10 / 347
第1 章 自分だけの職業
9話 バフづくり
しおりを挟む
ヒロトシ達は、広場にいた屋台の店主達に感謝されたのだった。今まで怖くて何もできずにいたらしい。お代はつけにさせて払ってくれなかったり、逆らったら屋台を壊されたりもした人間もいたのだった。
しかし、通報したらどんなことをやられるかわからなかったので、ギルドにも訴えられなかったそうだ。
「兄ちゃんのおかげで、あいつ等はもう奴隷落ちだしな」
「ホント、ざまあみろだぜ」
「坊主!又来たときはサービスするからまた来てくれよな」
「ああ、ありがとう。たのしみにしておくよ」
ヒロトシは、屋台の店主や客たちに感謝をされ広場を後にした。そして、商人ギルドにやってきた。
商人ギルドには、冒険者ギルドのように、冒険者達が掲示板を見るような感じではなく。商人がいっぱいギルドにいる訳ではない。そのため、ギルド内は静かであって、用事のある商人がちらほら見えた。
「ランファーさん。こんにちは」
「今日はどうかしたのですか?家の受け渡しは六日後ですよ」
「それは分かっているんだが、敷地内の工場で作業準備をしたいんだが入ってもいいかな?」
「それは無理だと思いますよ」
「何で?」
「この受け渡しの期間は、家の中の修繕修理や掃除をしているので、作業準備とはいえ邪魔になると思いますよ」
「そんな事もしてもらえるのか」
「それは当然ですよ。修繕もせずに家を渡したら、ギルドの信用に傷がつきますからね」
「そっか、ありがとう」
「ふふっ。貴方からお礼を言われるとは思わなかったわ」
「何だよそれ……俺だって礼儀はわきまえているさ」
「まあ、その年でお店を開くんだから当り前よね、私が悪かったわ」
「まあ、分かってくれたらいいんだけどさ」
「そんなふてぐされないの。その代わりいい事を教えてあげるわ」
「いいこと?」
「仕事準備なら生産ギルドに行って、作業部屋を借りたらどうかしら?」
「作業部屋?」
ランファーは、ギルドカードがあれば誰も入らない個室を貸してくれると教えてくれたのだった。用途によって部屋は色々あって、ポーションをつくる部屋やインゴットを作る部屋などあるらしいのだ。
「なるほど!そこで作業準備が出来るのか」
「だから、そちらで部屋を借りたらいいです」
「わかった。ありがとな。すぐに行ってくるよ」
「はい、いってらっしゃい」
ヒロトシは急いで生産ギルドに出向いたのだった。そこには生産者がたくさんいた。朝ほどではないが、掲示板の前にはインゴットを100個納品や、ポーション10本納品して欲しいと依頼が張り出されていた。
ヒロトシは、真っ直ぐ受付に行き、受付嬢に作業部屋を貸してほしいと言ったのだった。
「今日はどのような御用ですか?」
「商人ギルドで、ここの作業部屋の事聞いて借りに来たんだ」
「どのような部屋を希望ですか?ポーションを作ったりインゴット等用途によって違ってきますが?」
「どう言ったらいいのかな?」
「えっ?」
「ただ作業をしたいから、ある程度の場所さえあればいいんだけど……」
「よくわかりませんが……小型炉のあるお部屋でも構いませんか?」
「構わないよ」
「では、こちらの部屋の鍵を持って103号室をお使いください」
「ありがとう」
ヒロトシ達は、3人で103号室に入った。
「二人はそこに座っていいよ。後は俺の仕事だからな」
「何をするのですか?何かお手伝いをすることがあれば何でもやります」
「今のとこ何もないかな。まあ見ていてよ。研磨道具をこれから作るからさ」
ヒロトシは、スキルの研磨道具召還を使い、綿素材の円形の新しいバフを30枚出した。バフと呼ばれるものは真ん中に穴の開いた円形の固い布で厚みが5cmあるものだ。
そして、金剛砂の80#180#250#きめの細かさが違う砂鉄のようなものを出し、続いてにかわを出した。これは水に溶かし、湯銭する事で糊の役目をする。
「ご主人様?それっていったい?」
「これを使って磨いていくんだよ。バフと呼ばれるものを作らないと話にならないんだ」
そういって、ヒロトシは電熱器を出して、鉄の瓶に生活魔法で水を瓶に入れて沸かした。そして、湯煎をする為もう一つの瓶には、粒状になったニカワを入れて、水の量を調節して濃度を確かめていた。
このバフ作りだけでも職人技がある。気温によってニカワ濃度を変えないと上手く金属が削れないのだ。夏ならニカワの量を少なくし冬なら多くしないといけなくて、バフを作れるようになってようやく、研磨職人としてスタートできるのだ。
「ご主人様?それはいったい?」
「これはバフに、この金剛砂をつける糊の代わりになる物なんだ」
「この砂鉄、キメが細かいですね。初めて見ます」
「それは、250番手の砂だからね、綺麗に磨く時に必要になるんだよ」
「「へええ!」」
マインとアイは、興味深そうに見ていた。30分もしたら、ニカワは溶けて粘りを持った水のようになった。
ヒロトシは、刷毛にニカワをつけて、上に持ち上げるとつーっと糸を引く様に垂れたのだった。
「うん、こんなものでいいな」
ヒロトシは円形のバフを手に取り、厚みの部分にニカワを刷毛で塗り、その部分に叩く様に金剛砂をつけていくのだった。
この様子を、マインとアイはずっと見ていたのだった。この作業は結構つらいものがあり、ヒロトシは腰をトントン叩きながら作業を進めていた。
「ご主人様、手伝います」
「わたしも、この硬い布にこの砂をつければいいのですよね?」
「そうだけど、これは難しいぞ?」
このバフづくりは、初心者が簡単に出来る物ではないのだ。ニカワを均等に塗らないと金剛砂が玉になって、商品に深い傷がつく事になるのだ。
ヒロトシは、このバフづくりが親方に認められるまで、3年の月日がかかったくらいなのだ。その頃はよく、違う番手の砂が混じってやり直しと言われて、バフを投げつけられたのは、今では良い思い出である。簡単そうに見えるが、このバフづくりは基本中の基本でとても難しいことだった。
「じゃあ、一枚やってみるか?」
「「はい!」」
マインとアイの二人は、ヒロトシの作業を見て真似してやってみた。すると、やっぱり2人が塗ったバフは、ニカワは均等に塗れていなくて、金剛砂がついていない所や、ニカワを厚く塗ったところはにじみ出ていた。
「……」
「ご主人様どうですか?」
「マイン、ここを見て見な。ニカワを厚く塗りすぎなんだ。だから、金剛砂が滲んできているだろ?」
「はい……」
「これが固まると上手く削れないんだよ」
「……」
「アイ、君はニカワが塗れていないとこがある。だから、この通り」
ヒロトシは、バフを少し叩くと、金剛砂が衝撃でパラパラと落ちて、塗れていないところが現れて、斑点が出来上がったのだ。
「難しいですね……」
「俺も親方には何回も殴られたよ。いつになったら満足に塗れるようになるんだって。ははははは!」
そして、ヒロトシは二人が作ったバフをやり直して、3種類のバフを作ったのだった。
マインとアイの二人は、ヒロトシのバフづくりを今日は見ているだけだった。いずれ、自分達も作れるようになると、意気込んでいた拳を握り合っていたのだった。
しかし、通報したらどんなことをやられるかわからなかったので、ギルドにも訴えられなかったそうだ。
「兄ちゃんのおかげで、あいつ等はもう奴隷落ちだしな」
「ホント、ざまあみろだぜ」
「坊主!又来たときはサービスするからまた来てくれよな」
「ああ、ありがとう。たのしみにしておくよ」
ヒロトシは、屋台の店主や客たちに感謝をされ広場を後にした。そして、商人ギルドにやってきた。
商人ギルドには、冒険者ギルドのように、冒険者達が掲示板を見るような感じではなく。商人がいっぱいギルドにいる訳ではない。そのため、ギルド内は静かであって、用事のある商人がちらほら見えた。
「ランファーさん。こんにちは」
「今日はどうかしたのですか?家の受け渡しは六日後ですよ」
「それは分かっているんだが、敷地内の工場で作業準備をしたいんだが入ってもいいかな?」
「それは無理だと思いますよ」
「何で?」
「この受け渡しの期間は、家の中の修繕修理や掃除をしているので、作業準備とはいえ邪魔になると思いますよ」
「そんな事もしてもらえるのか」
「それは当然ですよ。修繕もせずに家を渡したら、ギルドの信用に傷がつきますからね」
「そっか、ありがとう」
「ふふっ。貴方からお礼を言われるとは思わなかったわ」
「何だよそれ……俺だって礼儀はわきまえているさ」
「まあ、その年でお店を開くんだから当り前よね、私が悪かったわ」
「まあ、分かってくれたらいいんだけどさ」
「そんなふてぐされないの。その代わりいい事を教えてあげるわ」
「いいこと?」
「仕事準備なら生産ギルドに行って、作業部屋を借りたらどうかしら?」
「作業部屋?」
ランファーは、ギルドカードがあれば誰も入らない個室を貸してくれると教えてくれたのだった。用途によって部屋は色々あって、ポーションをつくる部屋やインゴットを作る部屋などあるらしいのだ。
「なるほど!そこで作業準備が出来るのか」
「だから、そちらで部屋を借りたらいいです」
「わかった。ありがとな。すぐに行ってくるよ」
「はい、いってらっしゃい」
ヒロトシは急いで生産ギルドに出向いたのだった。そこには生産者がたくさんいた。朝ほどではないが、掲示板の前にはインゴットを100個納品や、ポーション10本納品して欲しいと依頼が張り出されていた。
ヒロトシは、真っ直ぐ受付に行き、受付嬢に作業部屋を貸してほしいと言ったのだった。
「今日はどのような御用ですか?」
「商人ギルドで、ここの作業部屋の事聞いて借りに来たんだ」
「どのような部屋を希望ですか?ポーションを作ったりインゴット等用途によって違ってきますが?」
「どう言ったらいいのかな?」
「えっ?」
「ただ作業をしたいから、ある程度の場所さえあればいいんだけど……」
「よくわかりませんが……小型炉のあるお部屋でも構いませんか?」
「構わないよ」
「では、こちらの部屋の鍵を持って103号室をお使いください」
「ありがとう」
ヒロトシ達は、3人で103号室に入った。
「二人はそこに座っていいよ。後は俺の仕事だからな」
「何をするのですか?何かお手伝いをすることがあれば何でもやります」
「今のとこ何もないかな。まあ見ていてよ。研磨道具をこれから作るからさ」
ヒロトシは、スキルの研磨道具召還を使い、綿素材の円形の新しいバフを30枚出した。バフと呼ばれるものは真ん中に穴の開いた円形の固い布で厚みが5cmあるものだ。
そして、金剛砂の80#180#250#きめの細かさが違う砂鉄のようなものを出し、続いてにかわを出した。これは水に溶かし、湯銭する事で糊の役目をする。
「ご主人様?それっていったい?」
「これを使って磨いていくんだよ。バフと呼ばれるものを作らないと話にならないんだ」
そういって、ヒロトシは電熱器を出して、鉄の瓶に生活魔法で水を瓶に入れて沸かした。そして、湯煎をする為もう一つの瓶には、粒状になったニカワを入れて、水の量を調節して濃度を確かめていた。
このバフ作りだけでも職人技がある。気温によってニカワ濃度を変えないと上手く金属が削れないのだ。夏ならニカワの量を少なくし冬なら多くしないといけなくて、バフを作れるようになってようやく、研磨職人としてスタートできるのだ。
「ご主人様?それはいったい?」
「これはバフに、この金剛砂をつける糊の代わりになる物なんだ」
「この砂鉄、キメが細かいですね。初めて見ます」
「それは、250番手の砂だからね、綺麗に磨く時に必要になるんだよ」
「「へええ!」」
マインとアイは、興味深そうに見ていた。30分もしたら、ニカワは溶けて粘りを持った水のようになった。
ヒロトシは、刷毛にニカワをつけて、上に持ち上げるとつーっと糸を引く様に垂れたのだった。
「うん、こんなものでいいな」
ヒロトシは円形のバフを手に取り、厚みの部分にニカワを刷毛で塗り、その部分に叩く様に金剛砂をつけていくのだった。
この様子を、マインとアイはずっと見ていたのだった。この作業は結構つらいものがあり、ヒロトシは腰をトントン叩きながら作業を進めていた。
「ご主人様、手伝います」
「わたしも、この硬い布にこの砂をつければいいのですよね?」
「そうだけど、これは難しいぞ?」
このバフづくりは、初心者が簡単に出来る物ではないのだ。ニカワを均等に塗らないと金剛砂が玉になって、商品に深い傷がつく事になるのだ。
ヒロトシは、このバフづくりが親方に認められるまで、3年の月日がかかったくらいなのだ。その頃はよく、違う番手の砂が混じってやり直しと言われて、バフを投げつけられたのは、今では良い思い出である。簡単そうに見えるが、このバフづくりは基本中の基本でとても難しいことだった。
「じゃあ、一枚やってみるか?」
「「はい!」」
マインとアイの二人は、ヒロトシの作業を見て真似してやってみた。すると、やっぱり2人が塗ったバフは、ニカワは均等に塗れていなくて、金剛砂がついていない所や、ニカワを厚く塗ったところはにじみ出ていた。
「……」
「ご主人様どうですか?」
「マイン、ここを見て見な。ニカワを厚く塗りすぎなんだ。だから、金剛砂が滲んできているだろ?」
「はい……」
「これが固まると上手く削れないんだよ」
「……」
「アイ、君はニカワが塗れていないとこがある。だから、この通り」
ヒロトシは、バフを少し叩くと、金剛砂が衝撃でパラパラと落ちて、塗れていないところが現れて、斑点が出来上がったのだ。
「難しいですね……」
「俺も親方には何回も殴られたよ。いつになったら満足に塗れるようになるんだって。ははははは!」
そして、ヒロトシは二人が作ったバフをやり直して、3種類のバフを作ったのだった。
マインとアイの二人は、ヒロトシのバフづくりを今日は見ているだけだった。いずれ、自分達も作れるようになると、意気込んでいた拳を握り合っていたのだった。
14
お気に入りに追加
425
あなたにおすすめの小説
社畜のおじさん過労で死に、異世界でダンジョンマスターと なり自由に行動し、それを脅かす人間には容赦しません。
本条蒼依
ファンタジー
山本優(やまもとまさる)45歳はブラック企業に勤め、
残業、休日出勤は当たり前で、連続出勤30日目にして
遂に過労死をしてしまい、女神に異世界転移をはたす。
そして、あまりな強大な力を得て、貴族達にその身柄を
拘束させられ、地球のように束縛をされそうになり、
町から逃げ出すところから始まる。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
転生をしたら異世界だったので、のんびりスローライフで過ごしたい。
みみっく
ファンタジー
どうやら事故で死んでしまって、転生をしたらしい……仕事を頑張り、人間関係も上手くやっていたのにあっけなく死んでしまうなら……だったら、のんびりスローライフで過ごしたい!
だけど現状は、幼馴染に巻き込まれて冒険者になる流れになってしまっている……
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!

神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる