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第1 章 自分だけの職業
13話 商売の仕方
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ギルド職員達は何度も頭を下げ、これまで通りの営業をしてほしいと、ヒロトシに懇願したのだった。
「それほどいうのなら条件があるけどいいかな?」
「な、何でしょうか?」
「今回、うちの店に迷惑をかけた冒険者はCランクだったよね?」
「そうですが……」
「実際のところどうだ?」
「どうだとは?」
「Cランク冒険者までならば、店で売っているノーマル品で十分生活は成り立つだろ?」
「ま、まさかヒロトシ様は、Bランクから依頼を受けるというつもりですか?」
「ああ。俺としては、そっちの方が都合がいいんでな」
「そ、そんな……」
「まあ、俺の話を聞いてくれよ。Cランク冒険者までは、上級と言われる人間だろ?」
「それはそうですが……」
「そんな冒険者に、マジカルアイテムを持たせても、調子に乗るだけじゃないのか?」
「そ、それは……」
「実際のところ今回も、ダガーとツーハンドソードの磨きを一緒の値段にしろと騒ぎを起こしたんだろ?冒険者が3500ゴールドの差額をケチってきたことに原因がある」
「うっ……」
「冒険者が、それぐらいの料金をケチるってことは、まだそんな立派な装備を持てる段階じゃないと思うんだよ」
「それは確かにそうですが……」
「要は奴隷と一緒の事だと思うんだよ」
「えっ?」
「奴隷って主人の資産だろ?しかし、金を持っていなかったり力が無かったら、すぐに他人に奪われてしまうだろ?金がなかったら奴隷商人は絶対に売ってくれないしな」
「ですが、それと一緒にされては……」
「本当にそうか?最近、低ランクの冒険者はどうなっている?」
「あっ……」
ギルド幹部は、何か思い当たる節があり声を上げた。
「思い当たる節があるようだね?」
「なにかあるのですか?」
「カチュア様、確かにヒロトシさんが言う様に、低ランクの冒険者達に限ってですが怪我が多いのです」
「それは本当ですか?」
「はい……なんでも、武器が強くなったと浮かれて、突っ込む前衛が増えているらしいのです」
「だから、俺としては若い人間は自分の力量を知ってもらう為にも、Bランクの冒険者からにした方がいいと思うんだよ」
「で、でも!」
「これは冒険者ギルドに、とっても良い事だと思うんだが?」
ヒロトシの提案に、幹部達は賛成したのだった。今なら低ランクで、突っ込んでも怪我をしている程度で済んでいるが、このままBランクに昇格した場合、強い魔物に突っ込み死亡することになるのは目に見えているからだ。
「た、確かにそうですね……そうなれば冒険者は、研磨をしてもらうためにBランクへの昇格を頑張る事にもなりますね。しかし残念です……」
「まあ、残念がる事はないさ。この条件を飲んでくれるのなら、俺からもギルドに得になる事をやろうじゃないか」
「「「「「ギルドにも得になる事⁉」」」」」」
「ああ!ギルドばかり損してもやってられないだろ?だから、カチュアさん……この間のナイフ、もう一回預けてくれないか?驚かしてあげるよ」
「驚く事?でも、このナイフはもう+1は無くなっていますよ」
「申し訳ないが、もう一回コイツを磨いてくるから、ちょっと長くなるけど待っていてくれるか?」
「わ、分かりました……」
ヒロトシはそのまま客室から出て行き、1時間半後に戻ってきた。
「お待たせしました。こいつをみてもらえますか?」
「前より若干光っている感じですね?」
「ええ、そうです。この間は400番研磨というものです。今回は600番研磨してきました。鑑定のほどしてもらえますか?」
前回の時と同じ人がナイフを鑑定して、額に汗をにじませナイフを落しそうになった。
「どうかしたのですか?」
「こ、このナイフ+2になっています……」
「「「「……」」」」
「どうですか?この磨きを、高ランク冒険者に施せるといったらどうしますか?」
「ほ、ほんとうですか?」
「ええ!構いませんよ。しかし、この磨きは手間になってですね、工程が増えるんですよ。当然+1のような金額ではできません」
「いくらになるのでしょうか?」
カチュアは、息をのんで聞いてのだった。
「前にも言ったじゃないですか?俺の日当は4万ゴールドですよ。このナイフなら、7500ゴールドと手間がかかる分で1万ゴールドです」
「「「「「はぁあ~~~~~?」」」」」
「+2ナイフが1万ゴールドですか?安すぎますよ!」
「俺は磨くだけで、十分利益は出ますからね」
「ですが、1万ゴールドで+2ソードの効果が、一ヶ月続くのですよね?」
「+2の効果は違いますよ。最初の1ヶ月は+2で、2ヶ月目は+1になって効果が切れます。実質2ヶ月は、マジカルアイテムになります」
「そんな事が!」
「これなら、Bランク冒険者にはありがたいでしょ?」
「ありがたいという物ではありません!本当に助かります」
「まあ、Bランクの中にも広場で絡んできたような冒険者もいるとは思うが、殆どの冒険者は紳士的だし、自分の力量もわきまえているから大丈夫だと俺は判断したんだよ」
それを聞き、カチュアは神妙な顔つきになった。
「あの……ヒロトシ様。一つ聞きたいのですがよろしいでしょうか?」
「うん、なんだ?」
「私が、このナイフを+3にしてほしいといったら出来ますか?」
ヒロトシは、その問いにフッと笑みをこぼし口を開いた。
「さあな!それはあんたの想像に任せるよ」
カチュアは冷や汗が流れた。ヒロトシは絶対に敵に回してはいけない人だと思い、これ以上冒険者ギルドが迷惑をかけた場合、この人は移住してしまうと思ったのだ。
それを踏まえて、今後の決定にCランク冒険者達には文句を言わせない様に徹底することにした。
ギルドの人間が帰ったあと、ヒロトシは笑顔となっていた。
「あはははは!あのギルド職員の顔傑作だったな」
「旦那様、そんなに笑うのは失礼ですよ?」
「だけど、セバスも見ていただろ?商人の強かさを舐めるからああなるんだ」
「しかし、何で旦那様は、あんなに時間をかけて磨いたのですか?」
「そりゃ、利益を上げる為だよ」
「利益を上げる?」
「ああ!+2ソードを磨くのに15分もあれば磨けるだろ?となれば、一本1250ゴールドで十分利益が出る」
「た、確かに!」
「だけど、1時間半かけて磨くと7500ゴールドになり、+αして1万ゴールドだ」
「ですが、それでは……」
「詐欺と言いたいのかい?」
「申し上げにくいのですが……」
「だが、お客の反応はどうだった?」
「安すぎると言っていました……」
「それは詐欺となるのか?」
「た、確かに!」
「これが、ダンジョンから出た+2ソードを同じ値段なら詐欺になるし、まあ一時的な効果だから誰も買わないよ」
「でも、大丈夫ですか?これからはBランク以上の冒険者しか相手にできませんが……」
「だいじょうぶだよ。次の手も考えているからね」
ヒロトシは、そういってニコニコしていた。セバスは、ヒロトシの笑顔が少し怖いと思ってしまったのだった。
「それほどいうのなら条件があるけどいいかな?」
「な、何でしょうか?」
「今回、うちの店に迷惑をかけた冒険者はCランクだったよね?」
「そうですが……」
「実際のところどうだ?」
「どうだとは?」
「Cランク冒険者までならば、店で売っているノーマル品で十分生活は成り立つだろ?」
「ま、まさかヒロトシ様は、Bランクから依頼を受けるというつもりですか?」
「ああ。俺としては、そっちの方が都合がいいんでな」
「そ、そんな……」
「まあ、俺の話を聞いてくれよ。Cランク冒険者までは、上級と言われる人間だろ?」
「それはそうですが……」
「そんな冒険者に、マジカルアイテムを持たせても、調子に乗るだけじゃないのか?」
「そ、それは……」
「実際のところ今回も、ダガーとツーハンドソードの磨きを一緒の値段にしろと騒ぎを起こしたんだろ?冒険者が3500ゴールドの差額をケチってきたことに原因がある」
「うっ……」
「冒険者が、それぐらいの料金をケチるってことは、まだそんな立派な装備を持てる段階じゃないと思うんだよ」
「それは確かにそうですが……」
「要は奴隷と一緒の事だと思うんだよ」
「えっ?」
「奴隷って主人の資産だろ?しかし、金を持っていなかったり力が無かったら、すぐに他人に奪われてしまうだろ?金がなかったら奴隷商人は絶対に売ってくれないしな」
「ですが、それと一緒にされては……」
「本当にそうか?最近、低ランクの冒険者はどうなっている?」
「あっ……」
ギルド幹部は、何か思い当たる節があり声を上げた。
「思い当たる節があるようだね?」
「なにかあるのですか?」
「カチュア様、確かにヒロトシさんが言う様に、低ランクの冒険者達に限ってですが怪我が多いのです」
「それは本当ですか?」
「はい……なんでも、武器が強くなったと浮かれて、突っ込む前衛が増えているらしいのです」
「だから、俺としては若い人間は自分の力量を知ってもらう為にも、Bランクの冒険者からにした方がいいと思うんだよ」
「で、でも!」
「これは冒険者ギルドに、とっても良い事だと思うんだが?」
ヒロトシの提案に、幹部達は賛成したのだった。今なら低ランクで、突っ込んでも怪我をしている程度で済んでいるが、このままBランクに昇格した場合、強い魔物に突っ込み死亡することになるのは目に見えているからだ。
「た、確かにそうですね……そうなれば冒険者は、研磨をしてもらうためにBランクへの昇格を頑張る事にもなりますね。しかし残念です……」
「まあ、残念がる事はないさ。この条件を飲んでくれるのなら、俺からもギルドに得になる事をやろうじゃないか」
「「「「「ギルドにも得になる事⁉」」」」」」
「ああ!ギルドばかり損してもやってられないだろ?だから、カチュアさん……この間のナイフ、もう一回預けてくれないか?驚かしてあげるよ」
「驚く事?でも、このナイフはもう+1は無くなっていますよ」
「申し訳ないが、もう一回コイツを磨いてくるから、ちょっと長くなるけど待っていてくれるか?」
「わ、分かりました……」
ヒロトシはそのまま客室から出て行き、1時間半後に戻ってきた。
「お待たせしました。こいつをみてもらえますか?」
「前より若干光っている感じですね?」
「ええ、そうです。この間は400番研磨というものです。今回は600番研磨してきました。鑑定のほどしてもらえますか?」
前回の時と同じ人がナイフを鑑定して、額に汗をにじませナイフを落しそうになった。
「どうかしたのですか?」
「こ、このナイフ+2になっています……」
「「「「……」」」」
「どうですか?この磨きを、高ランク冒険者に施せるといったらどうしますか?」
「ほ、ほんとうですか?」
「ええ!構いませんよ。しかし、この磨きは手間になってですね、工程が増えるんですよ。当然+1のような金額ではできません」
「いくらになるのでしょうか?」
カチュアは、息をのんで聞いてのだった。
「前にも言ったじゃないですか?俺の日当は4万ゴールドですよ。このナイフなら、7500ゴールドと手間がかかる分で1万ゴールドです」
「「「「「はぁあ~~~~~?」」」」」
「+2ナイフが1万ゴールドですか?安すぎますよ!」
「俺は磨くだけで、十分利益は出ますからね」
「ですが、1万ゴールドで+2ソードの効果が、一ヶ月続くのですよね?」
「+2の効果は違いますよ。最初の1ヶ月は+2で、2ヶ月目は+1になって効果が切れます。実質2ヶ月は、マジカルアイテムになります」
「そんな事が!」
「これなら、Bランク冒険者にはありがたいでしょ?」
「ありがたいという物ではありません!本当に助かります」
「まあ、Bランクの中にも広場で絡んできたような冒険者もいるとは思うが、殆どの冒険者は紳士的だし、自分の力量もわきまえているから大丈夫だと俺は判断したんだよ」
それを聞き、カチュアは神妙な顔つきになった。
「あの……ヒロトシ様。一つ聞きたいのですがよろしいでしょうか?」
「うん、なんだ?」
「私が、このナイフを+3にしてほしいといったら出来ますか?」
ヒロトシは、その問いにフッと笑みをこぼし口を開いた。
「さあな!それはあんたの想像に任せるよ」
カチュアは冷や汗が流れた。ヒロトシは絶対に敵に回してはいけない人だと思い、これ以上冒険者ギルドが迷惑をかけた場合、この人は移住してしまうと思ったのだ。
それを踏まえて、今後の決定にCランク冒険者達には文句を言わせない様に徹底することにした。
ギルドの人間が帰ったあと、ヒロトシは笑顔となっていた。
「あはははは!あのギルド職員の顔傑作だったな」
「旦那様、そんなに笑うのは失礼ですよ?」
「だけど、セバスも見ていただろ?商人の強かさを舐めるからああなるんだ」
「しかし、何で旦那様は、あんなに時間をかけて磨いたのですか?」
「そりゃ、利益を上げる為だよ」
「利益を上げる?」
「ああ!+2ソードを磨くのに15分もあれば磨けるだろ?となれば、一本1250ゴールドで十分利益が出る」
「た、確かに!」
「だけど、1時間半かけて磨くと7500ゴールドになり、+αして1万ゴールドだ」
「ですが、それでは……」
「詐欺と言いたいのかい?」
「申し上げにくいのですが……」
「だが、お客の反応はどうだった?」
「安すぎると言っていました……」
「それは詐欺となるのか?」
「た、確かに!」
「これが、ダンジョンから出た+2ソードを同じ値段なら詐欺になるし、まあ一時的な効果だから誰も買わないよ」
「でも、大丈夫ですか?これからはBランク以上の冒険者しか相手にできませんが……」
「だいじょうぶだよ。次の手も考えているからね」
ヒロトシは、そういってニコニコしていた。セバスは、ヒロトシの笑顔が少し怖いと思ってしまったのだった。
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