいるだけで、安全が増すからである。
そして、今回の事件が全て終わった時、冒険者ギルドから報奨金が出た。その時に、ギルドから領主様の所に顔を出すようにと連絡が入ったのだった。
「まさか、商人に風の群狼を討伐されるとは思わなかったなあ……」
「ギルドマスター、久しぶりだな」
「ああ!お主のせいで、散々な目にあったわい」
「俺のせいじゃないだろ?ギルドマスターが、うちの家族にいらんことを言ったからだろ?」
「まあ、それはそうなんだが……それにしても、また奴隷を購入したのか?」
「ああ!新しい家族になったミランダだよ」
「やっぱり、この間の事件で、店の警護が必要になったのか?」
「まあ、そんなとこだな」
「でも、何でお前は冒険者ギルドに、籍を置かなかったんだ?お前ぐらい強ければ、冒険者でも充分にやっていけただろ?」
「俺は争い事が嫌いなんだよ。そんな危険な事は自信がないからな。冒険者を仕事にしなくとも、研磨で生活は充分できるからな」
「はははは!お前が争い事が嫌い?危険だから自信がないだと?そんな奴が、ジオ族を圧倒できるわけなかろう。奴らは、戦闘民族なんだぞ?」
「だが、そんな危険な事をしなくとも、研磨技術はあんたら冒険者はよくわかっているはずだろ?」
「そりゃそうだが……でも、お前の実力を思うと勿体ねえからよ」
「あははは!そりゃどうも」
「それはそうと、領主様に失礼が無いようにな?」
「あんたに、失礼が無いようにと注意受けるとは思わなかったよ」
「うぐっ……そんな茶化すなよ。俺はただ……」
「わかってるよ。心配してくれているんだろ?」
「まあ、そういうことだ」
「でも、なにか礼儀のようなものはあるのか?その辺は何も知らないからな」
「その辺は領主様も分かっているさ。あまりに突拍子もない事をしない限り大丈夫だよ」
「それならいいんだけどな」
「まあ、失礼と思う様な事をしなければ大丈夫だよ」
すると、副ギルドマスターが部屋に入ってきたのだった。
「今回は、本当にありがとうございました。これが、風の群狼の懸賞金です」
「何だよこの金額は!」
「それほど、規模の大きい盗賊だったという事です。だから、ヒロトシ様には感謝しかないのですよ」
「まあ、衛兵も手の焼いていた集団だったからな」
「で、これっていくらなんだ?」
「5千万ゴールドです。ミスリル貨4枚、大金貨4枚、金貨10枚にしておきました」
「そいつはご丁寧にどうも」
冒険者ギルドのギルドマスターから、風の群狼の賞金首の報奨金をもらい、ヒロトシは大金持ちになった。
風の群狼の頭は3000万の懸賞が掛かっていて、組織の壊滅が1千万、部下の数は少ないが右腕と言われている者や群狼の幹部もいて、切りのいい金額で1千万をサービスしてくれたらしい。これも全員を殺さず、鉱山送りにした事で出来る事だった。
「じゃあ、ありがたくもらっておきます」
「本当にありがとうございました」
ヒロトシは、冒険者ギルドを後にしようとしたが、冒険者達から感謝されまくったのは言うまでもなく、受付嬢からも囲まれたのだった。
ヒロトシは困惑したのは言うまでもなく、ヒロトシはまだ成人前の12歳なのに、受付嬢からデートに誘われたのだ。
この世界の常識は本当に分からないなあと、ヒロトシは苦笑いを浮かべたのだった。
「ご主人様。どうして、受付嬢の誘いを受けなかったのですか?」
「ミランダ……俺はまだ成人前だぞ?それに俺の事は説明しただろ?」
「ええ、聞きましたが関係ないじゃないですか?ご主人様はもう大富豪です。受付嬢を、嫁に貰っても充分養えますよ。それも何人でも」
「確かに、このミストラルの世界では一夫多妻、一妻多夫制だが、あんなに若い子ばかりだと、なんか犯罪を犯しているようだからな」
「そういうものですか?」
「まあな……やっぱり二十歳は超えていてほしいかな?それと俺もまだ若いし、もうちょっと年を取らないと結婚を考えられないよ」
「まあ、ご主人様がもうちょっと成長しないというのは納得できますね」
「だろ?」
そんな事を言いながら、ヒロトシ達は家に帰り、明日領主様の屋敷に行く準備をしたのだった。
「ご主人様どこに?」
「そうですよ、家の方向は反対ですよ?」
「ああ、寄りたい場所があるんだ」
「「えっ?どこに行くのですか?」」
「ああ、奴隷商店へな」
それを聞いた、マミヤとルビーは顔を真っ青にして泣きついてきたのだった。
「「ご、ご主人様!ごめんなさい!」」
「私達が悪かったんです!」
「わぁ~ん!やっぱり不幸に……わたしが調子に乗ったから……本当にごめんなさい」
「うわっ!2人共どうしたんだ?いきなり泣くなよ?」
「「お願いします!もう贅沢は言いません」」
「だから、わたし達をご主人様の側においてください!」
「はあ?お前達はいったい何を言ってんだよ?」
「「えっ⁉」」
「奴隷商に行って、わたし達を売るんじゃないんですか?」
「わたし達が、調子に乗ったからもういらないと思ったんじゃ……」
「お前達は本当にもうしょうがない奴だな……いらないなんて思うわけないだろ?お前達は一生売るつもりなんかないから安心しろ」
「「本当ですか?」」
「ああ!嘘なんか言わないよ。お前達はずっと家の事をやってもらう。必要な人間だよ」
「じゃあ、なんで奴隷商に?」
「ああ!戦闘奴隷を、何人か購入しようと思ってな」
「何で戦闘奴隷を?」
「お前達が、町に出る時に一緒についてもらおうと思ったからだよ」
「ちょ、ちょっと待ってください。奴隷に護衛をつけるというのですか?」
「まあ、そうだな」
「そんな勿体ない事をやめてください!」
「しかし、護衛を雇うとなると、冒険者に依頼を出さないといけなくなるだろ?それに依頼内容が、奴隷の護衛だなんて誰が受けてくれると思うんだ?」
「だから、普通に考えて奴隷に、護衛など常軌を逸しているという事なんです。そんな事はやめてください!」
「まあ、待ちなよ。それは護衛って表だって依頼した場合だろ?」
「それはそうですが……」
「だったら、日頃はお店や俺の護衛として仕事にする分には何の問題もないだろ?」
「それなら何の問題はないですよ」
「確かにそれなら無駄遣いって事にはなりませんね」
「だろ?当然、護衛メンバーにも休日を与えることになる。その時に、マミヤ達と一緒に行動するだけだよ」
「それって、そっちがメインって事じゃないですか?」
「何言ってんだよ。マミヤは仲間と、一緒に休憩をしないというのか?」
「そういうわけでは……」
「だったら何の問題はないだろ?」
ヒロトシは、マミヤとルビーの反対を言いくるめてしまったのだった。そして、奴隷商にやってきてヒロトシは7人の戦闘奴隷を買い求めたのだ。
その戦闘奴隷は男性1人女性6人とした。そして、その戦闘方法は素手で戦うのが得意な武闘家や、暗器を使うローグ系の戦士を選んだのだった。
セバスには、お茶友達のような感じで、休みの日には二人でゲームを楽しんでいるようだ。ゲームと言っても、トランプのようなカードゲームである。
これで、ヒロトシはちょっと安心したのだった。戦闘の出来る人間が側にいるだけで、安全が増すからである。
そして、今回の事件が全て終わった時、冒険者ギルドから報奨金が出た。その時に、ギルドから領主様の所に顔を出すようにと連絡が入ったのだった。
「まさか、商人に風の群狼を討伐されるとは思わなかったなあ……」
「ギルドマスター、久しぶりだな」
「ああ!お主のせいで、散々な目にあったわい」
「俺のせいじゃないだろ?ギルドマスターが、うちの家族にいらんことを言ったからだろ?」
「まあ、それはそうなんだが……それにしても、また奴隷を購入したのか?」
「ああ!新しい家族になったミランダだよ」
「やっぱり、この間の事件で、店の警護が必要になったのか?」
「まあ、そんなとこだな」
「でも、何でお前は冒険者ギルドに、籍を置かなかったんだ?お前ぐらい強ければ、冒険者でも充分にやっていけただろ?」
「俺は争い事が嫌いなんだよ。そんな危険な事は自信がないからな。冒険者を仕事にしなくとも、研磨で生活は充分できるからな」
「はははは!お前が争い事が嫌い?危険だから自信がないだと?そんな奴が、ジオ族を圧倒できるわけなかろう。奴らは、戦闘民族なんだぞ?」
「だが、そんな危険な事をしなくとも、研磨技術はあんたら冒険者はよくわかっているはずだろ?」
「そりゃそうだが……でも、お前の実力を思うと勿体ねえからよ」
「あははは!そりゃどうも」
「それはそうと、領主様に失礼が無いようにな?」
「あんたに、失礼が無いようにと注意受けるとは思わなかったよ」
「うぐっ……そんな茶化すなよ。俺はただ……」
「わかってるよ。心配してくれているんだろ?」
「まあ、そういうことだ」
「でも、なにか礼儀のようなものはあるのか?その辺は何も知らないからな」
「その辺は領主様も分かっているさ。あまりに突拍子もない事をしない限り大丈夫だよ」
「それならいいんだけどな」
「まあ、失礼と思う様な事をしなければ大丈夫だよ」
すると、副ギルドマスターが部屋に入ってきたのだった。
「今回は、本当にありがとうございました。これが、風の群狼の懸賞金です」
「何だよこの金額は!」
「それほど、規模の大きい盗賊だったという事です。だから、ヒロトシ様には感謝しかないのですよ」
「まあ、衛兵も手の焼いていた集団だったからな」
「で、これっていくらなんだ?」
「5千万ゴールドです。ミスリル貨4枚、大金貨4枚、金貨10枚にしておきました」
「そいつはご丁寧にどうも」
冒険者ギルドのギルドマスターから、風の群狼の賞金首の報奨金をもらい、ヒロトシは大金持ちになった。
風の群狼の頭は3000万の懸賞が掛かっていて、組織の壊滅が1千万、部下の数は少ないが右腕と言われている者や群狼の幹部もいて、切りのいい金額で1千万をサービスしてくれたらしい。これも全員を殺さず、鉱山送りにした事で出来る事だった。
「じゃあ、ありがたくもらっておきます」
「本当にありがとうございました」
ヒロトシは、冒険者ギルドを後にしようとしたが、冒険者達から感謝されまくったのは言うまでもなく、受付嬢からも囲まれたのだった。
ヒロトシは困惑したのは言うまでもなく、ヒロトシはまだ成人前の12歳なのに、受付嬢からデートに誘われたのだ。
この世界の常識は本当に分からないなあと、ヒロトシは苦笑いを浮かべたのだった。
「ご主人様。どうして、受付嬢の誘いを受けなかったのですか?」
「ミランダ……俺はまだ成人前だぞ?それに俺の事は説明しただろ?」
「ええ、聞きましたが関係ないじゃないですか?ご主人様はもう大富豪です。受付嬢を、嫁に貰っても充分養えますよ。それも何人でも」
「確かに、このミストラルの世界では一夫多妻、一妻多夫制だが、あんなに若い子ばかりだと、なんか犯罪を犯しているようだからな」
「そういうものですか?」
「まあな……やっぱり二十歳は超えていてほしいかな?それと俺もまだ若いし、もうちょっと年を取らないと結婚を考えられないよ」
「まあ、ご主人様がもうちょっと成長しないというのは納得できますね」
「だろ?」
そんな事を言いながら、ヒロトシ達は家に帰り、明日領主様の屋敷に行く準備をしたのだった。
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