18 / 347
第1 章 自分だけの職業
17話 妬み嫉妬そして犯罪
しおりを挟む
ヒロトシは、作業着のままで急いで、客室で待つベネッサの元にやってきた。
「お待たせしました。こんな格好で申し訳ありません」
「ああ。構わないよ。こちらがいきなり訪問したんだ、気にしないでおくれ」
「それで、今日は何の用でしょうか?それもギルドマスターが来るほどの何かがあったのですか?」
「私の事は、ベネッサと呼んでくれと言ったはずだよ?」
「すいませんベネッサさん(笑)」
「何ニヤニヤしてんだい!あたしゃ気に入った人間からは名前呼びにさせてんだ。これからは気をつけな!」
「はいはい!気に入ってくれてありがとうございます。それで今日は?」
「あんたんとこ。凄く景気がいいみたいだと聞いてね。その内容を聞きに来たんだよ」
「えっ?それだけですか?それならおかげさまで、売り上げは1千万を超え順調ですよ。本年度はあと3ヶ月ほどなので1千5百は確実かと」
「そうかいそうかい!初めての納税でいきなりSランクかい。そいつはたまげたよ」
「本当にそれだけの事でギルド……いえ、ベネッサさんが訪問したのですか?他に何かあったんじゃ?」
「あんたは本当に只の子供じゃないね……驚いたよ」
ベネッサは、自分達がここに来た理由が、ヒロトシには何となくわかっていると思った。
「それで、他の商人が動きましたか?」
「そこまでわかっているのかい?」
「まあ、嫉妬や妬みは当たり前ですからね」
「そうかい?そこまでわかっているなら心配することもなかったね。あんたにはギルドも期待しているんだ。他の店に潰されんじゃないよ」
そういって、ベネッサはギルドへと帰っていったのだ。
安心して帰っていったベネッサを見て、ヒロトシは真剣な目つきに変わった。
「ったく……本当にわかっているのかね……」
「旦那様……何か不審な点があったのですか?」
「セバスは、さっきのギルドの態度はどう思った?」
「いえ……何も思いはしませんでしたが……思ったとすれば個人の店の事で、ギルドマスターが面会するとは思いもしませんでした。それにびっくりはしています」
「そっか……商人ギルドは呆れるぐらい何もしないんだな?」
「どういう事でしょうか?」
「要は納税したら、犯罪を犯そうが何でもしてもいいと言っているようなもんだよ」
「それはアウトですよ!犯罪したら領主様が許しません。この町は他の町と比べても、犯罪にはとても厳しいんですから!」
「いやいや……それならば、ギルドの態度はあり得ないだろ?そこまで、情報を掴んでいるならば、組織で締め上げるのが普通だよ。だが、何もせずに俺達に任せようとしているじゃないか。要は犯罪もばれなければ、容認すると言っているようなもんだろ?」
「そ、それは……」
「まあ、俺は犯罪をしようなんて思いはしないが、もし俺達にちょっかいをだしたときは、あいつらは後悔するかもしれないな」
「それはどういう事でしょうか?」
「それは楽しみにしておいてくれ」
「……」
それから、ヒロトシはセバスにはネクタイピン。アヤ達メイドには、ネックレスやブローチなどアクセサリーをあたえたのだ。しかし、そのアクセサリーは宝石などはついておらず、ヒロトシの研磨が施されたものだった。
しかし、研磨と言っても全然光ってはいなかった。反対に傷つけられていて曇っていた。
「みんなに渡しておきたいものがあるから、よく聞いてくれ」
みんな揃っている食事時に、ヒロトシはみんなに説明し出した。
「この間、商人ギルドが面会に来たことは知っていると思うが、不安になる事はないから安心してくれ」
「は、はい」
「なんでもうちの店は儲かっているので、他の店が妬んでいるという情報が入り、君達に危険があるかもしれない」
ヒロトシの説明に、アヤ達がそわそわし出した。そして、マインとアイがヒロトシに訴えた。
「「そ、そんな!」」
「わたし達はただお店を頑張っているだけじゃないですか?」
「他人が成功することに、納得のできない人間はどこにでもいるよ」
「でも!」
「それと、うちの店が儲かってそのあおりをくらって自分の店が閑古鳥が鳴いているのならなおさらだ。まあ、何かあっても、俺がちゃんとみんなを守るから安心してくれ」
「どうやってですか?」
「俺に任せろ。これでも一応君達の主人なんだからな」
「「「「「「ご主人様は一応ではありません!」」」」」」」
「そうですよ!旦那様は一応ではなく、尊敬に値する立派な主人です」
「みんなありがとな。その期待に答えれる様に、みんなを守るから安心してくれて大丈夫だ」
その頃、㋪美研の事をよく思っていない店の店主は、カウンターをトントン叩いて、自分の店に客が少なくなっていたことにイライラしていた。店員は主人の目を見ない様にして小さくなっていた。そして、カウンターを叩き、奥の部屋に引っ込んだのだった
「くっそおおお!あの店が出来たばかりに……むぎぎぎぎ!本当に忌々しい店だな……あの店に奴隷がいたよな?攫って金を請求してやろうか!」
店の店主は、独り言をブツブツ呟いていた。
「どうやって攫うかだな……やっぱいつものように人を雇うか……」
店の店主は、ギルドに取り入ってのし上がった錬金術師だった。他の店より大量に素材を買うから、素材を安く買い取り他の店に素材がまわらない様にして、経営を悪化させたり平気でするような人間だった。
または用心棒を雇い、ライバル店に入り浸らせて来た客を脅したりもしていた。
「久しぶりの依頼だな?今回はどの店だ?」
「㋪だよ。あの店の奴隷を攫ってきてほしい」
「㋪をやるのか?俺達もあの店にはイラついていたんだ。その話し乗らせてもらうぜ」
「お前達は冒険者だろ?本当にいいのか?」
店の店主は、呆気なく了承されたので目を見開いた。この冒険者というかごろつきは、ギルドの依頼を積極的にこなすような人間ではなく、冒険者カードを身分証明に使い、こうした依頼をギルドを通さず請け負うのをメインにしている。
その為、ランクは上がらずギルドからしたら不良冒険者である。その為、㋪から磨きを断られていたのだ。
「㋪の奴、調子に乗りやがってよう!俺達の仕事を断った事を後悔させてやるぜ」
「利害が一致したようだな」
「しかし、攫った奴隷は俺達くれよ」
「奴隷をどうするつもりだ?」
「へっへっへ。あの店の奴隷は美人ばかりだからな。俺達で可愛がってやるだけだよ」
「なるほどな……俺はあの店から身代金を奪えればどっちでもいい」
店の店主とごろつき達は、怪しい笑みを浮かべたのだった。
「お待たせしました。こんな格好で申し訳ありません」
「ああ。構わないよ。こちらがいきなり訪問したんだ、気にしないでおくれ」
「それで、今日は何の用でしょうか?それもギルドマスターが来るほどの何かがあったのですか?」
「私の事は、ベネッサと呼んでくれと言ったはずだよ?」
「すいませんベネッサさん(笑)」
「何ニヤニヤしてんだい!あたしゃ気に入った人間からは名前呼びにさせてんだ。これからは気をつけな!」
「はいはい!気に入ってくれてありがとうございます。それで今日は?」
「あんたんとこ。凄く景気がいいみたいだと聞いてね。その内容を聞きに来たんだよ」
「えっ?それだけですか?それならおかげさまで、売り上げは1千万を超え順調ですよ。本年度はあと3ヶ月ほどなので1千5百は確実かと」
「そうかいそうかい!初めての納税でいきなりSランクかい。そいつはたまげたよ」
「本当にそれだけの事でギルド……いえ、ベネッサさんが訪問したのですか?他に何かあったんじゃ?」
「あんたは本当に只の子供じゃないね……驚いたよ」
ベネッサは、自分達がここに来た理由が、ヒロトシには何となくわかっていると思った。
「それで、他の商人が動きましたか?」
「そこまでわかっているのかい?」
「まあ、嫉妬や妬みは当たり前ですからね」
「そうかい?そこまでわかっているなら心配することもなかったね。あんたにはギルドも期待しているんだ。他の店に潰されんじゃないよ」
そういって、ベネッサはギルドへと帰っていったのだ。
安心して帰っていったベネッサを見て、ヒロトシは真剣な目つきに変わった。
「ったく……本当にわかっているのかね……」
「旦那様……何か不審な点があったのですか?」
「セバスは、さっきのギルドの態度はどう思った?」
「いえ……何も思いはしませんでしたが……思ったとすれば個人の店の事で、ギルドマスターが面会するとは思いもしませんでした。それにびっくりはしています」
「そっか……商人ギルドは呆れるぐらい何もしないんだな?」
「どういう事でしょうか?」
「要は納税したら、犯罪を犯そうが何でもしてもいいと言っているようなもんだよ」
「それはアウトですよ!犯罪したら領主様が許しません。この町は他の町と比べても、犯罪にはとても厳しいんですから!」
「いやいや……それならば、ギルドの態度はあり得ないだろ?そこまで、情報を掴んでいるならば、組織で締め上げるのが普通だよ。だが、何もせずに俺達に任せようとしているじゃないか。要は犯罪もばれなければ、容認すると言っているようなもんだろ?」
「そ、それは……」
「まあ、俺は犯罪をしようなんて思いはしないが、もし俺達にちょっかいをだしたときは、あいつらは後悔するかもしれないな」
「それはどういう事でしょうか?」
「それは楽しみにしておいてくれ」
「……」
それから、ヒロトシはセバスにはネクタイピン。アヤ達メイドには、ネックレスやブローチなどアクセサリーをあたえたのだ。しかし、そのアクセサリーは宝石などはついておらず、ヒロトシの研磨が施されたものだった。
しかし、研磨と言っても全然光ってはいなかった。反対に傷つけられていて曇っていた。
「みんなに渡しておきたいものがあるから、よく聞いてくれ」
みんな揃っている食事時に、ヒロトシはみんなに説明し出した。
「この間、商人ギルドが面会に来たことは知っていると思うが、不安になる事はないから安心してくれ」
「は、はい」
「なんでもうちの店は儲かっているので、他の店が妬んでいるという情報が入り、君達に危険があるかもしれない」
ヒロトシの説明に、アヤ達がそわそわし出した。そして、マインとアイがヒロトシに訴えた。
「「そ、そんな!」」
「わたし達はただお店を頑張っているだけじゃないですか?」
「他人が成功することに、納得のできない人間はどこにでもいるよ」
「でも!」
「それと、うちの店が儲かってそのあおりをくらって自分の店が閑古鳥が鳴いているのならなおさらだ。まあ、何かあっても、俺がちゃんとみんなを守るから安心してくれ」
「どうやってですか?」
「俺に任せろ。これでも一応君達の主人なんだからな」
「「「「「「ご主人様は一応ではありません!」」」」」」」
「そうですよ!旦那様は一応ではなく、尊敬に値する立派な主人です」
「みんなありがとな。その期待に答えれる様に、みんなを守るから安心してくれて大丈夫だ」
その頃、㋪美研の事をよく思っていない店の店主は、カウンターをトントン叩いて、自分の店に客が少なくなっていたことにイライラしていた。店員は主人の目を見ない様にして小さくなっていた。そして、カウンターを叩き、奥の部屋に引っ込んだのだった
「くっそおおお!あの店が出来たばかりに……むぎぎぎぎ!本当に忌々しい店だな……あの店に奴隷がいたよな?攫って金を請求してやろうか!」
店の店主は、独り言をブツブツ呟いていた。
「どうやって攫うかだな……やっぱいつものように人を雇うか……」
店の店主は、ギルドに取り入ってのし上がった錬金術師だった。他の店より大量に素材を買うから、素材を安く買い取り他の店に素材がまわらない様にして、経営を悪化させたり平気でするような人間だった。
または用心棒を雇い、ライバル店に入り浸らせて来た客を脅したりもしていた。
「久しぶりの依頼だな?今回はどの店だ?」
「㋪だよ。あの店の奴隷を攫ってきてほしい」
「㋪をやるのか?俺達もあの店にはイラついていたんだ。その話し乗らせてもらうぜ」
「お前達は冒険者だろ?本当にいいのか?」
店の店主は、呆気なく了承されたので目を見開いた。この冒険者というかごろつきは、ギルドの依頼を積極的にこなすような人間ではなく、冒険者カードを身分証明に使い、こうした依頼をギルドを通さず請け負うのをメインにしている。
その為、ランクは上がらずギルドからしたら不良冒険者である。その為、㋪から磨きを断られていたのだ。
「㋪の奴、調子に乗りやがってよう!俺達の仕事を断った事を後悔させてやるぜ」
「利害が一致したようだな」
「しかし、攫った奴隷は俺達くれよ」
「奴隷をどうするつもりだ?」
「へっへっへ。あの店の奴隷は美人ばかりだからな。俺達で可愛がってやるだけだよ」
「なるほどな……俺はあの店から身代金を奪えればどっちでもいい」
店の店主とごろつき達は、怪しい笑みを浮かべたのだった。
1
お気に入りに追加
424
あなたにおすすめの小説
S級騎士の俺が精鋭部隊の隊長に任命されたが、部下がみんな年上のS級女騎士だった
ミズノみすぎ
ファンタジー
「黒騎士ゼクード・フォルス。君を竜狩り精鋭部隊【ドラゴンキラー隊】の隊長に任命する」
15歳の春。
念願のS級騎士になった俺は、いきなり国王様からそんな命令を下された。
「隊長とか面倒くさいんですけど」
S級騎士はモテるって聞いたからなったけど、隊長とかそんな重いポジションは……
「部下は美女揃いだぞ?」
「やらせていただきます!」
こうして俺は仕方なく隊長となった。
渡された部隊名簿を見ると隊員は俺を含めた女騎士3人の計4人構成となっていた。
女騎士二人は17歳。
もう一人の女騎士は19歳(俺の担任の先生)。
「あの……みんな年上なんですが」
「だが美人揃いだぞ?」
「がんばります!」
とは言ったものの。
俺のような若輩者の部下にされて、彼女たちに文句はないのだろうか?
と思っていた翌日の朝。
実家の玄関を部下となる女騎士が叩いてきた!
★のマークがついた話数にはイラストや4コマなどが後書きに記載されています。
※2023年11月25日に書籍が発売!
イラストレーターはiltusa先生です!
※コミカライズも進行中!
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
クラス召喚に巻き込まれてしまいました…… ~隣のクラスがクラス召喚されたけど俺は別のクラスなのでお呼びじゃないみたいです~
はなとすず
ファンタジー
俺は佐藤 響(さとう ひびき)だ。今年、高校一年になって高校生活を楽しんでいる。
俺が通う高校はクラスが4クラスある。俺はその中で2組だ。高校には仲のいい友達もいないしもしかしたらこのままボッチかもしれない……コミュニケーション能力ゼロだからな。
ある日の昼休み……高校で事は起こった。
俺はたまたま、隣のクラス…1組に行くと突然教室の床に白く光る模様が現れ、その場にいた1組の生徒とたまたま教室にいた俺は異世界に召喚されてしまった。
しかも、召喚した人のは1組だけで違うクラスの俺はお呼びじゃないらしい。だから俺は、一人で異世界を旅することにした。
……この物語は一人旅を楽しむ俺の物語……のはずなんだけどなぁ……色々、トラブルに巻き込まれながら俺は異世界生活を謳歌します!
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる