5 / 347
第1 章 自分だけの職業
4話 ヒロトシ酒場で絡まれる
しおりを挟む
ヒロトシは、身分証明を貰う為、商人ギルドへと向かおうとした。
「あの、ご主人様?」
「どうかしたのか?」
「本当に商人になるのですか?磨きより冒険者になった方が儲かると思うのですが?」
「うんうん。わたしもマインの言う通り、ご主人様は魔法使いで冒険者になった方がいいかと思いますよ」
「いや、俺はやっぱり商売がしたいんだよ。それに、冒険者はいつ命を落すか分からないし、町で商売した方が安全でいいだろ?」
「ですが……あの魔法の威力なら冒険者として活躍できるかと……それに商売と言っても、家や店舗を買う資金を稼がないといけないと思いますし、銅鏡を磨く仕事では何年かかるか分かりませんよ?」
「そっか、そのあたりも何も言ってなかったよな。とりあえず、これからの事を話し合おうか」
「「えっ?」」
「いえ……話し合うだなんて、わたし達は客観的に見ても、ご主人様は冒険者に向いていると思いますよ」
「二人にはまだ何の説明もしてなかっただろ?」
そう言いながら、ヒロトシは二人を連れて酒場を探したのだった。この町の酒場は、冒険者ギルドと併設された冒険者の憩いという酒場が安いと教えられて、ヒロトシ達はこの酒場へとやってきたのだった。
「ギルドの酒場って広いんだなあ」
ギルドの2階部分が広いホールになっていて、まだ陽が高いというのに冒険者達はエールやワイン、果実酒を飲んでいて騒いでいた。酒場と言っても食事もできるし、お茶をしている人間もたくさんいたのだった。
賑やかな酒場でワクワクしながら、ヒロトシは席に着いた。
「ご飯はまだ早いし飲み物だけでいいかな?マインとアイは何にする?」
ヒロトシは、メニューを見て二人に話しかけたのだが、マインとアイは席には着いていなくて、ヒロトシの後ろに立っていたのだった。
「あ、あれ?二人ともそんなとこで何をやってんの?早く席に着きなよ」
「私達は奴隷です。ご主人様と同じ席に着けません」
「わたしたちはここで立っていますので、そのまま話してくれていいです」
「何を訳の分からんことを言ってんだよ。そんな冗談はいいから早く座る!」
「「で、ですが……」」
「主人である俺がいいって言っているんだぞ?そんなバカな事言ってないで早く座れ。もし座らないというのなら、これは命令だよ?」
ヒロトシは、二人の肩を持って、強引に向かいの席に座らせた。
「二人も飲み物でいいよね?」
「えっ?わたし達も注文をしてもいいのですか?」
「そりゃそうだろ。4人席を使っているのに、注文が一人だけっておかしいじゃないか?」
「すいませーん!注文よろしいですか?」
「は~い!」
ホールで、働く女性をヒロトシは呼んで、果実酒を3杯頼んだのだ。
「お客様!当店では、未成年の飲酒は禁じられています。ミックスジュース等はいかがですか?」
「えっ⁉」
「それと、そちらの二人は奴隷みたいですが、奴隷に果実酒を注文されるのですか?」
ヒロトシは、自分が未成年であることを忘れていた。ついつい自分は51歳だと勘違いしてしまっていたのだ。
「ご主人様、お酒は15歳からです。それと、わたし達はやっぱりお水でお願いします」
「ああ。構わないよ。果実酒を2杯持ってきてよ。俺はミックスジュースでお願いします」
「分かりました。では、お代は先払いになりますので、商品が来たときにお支払いをお願いします」
果実酒は2ゴールド、ミックスジュースは1コールドで、商品が来た時、ヒロトシは鉄貨を5枚支払った。
「この飲み物、全然冷えてないな……」
「ご主人様って、どんな生活をしていたのですか?氷なんて、贅沢なものそう簡単に手に入らないですよ」
「だけど、飲み物は冷えていた方が美味しいじゃないか」
「わたし達は、そんな贅沢な暮らしをした事ないから分かりません」
「まあ、いいか……それで、これからの事なんだけど、よく聞いてくれ」
ヒロトシが、話し出そうとした時、席の後ろから肩を掴まれ、誰かに話しかけられた。
「坊主!奴隷に酒を飲ませるなんて、えらく景気がいいじゃねえか!」
「えっ?」
すると、マインとアイがヒロトシに声をかけてきた男に不快感を示した。振り向くとそこには、スキンヘッドのがたいがいい、身長が190cmを超える男がいた。
「えーっと、何か御用でしょうか?」
「いやな。奴隷に酒を飲ますなんて、自分は金を持っていますと言っているようなものだ。ちょっとご忠告をしてやろうとおもってな」
「それはご丁寧にどうも。自分だけ注文して美味しく飲む趣味はないものでね」
「おいおい!つっぱんじゃねえよ。坊主はまだ子供だ。大人の忠告は聴いた方が得だぜ?」
「これが俺の生活スタイルだ。他人のアンタに、どうこう言われる義理はないよ。忠告はありがたく受け取っておくよ」
「ったく……生意気なガキだな!」
ヒロトシのテーブルは不穏な雰囲気に包まれた。すると、先ほど注文を取ってくれた女性店員が、ヒロトシに絡んできた大男の頭をお盆で叩いたのだった。
「貴方は、何をやっているのですか?そんな子供に絡まないでください!」
女性店員は、男の頭を金のお盆で思いっきり殴ったのだ。バア~ンと物凄い音が鳴り、酒場に来ていたお客が全員こちらを見たのだ。
「痛ぁ~~~~~!ジューン!お前は上司になんて事をするんだ!」
「ギルドマスターが、子供にちょっかいかけるのがいけないんでしょ!可哀想に!こんなに委縮しているじゃないですか」
「「「ギ、ギルドマスター?」」」
「ボク……ごめんね……うちのギルドマスターが怖がらせちゃって……ほら!ギルドマスターも謝って!」
「おいおい!なんだよ俺は、この坊主が奴隷に酒など与えているから、忠告をしただけだろ?このまま外に出たら、誰かに絡まれると思ってだな……」
「絡んでいるのは貴方でしょ!」
「俺は絡んでなんかいない!このままではこの坊主が、心配だったから常識というやつをおしえてやろうと……」
「もういいから、ギルドマスターは部屋で仕事をしていてください!この奴隷を見てください。尻尾が震えているじゃないですか。あなたは教えているのかもしれませんが、傍から見たら絡んでいるようにしかみえません!」
「そ、そんな……」
「ボク達ごめんね。ごゆっくりしていってね」
「いたたたたた……ちょっとジューン耳を引っ張るな。痛いだろ」
「やかましい!」
そういって、ジューンと呼ばれた女性店員は、ギルドマスターの耳を引っ張って奥へと消えて行った。
「いったいなんなんだ?」
「今のが冒険者ギルドの、ギルドマスターだったんですね……」
「だけど、ギルドマスターの威厳は無かったですね……」
ヒロトシ達は、ギルドマスターが連れられて行った奥の方をみて、額から汗が流れていた。
「話は脱線したけど、続きを話していこうか?」
「「はい……」」
「それで二人は、俺が商人になるのは反対するわけは、儲けが出ない事を不安に思っているんだよな?」
「そうは言いませんが、普通に考えて、わたし達をオークから助けてくれたあの実力があるなら、絶対に冒険者として活動した方がいいと思います」
「じゃあ、俺の話をしようか。これは絶対内緒で頼むぞ?」
「「わかりました」」
「俺は何で、世の中の事が分からないかというと、この世界の人間じゃなかったからだ」
「「はぁあ?」」
「俺は、地球という星で日本から来たんだよ。ちょっと、分かりにくいかもしれないが、その日本というところで51歳で死んじゃって、この世界の神様ミレーヌさんに転移してもらったんだよ」
「「創造神ミレーヌ様に?」」
「う、嘘ですよね?」
「いや、本当の事だ!それで俺は記憶を持ったまま、こっちの世界で暮らせるように、ミレーヌさんが色々サービスをしてくれたんだ。磨きの技術を持っているから商売の方が向いているんだよ」
「ですが、ご主人様は魔法の実力も持っていらっしゃいますよね」
「それは、元の世界には魔法というものがなかったから、使いたいとミレーヌさんにお願いしたんだよ。だけど戦いのなかった世界にいたから、魔物と戦うのは自信がないというのが理由だ」
「わ、分かりました……しかし、これからお金を稼ぐとなると……」
「それも大丈夫だよ。ミレーヌさんに、店舗購入できるぐらいの資金はもらっているからね」
「ど、どこにそんなお金が?」
「だから、ミレーヌさんからサービスしてもらったって言っただろ?マジックボックスに入れてあるから大丈夫だ」
「スキルまでサービスしてもらったのですか?」
「そういうわけだから、心配しなくても大丈夫だ。店舗さえ入手できればすぐに軌道に乗るはずだからな」
「「わ、わかりました」」
「ご主人様に着いていきます」
「君達には、お店が出来たら受付をやってもらう事にしているからよろしく頼むぞ」
「「はい!」」
ヒロトシたちは、酒場でゆっくりして飲み物を飲んだら、商人ギルドに向かう事にしたのだった。
そして、今日会ったギルドマスターとは、この先良い関係になる事になるとは、この時はまだヒロトシ達も思いもしなかったのだった。
「あの、ご主人様?」
「どうかしたのか?」
「本当に商人になるのですか?磨きより冒険者になった方が儲かると思うのですが?」
「うんうん。わたしもマインの言う通り、ご主人様は魔法使いで冒険者になった方がいいかと思いますよ」
「いや、俺はやっぱり商売がしたいんだよ。それに、冒険者はいつ命を落すか分からないし、町で商売した方が安全でいいだろ?」
「ですが……あの魔法の威力なら冒険者として活躍できるかと……それに商売と言っても、家や店舗を買う資金を稼がないといけないと思いますし、銅鏡を磨く仕事では何年かかるか分かりませんよ?」
「そっか、そのあたりも何も言ってなかったよな。とりあえず、これからの事を話し合おうか」
「「えっ?」」
「いえ……話し合うだなんて、わたし達は客観的に見ても、ご主人様は冒険者に向いていると思いますよ」
「二人にはまだ何の説明もしてなかっただろ?」
そう言いながら、ヒロトシは二人を連れて酒場を探したのだった。この町の酒場は、冒険者ギルドと併設された冒険者の憩いという酒場が安いと教えられて、ヒロトシ達はこの酒場へとやってきたのだった。
「ギルドの酒場って広いんだなあ」
ギルドの2階部分が広いホールになっていて、まだ陽が高いというのに冒険者達はエールやワイン、果実酒を飲んでいて騒いでいた。酒場と言っても食事もできるし、お茶をしている人間もたくさんいたのだった。
賑やかな酒場でワクワクしながら、ヒロトシは席に着いた。
「ご飯はまだ早いし飲み物だけでいいかな?マインとアイは何にする?」
ヒロトシは、メニューを見て二人に話しかけたのだが、マインとアイは席には着いていなくて、ヒロトシの後ろに立っていたのだった。
「あ、あれ?二人ともそんなとこで何をやってんの?早く席に着きなよ」
「私達は奴隷です。ご主人様と同じ席に着けません」
「わたしたちはここで立っていますので、そのまま話してくれていいです」
「何を訳の分からんことを言ってんだよ。そんな冗談はいいから早く座る!」
「「で、ですが……」」
「主人である俺がいいって言っているんだぞ?そんなバカな事言ってないで早く座れ。もし座らないというのなら、これは命令だよ?」
ヒロトシは、二人の肩を持って、強引に向かいの席に座らせた。
「二人も飲み物でいいよね?」
「えっ?わたし達も注文をしてもいいのですか?」
「そりゃそうだろ。4人席を使っているのに、注文が一人だけっておかしいじゃないか?」
「すいませーん!注文よろしいですか?」
「は~い!」
ホールで、働く女性をヒロトシは呼んで、果実酒を3杯頼んだのだ。
「お客様!当店では、未成年の飲酒は禁じられています。ミックスジュース等はいかがですか?」
「えっ⁉」
「それと、そちらの二人は奴隷みたいですが、奴隷に果実酒を注文されるのですか?」
ヒロトシは、自分が未成年であることを忘れていた。ついつい自分は51歳だと勘違いしてしまっていたのだ。
「ご主人様、お酒は15歳からです。それと、わたし達はやっぱりお水でお願いします」
「ああ。構わないよ。果実酒を2杯持ってきてよ。俺はミックスジュースでお願いします」
「分かりました。では、お代は先払いになりますので、商品が来たときにお支払いをお願いします」
果実酒は2ゴールド、ミックスジュースは1コールドで、商品が来た時、ヒロトシは鉄貨を5枚支払った。
「この飲み物、全然冷えてないな……」
「ご主人様って、どんな生活をしていたのですか?氷なんて、贅沢なものそう簡単に手に入らないですよ」
「だけど、飲み物は冷えていた方が美味しいじゃないか」
「わたし達は、そんな贅沢な暮らしをした事ないから分かりません」
「まあ、いいか……それで、これからの事なんだけど、よく聞いてくれ」
ヒロトシが、話し出そうとした時、席の後ろから肩を掴まれ、誰かに話しかけられた。
「坊主!奴隷に酒を飲ませるなんて、えらく景気がいいじゃねえか!」
「えっ?」
すると、マインとアイがヒロトシに声をかけてきた男に不快感を示した。振り向くとそこには、スキンヘッドのがたいがいい、身長が190cmを超える男がいた。
「えーっと、何か御用でしょうか?」
「いやな。奴隷に酒を飲ますなんて、自分は金を持っていますと言っているようなものだ。ちょっとご忠告をしてやろうとおもってな」
「それはご丁寧にどうも。自分だけ注文して美味しく飲む趣味はないものでね」
「おいおい!つっぱんじゃねえよ。坊主はまだ子供だ。大人の忠告は聴いた方が得だぜ?」
「これが俺の生活スタイルだ。他人のアンタに、どうこう言われる義理はないよ。忠告はありがたく受け取っておくよ」
「ったく……生意気なガキだな!」
ヒロトシのテーブルは不穏な雰囲気に包まれた。すると、先ほど注文を取ってくれた女性店員が、ヒロトシに絡んできた大男の頭をお盆で叩いたのだった。
「貴方は、何をやっているのですか?そんな子供に絡まないでください!」
女性店員は、男の頭を金のお盆で思いっきり殴ったのだ。バア~ンと物凄い音が鳴り、酒場に来ていたお客が全員こちらを見たのだ。
「痛ぁ~~~~~!ジューン!お前は上司になんて事をするんだ!」
「ギルドマスターが、子供にちょっかいかけるのがいけないんでしょ!可哀想に!こんなに委縮しているじゃないですか」
「「「ギ、ギルドマスター?」」」
「ボク……ごめんね……うちのギルドマスターが怖がらせちゃって……ほら!ギルドマスターも謝って!」
「おいおい!なんだよ俺は、この坊主が奴隷に酒など与えているから、忠告をしただけだろ?このまま外に出たら、誰かに絡まれると思ってだな……」
「絡んでいるのは貴方でしょ!」
「俺は絡んでなんかいない!このままではこの坊主が、心配だったから常識というやつをおしえてやろうと……」
「もういいから、ギルドマスターは部屋で仕事をしていてください!この奴隷を見てください。尻尾が震えているじゃないですか。あなたは教えているのかもしれませんが、傍から見たら絡んでいるようにしかみえません!」
「そ、そんな……」
「ボク達ごめんね。ごゆっくりしていってね」
「いたたたたた……ちょっとジューン耳を引っ張るな。痛いだろ」
「やかましい!」
そういって、ジューンと呼ばれた女性店員は、ギルドマスターの耳を引っ張って奥へと消えて行った。
「いったいなんなんだ?」
「今のが冒険者ギルドの、ギルドマスターだったんですね……」
「だけど、ギルドマスターの威厳は無かったですね……」
ヒロトシ達は、ギルドマスターが連れられて行った奥の方をみて、額から汗が流れていた。
「話は脱線したけど、続きを話していこうか?」
「「はい……」」
「それで二人は、俺が商人になるのは反対するわけは、儲けが出ない事を不安に思っているんだよな?」
「そうは言いませんが、普通に考えて、わたし達をオークから助けてくれたあの実力があるなら、絶対に冒険者として活動した方がいいと思います」
「じゃあ、俺の話をしようか。これは絶対内緒で頼むぞ?」
「「わかりました」」
「俺は何で、世の中の事が分からないかというと、この世界の人間じゃなかったからだ」
「「はぁあ?」」
「俺は、地球という星で日本から来たんだよ。ちょっと、分かりにくいかもしれないが、その日本というところで51歳で死んじゃって、この世界の神様ミレーヌさんに転移してもらったんだよ」
「「創造神ミレーヌ様に?」」
「う、嘘ですよね?」
「いや、本当の事だ!それで俺は記憶を持ったまま、こっちの世界で暮らせるように、ミレーヌさんが色々サービスをしてくれたんだ。磨きの技術を持っているから商売の方が向いているんだよ」
「ですが、ご主人様は魔法の実力も持っていらっしゃいますよね」
「それは、元の世界には魔法というものがなかったから、使いたいとミレーヌさんにお願いしたんだよ。だけど戦いのなかった世界にいたから、魔物と戦うのは自信がないというのが理由だ」
「わ、分かりました……しかし、これからお金を稼ぐとなると……」
「それも大丈夫だよ。ミレーヌさんに、店舗購入できるぐらいの資金はもらっているからね」
「ど、どこにそんなお金が?」
「だから、ミレーヌさんからサービスしてもらったって言っただろ?マジックボックスに入れてあるから大丈夫だ」
「スキルまでサービスしてもらったのですか?」
「そういうわけだから、心配しなくても大丈夫だ。店舗さえ入手できればすぐに軌道に乗るはずだからな」
「「わ、わかりました」」
「ご主人様に着いていきます」
「君達には、お店が出来たら受付をやってもらう事にしているからよろしく頼むぞ」
「「はい!」」
ヒロトシたちは、酒場でゆっくりして飲み物を飲んだら、商人ギルドに向かう事にしたのだった。
そして、今日会ったギルドマスターとは、この先良い関係になる事になるとは、この時はまだヒロトシ達も思いもしなかったのだった。
1
お気に入りに追加
425
あなたにおすすめの小説
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
おおぅ、神よ……ここからってマジですか?
夢限
ファンタジー
俺こと高良雄星は39歳の一見すると普通の日本人だったが、実際は違った。
人見知りやトラウマなどが原因で、友人も恋人もいない、孤独だった。
そんな俺は、突如病に倒れ死亡。
次に気が付いたときそこには神様がいた。
どうやら、異世界転生ができるらしい。
よーし、今度こそまっとうに生きてやるぞー。
……なんて、思っていた時が、ありました。
なんで、奴隷スタートなんだよ。
最底辺過ぎる。
そんな俺の新たな人生が始まったわけだが、問題があった。
それは、新たな俺には名前がない。
そこで、知っている人に聞きに行ったり、復讐したり。
それから、旅に出て生涯の友と出会い、恩を返したりと。
まぁ、いろいろやってみようと思う。
これは、そんな俺の新たな人生の物語だ。
異世界往来の行商生活《キャラバンライフ》:工業品と芸術品でゆるく生きていくだけの話
RichardRoe(リチャード ロウ)
ファンタジー
【短いあらすじ】
・異世界と現世を往来できる不思議な鏡を見つける
・伝統工芸品を高値で売りさばいて大儲けして、裕福な生活を送る
・ホームセンターは最強()
【作品紹介】
「異世界と日本を行き来できるって、もしかしてすごく儲かるんじゃないか……!?」
異世界に転移できる鏡を見つけてしまった灰根利人(はいね りひと)。転移した先は、剣と魔法のいわゆるナーロッパ世界。
二つの世界を見比べつつ、リヒトは日本の物を異世界に持ち込みつつ、日本にも異世界の映像などを持ち込むことで一儲けすることを企むのだった――。
可愛い亜人娘たちに囲まれる生活もいいが、コツコツ副業に精を出すのもいい。
農業、商業、手工芸、あれもこれもと手を出して進める。
そんな異世界まったりスローライフ物語。
※参考:出てくる工芸品・織物等(予定含む)
江戸切子
津軽塗(唐塗梨子地)
九谷焼(赤色金襴手)
ベルナルド<エキュム・モルドレ>
シフォン生地のシュミーズ
ベルベット生地(天鵞絨)
カガミクリスタル<月虹>
西陣織(金襴生地・七宝柄)
マイセン<ノーブルブルー>
※参考:出てくる金儲けネタ(予定含む)
しいたけ栽培
Amazon Kindle出版
キャンドル作り
仮想通貨マイニング
歌ってみた
Vtuber稼業
イアリング作り
ライトセイバーバトル
※参考:出てきた魔道具(予定含む)
遠見の加護の首飾り
快眠の指輪
匂いくらましの指輪
深呼吸の指輪
柔軟の加護の耳飾り
暗視の加護の首飾り
鼻利きの加護の指輪
精神集中の指輪
記憶の指輪
追放令嬢の叛逆譚〜魔王の力をこの手に〜
ノウミ
ファンタジー
かつて繁栄を誇る国の貴族令嬢、エレナは、母親の嫉妬により屋敷の奥深くに幽閉されていた。異母妹であるソフィアは、母親の寵愛を一身に受け、エレナを蔑む日々が続いていた。父親は戦争の最前線に送られ、家にはほとんど戻らなかったが、エレナを愛していたことをエレナは知らなかった。
ある日、エレナの父親が一時的に帰還し、国を挙げての宴が開かれる。各国の要人が集まる中、エレナは自国の王子リュシアンに見初められる。だが、これを快く思わないソフィアと母親は密かに計画を立て、エレナを陥れようとする。
リュシアンとの婚約が決まった矢先、ソフィアの策略によりエレナは冤罪をかぶせられ、婚約破棄と同時に罪人として国を追われることに。父親は娘の無実を信じ、エレナを助けるために逃亡を図るが、その道中で父親は追っ手に殺され、エレナは死の森へと逃げ込む。
この森はかつて魔王が討伐された場所とされていたが、実際には魔王は封印されていただけだった。魔王の力に触れたエレナは、その力を手に入れることとなる。かつての優しい令嬢は消え、復讐のために国を興す決意をする。
一方、エレナのかつての国は腐敗が進み、隣国への侵略を正当化し、勇者の名のもとに他国から資源を奪い続けていた。魔王の力を手にしたエレナは、その野望に終止符を打つべく、かつて自分を追い詰めた家族と国への復讐のため、新たな国を興し、反旗を翻す。
果たしてエレナは、魔王の力を持つ者として世界を覆すのか、それともかつての優しさを取り戻すことができるのか。
※下記サイトにても同時掲載中です
・小説家になろう
・カクヨム
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる