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プロローグ
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この物語の主人公、小野田博俊(おのだひろとし)は困惑していた。たしか、親会社に商品の納期が間に合わないからと言われ、今日も休日出勤をさせられていたはずなのに、いつの間にか真っ白な空間で目が覚めて、目の前には白のドレスを着た女性が土下座していたのだ。
「博俊様!申し訳ございません!」
「えーっと……ここはどこで貴方はいったい誰ですか?」
博俊はその女性に尋ねると、その女性は申し訳なさそうにゆっくり顔をあげた。
「ここは、天界と現世をつなぐ空間です。そして、私は地球ではない別の世界の神、ミレーヌ=アルフフォードと申します」
「はっ?天界と現世を繋ぐ空間?女神?地球じゃない?どういう事だ?」
博俊は、あまりに突拍子もない事を言う女性に詰め寄ったのだ。
「ちょっと、博俊様。落ち着いて下さい!」
「おちつけって、どういう事だよ!もっとまともな事を言ったらどうなんだ?」
「本当の事です。この空間を博俊様は見たことがあるのですか?ないでしょ?」
その女性に頭や肩を掴まれた感じで、説明をされて博俊は少し冷静になれた。
「夢の中でもないのか?」
「引っぱたいてみましょうか?」
「遠慮する……それでなんでアルフフォードさんと俺はここにいるんだ?」
「私の事はミレーヌとお呼びください」
「ああ、分かったよ。ミレーヌさんこれでいいか?」
「呼び捨てで結構ですよ」
「わかったから、説明をしてほしいんだが……」
「そんなに焦らないでください!ここでは時間が進みませんから時間はいくらでもありますから大丈夫ですよ」
「時間が経たない?本当にここはどういう場所なんだ?それにミレーヌは本当に女神なのか?」
博俊は自分で質問をしていたが、ミレーヌを見て本当に女神のように美しい人だと思っていた。
「そうですよ。地球とは違う世界の神です」
「それで、その違う世界の神様が俺に何の用なんだ?」
「落ち着いて聞いて下さいね。博俊様は地球時間で1週間前にお亡くなりになりました……」
「はぁあ~~~~~?何を言っているんだよ。俺はここにいるじゃないか」
「今の博俊さんは、思念体というか魂だけですよ。自分の手を見てください。見れますか?」
ミレーヌの言った通り自分の手を見ようにも見れなかった。そして、ミレーヌは鏡を取り出し、博俊にその姿を見せたのだ。すると、そこにはただのほわほわした毛玉のような球体が映し出されたのだった。
「こ、これが俺?本当に死んだの?なんで?いつのまに?」
「ちょっと落ち着いて下さい。私の不注意で博俊様は亡くなられてしまったのです。本当に申し訳ございません」
そういって、ミレーヌは博俊に土下座したのだった。
「えっ?ミレーヌのせいで俺は死んじゃったの?なんで俺が死ななくっちゃいけなかったんだ?」
ミレーヌの説明では、地球に視察に来ていたらしく日本の文化を、自分の世界に応用できないかと思い、地球を観察していたのだが、日本はあまりに平和でポカポカ陽気にウトウトしてしまったらしいのだ。
そして、うっかりペンを落としてしまったらしく、それがちょうど博俊の頭に命中してしまったと、ミレーヌは言った。
休日出勤の博俊は、それが原因で脳の血管が破れてそのまま死んでしまった。これが平日で工場に人がいれば救急車なり呼んでもらって命が助かったかもしれないが、一人休日出勤をして作業をしていた為、見つかったのは月曜日の朝の事で、その時にはもう冷たくなっていたそうだ。
「本当にごめんなさい!私がペンを落としたばかりに……」
「でも、ミレーヌは神様なんだろ?俺を又生き返らせたりできるんだろ?だったら問題はないじゃないか」
「生き返らせるのはもう無理なんです……」
「嘘だろ?じゃあ、俺はこのまま天国か地獄に行くのか?そんなの承認できるわけないぞ!もし地獄に落ちると言われても俺は絶対嫌だからな!」
「いえ、ここに呼んだのは、博俊様にお詫びをする為に呼び寄せたのです」
「何だよ……ミレーヌも人が悪いな。やっぱり生き返らせてくれるのか?」
「いえ……博俊様の肉体はもう火葬されてしまっているので、元の世界で生き返る事は出来ません……」
「じゃあ、ただ謝罪する為だけにここに呼んだのか?」
「提案なんですが、私の世界で生き返りませんか?」
「えっ?生き返れるのか?」
「私の世界なら可能なので、博俊様をここに呼んだのです」
「なんだよ。人が悪いなあ。生き返らせてくれるなら文句はないよ。しかし、ミレーヌの世界って日本みたいなところなのか?」
「博俊様に、わかりやすく説明すれば、ゲームのような世界です。剣と魔法の世界と言えば、博俊様にもわかりやすいでしょうか?」
「ちょ、ちょっとまてよ。そんな世界俺には無理だろ?」
「当然、今回は私のせいで博俊様は死亡したので、要望があれば大抵の事は叶えたいと思いますよ。博俊様は、ネットゲームをしたりラノベとかも読んでいたから、そのあたりは詳しいでしょ?」
「ほ、本当か?というより何でそんなこと知っている?」
博俊は、ミレーヌの言う事に驚いた。しかし、ミレーヌはニッコリ笑い、大抵の事は叶えると言ってくれたのだった。
博俊は、研磨職人ではあるが頑固な職人ではなかった。学生の事からネットゲームでMMOをやりまくるほどオタクのおじさんだった。MMOでは、戦闘で戦うより生産職をやり込み、アイテムを作りプレイヤーに売る事の方が楽しかったのだ。
「どうしますか?いくら生産職が好きでも、戦える手段はあったほうがいいですよ」
「それなら、やっぱり魔法を使ってみたいかな?」
「それなら魔道のスキルをあたえましょう。これがあれば一流の魔法使いになれますよ」
「本当か?なんか楽しくなってきたな」
「ただし、レベルは1レベルからですからね?」
「まあ、それはしょうがないかな?育てる楽しみもあった方がいいから頑張るよ」
スキルは1レベルから5レベルまである。1レベルは初心者だが3レベルとなると上級者となる。この世界では4レベルが最高であり達人といわれる人種だ。5レベルまであり、世界のどこかにいるかもしれないが、人外と言われる者だ。
「後はどうしますか?魔法使いで冒険者を目指しますか?」
「いや……やっぱり戦闘は、俺には向いていないから生産をやりたいかな」
「鍛冶屋とか錬金術師とか色々ありますよ?」
「ちょっと相談なんだがいいか?研磨職人になる事は出来るか?」
「研磨職人というのは、ミストラルの世界にはいないですね」
ミレーヌの説明では、今から行く異世界ミストラルには、研磨職人はいないというのだ。博俊としたら、今までずっとやってきた研磨をやっていきたかったのだが無いというのならしょうがなかった。
「そうか……それは残念だ」
「だったら、博俊様がやったらいいですね」
「で、出来るのか?」
「今までの博俊様の経験がありますからできますよ。ただ研磨するための道具がないので、博俊様の専用スキルを作っちゃいましょう!」
「そんなの大丈夫なのか?」
「博俊様が生活しやすいようにする為です。それに、ミストラルの世界に新しい技術が入ることになりますからね。私としても大歓迎ですよ」
「そうか。俺としてもありがたいよ。研磨しか知らないからな。これで生活に安心できるよ」
こうして、ミレーヌは博俊専用スキルの【研磨】と【研磨道具召還】を作ってくれた。研磨は生きているもの以外を磨く事が出来る。
博俊は、お金を払わなくても道具が買えるのはありがたいと思った。磨くのに必要だが、研磨のない世界なのだから売っているはずもなく、ミレーヌは召還という処置をしてくれたのだった。この召還の凄いところは、研磨の仕事で必要と思ったものは召還できる事だ。
つまり、磨く以外に事務処理に使った伝表やボールペン。驚く事に体を洗う石鹸やシャンプーまで出せる事にあるのだ。
石鹸やシャンプーに違和感があるだろうが、研磨の仕事は本当に汚れる仕事なのだ。なので、風呂に入らないと電車とかには絶対乗れない程にドロドロに汚れる仕事で、博俊は会社にある風呂に入ってから帰宅する様にしていた。
「研磨道具は、この世界には無いので、ゴミ箱にちゃんと捨ててくださいね」
ミレーヌは、インベントリである無限収納を与えてくれて、そこにゴミ箱を作り、研磨道具であるプラスチック製品を捨てる様に言ったのだ。
このように、ミレーヌと博俊は時間をかけて、スキルや人物である魂を入れる肉体を考えたのだった。
博俊はこの51歳のまま異世界に行くと思っていたが、12歳まで若返らせてくれたのだった。12歳からギルドに登録できるので、その年齢となったのだ。博俊は12歳になったと喜び、今度の人生では結婚もしてみたいと思っていた。
「これでもう大丈夫ですね」
「ああ!ミレーヌさん色々ありがとう。今度の人生では、前の人生とは違い色んなことをしてみるよ」
「でも気を付けてくださいね。日本とは違い命が軽い世界です。精神面の対処はしておきましたが、油断だけは絶対しない様に!」
「ああ。分かっているよ。本当にありがとう」
「いえ、こちらこそ本当にすいませんでした」
ミレーヌは、不注意で博俊を殺してしまった事を深く謝罪したのだった。そして、博俊は異世界であるミストラルに旅立って行ったのだった。
「博俊様!申し訳ございません!」
「えーっと……ここはどこで貴方はいったい誰ですか?」
博俊はその女性に尋ねると、その女性は申し訳なさそうにゆっくり顔をあげた。
「ここは、天界と現世をつなぐ空間です。そして、私は地球ではない別の世界の神、ミレーヌ=アルフフォードと申します」
「はっ?天界と現世を繋ぐ空間?女神?地球じゃない?どういう事だ?」
博俊は、あまりに突拍子もない事を言う女性に詰め寄ったのだ。
「ちょっと、博俊様。落ち着いて下さい!」
「おちつけって、どういう事だよ!もっとまともな事を言ったらどうなんだ?」
「本当の事です。この空間を博俊様は見たことがあるのですか?ないでしょ?」
その女性に頭や肩を掴まれた感じで、説明をされて博俊は少し冷静になれた。
「夢の中でもないのか?」
「引っぱたいてみましょうか?」
「遠慮する……それでなんでアルフフォードさんと俺はここにいるんだ?」
「私の事はミレーヌとお呼びください」
「ああ、分かったよ。ミレーヌさんこれでいいか?」
「呼び捨てで結構ですよ」
「わかったから、説明をしてほしいんだが……」
「そんなに焦らないでください!ここでは時間が進みませんから時間はいくらでもありますから大丈夫ですよ」
「時間が経たない?本当にここはどういう場所なんだ?それにミレーヌは本当に女神なのか?」
博俊は自分で質問をしていたが、ミレーヌを見て本当に女神のように美しい人だと思っていた。
「そうですよ。地球とは違う世界の神です」
「それで、その違う世界の神様が俺に何の用なんだ?」
「落ち着いて聞いて下さいね。博俊様は地球時間で1週間前にお亡くなりになりました……」
「はぁあ~~~~~?何を言っているんだよ。俺はここにいるじゃないか」
「今の博俊さんは、思念体というか魂だけですよ。自分の手を見てください。見れますか?」
ミレーヌの言った通り自分の手を見ようにも見れなかった。そして、ミレーヌは鏡を取り出し、博俊にその姿を見せたのだ。すると、そこにはただのほわほわした毛玉のような球体が映し出されたのだった。
「こ、これが俺?本当に死んだの?なんで?いつのまに?」
「ちょっと落ち着いて下さい。私の不注意で博俊様は亡くなられてしまったのです。本当に申し訳ございません」
そういって、ミレーヌは博俊に土下座したのだった。
「えっ?ミレーヌのせいで俺は死んじゃったの?なんで俺が死ななくっちゃいけなかったんだ?」
ミレーヌの説明では、地球に視察に来ていたらしく日本の文化を、自分の世界に応用できないかと思い、地球を観察していたのだが、日本はあまりに平和でポカポカ陽気にウトウトしてしまったらしいのだ。
そして、うっかりペンを落としてしまったらしく、それがちょうど博俊の頭に命中してしまったと、ミレーヌは言った。
休日出勤の博俊は、それが原因で脳の血管が破れてそのまま死んでしまった。これが平日で工場に人がいれば救急車なり呼んでもらって命が助かったかもしれないが、一人休日出勤をして作業をしていた為、見つかったのは月曜日の朝の事で、その時にはもう冷たくなっていたそうだ。
「本当にごめんなさい!私がペンを落としたばかりに……」
「でも、ミレーヌは神様なんだろ?俺を又生き返らせたりできるんだろ?だったら問題はないじゃないか」
「生き返らせるのはもう無理なんです……」
「嘘だろ?じゃあ、俺はこのまま天国か地獄に行くのか?そんなの承認できるわけないぞ!もし地獄に落ちると言われても俺は絶対嫌だからな!」
「いえ、ここに呼んだのは、博俊様にお詫びをする為に呼び寄せたのです」
「何だよ……ミレーヌも人が悪いな。やっぱり生き返らせてくれるのか?」
「いえ……博俊様の肉体はもう火葬されてしまっているので、元の世界で生き返る事は出来ません……」
「じゃあ、ただ謝罪する為だけにここに呼んだのか?」
「提案なんですが、私の世界で生き返りませんか?」
「えっ?生き返れるのか?」
「私の世界なら可能なので、博俊様をここに呼んだのです」
「なんだよ。人が悪いなあ。生き返らせてくれるなら文句はないよ。しかし、ミレーヌの世界って日本みたいなところなのか?」
「博俊様に、わかりやすく説明すれば、ゲームのような世界です。剣と魔法の世界と言えば、博俊様にもわかりやすいでしょうか?」
「ちょ、ちょっとまてよ。そんな世界俺には無理だろ?」
「当然、今回は私のせいで博俊様は死亡したので、要望があれば大抵の事は叶えたいと思いますよ。博俊様は、ネットゲームをしたりラノベとかも読んでいたから、そのあたりは詳しいでしょ?」
「ほ、本当か?というより何でそんなこと知っている?」
博俊は、ミレーヌの言う事に驚いた。しかし、ミレーヌはニッコリ笑い、大抵の事は叶えると言ってくれたのだった。
博俊は、研磨職人ではあるが頑固な職人ではなかった。学生の事からネットゲームでMMOをやりまくるほどオタクのおじさんだった。MMOでは、戦闘で戦うより生産職をやり込み、アイテムを作りプレイヤーに売る事の方が楽しかったのだ。
「どうしますか?いくら生産職が好きでも、戦える手段はあったほうがいいですよ」
「それなら、やっぱり魔法を使ってみたいかな?」
「それなら魔道のスキルをあたえましょう。これがあれば一流の魔法使いになれますよ」
「本当か?なんか楽しくなってきたな」
「ただし、レベルは1レベルからですからね?」
「まあ、それはしょうがないかな?育てる楽しみもあった方がいいから頑張るよ」
スキルは1レベルから5レベルまである。1レベルは初心者だが3レベルとなると上級者となる。この世界では4レベルが最高であり達人といわれる人種だ。5レベルまであり、世界のどこかにいるかもしれないが、人外と言われる者だ。
「後はどうしますか?魔法使いで冒険者を目指しますか?」
「いや……やっぱり戦闘は、俺には向いていないから生産をやりたいかな」
「鍛冶屋とか錬金術師とか色々ありますよ?」
「ちょっと相談なんだがいいか?研磨職人になる事は出来るか?」
「研磨職人というのは、ミストラルの世界にはいないですね」
ミレーヌの説明では、今から行く異世界ミストラルには、研磨職人はいないというのだ。博俊としたら、今までずっとやってきた研磨をやっていきたかったのだが無いというのならしょうがなかった。
「そうか……それは残念だ」
「だったら、博俊様がやったらいいですね」
「で、出来るのか?」
「今までの博俊様の経験がありますからできますよ。ただ研磨するための道具がないので、博俊様の専用スキルを作っちゃいましょう!」
「そんなの大丈夫なのか?」
「博俊様が生活しやすいようにする為です。それに、ミストラルの世界に新しい技術が入ることになりますからね。私としても大歓迎ですよ」
「そうか。俺としてもありがたいよ。研磨しか知らないからな。これで生活に安心できるよ」
こうして、ミレーヌは博俊専用スキルの【研磨】と【研磨道具召還】を作ってくれた。研磨は生きているもの以外を磨く事が出来る。
博俊は、お金を払わなくても道具が買えるのはありがたいと思った。磨くのに必要だが、研磨のない世界なのだから売っているはずもなく、ミレーヌは召還という処置をしてくれたのだった。この召還の凄いところは、研磨の仕事で必要と思ったものは召還できる事だ。
つまり、磨く以外に事務処理に使った伝表やボールペン。驚く事に体を洗う石鹸やシャンプーまで出せる事にあるのだ。
石鹸やシャンプーに違和感があるだろうが、研磨の仕事は本当に汚れる仕事なのだ。なので、風呂に入らないと電車とかには絶対乗れない程にドロドロに汚れる仕事で、博俊は会社にある風呂に入ってから帰宅する様にしていた。
「研磨道具は、この世界には無いので、ゴミ箱にちゃんと捨ててくださいね」
ミレーヌは、インベントリである無限収納を与えてくれて、そこにゴミ箱を作り、研磨道具であるプラスチック製品を捨てる様に言ったのだ。
このように、ミレーヌと博俊は時間をかけて、スキルや人物である魂を入れる肉体を考えたのだった。
博俊はこの51歳のまま異世界に行くと思っていたが、12歳まで若返らせてくれたのだった。12歳からギルドに登録できるので、その年齢となったのだ。博俊は12歳になったと喜び、今度の人生では結婚もしてみたいと思っていた。
「これでもう大丈夫ですね」
「ああ!ミレーヌさん色々ありがとう。今度の人生では、前の人生とは違い色んなことをしてみるよ」
「でも気を付けてくださいね。日本とは違い命が軽い世界です。精神面の対処はしておきましたが、油断だけは絶対しない様に!」
「ああ。分かっているよ。本当にありがとう」
「いえ、こちらこそ本当にすいませんでした」
ミレーヌは、不注意で博俊を殺してしまった事を深く謝罪したのだった。そして、博俊は異世界であるミストラルに旅立って行ったのだった。
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